人・企業・地球のコミュニティーマガジン 月刊ガイア 2003年8月号紙上において
対談のため野球解説者の岡崎郁さんが、当社を訪問されました。
以下、対談内容をご紹介いたします。

          ガイア2003年8月号より   

日本古来の伝統を伝える宮大工が
一般建築分野でも実力を発揮
    

   ◎代表取締役          ◎野球解説者

   天野哲也  ×  岡崎郁

江戸時代の創業以来、宮大工として日本の伝統文化を
守り続けてきた同社。現在も社寺や塔の築造、修復を
手掛けている他、一般建築においても優れた技術を
提供している。

岡崎   宮大工として江戸時代に創業され、以来170年の長きに渡って歴史を
      刻まれてきたそうですね。


天野哲也 (以下天野哲) 社長の私は7代目になり、取締役会長の叔父が更に統括
       してくれています。現在は当社の原点である社寺建築を中心に、一般建築も
      手掛けております。


天野澄雄 (以下天野澄) 私どもの代でも、3つの塔を手掛けました。社寺仏閣の築造や
      修復には、日本古来の技術と文化を後世に伝えるという大きな意義があります。
      その中でも、仏舎利を納め仏教のシンボル的存在として崇められている塔の
      建築に携わることは、宮大工の誇りなんですよ。

岡崎    日本の心ともいえる技術を踏襲しつつ、一般建築のフィールドでもご活躍されて
       いるのですね。そんな代表の目に、現在の建築業界はどのように映っている
       のでしょうか。

天野哲  いわゆる欠陥住宅を始め、現在の建築業界は様々な問題点を抱えています。
      これは、工務店や職人に志を持った人間が少なくなってしまったことと、
      目先の利益ばかりをを追いかける風潮に原因があるとおもわれます。
      非常に残念なことですが、そういう現状があるからこそ、逆に当社を信頼して
      下さる方も多くいらっしゃいます。


岡崎   「宮大工が造る住宅」ということで、注目されている分だけ、その責任の重さも
      感じておられるのでしょう。

天野澄  私どもを支えているのは、宮大工として培ってきた技術と誇りです。
      建材を見る目はどこよりも厳しいと自負しておりますし、壁や床下内部といった
      目には見えない部分に至るまで、誠心誠意を込めて作り上げています。


岡崎   ただ宮大工と聞くと、どうしても一般人には手の届かないものというイメージが
      あるのですが・・・。
      

天野哲  技術や誇りを安売りするつもりはありませんが、かといって法外な金額を
      提示することはございません。あくまでもお客様のご予算とご要望を第一に
      私どもの目指すところをご説明しながら形を成していく・・
      そんな風に考えて頂きたいですね。


岡崎   無理な背伸びをしなくても良いということですね。ところで私も、京都や奈良の
      町並み、特にお寺を見て歩くのがとてもすきなんです。先人の技術や精神に
      触れると、何か身が引き締まるような思いがするんですよ。


天野澄  その感覚こそが、長年培われてきた日本文化の持つ力なのだとおもいます。
      それをより多くの方に知って頂けるよう頑張っていきたいですね。  

天野哲  今後も優れた伝統技術の継承をモットーに、当社にしかできない一般建築を
      提供し続ける所存です。それともう1つ、いずれまた塔の建築を手掛けたいと
      思っているんですよ。


岡崎   伝統の宮大工の技術が一般住宅に生かされる。素晴らしいことですね。
   
           
  岡崎氏プロフィール (ガイア紙面より)
       


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