最近、どうなのよ?


あけまして、おめでとうございます

●いつしか、2000年の年も明けすでに、私は、仕事に追われています。ああ、貧乏暇なし。

●3月には、安積警部補シリーズの書き下ろし新作『残照』が、角川春樹事務所から発売される予定です。今回は交機隊の速水小隊長が活躍します。すいません、ハードカバーです。

●このところ、小説推理の連載のために、グラハム・ハンコックだの、ゼカリア・シッチンだのといった、けっこう飛べる本を読みあさっています。おかげで、頭の中は、古代史だの宇宙考古学だののほうに行ってしまっています。だいじょうぶかな……。

●文芸ポストの連載も、小説すばるの連載も、あと一回で終わり。ほっとするとすると同時に、おい、次の仕事は来るんかいと、心配になったりして……。考えてみれば、書き下ろしの仕事が詰まりまくっているのですが、年末からちょっと、弱気になっています。

●いかん、いかん。2000年は、明るくいい年にしよう。

                      2000.1.7


皆さん、よいお年を

●カウンターは、いつの間にか、8000を超え、さらに9000も超えてしまいました。8000をゲットされたのは、豊島区にお住まいのT.Nさん。ご希望どおり、「拳と硝煙」にサインを入れてお送りしました。また、9000ゲットは、大阪府にお住まいのK.Hさん。こちらは、「ST」にサインを入れてお送りしました。

●作った当時は、怒濤のような書き込みをいただいた掲示板も、一段落という感じです。皆さん、どんどん遊びに来てください。

●私は、12月27日から北海道の実家に帰ります。おそらく、メールをチェックできるのは、東京に戻ってきてからになると思います。連載を抱えている身では、正月休みもなく、北海道で仕事をすることになりそう。

●それでは、皆さん、よいお年を。2000年だ、ミレニアムだと言っても、ただ、今日が終わり、明日が来るだけです。恐れず、はしゃがず、地道に生きようと思っている私です。


                          1999.12.26





カウンター、7000を超えました

●カウンターが、7000をこえています。7000をゲットした方、メールをください。ご希望の本にサインを入れてお送りします。

●ようやく、地獄の日々も終わりに近づいています。なんとか、週刊小説と、オール読み物の安積警部補シリーズの短編を書き上げ、文芸ポストの連載を書き上げました。あとは、小説推理と小説すばる。そして、角川春樹事務所の書き下ろし、残り約150枚。

                       1999.11.7.



今野塾は会員募集中

えー、今さらあらためて言うほどのことではないのですが、今野塾は、会員を募集しています。常心門から離れて、独自の道を歩み始めて一ヶ月。草野球ならぬ草空手を楽しくやっています。

●気が付けばいつのまにか、カウンターが6000を超えています。6000ゲットは、東京都の深田優子さん。 私のお気に入りの安積警部補シリーズをご希望ということでしたので、『神南署安積班』にサインを入れてお送りしました。

●今日は、週刊小説に掲載予定の安積警部補シリーズを脱稿。タイトルは『トウキョウ・コネクション』。週刊小説の発売は、11月14日頃。

●風邪が流行っています。東洋医学的に言うと、肩胛骨の間にある風門というツボが風邪の入り口です。このツボが凝っていると、気管支や肺の抵抗力が落ちるのです。肩こりや背中の凝りからも風邪を引くことがあります。全身の血流をスムースにしておくことが肝腎です。皆さんも風邪には気を付けましょう。

                      1999.10.25



 

おお、更新が遅い

●気が付けば10月。更新が遅い。9月は、ロシアへ空手と棒術の指導に行ってきました。モスクワに10日間滞在し、楽しい日々を送ってきました。おかげで、仕事は遅れ遅れ。小説推理で、毎月100枚という連載が始まり、その準備に追われています。これは、オーパーツが絡む、ちょっと怪しげな話。

●10月には、安積警部補シリーズの短編を2本書く予定です。一本は週刊小説(実業之日本社)、もう一本はオール読物(文藝春秋社)です。

●カウンター5000ゲットは、広島県にお住まいの木村静恵さんです。おめでとうございます。ご本人のご希望により、サイン色紙をお送りしました。木村さんは、STの翠ちゃんがお好きだそうです。

                               1999.9.27(実は私の誕生日です)

感激のホームページ

葵那珂さんのホームページに、「警視庁管轄区域というのがあり」、安積警部補とSTのことがかかれています。感激です。夏コミでは、STや安積警部補シリーズ関連を扱うサークルが3つも参加しているそうです。すべて葵さんの関係なのでしょうか? 
●皆さんも一度、ぜひ、葵さんのホームページを訪ねてみてください。

空手の大会が終わった!

●常心門の大会がようやく終わりました。私は、外国人選手を担当していたので、4日から10日までホテルに泊まり込みでした。ホテルマンと旅行代理店、やってました。お手伝いに来てくださった人々に心から感謝します。本当にありがとう。特に楓さんは、入門したばかりで、何もわからずたいへんだったでしょう。申し訳ありません。

カウンター4000

●カウンター4000ゲットは、千葉県の鶴岡さんでした。8月6日にゲットされたそうです。本人のご希望により、サイン本ではなく、サイン色紙を差し上げます。さて、カウンター・ゲットはさらに続きます。今度は5000番。これまでどおり、ご希望の本にサインを入れてプレゼントします。(京極の本に私のサインを入れてくれと言われても困りますが)……


                             1999.8.13


おお、STの大辞典!

楓さんのホームページに、STの大辞典というのがあり、これがまた力作です。これさえ読めば、STのことは、すべてわかると、著者が太鼓判を押します。楓さん、どうもごくろうさまでした。STの大辞典は、楓さんのホームページの安積警部補の部屋の中にあります。

●カウンター3000が終わったと思ったら、もう3500に近づきつつあります。4000はもうすぐです。サイン本プレゼントは、さらに続きます。

●SF大会のやねこんでお世話になった皆さん、どうもありがとうございました。おかげで楽しい2日間を過ごすことができました。

●8月の7,8日の両日、私が所属している常心門という空手の流派の大会があります。7日は国内予選、8日は国際大会です。試合をご覧になりたい方はメールをください。招待券を差し上げます。ちなみに、私は、8日の昼頃から、棒術の演武を行う予定です。

                                1999.7.21



STが書き上がりました!


●ようやく、STの第二弾が書き上がりました。ああ、疲れた。長野県の白馬で開かれたSF大会、通称「やねこん」に出席し、へとへとになって帰ってきた翌日、40枚書いて完成しました。やれやれ。

●風邪がなかなか治りません。もしかして、今話題のハイパー結核だったりして……。あれ、抗生物質が効かないそうですね。

カウンター3000ゲット

●カウンター3000をゲットされたのは、静岡の望月さんです。おめでとう。

●引き続き、カウンター4000をゲットされた方にもサイン本を差し上げます。

●というわけで、今日から13日まで北海道に行ってきます。北海道にある父親のパソコンはスタンドアローンなので、メールやホームページをのぞけません。その間に届いたメールのお返事は13日以降になりますので、ご了承ください。


                      1999.7.8



多忙な日々、STの完成はいつになることやら……

●なんだか、多忙な日々が続いている。引っ越しの余波だろうか。それに加えて、今月は江戸川乱歩賞の選考会などがあり、なかなか原稿が進まない。今野 敏は、乱歩賞の選考会の司会を仰せつかっているのだ。

●推理作家協会賞の授賞式なんぞもあったしな……。香納諒一と、東野圭吾が見事、推理作家協会賞を受賞しました。うらやましい……。

●冒険作家クラブ編、アンソロジー『孤狼の絆』が、発売中です。新推協賞作家の香納諒一も執筆しています。馳星周も書いています。鈴木輝一郎も書いています。斎藤純も書いてます。そして、今野 敏は安積警部補シリーズの新作を掲載しております。ぜひ、お読みいただきたいと思います。アンソロジーには、単発の作品にない楽しみがあります。

●STは、もうじき書き上がります。ほんとうにもう少しです。がんばらねば……。

                             1999.6.27.



当選者発表! です

カウンター2000をゲットされたのは、愛知県の島田さんという方でした。本人のご希望で、サイン本ではなく、サイン色紙を差し上げます。(私ごときのサインでいいのだろうか?)

●カウンター懸賞は、さらに続きます。今度は、3000件目をゲットされた方に、サイン本を差し上げます。

                                 1999.6.4


        

おう、カウンター2000を超えてるぞ


●カウンター懸賞の結果、今日、ついに2000を超えていました。まだ、メールがありません。2000ゲットされた方、ぜひ、メールをください。サイン本を差し上げます。希望の本があれば、リクエストしてください。こちらにストックがある限り、ご希望にそいたいと思います。

                                 1999.6.3



カウンター懸賞

●トップページのカウンターが、2000に近づいてきました。カウンター「2000」をゲットされた方、メールをください。サイン本を差し上げます。そんなもの、ほしくない? まあ、そう言わずに、縁起物ですから……。

●そのメールに、どうしてもこの本が手に入らないのでほしい、などのメッセージを書いてくだされば、こちらにストックがある限り、ご希望に沿おうと思います。

●その代わり、リロードはなしです。ページを開いた瞬間の一発勝負。ジャッジはできませんが、紳士的なプレーを信じています。


ああ、引っ越し……

●突然、引っ越しすることにしました。今より、家賃が少し高くなるのですが、中目黒に一軒家が借りられたので、5月末に移ることにしたのです。それにしても、引っ越しは6年ぶりかなあ。ああ、面倒くさい。いろいろな手続きがあって、引っ越してみると、私ら地球の重力に魂を……、じゃなかった、社会のシステムにがんじがらめに縛られているということに気が付きますね。まあ、それが、我が身を守るということでもあるのですけれど。

●それにしても、金も掛かる。『アキハバラ』が売れてくれないと、夜逃げだぞ、こりゃ……。

●おかげさまで、『アキハバラ』は、映画関係者の食いつき(失礼)もよく、すでに3社の打診があった。……といっても、映画化というのは、100社から声が掛かってようやく一つ決まるという、大穴狙いの博打みたいなもの。真保裕一の『ホワイトアウト』がようやく映画化だもんなあ……。

●6月には、冒険作家クラブの書き下ろしアンソロジーが角川春樹事務所から出ます。馳星周、鈴木輝一郎、香納諒一、斎藤純、そして今野 敏というメンバー。私は、ご存じ、安積警部補シリーズの新作を書きました。ぜひ、お買い求めください。


                                      1999.5.25 



辛い時差ボケの日々


●17日から、22日まで、アメリカに行ってきました。まず、アナハイムのディズニーランド・ホテルに二泊し、朝からディズニーランド回り。この年になると、辛い。辛い旅になぜ出かけたかというと、女房の機嫌を取るためだ。普段、滅多に夕飯もいっしょに食えないほど外出が多いので、罪滅ぼしというわけ。

●それから、ハリウッドのヒルトンに移り、ユニバーサル・スタジオへ。ここは感激しました。アトラクションがショーアップされていて、映画人の心意気を感じます。『ウォーター・ワールド』がおすすめ。5月から始まる『ターミネーター2』のアトラクションも、こっそりと見てきた。1日1回だけテストで上演しているのに、潜り込んだのだ。

●おかげで、目下時差ボケ。明け方の4時頃に目が覚めてしまい、午後になると猛烈に眠くなる。仕事がたまっているというのに……。

●忙しいと言いつつ、今日は鈴木輝一郎が岐阜から出てくるというので、銀座で待ち合わせて飲むことになっているのです。小川竜生や花村萬月、香納諒一、大石英司なんかも来る予定。

●……というわけで、STはなかなかはかどりません。夏には何とか出版したいと思っているのですが……。

●『アキハバラ』が、無事出版されました。この表紙、気に入っております。書店で見つからない場合は、どんどん注文しましょう。それが面倒くさい人は、『本の注文』のページにリンクしてあるクロネコヤマトを利用しましょう。それでも面倒な人は……、私は知りません。

                                 1999.4.27


そして気分は、ST


●安積警部補と、STの青山君が登場する短編、「科学捜査」は、週刊小説の4月16日号(4月2日発売)に掲載されます。さて、短編も終わり、次はSTを書き始めます。

●3月17日に、鈴木輝一郎が上京するというので、飲み会をやることになった。メンバーは、輝一郎に花村萬月、香納諒一、大石英司、それに水島裕子。香納が駄菓子屋でなつかしい駄菓子を大量に仕入れてきて、酒場でソース煎餅やソーセージのフライを食うという妙な飲み会になったのでした。残った駄菓子を、香納はしっかり持って帰ったのだった。

●帰り際、みんなえらく盛り上がり、リレー小説を書こうという話になった。執筆の順番は、@鈴木輝一郎、A大石英司、B香納諒一、C今野 敏、D花村萬月。タイトルは誰が言いだしたか「プレパラート」、その他にも「テ○ドンの日」などというのも候補に上がったが、あぶねえあぶねえ……。さて、このリレー小説、実現するでしょうか……。


                                  1999.3.25


うおーっ。『アキハバラ』が書き上がったぞう。

●現在、3月15日の、午前0時55分。書き上がりました。ああ、放心状態。発売は4月25日。出版元は中央公論新社。よろしくお願いしますね。
                                   1999.3.15



新しいデザインのトップページはどうでしょう?


●気分一新。新しいトップページを作ってみました。といっても、これは、IBMのホームページビルダーにあったテンプレートをそのまま使っただけなのですが……。本人は気に入っています。

●ついでにカウンターを付けてみました。これまで、どうせ、見に来てくれるのは1日に2、3人くらいだろうと高をくくっており、月に一度ほどしか更新をしなかったのでが、なんと、3日で100人を越えてしまいました。これは、、まめに更新をしないとと反省をした次第です。でも、この反省もいつまで続くことやら……。

●いよいよ『アキハバラ』が佳境に入っています。今日明日中に脱稿できるかもしれない。そのあとは、週刊小説の短編。安積警部補シリーズなのですが、STの青山君を登場させることを画策しております。これは内緒の話。(インターネットで内緒もないもんだ)

●それが終わったら、いよいよ『ST』の第2弾に取りかかります。ああ、仕事は果てしなく続くのでした。

                                                   
1999.3.13


パーティー三昧の日々

2月後半は、ちょっとしたパーティーラッシュでした。まず、15日に推理作家協会の新年会があり、19日には、直木賞の受賞パーティー。22日には冒険作家クラブの新年会で、26日には、徳間の大藪春彦賞、SF大賞、問題小説30周年記念短編賞の合同受賞パーティーがあった。久しぶりにみんなに会えるのはうれしいが、ほとほと疲れてしまった。もう、若くないな……。

●推理作家協会でソフトボール部を作るなどという話になり、京極夏彦を誘ったところ、「僕に運動をやれというのですか。チアリーダーならやってもいいですよ」などと言いだすので、私は、命じた。「ならば、加門七海と二人で陰陽師の恰好をして相手チームに呪いを掛けろ」。京極はけっこう乗り気です。「じゃあ、御幣の代わりにボンボンを棒につけて振りましょう」などと言っておった。

●花村萬月とパーティー会場で話していると、どこかのカメラマンがツーショットをくださいと言う。二人で抱き合い接吻のポーズを取ったら、パシャリ。「はい。今度はもっと普通のポーズで……」。あれ、どこのカメラマンだったのかな?

●『アキハバラ』という作品は、スラップスティック風にしようかとも思っていたのですが、書いているうちにかなりマジなハードボイルドになってきました。2月に書き上がる予定が、大幅にずれこんでいます。ヤバイ……。


                                                1999.3.1


今年も大忙しで、どうなのよ?


●1月に、ちょっと長めの短編の締め切りが2つもあり、ちょっとくたびれ果てている。一本は、『冒険作家クラブ』のアンソロジーで、私のほかには、鈴木輝一郎、斎藤純、香納諒一、馳星周というメンツが執筆する。たぶん、夏前には刊行されると思うので、お楽しみに。

●宮部みゆきさんが直木賞を取り、お祝いに、たれぱんだのぬいぐるみとセーターをプレゼントした。宮部さんは、ストレイシープのポーや、ドラエモン、たれぱんだといった、動物キャラものが大好きなのです。

●年明けは何かと忙しく、これがはじめての更新となりました。みなさま、あけましておめでとうございます。昨年、メールをくださった皆様。できるかぎりお返事を書くようにしておりますが、一部、不義理があったかもしれません。この場で、お詫びいたします。

●現在、中央公論社の長編を執筆中。秋葉原でドタバタの騒動が起きるという物語で、タイトルは『アキハバラ』。そのまんまやんけ。

                                        1999.1.29


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