目次
−−−  野外恥辱1 恥辱の記憶  −−−
 S線の朝のラッシュ。いつものように痴漢をしていると、パンツの中に三角柱の形をした物体を入れている娘に出会った。
 位置的には股下部分。お尻の谷間を割るように収められている。
 これは何だ?痴漢歴10数年をゆうに超える彼・大輔でもこんなものにぶち当たったのは初めてだった。
 一昔前に痴漢撃退用の電気ショックなどをスカートの中に仕込む商品があるにはあったが、それとは明らかに違う。
 相手が抵抗しないのをいいことに、パンツのゴムを引っ張って手を中に進入させる。
 いつもならここで生尻全体を撫で回し、その柔らかさを堪能するところであるが、今回ばかりは物体に向けて手を伸ばした。
 物体は股下部分にあるから手を深く入れなければならない。
 ほとんどの場合途中で嫌がられる。さらに執拗に抵抗する場合はあきらめるのだが、嫌がる様子はない。
 もっとも、物体が気になってしょうがない大輔は抵抗されたところでやめる気もさらさらなかったわけだが。
 かなりすばやく手を突っ込んだので物体にはあっという間に到達した。
 三角柱の形をした物体の感触は木だ。異様に酷使したと思われる表面の感触は妙に懐かしい。そう、幼いころに遊んだ積み木のような…。
 そう、積み木だ。長さ10センチ、1辺4センチ程度の正三角柱の形をした積み木だ。
 紺のブレザーを身にまとう女子高生が、積み木を学校で使うというのだろうか?いや、使うとしてもこんなところに入れるものか?
 疑問はさらに深まった。かに思えたが、股間に食い込む三角柱という状態をイメージした瞬間、全てのなぞが解けた。
 三角木馬だ。
 立っているときはパンツの弱い収縮力で股間に押し当て…いや、ただ単に股下に挟み込む異物感を楽しんでいるのかも知れない。
 座っているとき…座学の授業中は三角木馬としての性能をフルに発揮して、彼女の全体重に相当する加重で彼女の股間をえぐるのだろう。
 まじめに授業を受けているその裏では卑猥な行為に走っているという姿を想像して、大輔はニヤリと笑みを浮かべた。
 大胆に触れると判断した大輔はバッグからボールペンを1本取り出した。
 周りに気取られないようにボールペンにツバを塗り、彼女のスカートの中へ。
 パンツを脚の付け根まで下ろして積み木を抜き取り、ボールペンの先を添えた人差し指を尻の谷間に潜らせる。
 意図的だろうか、尻に力が入っていないのでさらに奥へ潜らせるのは簡単だ。
 指先を谷間でスライドさせる。ほんの少し動かしただけで目的のくぼみが指先に触れた。
 一瞬だけキュッと締まるが、すぐに緩まった。
 自分でもめったに触らないであろう自分の一番汚いところを見知らぬ異性に直接指先をあてられて、女子高生は困惑した表情を浮かべるが抵抗する様子は見みられない。
 そこで駅に到着。と言ってもここで乗る者はいても降りる者などいやしない。
 大輔の指先が女子高生の肛門に触れたままの状態で片方のドアが開く。
 こらえきれずに数人がホームに落ちるが、さらに乗ろうという乗客とともに人の壁を押して乗り込んできた。
 ただでさえ満員だった車内がさらに詰められる。その詰められる勢いを利用して…ズブッ、ズブブッ!
 今までうつむいてじっとしていた女子高生の口が大きく開き、反射的に大声が出そうになる。
 が、大声を出すために息を吸ったところでどうにかこらえた。
 というより、肛門に入った異物が気になって肛門に力が入らず、そのせいで全身から力が抜けて声を出すこともできないのだ。
 そもそも、今声を出したら恥ずかしいという思いもあったので反射的に出るものでなければ意図的に出さないようにしていたであろうが。
 最初は指先が肛門を弄んでいたので、痴漢の指が入ったのかと思った。しかし違う。
 はっきりとは分からないがそんなに太いものではないし、何より曲がったりしない、まっすぐな棒のようなもの…。
 人並みが押されて揺れるたびにそれが痴漢の手によってより中へ押し込められそうになる。
 そのたびに肛門の周りの肉が中へ引きずられるような激痛があって反射的に腰を前に逃がすのだが、痴漢の押し込む力のほうがわずかに強くて、少しずつだが棒が中へ中へと入ってしまう。
 どれくらい入ったのだろう、それすらわからない状態でドアが締まり、電車は動き出した。
 痴漢はこれからどうするつもりだろう。さらに深く刺すつもりなのか、逆に抜くのか、あるいはこの状態で弄ぶのか。
 ひょっとしたら手を前に回してくるのかもしれない。そうしたら女として一番大事なところを触られてしまう。
 女として一番大事なところ、人として一番恥ずかしいところ、どちらの方が触られたら嫌なんだろう。
 変なことを考えながら彼女は痴漢の次の挙動を待った。
 しかし痴漢は以外にもそれ以上は何もせず、下ろしていたパンツをきちんとはかせたのだ。
 思ったよりも長く出ている棒の先がパンツに触れている。
 棒がパンツに垂直にあたっていないのとパンツの収縮力とのせいで中に入っているほうの先端が直腸に変な刺激を与えていて正直痛い。
 しかも痴漢がスカートの上から棒の先を探り当ててぐりぐりとまるでゲームのジョイスティックのように動かして痛みを増強させてくれる。
 その痛みをこらえていると電車は終点に到着した。
 ほっとしてこの痛みの元をどうにかしなければと降りていく人並みに乗って彼女も降りるが、そこでふと気がつく。
 このお尻に刺さっているものは簡単に抜けるのだろうか…?
 慌てて痴漢であろう真後ろの男を見ると男はついて来いとばかりに手招きしてきた。
 人の流れに逆らってついていくとそこはホームの突端だった。
「ちょっと、コレ、抜いてよ。強引に入れるからまだ痛いしぃ」
 まわりに人がいなくなって、やっと口を開く。
「そんなにいやか?こいつよりも刺激があってよかろうと思ったんだがな」
 1辺4センチ、長さ10センチほどのオレンジ色をした正三角柱を手の上で弄びながら言う。
「そ、それは…」
「こいつを股下に挟んだまま椅子に座ればさぞや気持ちいいんだろうな。だからもっと気持ちよくなるようにしてやったんだ。
 ホームの突端に立てられた鉄製の柵に二人とも手をかける。
「よくなんかない。今も痛いんだしぃ」
 そういえば、さっきからずっとお尻に手を回して時折パンツを引っ張っている。
「それにこのままじゃ椅子に座れないしぃ」
 確かに。かなり長く出ている今の状態のまま座ろうとすれば出ている分がそのままズブズブと直腸の奥へ突き刺さることになる。
 そのおぞましさを考えたら素直に座ることはできないだろう。
「仕方ないな。とってやるから、この柵の上にできるだけ深く座ってみな」
 言われた通りに深く座るとお尻が丸々柵の外へ出るようになる。
 前かがみ気味になるがバランスが悪くなるので、両足を柵に絡ませてどうにか落ち着いた。
 大輔は柵に座った彼女のすぐ隣に腹を柵に押し付けるように寄りかかって彼女のお尻へ手を伸ばした。
 スカートは短いので柵に引っかかることなくたれている。そのおかげで下から手を回すだけでパンティに直に触れる。
 ボールペンによって中央部分が突っ張っているそれを、その部分に刺激を与えないように脱がして大輔は直接彼女のお尻を触った。
 尻の中央にはしっかりとボールペンが突き刺さっている。
 それに触れただけで彼女は苦々しそうな何とも言えない表情を見せた。
「俺が引っ張るから、ウンチをするみたいに気張ってみな」
 しかし…、
「だめだよぉ。変に引っ張られたら踏ん張れないよぉ」
「じゃあ引っ張らないから1人で踏ん張ってみな」
 が、ボールペンが細すぎるせいか、やはり出てこない。
 彼女いわく、違うモノが出てしまうとのことで中断した。
 結局引っ張りながらジワジワと抜く方法が取られた。
「うー、痛いよぉ。中身が全部引っ張り出されるような感じだよぉ」
 バランスを取るためにほとんど動かせない体をジタバタさせながら泣き言を言う。
 そんな状態の彼女に大輔はちょっとしたイタズラを施した。
 何もできずに空ばかり見上げている彼女の体にワイヤーを巻きつけたのだ。
 ワイヤーは柵とつなげて鍵をかける。
 そしてボールペンが抜けきった瞬間。大輔はポケットから素早く出したピンク色の物体を彼女のスカートの中に滑り込ませた。
「えっ、あっ、何を!?」
 スカートの中でブチュッと何かをつぶすような音がした。というか、そう言う感覚が彼女の全身に走った。
 思わず見下ろした痴漢の手にはつぶれた、つまり使用済みのイチヂク浣腸が乗せられていた。
「な、何てことすんのよ。…トイレに行ってくる!」
 バッと柵を飛び降りて走ろうとした彼女だったが…、
「えっ!?」
 腰と両手の自由がきかずに走れなかった。
「何よ、これ…?」
「見て分からんか?ワイヤーロープだ」
 浣腸の効き目を知っている彼女は慌ててワイヤーロープに手をかけるが外すには鍵が必要だった。
「外してよ。モレちゃうじゃない」
「慌てないで考えてみなよ。ここから一番近いトイレはどこにある?駅ビルが休みだから、駅のコンコースの向こうだよ」
 ここからだと走っても5分では着けない。何よりこんなラッシュ時間に走れるはずもないから10分はかかるだろう。
「だったらどうしろって…。まさかここで…」
「人の大勢いるコンコースのど真ん中でもらすよりマシだろう?」
 ギュルギュルッ!
 話の最中に彼女の腹が鳴り始めた。
「お、もう?良かったね。さっき走ってたら多分改札あたりで漏らしてただろうよ」
 あきらめた彼女はその場にしゃがもうとした。
 しかしワイヤーロープが張っていてしゃがめない。
「さっきみたいに柵に座ればいいのさ」
 つまり柵を洋式便器に見立ててウンチをしろと言っているのだ。
 それが最も得策らしいと判断した彼女は言われた通りに柵の上に座った。
「ちょっと向こうに行っててよ」
「何で」
「何でって…できるわけないでしょ、人が見てる目の前で」
「できないならしなければいい。俺は気にせんぞ。ま、行けと言うのなら行くが、一度行ったら2〜3時間は戻らんぜ」
「もう戻ってこなくていいよ」
「いいのか?ワイヤーロープの鍵は外してやらんぞ。液で柔らかくなったウンチは飛び散るぜぇ。特に肛門の周りに。それを拭かんでしばらく放っておいたらどうなると思う?乾いてパリパリになって、するとそこが痒くなるんだ。かぶれるんだ」
「出したら拭くわよ。常識…」
 言いかけて言葉がとまった。
 拭こうにも両手にもワイヤーロープがかけられているから拭けるわけがないのだ。
「…行く前に鍵を外してよ」
「やだよ。どこかに行っちゃうだろ」
「用が済んだら行くよ、当たり前じゃん!」
 大輔はクスリと笑って彼女に近づいた。
「諦めて俺の前でウンチしちゃいな。手伝ってあげるから」
 さっきと同じように彼女の隣に立った大輔は彼女のスカートの中に手を伸ばし、肛門に人差し指と中指をあてがった。
「ひっ、や、やめろぉっ」
 もらさないようにキュッと締めている肛門に外部からの刺激は強すぎる。
 しかし大輔はそんなの知ったことではないと、指を立てて肛門に挿入し始めた。
「やだ、うそ、ちょっと…やあ、やめて、やだってば…っ!」
 言葉空しく大輔の2本の指はどちらも第2関節まで潜ってしまった。
「くうっ…うっ」
「指先が中に届いたよ。熱くてドロドロした感触があるね」
「くっ、はっ、はあっ…」
 聞こえていても彼女はこらえるのが精一杯で乱れた吐息しか返せない。
 返事がなくてはつまらないとばかりに大輔は指をさらに深く刺して中でグニグニと動かした。
「くうっ、おっ、おねがいっ。はっ…あっ。う、動かさ…ああっ…ないで…っ。で、出ちゃう…!!」
 もう自力では押さえられなくなった頃、大輔が指を抜いたとたんに出るだろうと互いに分かってきた頃、彼女はもう衰弱しきって大輔に身を任せていた。
「おねがぁいぃ…。もう、楽にさせてぇ…」
 出したくても指が邪魔で出すことができない。
 生理的にはもう出すか、吐くか、気絶するかしなければどうしようもないほどになっていた。
 そんな廃人寸前の状態なのに大輔はまだある時を待っていた。そしてそれは間もなくだった。
「言うのを忘れてたけど、この柵の向こうってなんだか知ってる?」
 柵の向こうは線路しかないはず。彼女は振り返って確認することすらできずにそう思った。
「開かずの踏み切りっていってね、ラッシュ時には1時間は開かない踏み切りがあるんだ」
 それを聞いて彼女はちょっと考えた。
 言われてみればそんな踏切があった気がする。それもかなり近くに。
「でも、やっとラッシュアワーも終わりだ。開かずの踏み切りが開くよ」
 大輔が言い終わる前に車の音や人のざわめきが耳に入った。まるで止まっていた時が動き出したかのように。
 この人は何が言いたいんだろう、そう思って大輔を見たとき、大輔はニヤッと笑った。
 そのとき彼女は全てを悟った。
「だめっ!今、抜かれたら…!!」
 その瞬間、彼女の声に踏切を渡る人々の目が彼女に集中し、大輔の指がついに抜かれた。
 ブバババッ!!!
 もう止めることは出来ない。
 地上よりも1メートル以上もあるホームの上に立つ1メートルほどの柵の上からの強烈な排便。
 何十人もの人が立ち止まって見上げ、何十人もの人が通りすがりに見ていく。
 車の運転手たちも何事かと速度を落として見やっていく。
 彼女が恐る恐る振り返ると、何十、何百もの視線が自分に向けられていた。
 あまりのことに身体がガクガクと震え出す。
 制服を着ているから身元がバレる。いや、それどころか観衆の中に自分と同じ制服の娘もいるではないか。
 穴があったらなんてものじゃない、今すぐこの世から消滅したいくらいの衝動が彼女を襲う。
 逃げ出したい。とにかくこの場を離れたい。しかし鍵が…。
 そう思ったとき、カチリと言う音がして手首を見ると鍵が外された音だった。
 ほかの2箇所もとうに外されていた。
 一瞬迷ったものの、彼女は柵を飛び降りてノーパンであることも、まだ拭いていないことも忘れて走っていった。
 こうして痴漢の手にはパンティが。現場には汚物が。踏切には人や車の渋滞が残った。
 その場から逃げ、トイレに駆け込んだ彼女は人々の視線のおぞましさを思い出して体を震わせていたが、尻のねっとりとした感触に気付いてトイレットペーパーを大量に手に取った。
 パンツは痴漢に取られてしまった。
 スカートの裏側にも少し汚物が着いてしまった。
 よく見ればルーズソックスにまで汚物が飛んでいる。
 汚物を拭けるだけ拭いて最後にもう1度肛門を拭いて外に出た。
 小さな布切れでもないと心細いなどと良く言われるが、そんなことはどうでもいい。
 踏み切りのほうから現場に行ってみると人だかりはなくなってはいたが、悪臭と汚物はしっかりと残っていた。
 …あそこに座ってみんなの前でウンチもらしたんだ…。
 結構見上げるような高さだ。
 …この仰角だと、漏らしてる瞬間のお尻もモロに、見られたかな…。
 ミニスカートのウエストの部分を折ってさらに短くしていたのだ、見えていないわけがない。
 …もう、どうでも良くなっちゃったな…。
 彼女のすぐ脇を車が走り抜けるたびに短いスカートがほのかにめくれるが彼女はそれすら気にせずに呆然と立っている。
 学校ではとっくに授業が始まっている時刻になっても突っ立っていたのだが、昼少し前には彼女の姿はなくなっていた。
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