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−−−  第1章  −−−
 闇市はいつも面白いものが売っている。
 ほとんどが実用品だが、中にはガラクタなんかもある。
 俺が買ったこの小瓶もある日まではガラクタと一緒だと思っていた。
 何しろ、使い道が全く分からなかったのだから。

「フォッフォッフォッ。お前さん、新顔じゃな。もっとも、ここに来る客の殆どは新顔じゃがのぉ」
 何気なく入った店でいきなりこう言われた。
 いつもの俺ならば怒っているところだがこのオヤジ、中々憎めない。
「そうじゃの、お前さんにはこれがいいかも知れん」
 そう言ってオヤジが俺に渡したのはスプレーの付いた小瓶だった。
 ぱっと見、香水のようにも思えるが、余りセンスの良くない瓶だ。
 中には何も入っていない。
「何だよ、これは?こんなもん、どうしろっていうんだ?」
 手に取ってはみたがすぐにウインドーケースの上に置いた。
「どう使うかはお前さんの好みじゃよ。但し、うちの店では商品の説明は一切せん」
 その意味ありげな言い方に俺は興味を持った。
 そして買ってしまった。

 始めは使い方など確かに分からなかった。
 だが、中に水を入れておいたのだがそれを香水と間違えた女が臭いをかごうとスプレーした直後に、いきなり寝てしまったのだ。
 どうやら男にも効くらしい。
 そして生命の危険がないかぎり、きっかり30分間は起きない。
 あのオヤジ、俺のことを見透かしていたのだろうか?
 俺は客の少ない平日の昼間にボックスシート付きの列車に乗った。
 この時間帯、ボックスシートは連れがいない限り一人で座っている。
 列車内を一通り見て小説に目をやる女子高生に的を絞った。
 反対側を含めた周りのボックスシートには誰も座っていないが、俺はあえて少女の隣に座った。
 少女は少し不審そうにしたが再び小説に集中した。
 手を入れたバッグから小瓶を出した俺は即座に少女の口許へスプレーした。
 何事かと顔を上げたのもつかの間、少女が読んでいた小説は床に落ち、少女のまぶたは閉じられた。
 窓枠にもたれかかって完全に無防備になっている。
 まずはスカートを捲り上げた。
 文学少女に似合わない張りのある太股が可愛いパンティーから伸びている。
 スカートを彼女の腰回りに巻き付け、ベストのボタンに手を掛ける。
 次にブラウスのボタン……。
 薄ピンクのブラに包まれる乳房はBカップと言ったところか。
 我慢し切れず、左のブラの中に手を入れて乳房を引き出すと茶色い乳首が露出した。
 つまむと独特の感触がする。
 乳首をつまみながら乳房を揉むと何と心地良いことか。
 空いている左手で少女のパンティーを脱がしにかかる。
 座っているためになかなか脱がせず、結局途中から両手を使って一気に脱がした。
 横から見えるお尻のラインは座っているために若干潰れているものの十分に奇麗だ。
 パンティーのゴムが緩いのか余りはっきりとした跡は残っていない。
 パンティーをバッグにしまい込んで少女の足をぐっと広げた。
 黒いヘアをかき分けて複雑なスリットを露出させる。
 一応周りを気にしつつ、バッグから油を出すと少女の下腹部に垂らした。
 薄いヘアならばそのまま流れ落ちてしまうであろう量だが、大量の油はヘアにまとわりついて垂れる事はなさそうだ。
 まるでシャンプーでもするかのように少女のヘアに油を塗りたくる。
 ヘアに十分に行き渡ったころに今度は手をさらに下に這わせた。
 少女のそこは湿り気こそあるものの、濡れてはいない。
 しかし、油塗れの指はいくら少女のそこが狭くとも簡単に入り込んだ。
 絶対に起きない眠りに入っているというのに、少女の肢体は指1本きりしか入れていないというのに、ぴくんっと反応した。
 その指を抜いてさらに下に這わせる。
 座っていようとも、いや座っているからこそ肛門は簡単に責められる。
「う、うあ、ぁ…」
 眠りながらも上ずった声が漏れる。
 中指が第2間接までずっぽりと入った。
 人差指を少女のスリットに再び挿し込む。
 少女の足が無意識のうちに閉じようとする。
 少女の左足を窓枠に付いている小さなテーブルに引っ掛け、右足を俺の膝に乗せた。
 これで少女の足はさっきよりも広がった。
 肛門から指を抜こうとすると…、
「あく、あく、く……」
 肛門がキュッと絞まる。が、強引に抜いた。
 両手で小陰唇を広げ、薬指で陰核を突く。
 陰核はすぐに膨らみ、皮を割って頭角を表した。
 指を2本、すっと挿し込む。
「あひっ」
 その時、腕時計のカウンターが0を指してアラームが鳴った。
 眠らせてから28分経った合図だ。
「ちっ」
 俺は舌打ちをすると片胸をブラから出したままブラウスとベストを元に戻した。
 時計を見ると29分直前である。
 少女の右足をテーブルから降ろす前に左足を右足と同じ高さに持ち上げた。
 今まで見えなかった少女の肛門のシワがわずかに見えるようになった。
 バッグから冷水の入っている浣腸器を出し、ほんの100ccを少女の直腸へ流し込む。
「ひっ、くっ」
 時計ぱ29分50秒を差している。
 あわててパンティーもはかせずにスカートを元に戻した。
 直後に少女の目が開く。
 俺は何事もなかったかのようにバッグの中を整理し、手にべっとりとついた油を拭き始めた。
 少女は直腸の異常な冷たさを不思議に感じながらも床に落ちてしまっていた文庫本を拾おうと屈んだ。
 ブチュッ!!
 文庫本にあと数センチで右手が届くと言うときに少女の動きが一瞬とまり、左手で腹を押さえた。
 わずかだが、漏れたらしい。
 その後ゆっくりと屈んで文庫本は手に出来たが腹を押さえる手は2本になり、少女の息が少しずつ荒れてきだした。
 よりにもよって次の駅まではしばらくかかる。
 少女はトイレを探そうと頭を上げ車両の前と後ろを見た。
 この車両にトイレはない。
 少女のお尻に力の入る様が目に浮かぶ。
「どうかしたの?気分がわるそうだけど?」
 少女がつらそうに溜息付いたのを機に、そしらぬ振りで少女に声を掛けた。
「あ、いえ……」
 見知らぬ男に腹の不調を訴えても仕方がないと思ったのだろう。
「トイレを探してるようだけど、この列車にはないはずだぜ。10数分我慢すれば駅に着くだろ。我慢できなくなったら言うといい。簡易トイレをあげるから」
 そんな恥は晒せないと少女は首を横に振ったが、このままでは時間の問題だ。
 事実、それから5分もしないうちに少女の方から声を掛けてきた。
「すいません、簡易トイレを……」
 俺は紳士的ににっこりと笑うとバッグからビニール製の簡易トイレを取り出した。
 袋を破って広げる。
 それを見ていた少女はやっぱり止めればよかったかと脅えている。
「さ、パンツを下ろしてここにまたがるんだ」
 ボックスシートの真ん中に椅子とほぼ同じ高さに簡易トイレを用意する。
 少女は驚いて俺を見る。
「そ、そんな。一人で……」
「大の方をしたいんだろ?1人でやるとこぼすぜ。それに…」
 他にも色々と理由を付けて強引に納得させる。
 どんなに羞恥心があろうとも生理現象には勝てない。
 少女は観念して立ち上がると両手をスカートの中にいれた。
 両手を中に入れて少しすると少女の顔色が変わった。
 はいていたはずの下着がない。
 動揺しながらもスカートを半分くらい上げて靴を脱ぐと片足を向かいのシートに乗せ、もう片方を今まで座っていたシートに乗せた。
 そして俺の用意する簡易トイレにまたがった。
 ボックスシートの向かい合うシートの間は結構ある。
 足を大きく広げたまま少女は簡易トイレ目掛けて腰を落とした。
 左手で窓枠をつかんで電車の揺れに準備する。
 俺から尻が見えないようにスカートの長さを調整する。
「何してるんだ。しっかり上げておかないとおつりが来たときに汚れるぜ」
 おつりとは落ちた汚物の跳ね返った物のことだ。
 制服のスカートが汚れるのは困るはず。
 少女は覚悟してスカートを全て腰回りにまとめた。
「そんなにジロジロ見ないでください」
 スカートの裾をぎゅっと掴んで押し殺した声で訴える。
「見ないと位置が分からないからな」
 少女のこぶりなお尻を下から覗いて肛門の位置を確認する。
 さらに簡易トイレのビニール越しに指で肛門を撫でる。
「ひゃっ」
 排便を我慢する肛門には撫でるという行為だけでもかなりのショックらしい。
「まず、ここだな」
 こんどは少女の前に回って少女の前を見る。
 濃い陰毛の下に大きく広がるスリットが見える。
 当然、小陰唇は盛り上がってスリットから溢れている。
 寝ている間に勃起させておいた陰核もちょこんと顔を出している。
「もう一箇所は……ここだな」
「きゃうっ」
 陰核のすぐ下にある尿道口を素手の人差指で探り当てた。
 そのまま少し上に上げて陰核をなぞる。
 陰核を押さえるような状態で手の動きを止めた。
 少女は動きの止まった俺の指を見て驚いている。
「君も簡易トイレの淵を持って」
 俺は少女に有無を言わせぬように指示を出した。
 ビニールを3隅で持つわけだから口は大きく開く。
「さ、いいよ」
 いいよと言ってもすぐには出せまい。
 と、思いきや余程我慢していたのか音を気にしながらも排便を始めた。
 同時に小水が出る。
 控えめな音と特有の臭いが車両一杯に広がる。
 時折おならを出しながら、排便は5分近く続いた。
 俺はその間ずっと、陰核を撫で続けていた。
「あ、あの。終わりました」
 少女の声が多少上ずっている。
 恥ずかしさ故か、興奮故かは分からない。
「そう。じゃちょっと簡易トイレを離すから持ってて」
 簡易トイレの前側を彼女に持たせ、俺は片手でバッグを漁る。
 出すものはもちろん……
「あ、いいです。自分で……」
 俺の出したティッシュを見てかなり焦って言う。
 だが、少女が言い終わる前に俺の持つティッシュは少女の股下にある肛門をえぐるようにして拭き始めた。
 排便のための座り方なので肛門は大きく開いている。
 1本目の指は簡単に入った。
「あ、何を…っ!?」
 続けて2本目は流石にきつく、諦めて指を抜いた。
 新しいティッシュを用意して股下を通ってスリットに触れる。
 小水の雫を拭う振りをしてかなり乱暴にスリットの中に指を押し込む。
「あ、そ、そんな……」
 片手で身体を支え、片手で簡易トイレを持つ少女に抵抗の術はない。
 ティッシュ越しに少女の熱さを感じる。
 中を軽く拭いてすぐに指を抜く。
 ティッシュを簡易トイレに捨て、今度は直に指を入れた。
 2本の指が簡単に入る。
「いやっ、やめて…」
 少女の手が震えている。
 どうにかして止めさせようとしているが、そのためには汚物の入った簡易トイレを離すか、電車の揺れをこらえて窓枠から手を離さなければならない。
 少女はシートに簡易トイレを置こうと腰を向かいのシートに寄せだした。
 俺は置かさせまいと少女の内壁をこちら側へ押し寄せた。
「あ…あ…あ…っ」
 少女は必至だ。
 俺はとどめとばかりに開いている指で少女の肛門に指を挿した。
「きゃうんっ」
 少女の腰がぐっと持ち上がって動きが止まる。ちょうど相撲の取り組み前のような格好だ。
 おかげで全てが俺の目の前に晒された。
「あっ……」
 少女は焦って腰を下ろそうとした。
「下げるなっ!!」
 俺の威嚇に少女の尻はぴくりと反応して再び止まった。
 わずかに屈むだけで少女の肛門が鼻先につく。
 排便したばかりのそこはまだ異臭を放っているが、俺はその下のスリットに舌を這わせた。
「いや、いや……」
 身動きの取れない少女は震える声で拒絶している。
 かわいそうに思った俺は少女に助言をしてやることにした。
「膝で立てばいいんだ。両足の膝から下全部で支えれば窓枠を持つ必要はない」
 少女は震えながら片方ずつ足の置き方を変えた。
 そして空いた手を股間へ持っていこうとした。
 俺はその手をつかみ、簡易トイレを持つ少女のもう片方の手と一緒に押さえ込んだ。
 簡易トイレの口を閉じると下に落とし、バッグから紐を出す。
 その紐で少女の両手を縛り付けた。
 その間も俺の舌は少女の陰核やスリットや肛門を舐め続けていた。
 俺は舌を動かしながら両手をそのスリットの側に近付けた。
 両側の小陰唇をつまむといきなり左右に引っ張り広げる。
「きゃあっ」
 少女は縛られながらも必至にやめさせようと両手で俺を押す。
 抵抗するたびに舌が時折、目一杯スリットの奥に入る。
 何度かやり取りしているうちに少女の手の力が弱まり、声がなくなってきた。
 それに反比例して少女の女の輝きが増してくる。
 立ち上がると一気に少女の女を責め上げる。
「あっ、あっ、あっ、いっ……」
 しばらくして少女は果てた。
 事後、少女の女を滴る血ごと舌で奇麗にしてやった。
 代わりに俺の男を少女の口で奇麗にさせ、1発抜いてから抜き取った。
 ティッシュで軽く拭き、それを簡易トイレに捨てる。
 Gパンの中にイチモツをしまうと泣き崩れる少女を尻目に俺はその場を立ち去った。
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