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−−−  第4章  −−−
 闇市はいつも面白いものが売っている。
 ほとんどが実用品だが、中にはガラクタなんかもある。
 俺が買ったこのランプもある日まではガラクタと一緒だと思っていた。
 何しろ、使い道が全く分からなかったのだから。

 なぜこんなものを買ったかと言うとそのランプが何となく「アラジンと魔法のランプ」に出てくるランプに似ていたからだ。
 蓋を開けたり、擦ったり、色々やってみたが結局は何も起こらず諦めて本来の用途であるランプとして使おうと火を付けたそのときだった。
[良くぞ付けて下さいました。私しめはランプの精でございます]
 出てきたのは透けた絹をまとった見た目20歳そこそこの女性だった。
 と言っても彼女はかげろうに映った幻影のようにはっきりとしていない。
[願いを3つ、叶えて差し上げます]
 ここまで来れば後はお決まりだろう。
「願いを言う前に聞きたいことがある。願いに制約はあるのか?」
[本来ならば質問に対する回答を求めることも願いに含まれてしまうのですが質問の内容を考慮してカウント外に致します。結論から申しますとございません。喩え世界の破滅が願いであったとしてもすぐに叶えて差し上げます]
 危ないやつだ、世界の破滅などとは。
 そもそも俺はそんな物騒で自分の得にならない願いなど、それこそ願い下げだ。
 しばらく考えて1つ目を切り出した。
「まず、苦労しない一生を送りたい。当然、病気や事故・怪我の類は一切なく、欲しいと思ったものはいつでも手に入れられる。仕事もハードなものは決してしない」
 ランプの精がうなづいた。願いを聞き入れたということだろう。
 俺は続けた。
「2つ目は俺がセクハラをしたらその間はその相手の女は内気になって抵抗できない状態にして欲しい。例えば俺が町中や電車の中で女の尻や胸なんかを触りだすとどんなに気が強い女でも静かになってじっと我慢するようになるんだ」
 またもランプの精はうなづいた。
「3つ目は…俺が“ランプの精の願いはもういい”というまで無限の願いを君が聞き入れること」
 ランプの精は一瞬焦ったようだ。しかし、少し間をおいてうなづいた。

 俺はさっそく町に出るべく電車に乗った。
 車内を見渡し、がらがらの電車の中で敢えて女子高生の左隣に座る。
 座った瞬間にスカート越しに少女の太股を撫でた。
 少女は一瞬驚き、こちらを見たがすぐにうつ向いてしまった。
 少女のスカートのファスナーは彼女の左前に付いてる。
 俺はファスナーを降ろし、その中に左手を入れた。
 右手はスカートの左下を引き上げている。
 その間にも左手は奥に向かっている。
 彼女の太股が徐々に見えてくる。
 さらにスカートを腰まで上げると少女の下着の横側が俺の視界に入った。
 スカートを腰の上の方に押し上げるときにブラウスの裾も一緒くたにする。
 そしてパンティーの上裾から人差指を入れそれをずり降ろし始めた。
 と言っても、少女は座っているからそう簡単には脱がせない。
 ある程度まで脱がしたら手をお尻の方からぐいっと押し込み始める。
 座っている状態というのは結構お尻が開いている状態なので少女自身の重さをなんとかして真下にまで入れられれば肛門やヴァギナに容易に触れる。
 どうにかして肛門に指が触れるとそこがキュッと絞まった。
 それでもしばらくこねていると、まず中指が入り続けて人差し指が入る。
 そのころ左手は少女の陰毛を掻き分けていた。
 見ると少女の手は震え、目はぎゅっとつむられている。
 肛門へはすでに2本とも第2関節まで侵入を許されている。根元までは間もなくだろう。
 時折筋肉のリングにピクピクッ、ググッと締め付けられる。
 左手がやっとスリットにつく。
 ぴたっと閉じられた足のせいでなかなか入れなかったのだが強引に開かせたのだ。
 だが開かせて触ったと言っても座っている状態では豆もろくに触れない。
 俺は諦めて左手をスカートから抜いた。
 そして少女の膝の上に置かれていたバックを立たせる。こうすると胸まで隠れる。
 これならば前に座る他人に感付かれまい。
 ブラウスの腹部辺りのボタンから外し始め、第2ボタンまでを外す。
 1番上のボタンを外すと全てがはだけてしまうので残念だができない。
 それにそこまでやらなくとも十分である。
 ブラウスの下はすぐにブラジャーだ。
 ブラジャー越しにまずはさっと撫で、続けて軽く揉む。そしてぎゅっと握る。
 少女の上半身がピクンッと反応する。
 何気なく見ると他からは見えないが俺の位置からは少女のBカップ程度の白いブラジャーが見える。
 俺はそれを見ながらその浅いカットの上の方から手を入れた。
 揉みながら乳首を探す。
 見つけるとそれをつまんだまま手を外に出した。
 ピンクとはいえないが薄茶色のそれが露出する。
 まだ成長し切れてない乳房は青い果実に例えられるようにまだ堅いが水々しい肌をしている。先端は実のへただ。
 俺は少女の尻と胸の感触をその後、しばらく堪能してあてもなく電車を降りた。

 街中では歩きながら目に付いた女性の身体をここそこと触っていく。
 大抵の娘は触られた瞬間驚きを見せるが、ランプの精の約束通りに内気になった。
 しばらくすると元に戻るようだが、胸をぎゅっと掴んで痛がらせても文句の1つも言ってこない。
 そのまま服の中に手を入れて胸を直に揉んでも同様だ。
 その女性の身体に飽きたり、もっと良い女性を見つけたら新たな女性に切替える。
 時には胸だけでなくお尻や股間を触ったりもする。
 無論、その女性が内気になって何も言わないにしても、周りの目があるためにおおっぴらなことは出来ない。
 露出プレイと言うものがあるにはあるが、それとはまた別の話だ。
 フレアスカートの後ろの部分を捲ってパンティ越しにお尻どころか股間を触ってもみた。
 後ろから触るわけだから、最初は俺だと分からずに逃げようとしたり、怒鳴ろうとしたりする。しかし俺と分かった途端に内気になるのだ。
 いきなり股間を触った時も同様だった。
 流石にその場でイクことはないが、濡らすぐらいは平気でする。
 信号待ちでは思春期ぐらいの女の子のスカートを下着ごと脱がしてみた。
 女の子は何も出来ずにまだつるつるの股間を両手で隠すだけだった。
 まだ可愛いお尻はまるだしで、周りの者たちは驚いて様子を見ている。
 うつむいていた女の子は、涙をぽろぽろと流し始め、片手で涙を拭き続けた。
 信号の色が変り、俺が歩き始めると、他の者たちも気になりながらも歩き始めた。
 と、一人の女性がその女の子に近づき、下着をはかせ、スカートを直した。
 俺はそれを横目で見つつ、軽く笑みを浮かべてその場を去った。
 どの女性も俺が去ってしばらくするとランプの精の効き目が切れるらしく、どの女性も乱れを直したり、思い出したように怒り出したりするようだが、ひょんなことで再び俺に出会っても覚えていないようだった。
 夕方になり、人通りの少ない裏路地を独りで歩く女性を見つけると俺は駆け寄った。
 帰宅途中だったらしいその女性を捕まえ、その場で素っ裸にさせるとバックから濡れていないアソコにイチモツを突っ込んだ。
 女性は叫び声も挙げられずに苦痛に耐えている。
 濡れていない分、俺への刺激がきつい。
 最中に中学生らしい坊主が驚きながら通り過ぎていった。
 その視線に気付いた女性は一言「いや」とだけ言って涙を流した。
 事を済まし終えると丁寧に女性に服を着せてやった。
「どうして…?」
 その行為が女性には意外だったらしい。俺はただの気の迷いだとだけ言ってその場を去った。
 
 満員電車に乗った俺は気が強そうだが美形の女の後ろに立った。
 すぐにスカートをめくる。
 途端に願い通りに女はじっとした。
 スカートの後ろ全部を女の腰に押しつけ、まずはパンスト越しのパンティを見る。
 パンストをすぐに脱がし、さらにパンティを降ろす。
 すると女のお尻が露わになった。
 お尻の割れ目を両手で広げ、汗ばんだ谷間をなぞり肛門を見つける。
 そして用意してあった浣腸を……。
 差しただけでは分からなかったようだが注入を始めると女の表情が変った。
 1つ目はいっきに注入する。
 液の入っていた部分をしっかり押し潰し、液が全部入るようにする。
 いちじく浣腸の球型の部分は4つ折になり、俺はそのままそれを女の肛門の中へ押し込み始めた。
 女は肛門を堅く締めているが思ったより簡単に入ってしまう。
 指の第1間接ほども押し込むと指だけを抜いた。
 そして2つ目、3つ目はゆっくりと注入し、終えるとそれらも女の肛門に押し込んだ。
 最後に指を肛門の中に残す。
 指先に3つ目の浣腸のケースが当たっている。
 恐らく先に入れた2つはすでに直腸の奥にあるだろう。
 時折緩んだり絞まったりする肛門の力が指に伝わる。
 3つ注入するのに3分は掛かった。その間に駅1つ、過ぎている。
 乗客のほとんどが降りる駅までにまだ3つは止まる。
 その都度、すでに列車は満員だというのにさらに人が乗ってくる。
 この込み方では途中下車は不可能だし、ほとんどの客が降りる駅まではまだ10分は掛かる。
 そもそも途中下車という行為は抵抗ということになるからランプの精との約束通り、出来るはずはない。
 女の前に片手を回し、乳房を揉み出すころに次の駅に着いた。
 ドアが開き、誰も降りずに新しい客が乗る。
 女の胸を揉む手が女の胸と前にいる男の背中に挾まって胸に押しつけられる。
 同時に、肛門に突き差している指はさらに深く突き刺さった。
 女はと言うと…
 俺と女の前にいる男とに挾まれて腹をひどく押された。
 しかも、今もかなりの圧で押されている。
 肛門は何とか漏らすまいと必至に閉じている。
 取敢ず、今の圧迫を乗り切れば次の駅まではたまに来る波をこらえるだけで済む。
 ドアが閉まる瞬間、とどめとばかりに駅員が全体を押し込んだ。
 指が第2間接まで入ってしまった。
 その瞬間、
「んっ!!」
 女の肛門が力の限り絞まっていたのに、俺の指が栓となっていたのに、女の腹筋も押し潰されまいと踏ん張っていたのに、俺の指の横を抜けて液体がわずかだが漏れた。
 女がはっとする。
 しかしすぐにうつ向く。
 電車は次の駅に向かって走り出した。
 第2間接まで入っている指の先は直腸に出てしまっている。
 3つ目のケースは他の2つと一緒に奥に行ってしまった。
 胸を揉んでいた手は女の服のボタンを乱暴に外している。
 4〜5個外し、引っ張ると片胸のブラが露出し、そのブラを強引にずらすと女の乳房が露出する。
 女の前にいる男の背中に女の乳房が直に当たるが、背広を来ている男には気づかないだろう。
 露出した乳房を下から持ち上げるように揉み上げる。
 親指と人差指で乳首をつまんでこねまわす。
 しばらくいじっていると乳首は立ってきたのだが、女は感じる所ではないようだ。
 片胸をそのままに手を下にさげる。
 緊張している腹筋を撫でてさらに下へ。
 女の股間をスカートの上から押す。
 気持ちは後ろにさがろうとするのだが、さがれば肛門への指がさらに深く突き刺さるのでできない。
 もっとも、満員電車の中で逃げることなど出来ないのだが。
 スカートの前を一気にめくり上げる。
 パンストとパンティーは後部が足の付け根まで脱がされているためにぎりぎり毛が隠れるところまで下がっている。
 それをさらに下ろし、毛と言わず恥丘と言わずスリット全てを外気に触れさせた。
 と、次の駅に着く。
 ドアが開くとドアにより掛かっていた何人かが勢い余ってホームに降りるがそのまま去ろうという者はいない。
 誰も降りようとしないのを確認するとまた乗車を試みだす。
 女の生の乳房が再び男の背広に押しつけられだす。
 Dカップはあろう乳房が見事に押し潰されるのが俺の位置から良く見える。
 再び女の腹部と肛門への拷問が始まる。
 顔を見ると相当踏ん張っている様子が伺える。
 脂汗とわずかな涙が女の化粧を少し落とし始めている。
 肛門に入る指はついに根本までしっかりと入ってしまった。
 前を触る手は女の股間をぎゅっと握っている。
 ドアが閉まる瞬間、さっきの2の舞はしまいと、女は全身で踏ん張った。
 そのかいあってか、さっきよりも強い圧迫だったのに漏れなかった。
 女の息が荒くなってくる。
 もう限絵に近いのだろう。
 そういえば肛門が欲求の波にきつく絞まる間隔がかなり短くなっている。
 俺は構わずに女の女の部分をまさぐり始めた。
 片方の小陰唇を下方へ目一杯下げる。
 その小陰唇全体を撫でながら中指を上に上げ、もう片方の小陰唇との間に刺す。
 人差指で陰核を突いて弄ぶ。
 小陰唇つまんでいた薬指を外し、中指のあとを追わせる。
 次いで陰核をいじっていた人差指が続く。
 陰核の相手は親指が代わりをする。
 小指は何も出来ずに会陰でじっとしている。
 女はどの行為に悶え苦しんでいるのかは分からないが、鼻では追い付かず口で呼吸をして、目をつむりうつ向いている。
 3本の指は子宮口で止まっていたのだが、濡れるのを待つほど時間はない。
 一気に親指の根本まで押し込んだ。
「うっ」
 女はさっきから声をこらえていたが、さすがに小さいながらも声が漏れた。
 男の指3本は確かにきついが中は思ったよりも広い。
 一旦抜くと暇にしていた小指を薬指に添えて再び差し入れた。
 やはりきつい。
 女は痛みから逃げようと爪先立ちになって腰の位置を上げた。
 満員電車の中ではそのままでいることは簡単だ。
 しかし、腰の位置が高くなったことで俺は一層触りやすくなってしまった。
 指4本を膣口に咥え、陰核を親指で嬲られ、その後ろにある肛門では指1本を咥えながら便意を堪え、片胸を露出させ、全身から冷や汗を滴らす女。
 瞳には涙が光っている。
 そんな涙が俺のサディスティックな心を浮き立たせ、手の動きを早めさせた。
 しかし、そんな時間も長くは続かない。
 間もなく駅に着く。
 名残惜しいが、膣口から指を抜き、肛門に指を差したままでパンティーとパンストをきちんとはかせた。
 肛門の指を抜いても良かったが、恐らく抜いた瞬間にその刺激で爆発すると考え、思い止めたのだ。
 指をいつ抜いてやろうか、考えているうちにホームに止まった電車のドアが開いた。
 肛門に指が刺さったまま女は歩き、とうとうそのままホームに降りてしまった。
 さっきまで露出していた片胸は人波に押されているうちに服が覆ってしまったようだ。
 ホームは込んでいるので今のところは俺と女の状態は見られていないが、現状を誰かに見られたら俺の方がヤバくなる。
 階段の少し手前で俺はついに決行した。
 流れに乗りながら女との距離を徐々に広げ、手ごろになったところでタイミングを見計らい、一気に指を抜いた。
「んんっ」
 女の動きが止まりそうになるが、流れに逆らえずに歩きつづける。
 俺の手はまだ女のパンティーの中に入っているが、感触から察するに漏れはしなかったようだ。
 すぐにでもしゃがみたいのだろうが出来るわけがない。
 さっきまで指が入っていた肛門を歩きながら揉む。
 女の足が階段の第1段目を踏んだとき、これが最後、と肛門をぎゅっと押してパンティーから手を抜いた。
 そのまま女のあとを追ったが、女は腹に手を押さえながらトイレに消えていってしまった。
 10分もしないで出てきた女は元の気の強そうな雰囲気を漂わせて人込みに消えていった。
 そして俺も人ごみに消えていった。
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