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−−− 第5章 −−− |
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闇市はいつも面白いものが売っている。 ほとんどが実用品だが、中にはガラクタなんかもある。 俺が買ったこの針もある日まではガラクタと一緒だと思っていた。 何しろ、使い道が全く分からなかったのだから。 単純に針と言っても普通の縫針ではない。人のツボに刺す細長い治療用の針なのだ。 がらくたとは言っても市販されているツボの本を買ってきて少し勉強すれば何とかなると思っていたのだが、実は思った以上に難しいことが分かって諦めてしまった。 諦めようと思いながらも本を見ながら、なにげに自分の足にその針を刺したときだった。 なんと全身の感覚がなくなったのだ。いや、動かすことは出来るのだが、触っても触ったと言う感覚も触られたと言う感覚もないのだ。 焦って針を抜くと途端に感覚が戻る。 中国では麻酔の代わりに針を打つ。その方法だと今回のように感覚だけがなくなるらしい。 恐らくこの針は体のどこに刺してもこのような効果が得られるのだろう。 そう言うことならば、密着して隠れて触る電車痴漢に向いている、俺はそう判断した。 俺はさっそく朝のラッシュがすさまじい埼京線上り電車に向かった。 しかし…この女にしようと決めて針を刺した途端、女はその場に崩れてしまったのだ。 そんなバカな!俺は慌てて自己保身のあまりその場を去ろうとしたが、針を刺したままではまずい。俺は通りがかった親切な人を装い、女に手をかけた。 「大丈夫ですか?」 いつもの俺からは絶対発せられる事のない言葉を使い、女を起こす振りをして女の手首に刺した針を何とか抜いた。 途端に女は普通の状態に戻り、自力で立ちあがった。 「あれ…どうしたんだろう、私。どうも済みません、もう大丈夫です」 立ち上がると女はそそくさとどこかに行ってしまった。 残された俺はどうしてこうなったのかが理解できずに呆然と立ち尽くしてしまった。 いずれにしても自分で実験したときと結果が違ったことは事実だ。もう一度自分に刺してみようかとも考えたが、あの女みたいに崩れるように倒れて身動きできなくなると厄介だ。 きちんと確認するには現状を理解できる人間がもう一人必要だ。 俺は久しぶりに奴隷を呼ぶ事にした。 奴隷とは、タイムストッパーを駆使してアナル拡張をしてやった一人の女子高生だ。 奴隷にしたばかりの頃はよく呼び出して性のはけ口として使っていたのだが、最近はあまり会わなくなってしまった。 おもちゃにしていた頃、おもしろ半分で拡張した結果、前後の穴にそれぞれ1本ずつ大の男の腕が入るほどになってしまい、あまりの不気味さに敬遠するようになってしまったのだ。 もっとも、その頃の言い付けを守って今でも週1ペースで自らが盗撮した同性のビデオを送ってくるあたりは、奴隷としてオチた証だろう。 授業のさ中であろう午前中だと言うのにファーストフード店に呼び出すと奴隷はあっという間にやってきた。 「ご主人様、お呼び頂きありがとうございます」 そんな風に呼べなどと言った覚えはないのだが、マゾに目覚め、俺の行為を愛ある行為と勝手に勘違いして以来、俺の事をこう呼ぶのだ。 近くに座っている他の客たちが一斉に俺たちを見る。が、知った事ではない。 「よう。久しぶりだな。下着はつけてないだろうな」 軽い挨拶のつもりで言ったのだが、次の瞬間、奴隷は躊躇することなくその場でスカートをめくった。 顔を真っ赤にして一瞬で下ろしたが、ツルツルの股間はしっかりと見て取れた。 数人の視線が奴隷に集中する。奴隷自身もその視線に気づいていて、それで悦びを感じているようだ。 奴隷は薄く笑みを浮かべると、俺の正面に座った。 「胸も…ご覧になりますか?」 ヤマンバのごときガングロコギャルとは全く正反対の清楚な、清純派アイドルとして売り出せそうなかわいい顔を色っぽく歪ませてそんな事を言われては下半身がうずいてしまう。 が、今日はそれが目的ではないし、この奴隷をいまさら抱く気にはなれない。 気を取りなおして背もたれに寄りかかった。 「ちょっとこいつを刺してみろよ」 そう言って差し出した針を受け取り、奴隷はそれをじっと見つめた。 「また例のアイテム…?それともただの針でしょうか?刺すなら乳首がよろしくて?」 脇のファスナーを上げてセーラー服を軽く持ち上げると、以前よりも成長した乳房の下の部分が俺の視界に入った。 「どこでもいいんだ、とにかく刺せば」 興味なさそうに言い放つと、奴隷はつまらなさそうに顔をゆがませてセーラー服のすそから手を離した。 「分かりました。刺しますから、今日は久しぶりにエッチして下さい」 「おまえから命令されるいわれはないな」 「命令ではないです。お願いで…」 「どっちでも同じだ。そもそも口答えできる立場か?」 その言葉で奴隷としての取るべき立場を思い出したらしく、口を閉じて針を持ちなおした。 広げた左手をテーブルの上に置き、右手に持った針の先端をゆっくりと左手の甲に近づけていく。 先端が皮膚に触れ、張りのある皮膚がわずかにくぼむが、奴隷は躊躇することなく力をこめた。 奴隷はわずかに目を細めたが…。 「え…、痛くない?」 俺のときと同様に感覚が麻痺したようだ。3つのケースで考えうる違いと言えば、他人に刺した場合と、個人に刺した場合だが…。 果たして違いはそれだけかと考えたとき、針の形が妙に気になった。この針はその気になれば逆にも刺せるのではないか? 「おい、ちょっと逆向きにして刺してみろ」 「逆、ですか?」 「ああ、針の向きを逆にして刺してみるんだ」 そして奴隷が言われた通りにした瞬間。 奴隷は言葉もなく全身の力を失ってイスの背にもたれてしまった。 さっきの女と同じだ。まるで植物人間のような…。 やはりこういうことだったのか。間違って運動神経を断ってしまう側を自分に刺していたら今ごろとんでもない事になっていただろう。 奴隷の手を取って軽く振ってみるが、何ら反応すらしない。 これではつまらないかと奴隷の左手の甲に刺されたままの針を抜いてやった。 「ハア、ハア…。怖かったぁ」 震える身体を押さえるように身を屈めた奴隷はそれだけをつぶやいた。 「怖い…?感覚があったのか」 「は、はい。針を刺したときの痛みはないんですが、刺してから急に身体が動かなくなったんです。その後、急激に全身の感覚が研ぎ澄まされたと言うか、神経に集中してしまったと言うか…。ご主人様に手を握っていただいただけで…」 たった今まで震えていたはずなのに、しゃべりながら染めたホホに手を当てて照れている。 こいつはそれほどまでに俺に抱かれるのを待っているのだろうか。柄にもなくいとおしく感じてしまった俺は奴隷を連れてラブホに入ることにした。 以前よく世話になっていた、制服のままでも入れる行き付けのラブホが近くにある。奴隷も勝手知ったるという風に嬉々としてラブホ街へ歩き出した。 平日の午前中。ラブホ街は閑古鳥が鳴いているかと思いきや、結構な人通りがあり、慣れないと入るのに勇気がいる。 が、行き付けのラブホは通りから1本入ってすぐのところにあり、勇気などこれっぽっちもいらない。 入ると真っ先にSMルームを選ぶはずの奴隷が、今日に限って普通の部屋を選んだ。 俺もそのつもりだったので何も言わずにエレベータに乗って3階に上がった。 エレベータから降りるときにはすでに全裸になっている奴隷と共に部屋に入る。 入った途端、奴隷はすたすたとベッドに向かい、その上にごろりと横になるとずっと持っていた例の針を手に刺した。 ・ ・ ・ (あ、身体が動かなくなっていく。さっきと一緒だ) 人と言うのは身体が動かなくなるとこれほどまでに神経が研ぎ澄まされていくものなのか。背中に当たるシーツのシワの寄り具合まで感じ取れそうな気がしてくる。 目も視界や焦点を変えられないだけでぼんやりとならば見る事が出来る。 (聴覚も問題なく機能してるみたい) 視界に入らないところで服を脱ぐ音が聞こえる。これがよく描写に使われる布ずれの音なのか。 そう思っていたらぼんやりとした視界に人影が映った。 (そういえば初めてご主人様がこの身体を触ったときも身体が動かせなかったっけ) 今は針で身体が動かせないが、あの時はロープでベッドに縛り付けられていた。そんな状態でご主人様は敏感な胸を握り、処女の股間をなぞり、ウブな少女にとっては存在すら知られたくないお尻の穴に指を突き立てたのだ。 あのときのことを思い出すと今でもお尻の穴がむずがゆくなる。 思えばあれが自分にとってマゾの始まりだったが、慣れてしまった今では、あの感覚はまさしく過去のものとなってしまっていた。 しかし今まさにその感覚がよみがえりつつある。 ご主人様の手が乱暴に胸をつかんだ。 反射的に神経が身体をビクリと動かそうとするのは分かるのだが、だらりとしたままの身体はわずかでも動く様子がない。 (イ、イタイッ) ご主人様が乱暴につかんだ勢いのまま乳首をぎゅっとつまんだのだ。 いつもなら痛いくらいのほうがいいのに、過敏過ぎるせいか、痛いだけで感じられない。 もっと弱くしてと言いたいのだが口が動かせない。 このままではずっと痛いままになってしまう…、そう思っていた矢先にご主人様の責め方ががらりと変わった。 つまんでいた指を放し、痛みで立ってしまった乳首を触れるか触れないかの強さでさすり始めたのだ。 (あ…気持ちイイ…) くずぐったいような感じだが心地よい。心地よさは次の行動でさらに増した。 動かない身体にご主人様が覆い被さり、首筋から耳にかけて舌を這わせ始めたのだ。 (ああ、この感じ…そう、この感じ!!) 愛液の発生に運動神経は関係ないようで、あっという間に股間から液が滴り始めた。いつの頃からか、被虐でなければ感じなくなっていたと言うのに…。 (ああ、気持ち良いのに動かせない…) 実は直接的な被虐ではないが、身体が動かせないと言う拘束感、その動かせない身体を別の人に触られていると言う異常感がこの身体を高めているのだった。 運動神経をカットされたために極限まで高められた感覚神経が感じやすさも同様に高めている。 気持ち良さに身を任せているとご主人様の舌はゆっくりと下がりはじめた。 顔のパーツを舐めていた舌はゆっくりと下降して乳房のところへ来ると、右の乳房の周りで円を描きつつ更に下がっていく。 (もっと、もっとおっぱいを攻めて…!!) 腹筋のわずかに浮き上がっている縦筋をなぞってヘソに舌先を突っ込む。 (くああっ、だ、だめえっ) いつもならご主人様ののごつい腕を平気で飲み込むスリットを持っているというのに、体が動かないと言うだけなのに、かわいいおヘソに舌先を入れられただけで上気してしまう。 (は、あ…っ) 今からこんなに感じてしまっていたら、アソコを触られたらどうなってしまうんだろう…、そんな恐怖と期待が入り混じる中、ご主人様の舌はヘソも超えてさらに下腹部へ下り始めた。 (く、くるっ!!) 恥丘でわずかに蛇行していた舌先が更に下への移動を再開したのだ。 まっすぐ降りれば、一番感じる“豆”にすぐに到達する。あと2センチ、1センチ…。 (あ!?) あとホンの少しで触れるはずだったのに、ご主人様の舌先はわずかに逸れて左の大陰唇をなぞり始めたのだ。 (はああっ) 今触られれば一気に上り詰められただろうに、それをさせてもらえないもどかしさが、しごくゆっくりと上り詰めさせる。 大陰唇を下った舌先は会陰を通って反対の大陰唇を今度は登り始めた。 (こ、こんどこそ…ふあぁ!ま、また!?) びちょびちょのスリット周りを舐めたおかげですべりの良くなった舌先はまっすぐに“豆”に近づいたのに、またしても直前で方向を変えてしまったのだ。 舌先は今度は内モモを這って足先を目指し始めたのだ。 (そ、そんな…こんなに気持ちいいなんて…!!) いつもは自分が奉仕しているご主人様が今は自分に奉仕してくれている、そんな倒錯的な状況がこれほど感情を高ぶらせようとは、彼女自身も思わなかったようだ。 舌先は内モモから膝を舐めまわし、ふくらはぎを舐め、くるぶしを舐め…。 (あ、あ…ご主人様が…そんな、汚い…) かかとからつま先へ、足の裏の真中を一筋で舐め上げて、さらに親指を口に含んだのだ。 (はああっ) ホンの数時間とは言え、めったに洗わない革靴や上履きに包まれていた足はそれなりに汚れ、すっぱい臭いだって放っているかもしれない。そんな足を躊躇することなく舐めまわしてくれているご主人様に、再び愛を感じずにはいられない。 身体が動かせるものならば、今すぐ起き上がってご主人様を抱きしめたい、そんな衝動に駆られるが、やはり身体は動かせない。 意識はあるのに、ベッドにだらりと横たわるだけの身体は快感だけを伝えてくるだけで、自分からは何も出来ない。 そんなもどかしさゆえか、動かない身体の代りに股間を溢れんばかりに濡れさせている。 いや、溢れんばかりではない。もう溢れて滴り、シーツには大きなしみが出来あがっているのだ。 右足の親指を口に含んでいたご主人様は、びちょびちょになった親指を口から出し、親指と人差し指の間に舌を伸ばした。 慣れていなければくずぐったいものであるが、身体は股間から愛液をあふれさせることで快感をあらわにした。 (も、もうだめ…やめて…気が狂っちゃう…) そんな口に出せない思いなど通じるはずもなく、ご主人様はそこを十分に舐めると人差し指を口に含み、そこも十分に舐め終えると中指、薬指、小指と舐め続け、その指の間も舐め終えると今度は左足に移った。 (あ、まだ反対側も…ふうっ、はあっ!) 精神的には何度もイッているのだが、身体のほうもやっと大きな反応を示し始めた。 今までまったく動かなかった身体が、時折ビクビクと痙攣を起こすようになったのだ。 その痙攣が精神面に大きな影響を及ぼしているようで、小さな痙攣ならいざ知らず、大きな痙攣を起こすとそれだけでイッてしまう。 このままだと本当に気が狂ってしまう、そう思ったとき、やっとご主人様はつま先から口を離してまっすぐ股間に近づいてきた。 「おい、こんなところで小便漏らすなよ」 そんなご主人様の声が遠くに聞こえる。違う、それは違う、そう言いたいのに口は動かないし、何より意識が朦朧としていて口が動いたとしても声を発することは出来そうにない。 もどかしく感じている間にご主人様の舌先は股間に到達し、そのままご主人様は身をいったん起こしてしまった。 起こしたといっても、次の動作のための準備だとすぐに分かった彼女はご主人様の次の挙動を心待ちにした。 (久しぶりに…違う、初めて普通のセックスで感じることができるかもしれない…) それが喜ばしいことなのかどうなのかはなんとも言えないが、ベッドに横たわる身体の足を大きく広げてその間に割り込むように入ってきたご主人様はびちょびちょの股間をゆっくりとなでた。 もうすぐご主人様の大事なモノが普通に愛し、普通に感じさせてくれる…、そう思っていたのだが現実はまったく違っていた。 (ギャアアアアッ) オシッコと見紛うほどにびちょびちょになっていたが、久しぶりだったせいもあるのか身体が動かせない彼女の身体にはいきなりの腕挿入は激痛以外の何物でもなかった。 一瞬気が遠のきかけるが、あまりに余る激痛はそんなことも許してはくれない。 遠のきかけた意識は、激痛によって現実に引き戻された。 (あぐ、あぐうう) 幸い、突っ込まれた腕は出し入れされる様子はない。その代わり、手は腹の中を文字通りまさぐっている。 (うう、気持ち悪い…) 過去には同じことを幾度もされたし、同時に後ろの穴にも腕を入れられたこともあった。なのに過敏過ぎる神経は、それを気持ち悪いものとして脳に伝えてきたのだ。 今触られているのはどこだろう。入り口は誰もが知る下腹部の下の股間だが、奥深くにまで挿入された手の先は今どこに到達しているのだろう。 下腹部?いや、もっと上。ひょっとしてそこはおヘソのすぐ下…? (そこは…子宮!?だめ、傷付いちゃう…!!) ご主人様の腕は深く、奥深くへさし込まれてそこは子宮だった。本能的に子宮が傷つけられると恐れてしまったのは奴隷と言えどやはり女性だったと言うことだろう。 握ったり開いたり、つまんだりつねったり、身体の中でうごめくご主人様の手は紛れもなく子宮の内壁をもてあそんでいる。 今すぐ身体が動くのならたとえ主従関係にあろうともやめさせたくなってくる。 だがしかし…。 大事なところをムゲに扱われていると言うのに不思議な感情が湧き上がってくるのは奴隷としてのサガなのかもしれない。 そもそもまだ高校生だと言うのにフィストファックできてしまうこと事態、異常なのだがそれで感じることが出来てしまう精神構造もまた異常なのかもしれない。 (い、いやあ…だめぇ…で、でも、もっとぉ…) ・ ・ ・ 使い方の分かった俺は、針を抜くことで自由になった奴隷を傍らにホテルを出た。 「…正直、痛かったです。たとえて言うなら、初めてお尻に指を入れられたときのような」 奴隷はまるで召使のように数歩遅れる形でついてくる。 そして、俺が聞いていようがいまいが、話しを続けた。 「痛みを快感と感じてしまうことは私の逃れ様のない性なんだとは分かってます。けど、こんなに感じたことは今までになかったです。今回の道具は、別の誰かに使うには危険ではないでしょうか?」 俺は無視してずんずんと歩いた。 「あの…ご主人様…?」 それでも無視する俺に何かを感じ取ったのか、奴隷は数歩遅らせていた歩みを速めて俺の小指をきゅっとつまんだ。 「ご主人様ぁ…」 「俺に提言するなんて、ずいぶん出来た奴隷だよな」 それだけ言われて奴隷ははっとした。提言ではない、と言い返したいのだろうが、それも出来ず奴隷は口篭もった。 「自ら奴隷になっただけに奴隷をやめるときも自らってことか?」 わざと冷たく言い放つと、奴隷は今にも泣きそうな顔になった。だがこれはいつものことなのだ。 たとえ本気で冷たくしたとしても、この奴隷はそれをネタに感じてしまう。俺がこの奴隷とあまり会わなくなったのはそう言うせいもあったかもしれない。 そんなことを考えながら何気なく奴隷を見たら、少しうつむき加減に顔を赤らめ始めた。…間違いなく感じ始めているのだろう。 「この針が危険だということは奴隷なんぞに言われずとも重々承知してる。だからおまえを呼んだんだ」 俺は今朝試して失敗したことを隠して、もっともらしく言い放った。 「おまえ相手で効果のほどは十分にわかった。加減次第で誰にでも使える。それとも何か?他の人間には使えないから、自分専用にして自分を可愛がってくれとでも言うつもりだったか?」 恐らく、と言うよりまず間違いなくこいつはそんなことは考えていなかったろうし、今後も考えることはないだろう。だがわざとそんな言い回しをした。 「……」 奴隷は黙ってしまった。しかし顔を見る限り、俺が冷たく言い放つたびにさらに感じていっていることは明らかだ。 ホテル街の通りに出て繁華街に向かう途中、俺はターゲットにしやすそうな女を見つけた。 こうなると何をしても感じるだけの奴隷はもう邪魔だ。 「今から…じゃ、学校にも戻れないか。後は好きにして良いぞ。俺は遊んでいく」 奴隷はそう言われるのが分かっていたのか、すこし悲しそうにしながらも黙ってうなづき、俺のそばから離れた。が、 「あ、ご主人様っ、これを!」 そう言って奴隷が手渡してきたのはビデオテープだった。 「1日早いですけれど、ご主人様じきじきのお呼びだったので持ってきたんです。ご賞味ください」 それだけ言って奴隷はタタタッと駆け出した。 それまでの、いかにも的な奴隷そのものだった様子からは想像だに出来ないほどの明るい普通の女子高生へ瞬時に切り替わる辺りは女は怖いと思わせるに十分なものかもしれない。 少し絶句していると、そのまま人ごみに消えそうな直前、突然振り向いた。 「今回のには私も映ってます、じっくり見てくださいねーッ」 大きくてを振りながら叫ぶと満足したのか、やっと奴隷は人ごみに消えた。 が、目立ってしまったおかげで、せっかくのターゲットに声を掛けることが出来なかった。 ・ ・ ・ 河岸を変えた俺は、ゲームセンターの一角でプリクラにこうじる女子高生を発見した。 ちょっとウブそうだが処女ではなさそうで、今時の変な化粧もルーズソックスもしていない女子高生というのは結構貴重だったりする。 だが残念なことに3人でつるんでいる。話術でナンパするなら2人でも3人でも構わないところだが、針は1本しかなし、何より他の2人はあからさまにターゲットの引き立て役なのだ。 どうしたものかと思案していると、彼女らは動き始めた。 ついていけばチャンスが来るかもしれないと歩いてまもなく、チャンスはあっさりとやってきた。目当ての娘だけが別れてくれたのだ。 表には出さず内心で笑みを浮かべると俺は少女のあとをつけた。 あとをつける、なんて言えるほどもつけないうちに少女は自ら人通りの少ない階段を降り始めた。 駅の改札に向かうには最短の階段だが、少し歩いたところにエスカレーターがあるせいであまり使われない階段だ。 これはいけると判断した俺は忍び足で駆け寄り、少女の腕に針を刺した。 「!?」 途端に少女の全身から力が抜けて、階段を転げ落ちそうになる。が、それを抱きかかえるように即座に止めたのは俺だ。 話すことも出来ない少女は自身の身体に何が起きたかも分からずに俺に身を任せてている。 俺はそのまま少女をおんぶした。 俺の記憶どおりなら、この階段の屋上部分は滅多に人の来ない倉庫のようになっていたはず。 少女を背負ったまま俺は誰にも見られないようにすばやく階段を駆け上がった。 ・ ・ ・ (な、なに?急に身体の力が…) 身体が崩れる瞬間、足元の階段が、底のない谷底のように見えた。 自分の身体に何が起きたかが分からなくても、このままではどうなるかははっきりと理解できる脳は必死にもがこうとした。 歩くと言う行為は進行方向へ重心を傾けることでスムーズに行われる。つまり今は身体を階段の下のほうへ傾けていたのだ。 (動かない…落ちる!!) 膝から崩れ、このままでは大怪我は必死だとパニックになりかけた次の瞬間、視界がスローモーションのようになった。 いかにも硬そうな階段に身体を預け、そのまま全身を段ごとにある角でしたたかに打ち付けながら落ちていくものだと思ったのだが、見えていた階段とは違う、硬いと言うよりもがっしりとした何か、に抱きとめられていた。 誰かが助けてくれたたのだと気付いたのは、助かったと安堵した後だった。 お礼を言おうとしたが、口が動かない。恩人の顔を見ようにも首すら動かない。 (あ、やだぁ!) 抱きとめたときの偶然だろうが、恩人の手が胸をぎゅっと掴んでいることに気づいたのだ。だが声も出せず、拒絶もできない。 突発性の全身麻痺?そんな考えが脳裏に浮かぶ。そんな病気が果たしてあるのかも分からないが、恩人は動かない身体を肩に預けなおした。 動かない腕を自分の首に回させ、その腕をだらりと前にたらさせる。 動かない上半身を背中全体で受け止め、軽く持ち上げ気味にしたまま両手を後ろに回し、動かない太ももを持った。 そのままぐっと引き上げると、動かない身体はあっさりと恩人におんぶしている形になった。 (な、なに?どういうこと?) 手早く行動している辺りは格好いいけど、さも当たり前のようにおんぶしているのは、正直不自然に感じられる。 恩人がいったん腰を落とし反動をつけて伸びをすると、動かない身体は一瞬宙に浮いて、恩人の背中の適当なポジションに収まった。 恩人は収まり具合を確認すると太ももを抱えていた腕を再び後ろに回した。 (えっ、あ!?) ミニスカートとは言え、普通に手を回せばスカート越しにお尻を押さえるようになったはず。 なのに恩人はわざとスカートを除けてパンティに包まれた双臀をがばっと持ったのだ。 しかもその指先はパンティの上からとはいえかなりきわどいところに伸びている。 わざとなのか偶然なのか。確認したいところだが、口がきける状態だったとしても果たして聞くことができただろか。 そんな思案を無視して、恩人は今降りてきたばかりの階段を逆に上り始めた。 (どこにいくんだろう) ひと1人背負っているのに結構な速さで駆け上っていく。 その余波なのか、乙女の双臀を薄布1枚越しに遠慮なく掴む手は様々にうごめき、とうとうその指先をパンティの中に忍び込ませてきた。 (や、やだ、確信犯?) 親指以外の全ての指が両サイドからパンティの中に入り込んだのは少し前。 その程度のときはちょっと恥ずかしいと思いつつ、恩人だしひと1人背負っている状態で意図的にはできないだろうと踏んでいた。 だが恩人の手は動かない身体をうまく押さえつつ、玉のお肌の上をずりずりと奥へ動いていったのだ。 手全体が奥へ動くと大きく開かれたお尻の溝に指先が到達するのは当たり前。さらにそれが前方に動けば…。 (ひゃああっ) おんぶというのは必然的に足をガバッと開いている。いつもなら双臀に挟まれるように隠れている肛門も無防備に、全開してしまっているのだ。 それを真下から直接触られれば乙女でなくともショックなのは当たり前だろう。 なのに恩人の指先はすこしベタつく排泄器官の、自分でも触らないような少し中に入った粘膜部に当てられているのだ。 身体が動くものなら身体を上げて下から触ってくる恩人の指から肛門を逃がしたいところなのに、そもそも身体が動くのならこんな状況に陥ってはいない。 それどころか、階段を駆け上がる振動と重力と自らの体重のせいで自分のほうから恩人の指へ肛門を押し付けているような状態なのだ。 こんなことならダイエットしておくべきだったなどとトンチンカンなことを考えていると、恩人は階段のいくつめかの踊り場でふと立ち止まった。 (やっぱり疲れたのかな) どこに連れて行かれるのかという一番気になることを忘れて恩人の身体を気遣う。 が、次の瞬間、肛門に当てられている恩人の指に力が入ったことを感じて違う意識が脳裏を占有する。 (挿される!!) 直感的にそう思ったのは間違いではなかった。恩人は再び腰を落として一気に伸びをしたのだ。 恩人が踊り場で立ち止まったのは少しずつ落ちていた動かない身体を再び持ち上げるためだったのだ。 そして持ち上げる動作と合わせて、さらには動かない身体が沈む動作と合わせて恩人の指が2連続で肛門に突き刺された。 (ぐっ、ぎゃあっ!!) 1度目で第2間接までもぐった。2度目で根元までもぐってしまった…。 力が入らないことがいい意味で影響したようで、激痛と言うほどの痛みはなかったものの若干の痛みとこの世のものとは思えないショックが精神と肉体を同時に襲う。 しかも肛門を越えて直腸に入った指先がもぞもぞと動くとおぞましさが脊椎を舐め上げる。 (や、いやあぁー。なんで、なんでこんな…) はたから見れば、ごく普通の男の人がごく普通の女子高生を背負っている姿にしか映らないだろう。しかし、そのスカートの下では清純な女子高生からは想像だにできないほど卑猥なことが行われている。 何より、普通に女として大事なところに卑猥なことをすると言うのならまだしも、人として最も恥ずかしいところに卑猥なことをされているのだ。 恩人は肛門に突き刺した指にあわせて手の位置を軽く直し、再び階段を駆け上がり始めた。 (う、あうっ、あううっ) それまでは恥ずかしいながらも肛門をつつかれていると言うか、撫でられていると言う感覚だった。 肛門の奥深くまで指を突き刺されてしまった今は肛門全体が階段を駆け上がる振動にあわせて指が動いて引っ張られたり押し込まれたりしていて、それが直腸のみならず内臓全体に影響してくる。 指が肛門から離れるように動くと肛門が引きずり出されるように動き、それに引っ張られて内臓が出そうになる。 逆に指が肛門に押し込まれるように動くと内臓全体が押し上げられて、吐き気を催してしまう。 恩人が1段上がるたびにそんな感覚が交互に襲ってくるのだ。 口がきけるなら止まってくれと懇願しただろう、身体が動くなら今すぐ飛び降りたことだろう。 とにかく早く目的地に着いて欲しいと願うことだけが唯一できることだった。 そして、その願いが届いたのか、恩人は歩みを止めた。 (うう、気持ち悪い…早く下ろして…) もはや、胸を圧迫されていることすらも絶えられないほどになっていて、そこがどこなのかも考えられない。 ぼーっとしていると、肛門に刺さっている恩人の指に力が入ったことを感じ取った。 (ふ、ふああぁぁ) 2度の衝撃で深く突き刺された恩人の指がずるずると引き抜かれ始めたのだ。 排泄器官であるから出すことには慣れているはずなのに、他人の力でされるとまた別の感覚が脳を直接刺激してくる。 恩人の指はツプッという音がしたような気がしたのと同時に肛門から抜かれた。 そして恩人は動かない身体をゆっくりと台の上に寝かせた。 焦点の合わせられない眼には白っぽい天井しか見えない。 (このまま身体が動かなかったらどうなるんだろう。そもそもここはどこ?病院に行くべきじゃないの?) まだ少し肛門がジンジンするが、どうにか気持ちも落ち着いてきたのでいろいろ考えられるようになってきた。 脇に立った恩人の視線が感じられる。 その恩人の手が動かない身体に伸ばされた瞬間、脳裏にまな板の上の鯉という言葉が浮かんだ。 台がまな板、自分が鯉、恩人は鯉を調理する板前…。この状態での調理と言えば…女体盛り…!? 要らぬ知識のために内心照れるが、恩人の手がスカートに掛かるとあながち間違いではないことに気付く。 (やっ!!) 無防備な身体を隠しているスカートがまくられた。 今日のパンツは何だったっけと考えるあたりはやっぱり女の子ということだろう。 そして思い出した通りの白地に青の水玉模様が入ったパンツに恩人の視線が向けられた。 (あ、このパンツって…) ワゴン品だし、そろそろ捨てようかと思っていたよれよれパンツだったことも一緒に思い出てしまった。 (やだやだやだ、そんなにじっくり見ないで、恥ずかしいよ!!) 心の中で叫んだところで恩人に聞こえるはずもなく、恩人はパンツに顔を近づけた。 その動作こそは見えなかったものの、太ももに恩人の鼻息が感じられて状況を把握した。 (ひえっ…か、顔を近づけてる?やだ、やめて、そんなところに顔を近づけないでよ!!) 見られていると意識したとたんに股間への視線を感じ始めてしまう。今まぎれもなく、パンティ越しの股間を食い入るように見ているんだということを感覚で感じ取る。 (ひいっ!?さ…わられ…た?違う!この感触は…うそっ、舐めてる!?) 嘘ではなかった。恩人は紛れもなく、動かない身体の女の子にとって一番大事なところを薄布1枚越しにベロリと舐め上げたのだ。 ある意味、じかに舐められるよりも屈辱的である。 そのまま舐めつづけるつもりかと思ったが、恩人は数回舐めただけで身を起こした。 立ちあがった恩人の姿が視界の傍らに映って少し安堵するが、それもつかの間、恩人の手はセーラー服に伸ばされた。 恩人は迷うことなく脇のファスナーを外し、何の情緒もなくガバッとセーラー服を胸の上にまでずり上げてしまった。 パンツとはお揃いではない、濃いピンク色のブラジャーはCカップ。 そのカップに手を伸ばし、恩人はブラジャーの上から2つの胸の膨らみをわしづかみにした。 (い、いたいっ) まだ成熟しきっていない乳房はちょっと強く触られただけでも痛いのに、わしづかみで握られては激痛が走るだけだが、恩人はそんなことは知らないのか、まるで牛の乳絞りでもするかのようにぎゅっぎゅっと握っている。 わしづかみはほんの数分で終わったが、その代わりに恩人は片方の乳房をカップから出してそこに吸い付いてきた。 口を大きく開けて出来るだけ多く乳房を口に含もうとしたのはその一番最初。 次に乳房全体を舐めまわして、乳首を噛んだり吸ったり、舌先で転がしたりしはじめた。 (き、気持ち悪い…) 好きでもない異性に胸をイタズラされては気持ち悪いだけ。だが恩人はイタズラを続けている。 片手は空いている胸を揉み、もう片方の手は徐々に下半身へと伸びていっている。 腰にまとめられているスカートを超えてパンツのラインに手が到達する。 あれよあれよと言う間にその手がパンツの上から股間を撫で始めた。 (や、やだ。貞操の危機…って処女じゃなくても言っていいんだっけ) 妙に落ち着いて素っ頓狂なことを考えているのはなぜだろう。そんな精神的なことは分かるはずもなく、動かない身体を預けている。というか預けざるを得ないのだが。 身体が動かないと分かっているので、慌てても仕方ないと現状を受け止めてしまっているのかもしれない。 (この人は何をしているんだろう。私は何でここにいるんだろう) 解けない疑問が脳裏を掠めては消えていく。 股間を触る恩人の手は正確に感じるポイントをパンツの上からさすっている。 (ああ、やだよぅ。そんなにされたら…濡れてきちゃう…) 精神的にはこれっぽっちも感じてはいないが、股間は徐々に高揚しているのが分かる。 口に含まれつづけている乳首も少し前から立っているのが分かる。 ちょうど強姦されて投げやりになっているときがこんな感じだろうか。 そのうち恩人の手がパンツを脱がしにかかってきた。 (うそ、本当に?このままヤられちゃう!?) 慌てたところで身体が動かないのではどうしようもないが、それでも他人に脱がされるのはイヤなものだ。 (やだやだやだやだ、やだってばぁ!!) そんな心の声など届くはずもなく、パンツは多少の引っ掛かりにてこずりはしたものの、あっさりと膝の辺りまで脱がされてしまった。 (いやあっ、だめ。見ないで。なんとかしてぇ!!) 今までパンツに覆われていた肌にひんやりと冷たい空気が触れた途端、それまでの妙に落ち着いた気持ちはどこへやら、パニックに陥った。 今まで落ち着いていたのはまさか本当にヤられはしないだろうと言う思いがどこかにあったから。 だが、さすがにパンツを脱がされてしまっては洒落ではすまない状態にあり、楽観視はできないと心底感じたのだ。 しかもパニックに拍車をかけるように恩人は十代半ばにしては少し濃い目の陰毛を手で弄んでいる。 (やだやだ、そんなところ触らないで。やだよぉ!!) その願いは以外にもあっさりかなえられた。しかし恩人の手は代わりにもっと深いデルタゾーンに滑りこんできた。 (うあっ?) 経験が少ないからか、まだ子供だからなのか、そういう体質なのか、大陰唇からはみ出ている肉ヒダは小さい。 その肉ヒダを中心に恩人の手はうごめいている。 時には陰核を撫で、時には陰唇を引っ張り、時にはスリットに指を入れ、時には肛門にまで届くんじゃないだろうかと言うほどに指先を下のほうへ伸ばしてみたり。 (あ、ああ…うあああ…っ) 肛門と言えば、身体中をいじられていたショックのほうが大きくて痛みはだいぶ軽減している。 だが、痛められたということもあって多少敏感になっており、近くを触られただけでもおぞましさが精神を襲う。 (な、何でそんなところばかり!!) 身体が動くなら今ごろのけぞっていることだろう。 身体は動かなくとも、反射神経は多少働くようで時折ぴくぴくと反応する。 そのたびに奥のほうで染み出してきた愛液がゆっくりと出口に向かって移動しているのが分かる。 もうすぐそこまで、出掛かっていると言ってもいいぐらいにまで来ていると言う時、恩人の指先が初めて膣に滑りこんだ。 (ふうっ、くうあっ!!) たった指1本。濡れかかっているせいもあってか痛みこそはないが、異物が入ってきたという感覚は衝撃以外の何物でもない。 膣がきゅうっと締まり、入れられた指の脇からとうとう愛液が流れ出た。ツゥーッと一筋、お尻のほうへ流れていく。 はっきりとは見えないが恩人がそれに気づいてクスリと笑ったような気がした。 (や、やだっ。恥ずかしいよぉ) こんなことをされているのに感じていると思われた。これほど恥ずかしいことはない。 そのまま中を探るのかと思いきや、恩人はその指をすっと抜いてしまった。 (えっ?) このまま止めてくれるのかと淡い期待をするが、視界の隅に見える恩人は…。 (な、舐めたぁ!?ヘ、ヘンタイッ、非常識!!信じられない!!) 焦点が合わせられなくてもぼんやりと見える程度で恩人が何をしているかぐらいは見て判断できる。 恩人は抜いた指を自分の鼻先にやり、臭いを嗅ぐと指を丸ごと口に含んだのだ。 自分の体内に入れられた指の匂いを嗅がれるのも恥ずかしいが、それを舐められるなんて人がするようなことじゃないと思っていたのに…。 「ヘンな味」 恩人がはじめて言葉らしい言葉を発した。が、よりにもよって勝手に舐めておいて変な味とは。 (うう、ヒドイ。ひどいよぉ) そんな心理を読んでいるのか恩人は再びクスリと笑うと、今度は3本まとめて挿し込んだ。 (い、痛い!!) 多少濡れている程度では3本はきつい。だが恩人はそんなことを気にしないで挿しては出し、出しては挿すを繰り返し始めた。 (うっ、くうっ、ひっ、あっ、あっ、ああっ!!) これっぽっちも感じていないのに愛液が出てくる。 (うう、もう、もうやめてぇ…) と、恩人は中に挿し入れたままいきなり手の向きを変えた。手の甲が上になるようにぐるりとまわしたのだ。 (くうあっ) 手のゴリゴリとした感触が内壁をなぞるのが分かった。 (うっ、うっ…) それから何をするつもりかなんて分かりはしないつもりだった。しかし恩人が親指で会陰の辺りをぐりぐりといじったのだ。 その触り方が、如何にも指先に液をつけているという感じがして、まさか4本目を入れるつもりでは?と言う考えに至った。 3本でもきつくて痛いのにまさか4本目…まさか指を全部入れるつもりでは…そう危惧した。 が、それは考え過ぎであることを直後に激痛で思い知らされた。 (ぎぃっあっ!ぐうっ!?) 4本目は予想通り押し込まれた。ただし、肛門に。 やっと痛みを忘れられていた肛門に親指がぐいぐいと押し込まれたのだ。 (お、お、おああぅ…) 肛門が反射神経のせいできゅっと締まり、恩人の親指を締めつける。 締めつけるとお尻に侵入している異物の形が肛門の神経だけで分かってくるような気がしてくる。 それが分かれば分かるほど恥ずかしさが異様さと一緒にこみ上げてくる。 恩人の親指はただ入っているだけなのに、締めつける動きが逆に親指が肛門を広げているような感覚にさせられ、それが異様さの元になっているのだ。 不思議なことに、肛門が広がるのと一緒に口も少し開いた。入るところと出るところ、何かでつながっているのかもしれない。 おぞましさで狂い出しそうな気を鎮めようとしていると、恩人は動かない足を持ち上げて動かない腕とうまく絡めて固定してしまった。 今まで以上に股間がはっきりと見られてしまう格好だ。 (なっ、いやっ!こんな格好したくない!!) 肛門のおぞましさに絶えながら心の中で叫んでいると恩人は再びピストン運動を始めた。 (あ、あふっ、あふう…っ!) 指3本が膣を、親指が肛門を出たり入ったりしはじめたのだ。 しかも抜くときに指3本と親指の間にある肉壁を強くはさんでこするようにしながら抜くのだ。 指が深く入っているときに強くはさまれても痛いだけだが、そのまま出口付近にくると会陰が押しつぶされ、肛門と膣が広がるようなヘンな感覚がヘンな感情を催させる。 恩人はそれだけでは飽き足らないのか、とうとう股間に顔をうずめた。 ズズッ、ジュルッ! いつの間にそんなに濡れていたのだろう、吸えるほどに溢れていた愛液をごくりと音を立てて飲み、陰核に舌を這わせ始めた。 (ひっ、ひあっ、いやあっ) 残っている手でお腹や胸をむにむにと弄ぶ恩人は勝手に上り詰めて意を決したように立ちあがった。 (と、とうとう…ヤられちゃう…?いや、いやっ、そんなのだめぇ!) 恩人の手が伸びてくる。 (やめてぇ!お願いっ、思いとどまって!!) 伸びてきた恩人の手が再び動かない身体に触れ、それでも止めてほしいと願っていると恩人は動かない身体を軽く持ち上げてごろりとうつ伏せにしてしまった。 (え?な、なんで?) 驚いていると恩人は足をガバッと広げてきた。 (こんな格好…恥ずかしい!) うつ伏せで足を広げられては、下から覗きこめば本人が絶対に見られない角度から一番大事なところが見られてしまうではないか。 しかも無造作に投げ出された両手が妙になまめかしくていやだ。 そう思っていると恩人も台の上に乗ってきた。 そして動かない身体にまたがって腰に手を回すと…ぐいっと持ち上げた。 うつ伏せで足を広げ、お尻だけを突き出すような格好…。 (は、恥ずいっ。やめてよ!) 怒鳴りたい気持ちを心の中で爆発させる。そのとき、恩人が広げられた足の間に入ってきた感覚があった。 はっとした次の瞬間。 (ふぐう…っ!ヤられ、た…!!) どんな格好でもヤられるのはイヤだが、よりにもよってこんな恥ずかしい格好にされてヤられるとは思っていなかっただけにショックも大きい。 その格好のまま、肛門を触られたりしながら抜かずの3発。 それでとにかく落ち着いたのか恩人は台を降りて自分で自分の股間を綺麗にすると動かない身体をそのままにどこかへ行ってしまった。 (えっ!?ど、どこに行くの?私は?このままなの!?) こんな半裸な格好で、うつ伏せながらもお尻をつんと突き出して…。しかも股間からは液を滴らせている。こんな格好を誰かに見られたら…。 助けてほしいけどこんな格好は見られたくない。 そもそもここはどこなのか?ここに連れてこられてからヤられるまで、だいぶ時間があったはずなのに誰もくる様子がなかった。 明るいけど、人は滅多にこないところなのかもしれない。だとしたら恩人が帰ってこなければこの屈辱的な格好のままずっといなければならない。 最悪こんな格好のまま餓死したりでもしたら…。それだけは絶対にイヤだ。どうしよう…。 恩人がいなくなって静かになったせいでいろいろな考えが渦巻くが、解決策だけは出てこない。 これからどうしようという考えから、夕べのテレビの内容へ考えがシフトしてからしばらくの後、階段を駆け上がってくる音が聞こえてきた。 (だれ!?) 動かない身体は階段を上がりきると真後ろから全てが見られるような位置に置かれている。 つまり上ってきた人間は真っ先に恥ずかしい格好の身体の一番恥ずかしいところを一番恥ずかしい角度で見ることになるわけだ。 誰だか分からない誰かの足音が階段を上りきったことで止まったとき、股間に強烈な視線を感じた。 視線の主が恩人でなければ、別の誰かに見られたことになる。 上りきった足音の主はゆっくりと動かない身体のそばへ歩み寄った。 (だれなの!?) 「すごい格好だな」 その声は!一度しか聞けなかったが紛れもなく恩人の声だ。 第三者に見られたわけではないことを多少安堵したが、果たしてそれでよかったのだろうか。 恩人はすぐ脇で袋を破り始めた。そして何かの箱を開ける音がする。 察するに何かを買ってきたようだ。 「これ、なんだか分かる?」 目の前に何かを差し出される。 (ピンク色…?ピンポン玉みたいだけど…) 「分からないかもな。まあいい。すぐに分かるさ。おっとその前に」 恩人はいまさら何の役にも立っていないスカートを脱がしてしまった。 どういうつもりなのか分からないでいると恩人の指がまたも肛門にあてがわれた。 (ひゃっ) 今度は挿さずに揉んでいる。 「もうすぐ君の身体は動くようになる。けどすぐに去ってほしくはないんでね。スカートは済んだら返してあげるさ」 その言い回しが妙に引っ掛かる。 まるで全てを知っているかのような。落ちそうなところを助けてくれたから恩人だと思っていたけど、落ちる原因を作ったのがこの恩人だとしたら…。 そう考えてみれば全てがつながるが、今までそれに気づかなかったというのも変な話である。 もしその通りだったら殴ってやると心に決めて動けるようになるまでを待つことにした。 しかし、それを待つ前に問題が1つ発生した。 ツプッ! (んんっ!?) 恩人が何かをお尻に挿したのだ。指ではない。指よりも細い。細いせいでソフトな感じがするが、少し硬いもののような気がする。 いったいなんだろうと思った次の瞬間、 ブチュウ〜! (んあ!?) 挿しこまれたものの先端から冷たい液体が飛び出してきた。 (こ、これってまさか…浣腸!!?) 挿したばかりで身体に異変はないがさっき見たものから考えてもまず間違いない。 浣腸ならばこの後どうなるかは分かっている。ということは早くトイレに行かなければ。なのに動けない。 いや、恩人はもうすぐ動くと言っていた。なら間に合うかも…。 …でもこんな格好じゃ…。スカートを返してもらわないとせっかく動けるようになっても身動きが取れない。 返してもらうにしても、まず身体が動くことが大前提。早く動いてくれないと…。 しかしなかなか動く様子がないまま時間が過ぎ、腹がごろごろと鳴り始めた。 (う、うそ。こんなところでこんな格好で出せって言うの?) そのとき恩人が腕に触れた。なにかちくりとした感覚があったが、そんなことはどうでもいい。 なんとかしないと、大変なことになってしまうがあせっても何もできない。 ・ ・ ・ 浣腸を挿し終えた俺は少女の様子をしばらく見つづけた。 この格好のまま排便させるのも面白いが、そうすると少女が浣腸の強制力に耐える姿が見られないからつまらないのだ。 だからある程度になったら針を抜くつもりで変化を見つづけた。 そしてその変化は1分ほどでやってきた。腹がごろごろとなり、便意と思しきせん動があったのだ。 もうそれほど持つまいと判断した俺は、それを機に少女の腕から針を抜いた。 しかし少女は針が抜かれたことに気づかないようだ。 ごろごろと言う音が頻繁にかつ大きくなり、少女の痴態をすぐそば見ている俺からは少女の意思で締まったり緩んだりする肛門がはっきりと見て取れている。 期せずして一番なってほしい状態に陥ってくれたのだ。 身体が自由になって自分で動かせている事を知らない少女は、その体勢を保持したまま、自分の意思で必死に我慢しているのだ。 そう、いつか自由に動かせるようになり、トイレに行けると信じて。 「ふうっ、くうっ」 肛門がきゅっと締まる間隔が徐々に狭まってくる。 もう堪えきれないだろう。 この格好のまま浣腸液混じりのウンチを勢いよくだすとすれば、台から床が汚れるのは当たり前だが、勢い次第では階段にも届きそうだ。 「くあっ、ふむうっ。も、もうだめ…で、出ちゃう…」 それでも堪える辺りはよっぽど芯があるのか。 「なんで身体が…身体が動かないの…!?くああっ」 それは俺も疑問なのだ。針を抜いてもう自由に動けるはずなのに。実際、口から声が出せているのに気づかないものなのだろうか。 ひょっとしたら動かせないと言う先入観があるせいだろうか。 「あ、ああ、で、出る…出る…出ちゃうぅーっ」 ブババッ!!! 「くぅあああっ」 針で運動神経を奪っている状態だったら2分と持たずにせん動とともに出してしまい、恐らく固形のままの状態で真下に落ちていただろう。 実際5分は我慢していただろうか。その分勢いがあり、予想した通り飛距離は階段の中ほどにまで伸びた。 ほぐれ具合も十分で大きな固形物はまったく見あたらない。 「くあ、うああ、ふはっ、ふはっ、ふはあー」 見るとよっぽど苦しかったのか、涙が流れている。 「すっきりしたか?」 少女は何も言わずに俺を睨んでいる。 「おいおい。睨むだけか?しゃべりたくないならまたしゃべれないようにしてやるよ」 そう言っておれは再び少女の腕に針を刺した。 「気付いてなかったみたいだな。せっかく身体が動かせるようになっていたのに」 今ごろ少女は悔しく感じていることだろう。 便意を堪えるために腹筋や括約筋を自分の意思で締められていたこと、思っていたことが口に出せたこと、涙を流せたこと。 それらを考え合わせれば、紛れもなく少しの間だけだが、身体が動かせたはずだと言うことに遅れ馳せながらも気付くはず。 「便秘、じゃあなかったみたいだな。この量からすると今朝も快便ってところか」 基本的に女性は便秘が多いらしく俺が今まで見てきた女は程度の差はあれどみな便秘で、その量も並ではなかった。 そのせいで、この少女の量の少なさに物足りなさを感じてしまう。 こんなことなら量を稼ぐためにエネマか注射器でも用意すべきだったかと思うが、1人相手にするためだけにそんなものを買ってはいられない。 気を取りなおして俺は少女の身体を仰向けにした。 再び胸や真っ黒な股間があらわになる。 乳首の勃起が収まってしまった少女の乳房を軽く撫でて俺は袋からひげそりを取り出した。 100円ショップで3本組で売られていた安物だ。 安物らしくちゃちなオレンジ色のプラスチックだが、刃はしっかりと2枚付いている。 俺は何の準備もなしに少女の恥丘に刃をあてがった。 ゾリ…ッ。 濃い陰毛はなかなか剃りがいがある。 シェービングクリームか、もしくは水だけでもあれば剃りやすいのだが、用意してこなかった俺はかみそり負けになろうとも関係ないとそのまま剃り続けた。 恥丘から大陰唇にかけて。小陰唇のすぐそばにまで生える剛毛をきれいに剃っていくと10代ならではのみずみずしい肌があらわになってきた。 少女の陰毛は途切れることなく肛門周りにまでつながってケツ毛へと変化しているが、違いなど見当たらないそれらも剃っていく。 時には少女の足を大きく広げて陰唇を引っ張りながら。 時には少女の両足を俺の両肩に乗せて肛門のしわを伸ばしながら。 ある程度剃れたら2本目のかみそりに換える。剛毛と言うだけあって、刃を弱らせやすいのか、はたまた安物だから刃こぼれしやすいのか、換えた途端に最初のころの剃りやすさが戻った。 剃りやすくなった刃で、少しでも残り毛がないように1度剃ったところをもう1度剃っていく。 1度剃ったことでみずみずしくなった肌が、2度剃ることで今度はなめらかさを増していった。 さわり心地のよい肌をつまんで盛り上がったところに刃をあてる。深く剃りあげるちょっとしたコツを少女の股間で実践し、最終的に3本とも使って少女をパイパンにした。 さっきまでのわしゃわしゃした陰毛に覆われている陰部の感触もよかったが、柔らかい陰部を直接触るのも気持ちがいい。 そのまま指を入れると少女の女の中はまだぐちゃぐちゃのままだった。 それはそうだろう。彼女自身けっこう濡れていたし、俺は3発も中で抜いた。それなのにいまだに拭いてやっていないのだから。 そのどろどろの液体を手に取った俺は少女の肛門と、自分のイチモツに塗った。 ・ ・ ・ (そ、剃られちゃったよぉ…) 多少濃い目でも大人の証としてちょっと自慢であった陰毛を、お尻のほうまでしっかりと剃り上げられてしまったショックは大きい。 しかも剃ると言う行為のために、じっくり見られ、じっくり触られ、いじくりまわされたのだ。 うら若き乙女が異性にされていいことでは決してない。 (な、何をするつもりなの?お尻をまた撫でたりして。また浣腸でもするつもり?) まだじんじんするスリットに指を入れられ、中身をかき出され、次に何をするつもりなのかと思ったら今度はその指をまたも恥ずかしいお尻にあてがったのだ。 何でそんなところばかり…考えても始まらない。 再びうつ伏せにさせられてまたも足の間に入り込んできたのだ。 (またヤられるっ) そう思った次の瞬間、イチモツの先端は膣ではなく別の穴にあてがわれた。 (え?何?どういう…ぎゃあああぁぁーっ!!!) あてがわれた先端が、そのまま強引に埋まってきたのだ。 (こ、こんな…っかはっ、こんなことって…) 多少の知識はあるつもりだったのに、まさか肛門をヤられるという知識まではなかった。 肛門よりも径の大きい膣に挿されたときでも痛かったイチモツを肛門に挿せるわけがないのに…。そういう考えは無駄らしい。 入るはずがないと思っていたのに、先端は括約筋を割って少しずつだが入ってきているのだ。 最初は肛門が中へ押し込まれているような鈍い痛みだった。それが、限度を超えた途端に肛門を裂くような痛みに変わった。 しかし肛門は裂けることなくその伸縮性のある筋力でさっき入れられた指とは比べ物にならないほど太いイチモツを締めつけた。 締めつけると、その形状が肛門の神経で感じ取れるのはとっくに分かっている。今回も例外ではなかった。 亀頭の曲線からカリの具合までが目に見えるかのように感じ取れてしまう。 こんなものがお尻に入っている…。それだけでも気が狂いそうなのに、先端は直腸にまで入ってしまった。 肛門は太い幹のような部分を咥えこみ、深いカリで引っ掛かって抜けないように括約筋を締めてその形状と硬さを味わい始めた。 時にはきつく、時にはゆるく。 そんなものは感じたくないのにイチモツの浮き出た血管の具合まで分かってしまう。 どうにかしたい…。そう思ったとき、再び男が腕に触れた。 何かのおまじない?そのとき手が自由に動かせることに気付いた。 (う、動かせる!!) ・ ・ ・ イチモツが少女の肛門に完全に入ったことでもう逃げられないだろうと判断した俺は少女の腕から針を抜いた。 今回はすぐに気付いたようで手を握ったり広げたりして確認している。 しかしすぐに行動には出ないようだ。どうやら様子を見てからのつもりらしい。 身体が動くようになったことを俺が気付いていないとでも思っているのだろうか。 気付こうが気付くまいが、肛門に突き刺さったイチモツをぬかなければ何もできないだろう。 そう踏んで、俺は残り数センチを一気に力任せに挿し入れた。 「ぐうっ!!」 肛門が今まで以上にイチモツを締め上げる。反射ではなく、少女の意思で締めつけているからだろう。 俺はピストン運動を始めた。 「ふあっ、くうっ、ああっ、があっ…」 抜くと鼻にかかった声を出し、押し込むと苦しそうにうめく。 そんな繰り返しをしているが、少女はいまだに身体が動かない振りを続けている。 俺にばれてはいけないと必死なのだろうが、そんなしぐさがまたかわいい。 かわいいものを苦しめていると言う被虐感で一気に上り詰めた俺は少女に声をかけた。 「そろそろ何か言ったらどうだ。さっきから口が利けるようになっていただろ」 そのとき少女ははっとした。ばれていたとやっと分かったようだ。 動こうとするが、イチモツが邪魔でうまく動けないでいる。 「ぬ、抜いてください…っ」 「抜きたいのは山々なんだけどね。君がしっかり締めちゃってるから抜けそうもないんだ。緩めてくれないかな」 「そ、そんなことを言われても…」 無理そうなそぶりを見せつつも少女は肛門からゆっくりと力を抜き始めた。 しかしちょっとした刺激があるとすぐに力が入ってしまってうまく緩められそうにない。 「自分の身体だろう?自由に動かせるくせにそんなこともできないのか」 わざとあざ笑うように言い放つ。すると少女は怒り出した。 「あ、あなたのせいでしょう!?あなたが何とかしてくれてもいいじゃないの!」 「おいおい。大声出すなよ。怒る前に状況をよく考えるんだな」 まずここはどこか?そして自分の格好。さらに置かれている状況。いずれも彼女にとって不利なものに違いないのだ。 ここは駅ビルの中。誰も来ないように思えるが、1階下がれば人の往来は結構ある。 そして少女の今の格好。下半身が丸出しと言う以外はまったく持って普通と言う辺りが返って卑猥になっている。 そんな格好の少女が置かれている状況といえば。とにかくスカートだけでも返してもらわなければ身動きが取れないはずである。 つまり、俺に逆らうような真似はできないと言うことだ。 「…卑怯者!!」 俺はくすっと笑った。 「俺をどう言おうとかまわんさ。でも君はそんなに馬鹿ではないようだけどな」 俺の言葉に絶句した少女は、針などなくても俺の言いなりになった。 イチモツを抜いてもらうため、スカートを返してもらうため、少女は一時的ながらも奴隷に成り下がり、苦しさを堪えて必死で腰を動かした。 少女の直腸内に白濁液を流し込むまでどのくらい掛かっただろう。 出してしまうとイチモツは大人しく縮こまった。すると今まで引っ掛かっていたカリも小さくなり、いとも簡単に少女の肛門からイチモツは抜けた。 少女は恐る恐るお尻に手を回し、妙に開いている肛門のふちに触れるとびくりと身体を収縮させて肛門も一緒に締めてしまった。 「ひどい…ひどいよぉ…」 下半身丸出しでセーラーを身にまとう姿はその手の雑誌でよく見かけるが、それにプラスして股間を汚したまま涙を流すものはまず見ない。 それを目の当たりにして俺のイチモツは再び元気を取り戻した。 その後、2発ヌくと俺はやっと少女を解放することにした。 隠しておいた少女のスカートを出してやると、少女はそれを奪うように取って大急ぎでそれをはき、ノーパンのまま脱兎のごとく走り去ってしまった。 俺は少女が噴出させた汚物の上に少女のものだった白地に青の水玉模様が入ったパンティを放ってその場を去った。 |
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