取材後記

   これが新しい北京空港の全容です。これをすばらしいと見るか、まだまだだと見るかは人それぞれでしょう。記者は何かに付けて古い空港と比べてしまいがちですが、そういう観点からするととてもすばらしい空港が出来あがったなという感想でした。あとは実際に利用してみてどうかということでしょう?もう実際に利用された方のご意見をお待ちしています。→こちらへ

   帰路乗った「民航客車」(リムジンバス)は16元、11:00発車で崑崙飯店まで約20分と速い。驚いたのは、発車後間もなく、乗務員が何かしゃべりだした。記者は半分より後ろのほうに座っていたのでよく聞こえなかったが、推察するに民航からのご挨拶と「ようこそ北京へ」というようなことらしい。その後、乗務員は1冊のノートを持って乗客ひとりひとりに何か聞いてまわっている。自分の番まで来ると「どちらでお降りですか?」。記者が「燕沙」と答えると「それなら崑崙飯店で下車して下さい」(もちろん中国語)。そこまで(以前に比べて)サービスが徹底しているとは知らなかった。これこそ服務(サービス)、記者は下車するまで気分が良かった。(おわり)


取材要点のまとめ
見送りが中まで入れる?国際線はこれまでと同じ。
国内線は先にチェックインをする。見送りの人も一緒に付いて行ける。
カード電話が沢山ある? あちこちにあり、それで列を作る必要はなさそう。また車椅子用にわざわざ低い位置に設置してあるカード電話もあった。カードは「售IC」と書いてあるところで買える。
駐車場が広い? 地上2階、地下2階建て。歩行者出入り口にはターミナル内にあるのと同じ離発着案内のブラウン管が設置してある。その他トイレ、エレベーター完備。
*自動料金支払機がある?→ない。
商店街がある? 各階ともお土産、雑貨などが変える店があり、最上階にはレストランやカフェがある。その他本屋、民芸品店などがある。地下1階は現在工事中であるが、将来は地下商店街となる予定。


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