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春の歩道は何故かやさしくて 小さな香りはしゃいでいるの いつも感じる風がなびいても たまにときめき覚えしまう 夏の歩道は忙しすぎて セミや陽射しでにぎわっている 見慣れた景色光って過ぎても 時には遠く見渡してみる 秋の歩道はいつも切なくて 想い出多くつまっているの アルバムいつも色あせてしまう 変わる季節も刹那の閃り 冬の歩道は静かに輝き 水の妖精小さく踊る 氷のように閉ざした心も 透明だからすぐに分かるよ 独りだけ通る夜 月明かり寂しい 季節だけ感じても いつも道変わらない 逃げてはいないさ いつもいつも ここを通る |