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気まぐれ雨に濡れた髪 瞳、かくして 海より深い恋にさまよう 人魚 半分だけの月を浮かべて すねてるよな海辺は 素直じゃなくても 似合いそう あなたの影が夕暮れを 呼んでいるから お邪魔なラジオは消して、さざ波 聴くの 伝えてほしい てのひらの中 秘密のぬくもりだけ 不機嫌なくらい無口でいい 動けない時計に吸い込まれてゆく ふたつの心 このまま愛を止めて サヨナラ閉じこめた 貝がら流したら 涙もひとつ、へりそう 遠い異国の物語、気分まねして 未来の星座 ゆびさす乙女になるわ うすむらさきの宙（そら）のむこうで、ふたりを見つめる神（ひと） 約束はきっと守るから はじめての言葉を云えた恋人は ゆるい月光（ひかり）に 溶けてくほど自由ね どんな場所にいても 心のまんなかは いつだって ここにいようね 動けない時計に吸い込まれてゆく ふたつの心 このまま愛を止めて サヨナラ閉じこめた 貝がら流したら 涙もひとつ、へりそう |