2010-03-07 Sun
渓流に行くと色々危険な瞬間に遭遇する。釣り人の危機遭遇の話を読んでみると私などはまだまだ序の口かと思うのだが、一度だけマジで俺はもうここで死んでしまうんだと思った瞬間がある。
二人で寝ずに走って一日釣りをした、その夜は寝袋も準備してなかったし二人だったので車の運転席と助手席で仮眠、なかなか熟睡できなかった。翌日もう1人と合流して山越えで源流攻めの予定。
そのもう1人が思いのほか早く合流してきたものだからほとんど寝たような気がしないまま夜明け前から山越えにかかり、また一日中釣りをして山越えで帰る段取りだった。
その日は稀に見る入れ食いで、眠いのも眠たいのだが釣れるものだから寝てなどいられず昼飯もそこそこに早朝からイブニングまで釣りに釣りまくった。暑い日だったのでお茶も2リットルは飲んだのではないだろうか、釣りを終えて帰りの山越えにかかりだした時少し頭がくらっとした、少し風邪気味でもあったので無理しすぎたかなと思ったが後は帰るだけ、この峠を頑張って越えるだけだと急いで林道を歩いた。途中同行の二人に息が上がってるんちゃうかと笑われるほど息が荒くなっているのが自分でも分かったが、日も暮れてしまっているし同行の二人に遅れてはならじと頑張った。峠を越え、やっと車が見えホッとした瞬間、全身が痺れてきた、意識はしっかりしているのだが次第に全身の痺れが硬直に変わり動けなくなってしまった。呼吸は依然として荒く息苦しい。私の急変に同行の二人も慌てふたむき、私を後部座席に寝かせ、1人は硬直している身体をさすってくれ、1人は救急車を呼べる民家まで早く着かねばと車を飛ばした。
救急車と合流するまでの1時間半ほどの間、私は硬直してしまった体と遠くなる意識の中で「俺はもう死ぬな」と覚悟した。釣りに行って車の中で死ぬんだ、好きな事をして死ぬんだと妙なもので死を覚悟した瞬間、恐怖感はなくなり死ぬことを納得した。
救急車に移り酸素マスクをあてられ、依然身体は硬直したままであったが安心したのか酸素の供給のせいか(これは後でわかったのだが)気を失ったか、眠ってしまったのか分からない。病院に到着した頃に目が覚めた。
身体の硬直はそんなことがあったのか?というくらいにすっきりなくなり、よく寝た朝のような爽快な気分であった。
診察を受けた医者に事情を説明すると風邪気味で体調が悪いのと睡眠不足が重なり心身のバランスが崩れ、登りの呼吸の仕方が異常に荒くなり過呼吸になったのだそうである。酸素の摂り過ぎ、一種のパニックに陥ったのだそうだった。
病気や怪我、事故などではなかったが、あの時はマジで死ぬかと思った。
運転していたKさんは後で、あの時は怖かった…せめて俺の車の中では死なんといてくれと思っていたそうである。
その後、滝から滑落し骨折して這って帰ったこともあった(あの時同行したKBさんには大変ご迷惑をおかけしてしまった)し、2月の長良川で増水した川の渡渉で足をすくわれ100m程流されたり、レスキュー隊にお世話になったりと色々危ない目にあったが死というのを意識したのはこの時だけであった。
2009-09-27 Sun
今年の渓流シーズンが終了する間際、“あの紫色に輝くイワナに逢っておきたい”そんな思いに駆られ急遽引き寄せられるように出掛けたS川・・・。
そういえばこの川で実際にロッドを振るのは初めてだったのである。
大量の虻に襲われたり、大雨による増水に阻まれたり、あまりいい思い出がこの川にはなかった。
真夜中の高速を疾走しS川の林道最奥に到着したのが夜明け前の5時半。
無情にも1台の石川ナンバーがあり、既に車の中に人影は無かった。
少し明るくなってきたので川の様子を見るとかなりの渇水である、というよりほとんど水が無い・・・。
上流部で取水されているとはいえこれではちょっと・・・!
堰堤を下流方向へ三つほどやり過ごしたあたりまで進むと、水量も少しマシになってきたので車を停め川をじっと見つめていると小さなライズを発見。
少しやる気が出て200mほど下流へ歩いたあたりで川へ降りた。


川面を抜けるひんやりした風がやさしく頬を撫で、逸る気持ちを静めてくれる。
5-6投目に沈んだ岩の陰から勢いよく飛び出したイワナは、23cmくらいのよく肥えたアベレージサイズだが、確かに背中が薄紫色を帯びている。

そしてここのイワナは体長のわりに体高や厚みがあり、とにかく引きが強い。

少し色づき始めた多くの広葉樹林がここの魚たちを、そしてこの川を支えている。
その後精悍な面構えの25cmを追加し午前中は20-25cmを5匹、渇水で少なくなったポイントに苦戦していたWも2匹キャッチして終了。


午後はさらに下流へ移動、キャンプ場跡の木陰で昼食と昼寝。
好天に恵まれたこの日は禁漁間近ということもあって人が多く、朝から何台も車が行き来している。
夕まず目はキャンプ場跡から堰堤までに入った。
餌師によって昼前に攻められたあとだったが、暗くなるにつれてカディスへの反応が良くなり、27cmを筆頭に6匹キャッチできた。
Wは良型のバラシが何度かあって悔しい終焉となったが、今年1年目としてはある程度満足いく釣果を得られ、来年への課題も見つかってますます期待が膨らんでいる。
昼間見るより夕刻が迫る頃の方が紫色が際立ってくるこの川のイワナたち。

『引き良し、型良し、姿良し』 三拍子揃っていて一度で虜になってしまった。
今年はいろいろあって釣行回数を重ねることができなかったが、終わりよければ全て良しということか・・・。
『来年は是非、林道終点より奥を攻めてみたい』そんな思いを胸に帰途についた。
暗闇を吹き抜ける風がまた少し冷たくなったようだ。
2009-09-23 Wed
今季南信州シリーズ三部作の完結編となる今回の釣行会、シルバーウィークの前半三日間を使っての気ままな釣り行脚となった。今回の同行者は気心の知れたbirdことF氏、今まで数多くの渓を一緒に歩いてきた。
さすがに三日間となると、他のメンバーはそれぞれ家庭の事情があり参加が難しいようで、となると我々二人の家庭は、すでに崩壊しているのかもしれない・・・?
南アルプスの山頂が白み始めた早朝5時半、今回の第一目的地であるO田切川到着、例によっていつものコンビニで日券と朝食を購入、中央高速下のポイントへ降りた。



さすがに信州、朝一番の気温は12度、そして中央アルプスから流れ出る水温は13度、トレーナーを持ってきてよかったと思いきや、Fはなんとフリースを用意していた!
今回は前回よりさらに減水していてポイントが少なく、最初のアマゴがヒットしたのは7時半を回っていた。

Fの方は順調に数を伸ばしていてすでに5匹のアマゴをキャッチ。


8時過ぎに私が2匹目のアマゴをヒットさせたときには、Fはもう8匹。


しかし、後半は私の方が順調に数を伸ばして、11時過ぎに早めに切り上げた時点で二人とも9匹ずつのアマゴをキャッチしていた。
連休の混雑を予想して早めの11時半に前回同様の『味わい工房』へ到着したら何と1番乗り、誰も居ない屋外のテラス席で優雅に地ビールを味わった。
その後空き地へ移動し木陰で昼寝、zzz・・・。
2時半ごろ目覚めると既に二組の先行者が川へ降りていた。
慌ててFを起こし我々も準備を整えて下流部の入渓地点へ急いだ。

しかし午前中に誰かに入られたのかいつものヒットポイントからの反応が薄く、結局Fがアマゴとイワナを2匹ずつ、私は同様に1匹ずつの貧果に終わった。
近くで熊が出没したという情報をアナウンスする車が行き交う中、早々に退散。
今回の釣行会、目的の一つが露天風呂『こまくさの湯』に浸かること。
アルカリ性の単純泉で肌がツルツル、疲れが取れる感じで心身ともにさっぱり。
そして仕上げにソースカツ丼を食べてこの日は終了、私は車で、Fは一人用テントでそれぞれに分かれて就寝(お互いのいびきがうるさいから・・・)。

二日目は朝5時半起床、この日はFの関わっている管理釣り場が仕入れている安曇野にある虹鱒の養鱒場を見学し、あわよくば安曇野近辺の釣り場を紹介してもらおうという魂胆。
7時頃に長野自動車道『豊科インター』を降りて養鱒漁業生産組合に到着。
この辺りは湧き水が豊富でワサビ生産や鱒類の養殖が盛んに行われている。
日本で一番長い信濃川が長野県にはいると千曲川と名前が変わり、その最大の支流である犀川のそのまた支流が網の目のようにこの安曇野地域を流れている。
養鱒場の場長から教えてもらった場所は、犀川の支流となる穂高川の支流で烏川という川と、犀川の支流の穂高川と高瀬川と万水川が合流する三川合流地点だった。
三川合流地点は川幅も広く我々の3番ロッドでドライフライという装備では全く歯が立たず、虹鱒のチビッ子やハエが相手をしてくれるだけ・・・。


もっと高番手のロッドにウェットフライを流す釣り方で大型の虹鱒を狙うのが主流のようで、何人かのフライマンが川の中に立ち込んでいた。
もう一つの烏川は、百名山のひとつ北アルプスの常念岳を水源とする川。
上流部は落差があり木に覆われていてフライではちょっとという感じだったので中流部へ移動。


さすがに北アルプスを水源としているだけあって、水温12度でいい雰囲気の渓相だったが水量が乏しくチビイワナが3匹相手をしてくれただけだった。

12時前になってお昼ご飯をどこか涼しいところでと探しながら、憧れだった梓川沿いの158号線(野麦街道)を上高地方面へ進んでいくと、梓湖の手前に島ヶ谷川という恰好の渓相を持つ支流を見つけた。
早速川沿いの林道を進み、車止めの空き地で昼食。
この島ヶ谷川、川沿いの林道を上流へ20kmほど進んで山越えすると上高地上流部の明神橋へショートカットできるらしいがここでも熊の出没情報があり、怖い怖い。
昼寝の後、3時頃になって梓川との出合いから入渓。
早々にFがヒットしたのは25cmクラスのイワナだった。

“今日初めてまともな魚が釣れたなぁ・・・”とFが溜息混じりにつぶやく。
少し進んだ淵でFがライズを発見し同クラスのイワナを再びヒットさせた。
私もライズめがけてフライの種類やサイズを変えて挑み、ようやく20cmのイワナをキャッチした。

そこからの上流部は他のフライマンに入られていたので下流部へ移動。
夕まず目用に残しておいた梓川との出合いにあった淵のところに着くと、なんと既にここも他のフライマンに占領されていた。
仕方がないのでさらに下流へ移動すると、盛んにライズをしている淵を発見。
しかし、我々二人が近づくと警戒されてライズがなくなってしまう始末・・・。
暗くなる寸前にようやくヒットしたのは20cmほどの虹鱒だった。

北アルプスの山並みから続く裾野に広がる『安曇野』、メルヘンチックな言葉の響きとともに時間がゆっくりと流れる・・・、そんな感じのする街だった。
畑には熟し始めたりんごがたわわに実り、蕎麦の白い花があちこちで咲き乱れていた。
6時半になり梓川での釣りを終え車は再び駒ヶ根を目指している。
『こまくさの湯』に浸かるためだったが、ぎりぎり最終入湯時間に間に合った。
この日の夕食はラーメンと餃子、生ビールの泡がほとんど無かったからと生ビール代が無料になるというおまけ付きだった。
駒ヶ根ファームスで買った信州ワインを愉しみながら昨夜と同じ場所で眠りについた。
三日目は3年前に一度訪れたことがあるM峰川へ。
この川は南アルプス百名山のひとつ仙丈岳を水源としているが、川に着いてみるとなんと下流部の川の色は工事により乳白色に染まっている・・・!
不安の色をにじませながら上流へ車を進めたが、途中で出逢った餌師の情報では最上流部は大丈夫とのことで一安心。
1時間ほどかけて林道最終地点に到達したが、車が7-8台駐車してあってびっくり。
どうもこの林道は南アルプスの名峰塩見岳や仙丈ヶ岳への登山道になっているようだ。
気を取り直して川に降り水温を計ると10℃、冷たすぎる・・・。


釣り始めて早々に白っぽいイワナがヒットしたがバレてしまった。
結局この区間、反応が少しあっただけでノーフィッシュに終わった。
お昼まではまだ時間があるのでもう少し下流部へ入った。
ここでようやく初ヒットしたのは20cmほどのイワナ、南アルプスの天然水に磨かれた宝石のような魚体!
区間最後の堰堤で2匹追加し20-23cmのイワナを6匹キャッチした。


12時を回り木陰でいつもお決まりの昼食と昼寝だったが、晴天なのに寒い寒い。
Fはフリースを着てさらに寝袋にくるまって寝ていた。
標高は1,200mほどだが空を流れる雲が近いのなんの・・・。
3時になりさらに下流へ進み堰堤の上から入った。
ここもそこそこイワナの反応が良く短い区間だったが4匹キャッチ。
最後に4時半頃になって、今釣行の最終区間は工事現場の上流部。
川に降りると黒っぽいカゲロウが大量にハッチしていてイワナの反応もいい。
ここでも23cmまでのイワナを4匹キャッチした。

Fは25cmオーバーの良型イワナばかりを3匹キャッチしたとのこと。

#18のカディスを使った私とは使用した毛針の差が出てしまったようだ・・・。
再び駒ヶ根高原に戻り最終日の夕食は蕎麦で締めて帰途についた。
今回の釣行会、中央アルプス・北アルプス・南アルプスそれぞれから流れ出る水に潜む魚たちと出逢えることができ、とても満足のいく三日間だった。
来年の秋の釣行会もここで決まりということで・・・?
以下bird追記
N氏W氏二人釣行会報告メール無断公開
21日22日とTD川へ行った二人からメールにて報告が来たので無断で公開いたします。
21日
今晩は!!
朝一K谷に入渓。
先行者無きものの非常な渇水に苦戦しながら二人で15,6匹。型はいまいち…
その後、IWY谷で佃煮サイズで存分に遊ばせて貰いました。Wがeveningで25㎝が一番でした(-_-#)
明日はあまり動かず、SNMでお茶を濁すつもりです。
< N >
22日
Wと一緒でしたので流石にSNM川最上流部へは入りませんでしたが、キャンプ場から上流部といくらかその上流部で終日二人でのびのびと竿を振り又、夕方になるほどサイズアップ(前日のIWY谷で佃煮サイズになれていたせいか24,25,26㎝が大変大きく感じて (^O^) )となり、結構まともな釣果となりました。
尤もWのトラブルは相変わらずでしたが…。
結果的に竿抜けとかでなく、しばらく釣り人が入っていないような状況であった事が幸いしたようでした。
厳しいと予想してました終盤戦のわりには満足な二人釣行会でした。
< N >
N氏W氏共にいい釣行会となったようで何よりでした。
2009-09-13 Sun
我がブログチームの今期渓流デビューした二人はなかなかの兵で強わ者と書きたくなるほどの行動力と無謀さを兼ね備えている。一度連れて行った川へ一人で行ったり、連れを引っ張って行ったりと傍若無人なこと極まりない。
我々のほうも春先は二人に優先権を譲ったりしていたが、この頃はトラブって遡行に遅れてしまった彼らを待つこともなく置き去りにすることもしばしば。
そんな状態なことなので彼らも下手を打ってはいられないとばかりにトラブる事も少なくなって来たがまだまだフライが水面にある時間は釣りをしている時間に比べて少ない。
キャスティングに問題ありか?…そりゃそうでしょ、この春から渓流でラインを伸ばし出したところなんですから。
なんとなく感触が掴め出した頃禁漁になる。管釣りでたまにラインを伸ばしても渓流のように障害物もなく水の流れもほとんどなく、しかもルースニングオンリーではこれは全く渓流のフライフィッシングとはかけ離れているから解禁する頃には振り出しに戻っている部分が多くあって暫く悩まなくてはならない。まぁ暫く続けていればすぐに勘は取り戻せるのだが
小さい渓流ばかり攻めているといつの間にやらキャスティングがおかしくなっている、管釣りで昨年届いた対岸にどうしても届かないってな具合になっている。
禁漁期に入ったばかりの頃にきっちり修正しておかないと解禁時にまたまた悩むことになる。
修正は1人では無理だから2~3人でお互いチェックしあうかショップのキャスティングレッスンがいい、禁漁期にちゃんとキャスティング出来るようにしておけば来期の解禁時には見違えるほど魚は釣れる。
闇雲にキャスティングしても釣れたんだからきちんとキャスティング出来ればもっとつれるはず。
とりあえず押さえておきたいのはダブルホール、渓流ではしなくてもポイントには届いた、でもきちんとホールしてやればもっと的確に早くポイントに届いていたはずだ。
ラインスピード、パワーを上げることは近距離を釣るときも有利であることを実感してもらいたい。
2009-09-06 Sun
先週に引き続いてのO田切川、今回はbirdことFと職人Wが加わっての三人旅。ここO田切川、Wは初めてだがFは二回目、前回の釣行では27cmの幅広アマゴをキャッチしている。
目的の半分は美味しい地ビールを飲むことに置いている不遜な考えの私だが、ホスト役として何とかいい釣果を望みたいところでもある。
朝2時半に集合し、高速1,000円の恩恵を充分活用させてもらって現地のコンビニに到着したのが5時半、先週同様高速下のC&R区間入り口に車を停めた。
朝一番の水温は13℃、(先週の8℃は老眼による水温計の見間違い!)水量は先週よりさらに細くなっていて、この炎天下の中かなり厳しい釣果が予測される。

ここO田切川は川幅が広く、水流が幾筋にも分かれているため三人くらいで同時に釣り上がることができる。
早々にFに良型のアマゴがヒット、しかしキャッチ寸前で首を振られてバラシ。
25cmは優に超えていたらしい・・・。


渇水で少なくなったポイントだが魚は確実に居付いていて、フライをよく見には来るもののすぐに見破られてしまいスレ具合が半端ではない。
先週黒い大きな影が浮上したポイントでようやく私に1匹目がヒットしたが、18cmほどのアマゴだった。
午前の部はC&R区間の中ほどに架かっている吊り橋の手前まで釣り上がったが結局キャッチ出来たのはこの1匹のみだった。
Fは22cmまでのアマゴのみ4匹、トラブル処理に時間をかけていたWにも何度かコンタクトがあったもののノーヒットだったようだ。

昼食は先週同様『味わい工房』へ直行、早速お目当ての南信州ビールとスパイシーソーセージを味わった。
そしてすぐ近くの橋の下の涼しい空間で昼寝・・・。
寒さで目覚めたのが2時半、まだ寝足りない感もあったがせっかく遠方まで来たのだからとイブニングタイムのスタート。
しかし、先行者や川の中での水遊び親子などといった厳しい現実が待ち受ける中、
またしてもFが早々にイワナをヒットさせた。

川の右岸側を進んだ私にも20cmのイワナがヒット、その後も22cmクラスのイワナを2匹追加した。



期待していたこまくさ橋上流の大堰堤は先行者に攻められた後だったようで不発。
しかし、苦戦していたWが堰堤の流れ出しでイワナをヒットさせ一安心。
6時を回り魚の活性が上がったのか、私も堰堤上のポイントで23cmまでのイワナを2匹追加した。
Fはイブニングだけでイワナばかりを8匹キャッチしたそうで流石である。
その後薄暗くなり始めた6時半にロッドをたたんだ。

真夏を思わせる強い日差しの中、超渇水・先行者・川遊びの人たちなど多くの障害が重なった今回の釣行だったが、少ないながらも何とか魚の姿にお目にかかることができ、まずは良かったということにしよう・・・?
晩御飯は言わずと知れたソースカツ丼、川沿いのテラス席で川の流れる音を聞きながら堪能し、帰途についた。
帰路の車中、話は5連休どこへ行こうかということ。
中央アルプスと南アルプスに挟まれてその底を流れる天竜川、ここには今回のO田切川を初めとして数多くの支流が存在している。
お風呂があって食事の心配も要らないこのO田切川を基点として、それらの支流を攻めるという案がいまのところ有望のようですが・・・。
2009-08-31 Mon
標高2,956mの駒ケ岳から染み出す清冽な水は、田んぼを切るように流れ出て、やがて天竜川へと注ぎ込む。O田切川という名の『いわれ』がここにあるらしい。
8月29日、法事のため帰省するついでといってはなんだが、ちょっとだけ様子を見るつもりで久しぶりに訪れてみた。

ちょっとだけとは言いつつ、現地到着が朝6時・・・、かなり本気モードである・・・!
コンビニで日券を購入し、朝飯ももどかしく川に降りたのは6時半。
天気は快晴、しかし残念ながら駒ケ岳の山頂は雲のベールに覆われている。
朝一番の水温は8℃、“さすが中央アルプス・・・”と唸ってしまう冷たさである。

釣り荒れてるのか高速下の入渓地点からしばらくは反応もなく、50mほど進んだ瀬の際でようやく最初の反応がありほっと一安心、魚は確かに居る・・・。
さらに少し進んだプールの開きで本日初ヒットしたのは20㎝の綺麗なアマゴだった。

その後もここぞというポイントで同クラスのアマゴがヒットし、魚影は結構濃い感じ。

さらに進んだ堰堤の流れ出しでゆっくり浮いた黒い影は、多分良型のイワナだったはず。
あまりにゆっくり出たので合わせのタイミングが少し早かったのか手応えはあったもののすぐにバレてしまった・・・。
続いて瀬の落ち込み際で出たのは肩が盛り上がった良型のアマゴ、フッキング寸前でドラグがかかり見事にかわされてしまった・・・。
さすがにC&R区間だけあって良型が残っているのはうれしい限りだが、腕が問題・・?
結局キャンプ場まで釣り上がってキャッチしたのは23㎝までのアマゴばかり6匹。
時間も11時半になっていたのでお昼休憩にした。
この時期、渇水気味にドピーカンの天気を考えればまずまずの釣果かも・・・と納得。
お昼は駒ヶ根ファームス内にあるレストラン「味わい工房」に入った。
ここで飲んだ地ビールがまた美味しかったのなんの・・・、フルーティで絶品!!!
その後、木陰で昼寝をむさぼりつつ目覚めたのが3時半、さてイブニングの始まり始まり・・・。
上流にある『こまくさ橋』の奥に車を止め、下流方向へ20分位歩いた地点から川に降りた。
ここで早々にヒットしたのは22cmのイワナ、上流部はイワナの方が多いようだ。

本日使用しているフライは、ほとんどが#16エルクヘアカディス。
実際に飛翔している姿を何匹も見かけたのでこれで通したのが良かったのか、イブニングはポイントごとに反応があり、2-3投ごとにヒットする感じ。
イブニングだけで15-6匹はキャッチしたがほとんどイワナだった。
またしてもフッキングできなかったが、大型のイワナが見に来たりして大いに愉しめた。
ここには『こまくさの湯』という露天風呂があって入浴料も600円と良心的価格。
また、ソースカツ丼の美味しい店があちこちにあったりして、奥さんや子供はロープウェイで駒ケ岳登山を愉しみ、我々男共は釣りに興じるといった家族孝行を兼ねた過ごし方もありかもしれない・・・。
と、そんなことを考えながら林道を歩くと、もう虫の声が辺りに響き渡っていた・・・。
2009-08-29 Sat
O谷最上流部、最後に行ったのはいつ頃だったろうか…踏み後もほとんどない林道脇のブッシュに切り込み緩やかな原生林の斜面をひたすた下降し谷底の直前で切り立つ河岸の急斜面に取り付きやっとの思いで辿り着いた谷底の風景は下流部となんら変わり映えしない水と岩の薄茶色い印象しか残っていない。
ただ、ここのイワナたちのまるで毛鉤にじゃれ付くかのように出てくれる無垢な反応は下降の辛さや、必ず待っている帰りの登攀のきつささえ忘れさせてくれる程楽しいものであった。
先週末、雨で断念したこの谷への久しぶりの釣行、今週は何とか大丈夫そうな天気予報に期待して林道奥のゲート前に着いたのは5時少し前であった。
夜間の雨も危険を感じさせるほど強くなく朝方からは晴れてくる予報は白山周辺の広い範囲で確認できたので今以上の増水はないとゲートを越え歩き出す。
不確かな記憶の入渓地点を僅かな踏み後を探しながら記憶と摺り合わせてみるがなかなかヒットする場所が見つからない。
一度小さな谷沿いに降りてみたがやはり待っていたのはザイルなしでは降りられない二段10mほどの滝。無理をすれば降りられそうだったがザイルは1本しか持ってきていない。悩んだが安全優先は基本中の基本、ここは再度記憶と合致する下降点を探すほうが良いと林道まで引き返す。
なんとなく雰囲気のあるブッシュの切れ込みに刃物で切った枝を発見、少し降りてみる、踏み後は見つからないが当時も明確な踏み後などない原生林の斜面を降りていたし何より記憶とほぼ間違いない風景であったから降りることにする。しかし最後の谷底への急斜面を降りるルートがなかなか見つからず僅かに見えている谷底の気配を伺って見るとかなり白泡がたち増水している気配、無理して降りても釣りにならないかもしれない予感が脳裏をかすめた瞬間気持ちが崩れ去った。
やめよう…ザイルで何とかなりそうだが無理は出来ない。若い頃とは違い体力で乗り切る自信がない。降りてきた斜面を引き返す事さえ辛く感じるが増水の谷の遡行、そして再びこの長い斜面を帰らなければならないという思いに打ち倒されてしまった。
初夏のブッシュの低い時期にもう一度来てみる事にして今回は断念した。
何度も降りては上がりを繰り返したものだからこの3時間の間に一日分の体力を消耗してしまった、後はどうしようか…楽なK谷、水引きの早いK谷、藪漕ぎのないK谷…


H氏に尺か?…残念ながら28

8番のマドラーミノーを食ってくる、夏はこういう釣りも面白い。

午前中いっぱいで疲労はピークに、アブのいないところまで降りて昼食、昼寝(どっぷり)
イブニングもこれといった成果なく終了。
古い記憶に頼るもんじゃない。
2009-08-23 Sun
長いことご無沙汰している渓へ行って見なければならないと思いつつ、ついつい目先の釣果に目がくらみ毎度おんなじ場所ばかりに通ってしまいどうもいかんなと思っていたところへ久しぶりにH氏から今週はどうします?とお誘いがあった。庄川尾上郷、手取O谷最上流、宮川(神通川)水系、長良川、飛騨川とご無沙汰ばかりで毎週行っても行ききれないほどの心残りがある。
今回はひとつこのうちのどこかへ行って見なければとH氏に相談、手取O谷最上流へ行ってみようということになった。
追坂峠で待ち合せ、一路北陸道へ、雨が…
次第に強くなり、しまいにはザーザーと…、またかいな…
降雨量情報と水位情報を確認すると「無理」と出ている。敦賀IC入り口で他の河川情報を確認しても入れそうな川はない、H氏が「これはもう帰ったほうがいいのではないか」、このところのゲリラ豪雨の状況を鑑みるとこのような時無理に行って怪我でもすると良くないと話は決まり断念することになった。
H氏と別れ帰り道石田川を見に行くとここも増水濁流、やはり帰ろうともう一度水位情報を見てみると一時間当たり15~6cmのペースで水は引き始めている、これなら午後には釣りが可能な状況だ。先の決断を翻し一路K谷へ向かう。
午前8時前石川県に入り国道沿いの大道谷の状況を確認、水位は少々高いが水は澄んできている。K谷に入るにはもう少し待ったほうがいいと思い大道谷で時間をつぶすことにした。
入渓地点でさてどうやって釣ろうか悩んでみた。アントを沈めてみる、ソフトハックルを沈めてみる、大きなカディスを流してみる、#16のカディスを流す、沈める、ホッパーを流す…どれも反応無し。
これならもうQBPで探り倒すしかないかと緩流帯にしぼって遡行開始、すぐにアベレージサイズがヒット、何でもいいのかも知れない。
その後2~3のアタックはあるもののヒットさせられず増水の遡行にも嫌気が刺し少し早いかもしれないがK谷に向かう。
K谷はそろそろいい水加減になりつつありいつものポイントを目指し林道を登る。
第4橋をこえ登りに差し掛かったところでいつもの駐車ポイントに先行がある、よく見ると京都ナンバー…確かW氏とT氏がU川へ行っていると聞いていたがU川も増水で釣りにならないはず、もしかすると彼らではなかろうかと林道の奥へ進むとすぐに2人のウェイダー履きが降りてきた。やはり…思ったとおり彼らであった。U川の増水で釣りにならずすぐにこちらへ転戦したそうで、二人とも5~6尾を掛けたとの事、恐れ入りました。さすがに「ぼ」知らずの二人、作戦が見事だ。K谷は上流域は既に飽和状態なので下流部へ下がりヤマメ狙いに変更。しかし下流域は落差が大きくこの増水では遡行が大変である。数尾のチビヤマメが元気に飛び出すがここぞというポイントは沈黙、大型はいないのか水面に興味がないのか。


薄紅化粧のヤマメ、大型は白泡の下だろうか
O谷は水引きが遅いし、市ノ瀬駐車場横の様子を見てみたがあまり面白い釣りが出来そうな状況ではなく、日陰を探して昼寝にする。5時前だったろうか駐車場警備の人にここでキャンプするおつもり?といつもの事ながら職質される、ちょっと昼寝をしていたんですというと、きっちりお仕事だけはしていかれる、「ここではキャンプは出来ません、キャンプなら~」とお決まり文句を一節ブッて去っていった。丁度良い時間に起こしてくれた、M谷のイブニングポイントはW,T氏が入るだろうから私は本流合流点から第一堰堤までやろうかと決めていた。ここもアベレージサイズばかり、早上がりして第一橋上下流のチャラ瀬を狙ってみたがやはりアベレージ。夕闇も近づき堰堤下に期待するがこの堰堤下は浅すぎ、昼間のプレッシャーが抜けていないのか反応もなくジ・エンド。
帰りの北陸道でふとT川は増水後でまだ鮎の引っ掛けは入りにくいはず、朝一ならチャンスはあるかも知れないと思い立ち今庄ICで降り、川沿いで一泊、堰堤上流に入る。
増水は20cmほど、ささ濁りである。ドライに出るのは15cmほどのチビばかりなので逆引きしてみると同じポイントから少しましなサイズが飛び出した。

やはりこういう条件ではウェットの釣り下がりということになるのだろうか、重めのシンクティップは最近持ち歩きもしなくなったがやはり釣り下がり用も一通りは積んでおかねばならないと痛感する。ソフトハックルの20cm上にマーカーというスタイルで釣り上がってみる、激流のわきのポイントでマーカーがフッと沈んだ、合わせるとグンと乗る、下流へ走られるところを何とかこらえて取り込むと長さは25cmほどであったが体高はぶっとい、手で持って撮影しようとしたがなかなかじっとしてくれなくてシャッターをきる前にティペットをきって逃げられてしまった。
ウェットの釣りというのはなかなか辛抱のいる釣りである、辛抱できずにドライに変えるがやはり反応するのはチビばかりだ。
あれこれ試していると時間の経つのが早い、500mほどしか進んでいないのに3時間が過ぎ軽トラがうろうろしだした、昨年から上流のN漁協もアユを放流しだして昨週あたりから素掛けが始まったのである。素掛けでアユを掛けるんだがついでに型のいいアマゴやイワナも掛けられる、勢い大型は減ってくるのである、漁協の方針、地元の楽しみである。T川でフライを楽しめるのは5月だけとなってしまったわけである。
チビばかりしか釣れないので嫌になり川を上ると川沿いの駐車スペースは軽トラだらけ。N漁協のアユなどめったに知る人も少ないだろうしさぞかし多くのアユが残っていて引っ掛けるのも楽しかろう、もうお祭り騒ぎである。
まだ時間も早いので石田川第3堰堤上流を探って帰ることにした、水量は1日で平水に戻っていて濁りもない。あとは魚がいてくれれば…
1Kmほど釣り上がったが5回アタック3度フッキング、3度バラシで結果的にノーフィッシュ、淵で走りまわられてばらしたのが1尾いたが25cmあるかなしかといったところだろう。昼前までやったが集中力がかなり落ちてきたようで小石につまずくわ斜めの石を踏んでじたばたするわで魚も獲れずストレスになってきたのでやっと帰る気になった。
あちこち回ってみたが結局増水に悩まされ中途半端な釣りばかりになってしまった、優柔不断な釣りはストレスのもとである。
2009-08-15 Sat
LOOPオプティピークOPPE3110-4
11ft-#3アンダーハンドニンフ用を拝借して釣り上り、山岳的渓流をウェットを結んでテンカラ的に攻めてみる、リーダーだけではキャストし辛いのでリーダーティペットは短く短く5~6ftで十分、長竿の利点を活かしリーダーティペットを空中にフライのみを水中にドラグフリーで流していく、キラリと水中で食ってきたりバシャンと派手に反応したりドライとはまた違ったスリルを感応できる。水中の釣りは流れのある場所はドラグフリーで、流れのない場所は規則的なリトリーブを。リトリーブ時はライズがあればライズポイントを通過するように、ないときは遠投して広範囲に探りを入れる。(経験的にこの方法はイワナよりアマゴのほうが反応がよい)
長いだけに遠投楽チン、テンリュウの長竿より軽い、とはいいえシングルハンドでの釣り上がりには少々手に負担がかかる、設計通り大場所で沈める釣り、しかもアンダーハンドキャストでパワーを100%引き出せば面白いだろう。

午後から雨の予報、雨の間に移動、途中有名(らしいのだが私は知らなかった)な蕎麦屋で昼食

うまかった…………
夕方から上がるはずの雨は上がらず増水と濁りで釣りにならずテントで3人ともフテ寝のち爆睡

翌朝、爽やかな朝となりお盆なのに秋のような涼しさ

大型が出ない…

こんなところで勘弁してやるか…
以降デジカメ水没
N氏は嫌がっていたがO谷中流部遡行、林道ですれ違った地元組みは最上流でそこそこ釣れたと言っていたが本当はかなり釣れたに違いない。
思ったとおり堰堤巻きでN氏ヘロヘロ、集中力もヘロヘロになってしまったのか以降出る魚ほとんどをフッキング出来ず
O谷を上がる寸前にW氏N氏共に良型を掛けてフィニッシュ
思いのほかO谷遡行に時間がかかりイブニングに狙っていたポイントに明るいうちに到着できなくなってしまい残念だったが、まぁこんなもんでしょ
私としては熊より増水より怖かったメジロアブの猛襲がなく8月の釣りとしては快適な楽しい二日間であった。
2009-08-02 Sun
アングラーズクラス京都通天湖競技会
CND野寺さん、根津さんも山梨から駆けつけられました。

JCAの矢崎さん、フライ#6片手投げでは41mの飛距離

日本キャスティング協会
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