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ソフト15勝目

集中打で一挙3点

2000日本リーグ/第10節/第1日/11月18日(土)/大阪大会/大阪府大阪市・舞洲(まいしま)ベースボールスタジアム

日立ソフトウェア(15勝6敗) 3−1 大徳(11勝10敗)

 
大徳
日立ソフトウェア ×

出場メンバー
日立ソフトウェア 大徳
[3]
[4]
[7]
[D]

[9]

[5]

[8]
[6]
[2]
川崎千明
一居理恵
田村由香
斎藤春香
千葉孝恵
亀田悦子
黒田多江子
来條美穂
馬渕智子
田本博子
新海直子
藤本あさ子
[9]
[3]
[8]
[2]

[6]
[D]
[7]
[5]
[4]
渡邊潤子
小笠真美
鈴木美帆
安仲欣
柘植香奈子
渡邊いずみ
湯浅瑞穂
佐藤由希
吉川薫
薮内布由子
[1]
入山真澄
柳沢明子
[1]
秦学静
遠藤有子

 試合前に、刈谷大会の第1戦で日立高崎が勝ったとの報が入る。この結果ソフトの3位が確定し、以後の試合は消化試合となった。逆に大徳にとっては、決勝トーナメント進出の懸かった絶対に落とせない試合。背水の陣で臨む大徳は、予想通りエースの秦学静(チン・シュエジン)をぶつけてきた。
 秦とは昨年の第6節で完封負けを喫して以来の対戦だが、勝って得るものの少ない今回の対戦でも、ソフトは初回から攻勢に出る。先頭の川崎が秦の球をジャストミートするがこれは遊ゴロ。さらに田村の中前安打、斎藤の四球で二死一、二塁とする。結局無得点に終わったものの、制球の良くない秦に対して付け入る隙は十分にあった。
 ソフトは3回裏、先頭の藤本が右前安打で出塁。川崎投ゴロで一死二塁とし、続く一居が左前への痛烈な安打を放つ。さらに二盗成功で、一死二、三塁の絶好のチャンス。ここで田村が左前に適時打を放ち、左翼手の佐藤がショートバウンドの打球をこぼして処理にもたつく間にまず藤本が生還。さらにバックホームの送球が大きく逸れる間に、一居も一塁から一気にホームインし、2点のリードを奪う。打った田村は三塁へ進出。斎藤が三振で二死となるが、続く亀田のライナー性の打球が三塁を襲う。これが三塁手・吉川のエラーを誘って田村が帰り、ソフトは3安打と3敵失で一気に3点を奪った。
 秦を諦めた大徳ベンチは、4回から遠藤を送り出す。3回しか投げなかった秦は明日の試合でも登板が濃厚。トヨタ関係者の苦虫を噛み潰した顔が目に浮かぶ。
 大徳も2回や4回には安打で走者を出すが、盗塁失敗や離塁アウトなどで憤死。機動力が売りの大徳だが、これでは持ち味を発揮できない。しかし5回表に先頭の湯浅が、風に恵まれれば本塁打という右越えの三塁打を放ち反撃開始。佐藤四球で無死一、三塁の場面で、一塁走者の佐藤が二盗を敢行。藤本の二塁送球の間に三塁走者が本塁を突いて大徳が1点を返す。一、三塁ではこのような重盗を防ぐため、二盗を許すのはやむなしとする
ものだが、1点を与えても塁を空にすることで大量失点を防ぐ狙いだったのかも知れない。しかし狙いは失敗し、1点を返されてなおも無死二塁。しかし吉川の放った強打を三塁の来條が軽快にさばいて併殺に仕留め、失点を1にとどめた。
 ソフトの攻撃は3回で打ち止めらしく、それ以降は無安打と眠りに入る。6回裏には千葉、黒田、馬渕が代打として打席に立ったが、三者凡退に終わった。
 6回からは入山に代わって柳沢が、リーグ戦では第2節の日立工機戦以来の登板。イレギュラーバウンドによる不運な安打を安仲欣(アン・ゾンジン)に許したのみで、2回を1安打無失点に抑えた。

その他の試合結果

<大阪大会>
戸田中央総合病院(11勝10敗) トヨタ自動車(10勝11敗)
ミキハウス(9勝12敗) 日立工機(4勝17敗)
<刈谷大会>
日立高崎(17勝4敗) YKK四国(3勝18敗)
デンソー(7勝14敗) シオノギ製薬(11勝10敗)
豊田自動織機(19勝2敗) 太陽誘電(9勝12敗)


最終戦を飾る

決勝T初戦は大徳と

2000日本リーグ/第10節/第2日/11月19日(土)/大阪大会/大阪府大阪市・舞洲(まいしま)ベースボールスタジアム

日立ソフトウェア(16勝6敗) 3−1 ミキハウス(9勝13敗)

 
日立ソフトウェア
ミキハウス

出場メンバー
日立ソフトウェア ミキハウス
[3]
[4]

[7]
[D]

[9][5]
[8]

[6]
[2]
川崎千明
一居理恵
筒井めぐみ
田村由香
斎藤春香
黒田多江子
亀田悦子
来條美穂
田本博子
千葉孝恵
新海直子
藤本あさ子
[4]
[5]
[1]



[8]
[9]

[D]
[2]
[7]
[3]
高木美晴
宗利美保
T.ハーディング
東郷益実
奈良さやか
薮下佐緒里
田中幹子
日高よしえ
平位奈緒
島田裕子
北牧典子
西口裕美
松尾香里
[1] 入山真澄
石川多映子
[6]
喜納梓
角田真美

 前の試合が両者譲らぬ激戦となった工機−戸田戦だっただけに、どちらにとっても 重要なものの懸かっていないミキハウス−ソフト戦はいささか緊張感の抜けた感があるのは否めなかった。とはいえソフトは、先制点、追加点、駄目押し点と1点ずつ得点を重ねて勝利を収め、16勝6敗でリーグ戦の全日程を終了した。
 ミキハウスの先発はハーディング。昨日の秦に続いて国の代表投手との対戦だが、難敵とは言え以前のように出て来ただけで戦意が萎えるほどの恐ろしさを感じなくなったのは、やはり五輪の成果だろうか。
 ソフトは初回、二死から田村が内野安打で出塁。続く斎藤の打球は、一塁手の松尾のグラブをはじく強烈なライナー。打球は一塁側ファウルグラウンドへと転がり、さらにミキハウス守備陣がこの処理に手間取る間に田村が一塁から一気にホームイン。日豪代表対決は斎藤が制し、ソフトが幸先のいい先制点を挙げた。代表対決と言えば、2回には田本も右前安打を放っている。
 3回表には先頭の川崎が、ライナーでフェンスを越えていく左中間本塁打を叩き出して追加点。今年は打撃不振に苦しんだ川崎だが、リーグ終盤に来て核弾頭に当たりが戻ってきたのは心強い。ミキハウスの投手は5回から角田に代ったが、ソフトは6回にも来條の左中間適時二塁打で、リードを3点に広げた。
 入山はリーグ戦では初めてとなる2日連続の先発。1,2,4回には先頭打者に出塁を許すなど、第4節でのミキハウス戦ほどに安心して見られる出来ではなかった。しかし来條らの好守にも助けられ、5回を散発3安打の無失点に抑えた。6回からリリーフした石川が、最終回に3安打を浴びて1点を返されたが逃げ切り、3−1でミキハウスを破った。
 秦、ハーディングを打ち崩して連勝で最終節を飾り、3位ながらもいい流れで決勝トーナメントに臨むことができる。

白熱の4位争い

 大阪大会においては、ソフトの試合よりもむしろ決勝トーナメント進出を賭けた4位争いの方が、緊張感がみなぎり見応えがあった。
 初日の第1試合では、10勝で6位タイの戸田中央総合病院とトヨタ自動車が直接対決。戸田が延長8回、金子のサヨナラ3ランで劇的な勝利を挙げて最終戦に望みをつなぐ。続く第2試合で大徳がソフトに敗れ、これでシオノギ製薬が単独4位と思いきや、シオノギが刈谷でデンソーによもやの敗戦。シオノギ、大徳、戸田の3チームが11勝で並んで最終戦を迎えた。
 まず大徳がトヨタを破り、この結果、直接対決の成績でシオノギが望みを絶たれる。続いて戸田も、必死に食い下がる工機に窮地に追い込まれながらも粘り勝ち。大徳と並ぶ12勝で全日程を終えた。
 大徳と戸田は直接対決の成績が0−1、1−0で、勝ち数、得失点共に等しいため、第3試合の後にプレーオフを実施。大徳が勝ってチーム初の決勝トーナメント進出を果たした。

その他の試合結果

<大阪大会>
大徳(12勝10敗) トヨタ自動車(10勝12敗)
戸田中央総合病院(12勝10敗) 日立工機(4勝18敗)
<刈谷大会>
YKK四国(4勝18敗) デンソー(7勝15敗)
太陽誘電(10勝12敗) シオノギ製薬(11勝11敗)
豊田自動織機(20勝2敗) 日立高崎(17勝5敗)

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