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7失点 最悪のリスタート

日立ダービー、2戦連続完敗

2002日本リーグ/第7節/第1日/10月12日(土)/高崎大会/群馬県高崎市・高崎市城南野球場

日立高崎(11勝3敗) 7−0 日立ソフトウェア(11勝3敗)

 

日立高崎

日立ソフトウェア

出場メンバー
日立ソフトウェア 日立高崎
[8]
[4]

[3]
[DH]
[7]

[5]
[9]
[6]
[2]
山田恵里
一居理恵
都築加奈恵
黒田多江子
斎藤春香
亀田悦子
来條美穂
新海直子
馬渕智子
西山麗
藤本あさ子
田本博子
[9]
[8]
[3]
[5]

[DH]

[7]

[6]
[2]

[4]
松本智絵
岩渕有美
伊藤良恵
宇津木麗華
大谷梓
小関しおり
黒川春華
小林良美
柳川直子
三科真澄
須藤綾子
鈴木英都巴
土谷祐美子
[1]
入山真澄
遠藤有子
[1] 上野由岐子
監督 磯野稔 監督 宇津木妙子

 アジア大会から1週間足らずのインターバルで、日本リーグが再開した。ソフトの初戦の相手は、全日本に監督・コーチを含め7名を送り込んでいる日立高崎である。
 ソフトに有利な条件は揃っていた。高崎の代表勢はアジア大会の疲労がある、優勝で緊張感から解放されたばかり、代表選手とその他の選手との連携不足、国際大会と異なる材質のボール・・・・。
 高崎の優位な点と言えば地元で戦えることぐらいで、ソフトが完敗した前回の雪辱を果たす期待は高かった。しかし、これらはすべて甘い楽観論に過ぎないことを思い知らされた。
 ソフトは入山が今シーズン初先発。しかし初回の先頭打者を歩かせたのに始まり、常にボールが先行するなど制球が不安定だった。1,2回はしのいだものの、3回に宇津木の適時二塁打で2点を先行される。
 また5回には、先頭の松本智に右中間二塁打を浴び、さらに悪癖のゴロになる暴投も飛び出して、自らピンチを広げ降板に追い込まれた。
 無死一、三塁の場面を預けられた遠藤も、悪い流れを変えられない。一死後、宇津木に再び適時打を左前に運ばれて追加点を許す。さらに一死二、三塁で、小林にも右前適時打を打たれて0−5と、勝負は決してしまった。
 宇津木監督は、6回表の先頭打者に代打を送るなど、すでに余裕モード。この代打・鈴木にまで安打を許し、二死三塁から岩渕、伊藤にも連続適時打が出て0−7と、屈辱的な大差がついた。
 攻撃陣も、上野に対して抵抗を見せたのは3回まで。それ以降は上野のドロップ、チェンジアップ、時おり混ぜるライズの前にノーヒットと、完膚なきまでに封じ込まれた。オリエンタル・エクスプレスの異名の通り速球派で通っている上野だが、対ソフト戦では変化球中心の投球を仕掛けてくる。
 ソフトは初回、山田の内野安打などで二死三塁と序盤から好機を作ったが、斎藤がチェンジアップに引っかかり空振りの三振に終わる。また3回には、山田の二塁打や重盗などで二死二、三塁としたが、黒田があえなく凡退。やや制球を乱していた上野をこの回のうちに捕らえられなかったのが痛く、点差をつけられてからは集中も切れた。
 無抵抗に終わった攻撃陣の中で、一人気を吐いたのが山田。ソフトの2安打を一人で叩き出したほか、三盗を2度成功させた。また守備でも、6回表に松本智のあわやセンターオーバーの大飛球を好捕した。
 この試合は、アジア大会優勝メンバーが多数出場するため、マスコミの注目度も高かった。そんな中で敵の代表選手の活躍だけが目立ち、ソフトは格好の引立て役になってしまった。
 日立ダービーでの2戦全敗は、1997年以来5年ぶり。しかも2試合の合計で0−12という完敗。今後も上位との対戦が続くだけに、この大敗が尾を引くようだと、優勝どころか決勝トーナメント進出も危うくなってくる。

その他の試合結果

<高崎大会>

東邦銀行(5勝9敗)

大鵬薬品(3勝11敗)

太陽誘電(9勝5敗)

10

伊予銀行(1勝13敗)

<広島大会>

ミキハウス(11勝3敗)

戸田中央総合病院(7勝7敗)

豊田自動織機(10勝4敗)

シオノギ製薬(3勝11敗)

デンソー(9勝5敗)

トヨタ自動車(4勝10敗)


東邦銀行に逆転勝利

新海、今季初アーチ

2002日本リーグ/第7節/第2日/10月13日(日)/高崎大会/群馬県高崎市・高崎市城南野球場

日立ソフトウェア(12勝3敗) 5−2 東邦銀行(5勝10敗)

 

日立ソフトウェア

東邦銀行

出場メンバー
日立ソフトウェア 東邦銀行
[8]
[4]

[9]

[DH]
[7]

[3]
[5]
[6]
[2]
山田恵里
一居理恵
都築加奈恵
馬渕智子
田本博子
斎藤春香
亀田悦子
来條美穂
黒田多江子
新海直子
西山麗
藤本あさ子
[7]
[2]
[5]
[3]
[DH]
[8]

[9]
[6]

[4]
菊池亜佐美
宮本直子
加藤広美
甲斐温子
小池裕子
加茂真由美
前田智子
高橋千春
布川由桂
渡辺美久
石田悟子
[1] 石川多映子 [1] 高夕子
監督 磯野稔

監督

望月孝雄

 東邦はエースの高をぶつけてきた。第4節での対戦では、半ば勝負を投げた形で二番手投手を起用していたが、昨日のソフト−高崎戦を見て勝算ありと見たのか。下位チームが試合前から諦めの心境になるような強さは、今のソフトにはない。強豪ではあるが、スキも多い。
 序盤は東邦が攻勢を仕掛ける。初回に先頭の菊池が、石川の甘い高めを叩いての左中間二塁打で出塁し、三番・加藤の中越二塁打で東邦が1点を先行する。加藤の打球は、日光さえ目に入らなければ、山田なら取れたのではなかっただろうか。ここ城南野球場は、ホームが南側にある守備陣泣かせの球場である。
 石川は、2回にも高橋に左中間ソロ本塁打を浴び、ソフトは早くも2点のビハインドを背負う。エース・石川をもってしても、昨日から続く悪い雰囲気を変えられない。
 しかし3回表に、先頭の新海が中越えにソロ本塁打を叩き出して1点差に詰め寄り、反撃の口火を切る。さらに山田の内野安打や敵の野選等で一死満塁とし、馬渕の左前適時打で西山、山田が生還して、ソフトが逆転に成功する。
 完投した前日に続く連投、かつファウルで粘るソフト打線に悩まされ、球にキレのない高に対し、ソフトはなおも攻め続ける。5回には、山田のあわや本塁打という左越え二塁打や、一居の内野安打などで無死満塁とし、斎藤の中前安打で追加点を挙げる。6回にも、前日にリーグ戦初先発を果たした西山の内野安打を皮切りに、山田のこの日3本目の安打でダメ押し点を奪った。
 準代表クラスの高から5点を叩き出したソフトだが、他にも亀田や新海にもう少しで本塁打の当たりが飛び出すなど、実際にはスコア以上に押しまくっていた。満塁の好機が2度あった5回表に1得点で終わるなど、むしろもっと点が入ってもおかしくなかった。
 石川は、4回裏にも甲斐の安打などで二死三塁とされる。しかし、この場面をしのぐと早いカウントで打たせるいつもの投球を取り戻し、5回以降は27球でパーフェクトに抑えた。石田や代打・前田に強打されてヒヤリとする場面もあったが、一居や田本の鮮やかなダイビングキャッチに救われた。
 連敗は免れたが、この2試合の9失点で、1試合の平均失点は2.47となり、12チーム中5番目に多い数字となった。次節までの3週間(国体を挟むが)は、投手陣の整備が急務だ。

その他の試合結果

<高崎大会>

日立高崎(12勝3敗)

伊予銀行(1勝14敗)

太陽誘電(10勝5敗)

大鵬薬品(3勝12敗)

<広島大会>

戸田中央総合病院(8勝7敗)

豊田自動織機(10勝5敗)

ミキハウス(12勝3敗)

デンソー(9勝6敗)

シオノギ製薬(4勝11敗)

トヨタ自動車(4勝11敗)

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