| ミキハウスが決勝進出 |
田中が2ラン スミス撃沈
2002日本リーグ/決勝トーナメント/第2日・第1試合/12月1日(日)/京都市・西京極野球場
ミキハウス 2−0 豊田自動織機
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| 豊田自動織機 |
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| 前日にソフトを破ったミキハウスと、日立高崎に敗れた豊田自動織機が、決勝トーナメント最終日の第1試合で対戦した。この試合の勝者が、高崎の待つ決勝に駒を進める。 先発はもちろんスミスとローチ。共に米国・オクラホマ州立大の出身で、それぞれ米国、豪州の主戦投手として活躍してきた両者の対決が実現した。意外にも、この二人が共に先発投手として対戦するのは、日本リーグでは初めてである。 前半から押していたのは織機。1回から今シーズン首位打者の堀口の二塁打などで一死一、二塁の好機を作る。さらに2回には二死三塁、4回にも敵失などで二死三塁と塁を賑わせるが後続なく、0−0のまま試合は6回へと進む。 ミキハウスは先頭の高木が四球で出塁。いつになく静かだった織機・田中監督が、ここで初めて動いた。小林に代えて一塁に長澤を投入し、守備を固める。ミキハウスは敵将の術中に陥るがごとく、宗利、ワードが続けて送りバントを長澤に阻まれて失敗。二死一塁となって、田中監督の用兵は成功するかに思えた。 しかしミキハウスの4番・田中が、敵の小細工をあざ笑うかのような豪快な一発を叩き出す。スミスの2球目を右方向に弾き返した特大の打球は惜しくもファウルとなったものの、ならば打ち直しとばかりに今度は文句なしの2ランを左中間へと放り込んだ。昨年は自らの本塁打で優勝を手にしたスミスだが、今年は逆に一発を浴びて沈んだ。 ミキハウスは決勝進出を目前にしたプレッシャーからか、最終回に守備が乱れてややバタバタしたものの、この2点を守りきって初の決勝進出を果たした。 |
| 日立高崎 4度目のV |
宇津木がサヨナラ打
2002日本リーグ/決勝トーナメント/第2日・決勝/12月1日(日)/京都市・西京極野球場
日立高崎 1−0 ミキハウス
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| ミキハウス |
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| 日立高崎 |
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1× |
1 |
| 主砲の放ったチーム唯一の安打で、日立高崎が4回目の優勝を果たした。 前日に織機を完封した高崎・上野だが、この日は立ち上がりが悪い。1回から先頭の高木に初球をぶつけ、さらにワードの右前安打で一死一、二塁とされた。続く2回にも中村、前田に連打を浴びて無死一、二塁とされるなど、序盤から得点圏に走者を背負う。しかし3回以降は立ち直り、許した走者は四球の田中のみ。7回までに10三振を奪う力投を見せる。 一方ローチも、初回の三者三振を皮切りに同じく10奪三振。2日で3連投とあって、さすがに後半は奪三振のペースは落ちたが、6回まで与四死球3のみのノーヒットピッチングと、こちらも得点を許さない。 過去、2年連続で決勝に駒を進めている高崎だが、一昨年はソフトの石川にノーヒット、昨年は織機のスミスに完全試合と、1本の安打も打てず敗れている。今年も6回まで安打なしで、二度あることは三度の予感も漂ってきた。 しかし7回裏は、3番からの好打順。まず伊藤が四球で歩き、アテネ五輪までの現役続行を表明した宇津木に打順が回った。膠着状態の打開を4番に託したが、宇津木は何を思ったかバントを試みる。慣れないバントは右方向への小フライとなりヒヤリとさせたが、前進してきた一塁手・日高の頭を越えてファウルとなった。命拾いしたものの、2ストライクとなったことで、宇津木は強攻策に変更。これが勝利を呼び込んだ。渾身の力で振り抜いたバットから放たれた打球は、今度は強烈なライナーで日高の頭上を越え、一塁線上へと抜けていった。高崎ベンチから全員が飛び出す中、伊藤が一塁から一気に本塁へ突入。サヨナラ勝ちで日立高崎が5年ぶりに女王の座に返り咲いた。 |