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森下3打点 ソフト快勝

斎藤「監督」 初陣飾る

2004日本リーグ/第1節/第1日/第1試合/4月24日(土)/豊田大会/愛知県豊田市・豊田市運動公園野球場

  1 2 3 4 5 6 7
デンソー
日立ソフトウェア ×

日立ソフトウェア デンソー
[8] 山田恵里
[6] 西山麗
田中亜侑美
[5] 新海直子
[7] 馬渕智子
[9] 亀田悦子
[D] 森下そのみ
[4] 来條美穂
[3] 黒田多江子
[2] 鈴木由香
田本博子
[4] 松尾真由子
松本尚子
[7] 藤井美穂子
[9] 東美幸
[2] 小池裕子
[6] 安藤美佐子
[5] 荻原千佳子
[8] 増山由梨
[D] 篠原真由子
田中美奈子
[3] 初鹿野まい
湯山千恵美
[1] 遠藤有子
[1] 増淵まり子
染谷美佳
監督 斎藤春香
監督 組島千登美

 日本リーグでは初のスタメン入りを果たした森下そのみの活躍などで、前年2位の日立ソフトウェアが開幕戦を白星で飾った。

 ソフトは初回、監督兼任となった斎藤春香に代わって4番に座った馬渕智子の二塁打などで二死、一、三塁とし、立ち上がりから好機を作る。デンソーベンチは続く亀田悦子を歩かせ、満塁で森下との勝負に持ち込む。しかし森下は、軽く見られた屈辱を晴らすかのごとく、増淵まり子の2球目を左越えに弾き返し、先制の2点二塁打を放った。

 その後もソフトは毎回のように安打を放つものの、エンドラン失敗などでなかなか追加点が奪えない。逆に4回表には、先発の遠藤有子が東美幸、小池裕子に連打を浴び、二死一、三塁の窮地に立たされる場面もあった。昨年の対戦では3点差を一時逆転されているだけに、2点のリードは安全圏とはいえなかった。

 勝負を決定づけたのは5回裏。無死一塁で新海直子の送りバントを、増淵が今日2度目の一塁悪送球。相手のミスで無死二、三塁とチャンスを広げ、馬渕が一、二塁間を抜いて3点目を挙げた。増淵は被安打9、失点3で降板する。
 なおも一死一、三塁で、馬渕の二盗を敢行すると、デンソー内野陣の二塁ベースカバーが遅れて送球は外野へ。この間に三塁走者が帰って4点目を追加する。さらに森下が今日2本目の適時打を放って、とどめをさした。

 中盤以降はデンソー打線にやや押され気味だった遠藤だが、デンソーの戦意をくじく5回の追加点にも助けられ、5安打されながらも完封勝利を挙げた。
 デンソーは6回を除いて毎回走者を出すものの、走塁ミスや送りバント失敗などでチャンスを潰した。

■ 監督として選手として

 日立ソフトウェアのメンバー表から、ついに「4番・斎藤春香」の名が消えた。

 永年、ソフトの不動の4番打者として君臨してきた斎藤だが、チームの打撃力向上に伴い、年々影が薄くなりつつあるのは否めなかった。ここ数年は、少なくとも数字のうえでは、馬渕、新海、山田恵里らの後塵を拝するようになっていた。

 初めて30番をつけて臨んだ今季の開幕戦。斎藤は今まで自分の名があったオーダー表の蘭に、別の名前を書き入れた。4番・馬渕、DP・森下。この2人がそれぞれ3安打、2安打と結果を出し、チームは快勝した。
 初采配となる試合で選手起用が的中したが、それは自らの居場所がなくなるという皮肉にもつながる。

 現役を退いたわけでは、もちろんない。何より今年はアテネ五輪が待っている。選手として五輪出場を狙うなら、試合に出ないことは大きなマイナスだ。己の立場を危うくしても、チーム優先ということか。斎藤の胸中はいかに。


織機も白星スタート

シュナイダーが決勝打

2004日本リーグ/第1節/第1日/第2試合/4月24日(土)/豊田大会/愛知県豊田市・豊田市運動公園野球場

  1 2 3 4 5 6 7
ミキハウス
豊田自動織機 ×

豊田自動織機 ミキハウス
[6] 内藤恵美
[4] 小笠原美弥
[1] M.スミス
[D] 前川仁美
[3] 長澤佳子
[8] 狩野亜由美
[7] 長谷川朋子
[9]5 古田真輝
[2] D.シュナイダー
[6] 志水麻里
[9] 桜井あず沙
[2] 北牧典子
桃原明希
[8] 田中幹子
[4] 高木美晴
[7] 中村歩
[3] 日高よしえ
[D] 山田康代
梅村麻弥
[5] 宗利美保
[5] 瀧澤美香
持丸朋子
[1] M.ローチ
帰山悦子
監督 L.カサレス
監督 山根淳一

 両チームともに相手投手を攻めあぐんでいたが、相手のミスで幸運な1点を得た豊田自動織機がそのまま逃げ切った。

 試合はM.スミス、M.ローチの両エースの先発で始まった。しかしローチは2回で退き、2年目の帰山悦子がリリーフに立つ。

 両投手の好投で0−0のまま迎えた5回裏。二死走者なしから、織機・古田真輝が打ち上げた打球は、強風に流され中前に落ちて幸運なポテンヒットとなった。続くD.シュナイダーの右前安打を、新人ながら開幕スタメン入りを果たした桜井あず沙が後逸。一塁から古田が帰って、織機が均衡を破った。

 桜井は汚名返上とばかりに、先頭打者として打席に立った6回表に、スミスから左前安打を放つ。これを今度は織機の長谷川朋子が後ろに逸らして無死三塁となったが、続くクリーンナップが封じ込まれた。

 スミスは9三振を奪ったものの、3四球を与えたほか、強打される場面も時おり見られた。しかし織機の強力内野陣がスミスを支え、失点をゼロに抑えた。


トヨタ 地元で圧勝

伊藤4の4

2004日本リーグ/第1節/第1日/第3試合/4月24日(土)/豊田大会/愛知県豊田市・豊田市運動公園野球場

1 2 3 4 5 6 7
トヨタ自動車
シオノギ製薬

シオノギ製薬 トヨタ自動車
[D] 吉川美加
[3] 増野由佳
[7] 田城博美
土屋未麗
[4]7 北村武子
[9] 澤田由起子
[2] 南ひとみ
[5] 津本麻美
[8] 安田真富果
[6] 西村佐弥華
水上絵里
佐藤早苗
高木由美子
[9] 寺田理香
露久保望美
[4] 中西あかね
丸山なお
[6] 伊藤幸子
[7] 藤野遥香
[2] 西村真由子
[8] 上田玲
[1]9 山口綾子
五十嵐あゆみ
[3] 和田有加
[5] 六鹿美樹
[1] 藤本珠貴
高倉さやか
 
監督 亀井月子
監督 若杉賢二

 伊藤幸子、藤野遥香のトヨタ3,4番コンビが、地元の声援をバックに暴れまくった。

 トヨタは初回、伊藤の安打などで一、二塁とし、藤野、西村真由子の連続適時打で、早くも2点のリードを奪う。また4回にも山口綾子の適時二塁打で3−0とリードを広げた。
 トヨタはさらに5回にも、二死走者なしから伊藤の左前安打、藤野の左中間二塁打で追加点を挙げ、シオノギの先発・藤本珠貴を引きずり下ろした。伊藤は今日4打数4安打の大当たり。

 シオノギはその裏に、安田真富果の二塁打、西村佐弥華の中前適時打で1点を返すが、反撃もそこまで。7回表には暴投とエラーで2失点を喫し、最後は自滅のような形で敗れた。


■ その他の試合結果
<東京大会>
ホンダ 2−0 伊予銀行
戸田中央総合病院 2−1 太陽誘電
レオパレス21 6−5 日立&ルネサス高崎

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