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ソフト 単独首位へ

馬渕同点三塁打 亀田勝ち越し打

2004日本リーグ/第7節/第1日/第1試合/9月11日(土)/大阪大会/大阪府八尾市・八尾市立山本球場

  1 2 3 4 5 6 7
豊田自動織機
日立ソフトウェア

豊田自動織機 日立ソフトウェア
[9] 長谷川朋子
[4] 小笠原美弥
[7] 前川仁美
持丸朋子
野田祐加
[D]1 M.スミス
[8] 狩野亜由美
[6] 内藤恵美
[3] 長澤佳子
[5] 瀧澤美香
桝本亜希
[2] D.シュナイダー
[8] 山田恵里
[6] 西山麗
[5] 新海直子
[7] 馬渕智子
[D] 亀田悦子
[3] 黒田多江子
[2] 鈴木由香
溝江香澄
[4] 来條美穂
[9] 田本博子
[1] 高山樹里
[1] 遠藤有子
監督 L.カサレス
監督 斎藤春香

 中盤以降が山場になると予想された上位対決は、意外にも初回から動いた。

 例によって立ち上がりの悪い日立ソフトウェアの先発・遠藤有子が、先頭の長谷川朋子を歩かせる。続く小笠原美弥の送りバントが二塁野選となり、無死一、二塁。前川仁美を退けたものの、ミッシェル・スミスに2ストライクからぶつけてしまい、早くも一死満塁と大量失点のピンチ。続く狩野亜由美の中飛はやや浅く、三塁走者の長谷川はタッチアップを一度は諦めたが、山田恵里からの返球が高めに大きく逸れたのを見て本塁を突き、豊田自動織機がノーヒットで1点を先行する。

 ミス絡みで1点を失ったソフトだが、高山樹里を相手にすぐ力攻めで取り返す。一死から西山麗が右前に弾き返し、新海直子の遊ゴロで二塁へ進む。続く馬渕智子が右中間へフェンス直撃の三塁打を放ち、西山が帰ってソフトが同点に追いついた。馬渕は三塁も回ったが、さすがに欲張りすぎたか本塁でタッチアウト。

 緻密さではソフトを上回るはずの織機だが、この試合ではミスを連発した。一塁走者の長澤佳子が、誤ってオレンジベースを踏んでいてタッチアウトされる凡ミス。長澤はその裏の守備でも送球をこぼしてピンチを招く。
 続く3回裏にも、先頭の山田恵里のセーフティバントで、一塁のベースカバーに入った小笠原が落球。山田は二塁へと進出する。味方のエラーもあったが、自身もしばしば強打を浴びていた高山はここで降板。
 しかしソフトは、代わったスミスに対しても、西山の中前安打、馬渕の四球などで一死満塁とする。そして亀田悦子の叩きつけた打球が、スミスの頭を越える適時内野安打となった。

 3,4回は相手打線を三人ずつで退けた遠藤だったが、5回に再びピンチに見舞われる。二死を取ったものの、デビー・シュナイダー、長谷川、小笠原に3連打を浴び、再び満塁の走者を背負う。しかも打席には、1回表の打席だけで交代した前川仁美がリエントリ。第5節・厚木大会での対戦とまったく同じ場面を迎えた。しかし結果は、前回と同様、前川を外野フライに打ち取り、ソフトが窮地を脱した。織機は6回表の二死一、二塁でも、桝本亜希が1球で倒れるなど、代打陣が結果を出せなかった。

 遠藤は最終回にも、打撃好調の長谷川に右前に運ばれ、続く小笠原にも、自身今日3個めとなる死球をぶつけて一、二塁とされる。しかし最後はスミスを投ゴロに退け、後半は押されながらも何とか凌ぎ切った。

 富山大会で日立&ルネサス高崎がレオパレス21に敗れたため、唯一2敗のソフトが単独首位に立った。


小池 走者一掃の三塁打

染谷 満塁機耐えて初勝利

2004日本リーグ/第7節/第1日/第2試合/9月11日(土)/大阪大会/大阪府八尾市・八尾市立山本球場

  1 2 3 4 5 6 7
デンソー
シオノギ製薬

デンソー シオノギ製薬
[8] 増山由梨
[7] 藤井美穂子
[4] 松尾真由子
[2] 小池裕子
湯山千恵美
[9] 東美幸
[6] 安藤美佐子
[5] 荻原千佳子
[1] 増淵まり子
染谷美佳
[D] 大塩亜希子
萩藤寛子
[3] 増野由佳
[7] 田城博美
[4] 北村武子
土屋未麗
[8] 澤田由起子
佐藤早苗
[5]8 安田真富果
[6]5 西村佐弥華
[9] 吉川美加
[D] 津本麻美
高木由美子
[2] 南ひとみ
松村昌美
[3] 初鹿野まい
篠原真由子
[1] 柚原雅美
藤本珠貴
高倉さやか
中島美保
監督 組島千登美
監督 亀井月子

 増山由梨の3安打をはじめとする、毎回の11安打で5点を奪ったデンソーが、5節に続いてシオノギ製薬に快勝した。

 デンソーは初回、増山の三塁線への二塁打と2四球で二死満塁と、早くもチャンスをつかむ。しかし安藤美佐子が三ゴロに倒れ、立ち上がりの好機をものにできなかった。

 その裏のシオノギも、増野由佳、田城博美の連打と野選で無死満塁と増淵まり子を追い詰め、一死も取れずに降板に追い込む。しかしこの非常事態を任されたリリーフの染谷美佳が、澤田由起子以下を三振、遊ゴロ、三ゴロに退け、得点を許さなかった。

 ともに初回の満塁機を逸した両チームだが、エースを下げる展開に陥ったデンソーのほうが分が悪いように思えた。しかし2回表の猛攻が、そんな予想を覆した。
 内野安打の荻原千佳子と死球の大塩亜希子を、それぞれ二塁、一塁に置いて、増山が二遊間を打ち抜き、まず1点。さらに藤井美穂子の送りバントで二死二、三塁となると、シオノギバッテリーは松尾真由子を敬遠気味の四球で歩かせ、二死満塁で小池裕子との勝負を挑む。これが完全に裏目に出た。3球目を叩いた小池の打球は右翼の頭上を越え、走者一掃の三塁打となった。これでシオノギの先発投手・柚原雅美はKO。

 しかしリリーフの藤本珠貴も、柚原を下回る出来。3回には2四球と2球連続の暴投で、ノーヒットで二死満塁となり、藤井が中前へ弾き返してデンソーが1点を追加した。

 その後も試合はデンソーの一方的なペース。更なる追加点こそなかったが、5回まで毎回のように満塁機を作り出す。今日3安打の増山は、6回裏に安田真富果が左中間に放った強打をダイビングキャッチし、守備でも観衆を沸かせた。

 いっぽうのシオノギは打つ手なし。4回表の西村佐弥華の安打以後はノーヒットに終わり、なす術もなく、染谷にリーグ初勝利を献上した。


山口 孤軍奮闘実らず

トヨタ ミス続出

2004日本リーグ/第7節/第1日/第3試合/9月11日(土)/大阪大会/大阪府八尾市・八尾市立山本球場

  1 2 3 4 5 6 7 8
ミキハウス
トヨタ自動車

ミキハウス トヨタ自動車
[5] 宗利美保
[7] 中村歩
[6] N.ワード
桃原明希
[8] 田中幹子
[4] 高木美晴
[1] 江本奈穂
桜井あず沙
[3] 日高よしえ
[2] 北牧典子
[D] 島田裕子
[6] 伊藤幸子
[7] 寺田理香
[9] 藤野遥香
[D] 神田多栄
[2] 西村真由子
[1] 山口綾子
丸山なお
[4] 六鹿美樹
[3] 和田有加
丹野あずさ
[8] 大貫雅子
中西あかね
[9] 志水麻里
M.ローチ
[5] 五十嵐あゆみ
監督 山根淳一
監督 若杉賢二

 精彩を欠くトヨタ自動車ナインの中で、攻守に唯一健闘していた山口綾子だったが、その活躍が報われることはなかった。
 山口はまず打撃で魅せた。2回裏の無死一塁の場面で、右中間へ適時二塁打を放ち、自らのバットで先制点を手に入れる。
 投げては4回表に、ワードの右前安打と2四球で一死満塁とされる場面はあったものの、後続を二ゴロ、遊ゴロに打ち取った。山口が自らの責任で招いたピンチは、この一度きりだった。

 しかしそれ以後の山口は、味方の拙守に悩まされる。5回表にはミキハウス・島田裕子の遊ゴロを伊藤幸子がこぼし、さらに島田に二盗を許して一死二塁とされた。
 また6回表には、田中幹子の打った二塁への何でもないゴロを六鹿美樹がこぼす(記録は内野安打)。続く高木美晴の二遊間への高いバウンドの打球を、六鹿と伊藤が交錯してオールセーフ。さらに安打で一死満塁とされ、日高よしえの内野ゴロで同点に追いつかれた。

 トヨタは打線も、3回途中から江本奈穂をリリーフしたメラニー・ローチに手が出ない。トヨタがローチから打った安打は2本のみで、そのうち1本は山口の中前安打だった。

 0−0で延長に突入後の、8回表のミキハウスの攻撃。山口は、一発のある先頭の田中を、バットに当てただけの三ゴロにしとめた。しかし続く高木の二塁へのゴロを、処理を焦った六鹿がまたもこぼす。タイブレーカー走者のワードが生還して、ミキハウスが決勝点を挙げた。

 その裏のトヨタの攻撃は、3番からの好打順だったが、エンドラン失敗などで結局3人で終了。1人でも塁に出ていれば、好調の6番・山口に回っていたのだが、最後まで運に見放された。


■ その他の試合結果

<富山大会>
戸田中央総合病院 2−0 太陽誘電
ホンダ 3−2 伊予銀行
レオパレス21 2−1 日立&ルネサス高崎

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塁球王国