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日本 拍子抜けの大勝

イタリア 戦意見られず

アテネオリンピック壮行試合/第1日/7月17日(土)/宮城県仙台市・シェルコムせんだい

 

日本 11
イタリア

出場メンバー
日本 イタリア
[8] 山田恵里
[4] 三科真澄
坂本直子
[3] 伊藤良恵
[D] 斎藤春香
[5] 宇津木麗華
走5 佐藤理恵
[6] 内藤恵美
[2] 山路典子
乾絵美
[9] 岩渕有美
[7] 佐藤由希
[6] M.ガンベッラ
[8] F.フランコリーニ
[D] D.カステッラーニ
[5] N.F.アンター
[2] E.トゥレヴィサン
[3] J.A.スペディアッチ
[7] S.バルディーニ
[4] S.デルマスティーオ
[9] N.チミン
[1] 上野由岐子
高山樹里
[1] S.ブリアレッロ
L.A.マレリッチ
監督 宇津木妙子
監督 B.J.ブランシャルド

 五輪出場国でもあるイタリアを招いて、仙台市・シェルコムせんだいで行われた、アテネ五輪壮行試合の初日は、日本が11−0と圧勝した。

 地元で恥ずかしい試合はできない日本は、ベストメンバーで臨む。3〜7番をシドニー組の中堅・ベテランで固め、8、9、1、2番にスピード豊かな若手を並べる布陣。先発投手はもちろんエース・上野由岐子である。

 日本は初回に、山田恵里の先頭打者二塁打などで二死、二、三塁とし、宇津木麗華のボテボテのゴロを、相手野手がこぼすラッキーな内野安打で、早くも1点を先制する。
 日本は2回にも、山路典子の左越え二塁打、佐藤由希の内野安打などで一死一、三塁の場面から、早くも2度目の打順が回った山田に、2打席連続のエンタイトル二塁打が出る。さらに三科真澄の犠牲フライ、伊藤良恵の中前適時打で4−0とし、イタリアの先発投手・ブリアレッロを降板に追い込んだ。
 いっぽう上野は、3回を3奪三振ながらパーフェクトに抑え、お役御免の交代。

 イタリアの2番手・マレリッチは、小柄な技巧派だったブリアレッロとは対照的な荒れ球の持ち主。日本打線はこれにとまどったか、3回から5回は山路の犠牲フライによる1点のみ。安打も斎藤春香の右前安打1本に終わる。

 しかし2度目の対戦となった6回から、日本が機動力を発揮して、再び大量点を奪う。四球の山路の代走・乾絵美を、岩渕有美が送り、佐藤由の内野安打と二盗で一死二、三塁。ここで山田が、今日3本目の二塁打を左中間に放って2人が生還。さらに伊藤のセーフティバントで一、三塁とし、ダブルスチールで山田が本塁を突いて、8−0と大きくリードを広げた。

 この回には、イタリアの内野守備の甘さが明るみに出た。佐藤由の内野安打は事実上、投手の悪送球だったし、また、暴走して三本間に挟まれかけた二塁走者の乾をあえて刺しに行こうともしなかった。伊藤のセーフティバントも、一塁に送球していればタイミング的にはアウトだったかも知れない。ダブルスチールも、本塁を狙う山田は相手にせず、一塁走者の伊藤を挟殺することに専念。イタリアは、無理をすればミスが出て傷口を広げるため、足を絡めた日本の攻撃には逆らわないようにしている印象さえ感じた。
 イタリア打線も、上野をリリーフした高山樹里には、ファウルで粘って食い下がるものの、結局安打はデルマスティーオが6回に放った1本に終わった。

 日本は最終回にも、内藤恵美の犠牲フライ、岩渕、佐藤由の連続適時打で3点を追加。結局11−0の大差で欧州1位を一蹴した。

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