| ソフト 大鵬を逆転 |
佐藤 リーグ初登板で勝利
2005日本リーグ/第2節/第3日/第2試合/8月28日(日)/兵庫大会/兵庫県尼崎市・尼崎市記念公園野球場
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出場メンバー |
2試合連続で完封勝利を挙げていた遠藤有子だったが、酷暑下での3連投による疲れか、この日は調子が一変。2部からの昇格チームとはいえ、打率1位の森本絵美らを擁する大鵬薬品打線に、初回からつかまった。
先頭の福原直美に、高めの球を叩かれて、左中間を破る二塁打を浴びる。さらに四球などで一、三塁とされ、辻本明香に一、二塁間を抜かれて、早くも1点を失った。
3回にも、先頭の中村藍子、森本と連打され、無死一、二塁のピンチ。4番・吉岡亜由美を併殺打にしとめて、一息ついたのもつかの間、またも辻本に、今度は左越えの2ランを放り込まれ、3失点を喫して降板に追い込まれた。
遠藤の投球内容は、2回2/3で被安打6。3回まで毎回のように、先頭打者に安打を浴びた。いつもは早いテンポで投げる投手が、序盤から間合いを長く取っていたのが、蓄積させた疲労を物語っていた。
早くもビハインドを背負った日立ソフトウェア。しかし3点なら許容範囲内ではある。前日の試合で、シオノギ製薬が同じく3点差を覆して大鵬に勝っているという前例もある。
まず3回裏に、先頭の鈴木由香が初球を狙って中越えのソロ本塁打を放ち、まず1点を返した。さらに西山麗のバント安打などで一死一、三塁としたが、サインミスか、三塁走者の溝江香澄が飛び出して挟殺。直後に来條美穂の二塁打が飛び出しただけに、もったいない場面だった。
しかし4回裏にも、馬渕智子、杉山真里奈の安打などで二、三塁とし、亀田悦子が代打で登場。期待に応えて三遊間を打ち抜く適時打を放ち、1点差に詰め寄る。亀田はそのままDPに入り、亀田、森下そのみを併用する攻撃型シフトとなった。
さらに5回裏には一死一塁から、山田恵里が右中間を深々と破る三塁打を叩き出し、同点。塁上の山田に会心のガッツポーズが飛び出す。続く馬渕も、前進守備の二塁手の左を抜く中前適時打を放ち、ついに逆転に成功した。
3回途中から遠藤と代わったのは、リーグ初登板の佐藤由美。5回の2連打をはじめ、毎回のように安打を浴び、完璧なリリーフとはいかなかった。しかし2度の併殺や、山田のフェンス際キャッチなど、味方の好守にも恵まれ、嬉しいリーグ初勝利を挙げた。
| レオパ 終盤に突き放す |
伊予銀行 連勝ならず
2005日本リーグ/第2節/第3日/第1試合/8月28日(日)/兵庫大会/兵庫県尼崎市・尼崎市記念公園野球場
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出場メンバー |
伊予銀行は、前日のトヨタ自動車戦でノーヒットノーランを達成した坂田那己子が、余勢を駆って連投で先発。この日のレオパレス21戦でも、2回まで3人ずつで片付ける上々のスタートを切った。3、4回には安打などで得点圏に走者を背負うが、上位のレオパ打線を前半は無得点に抑えた。
レオパの先発・柘植香奈子は、1回に兼頭知子に二塁打を浴び、2回にも先頭の宮本奈美子に三塁打を打たれたところで、早くも秋元理紗に交代。秋元は竹内恵を打ち取ったものの、続く増田鮎美がスクイズを敢行。無警戒でまったく前進してこなかった秋元の前にうまく転がし、三塁から宮本を生還させた。
前日の日立ソフトウェア戦以来、レオパは二死からの走者しか出ていない。しかし5回表に、先頭打者の古渡美奈が左前安打で出塁し、久々に無死での走者が出た。さらに敵失と送りバントで一死二、三塁とし、トップの藤本索子が犠飛を打ち上げて同点に追いついた。
なおも二死三塁で、続く白井沙織が一、二塁間を抜く適時打を放ち、レオパが一気に逆転。坂田を降板に追い込んだ。
リードを奪ったレオパは、その裏の守備からメラニー・ローチを投入して必勝態勢へと入る。ローチはいきなり死球、安打で無死一、二塁と苦しむが、相手の重盗失敗などで切り抜けた。
以後はレオパのペースで試合が進む。6回表にはコートニー・スコットの左前適時打で貴重な3点目を追加し、レオパが苦しみながらも勝ち星を挙げた。伊予は3年ぶりとなるリーグでの連勝を逃した。
| シオノギ3連勝 |
吉川がサヨナラ打
2005日本リーグ/第2節/第3日/第3試合/8月28日(日)/兵庫大会/兵庫県尼崎市・尼崎市記念公園野球場
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出場メンバー |
シオノギ製薬は3年目の中島美保を先発投手に起用した。伊藤幸子、山口綾子、中西あかねら、右の強打者を多く擁するトヨタ自動車相手に、リーグ初先発となる左腕をぶつけるのは、やや意外な気がした。
危惧した通り、初回の先頭打者・伊藤にフェンス直撃の左中間二塁打を浴びる。内野ゴロ、四球で一死一、三塁となり、中西の打席でエンドランが成功して、トヨタが早くも先制した。
しかしシオノギもその裏に同点に追いつく。死球と田城博美の左前安打などで一死二、三塁とし、続く北村武子の打球がイレギュラーバウンドして、幸運な中前適時打となった。打った北村は、バックホームの間に一気に二塁へと進出。前日の負傷退場の影響を感じさせない動きを見せた。
シオノギは続く2回裏にも、澤田由起子、西村佐弥華、宮幸代の3連打で無死満塁として、トップに回す。しかし増野由佳、田城が共に内野ゴロ・本塁封殺に終わり、追加点は挙げられなかった。
シオノギ・中島は、伊藤に浴びた二塁打以降は無安打に抑えるものの、制球は不安定なまま。常にボールが先行し、4回表の先頭打者・中西に、この日4個目の四球を与えたところで、柚原雅美との交代を強いられた。
トヨタは5回表に勝ち越しのチャンスがあった。二死から伊藤が、この日2本目の二塁打を右中間に放つ。さらに代打・神田多栄が、中前に落とす安打を放ち、二死でスタートを切っていた二塁走者の伊藤が本塁を突いたが、あえなく憤死した。
いっぽうのシオノギは、3回以降はこれといった好機もなく、試合は1対1で延長に入った。
8回は両チームとも3番からの好打順。表のトヨタの攻撃は、藤野遥香が送りバントを成功させたものの、中西、大貫雅子が連続三振に倒れ無得点に終わる。
その裏のシオノギの攻撃。この日まだ安打のない安田真富果が、塁を埋めるために敬遠される。北村は三振に倒れ、南ひとみも二ゴロに終わる。しかし、なおも二死一、三塁で、6回から高木由美子に代わって出場していた吉川美加が一、二塁間を打ち抜き、シオノギがサヨナラ勝ちを決めた。殊勲の吉川はチームメイトの手荒い祝福を受け、地元の三塁側の観客席は歓喜に包まれていた。
シオノギはホームゲームで嬉しい3戦全勝。成績を6勝5敗とし、白星を先行させた。
■ 出場メンバー
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