| ソフト単独首位浮上 |
斎藤監督 故郷に錦
2005日本リーグ/第8節/第1日/第3試合/10月8日(土)/青森大会/青森県五所川原市・つがる克雪ドーム
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出場メンバー |
斎藤春香監督の紹介で、大きな歓声があがる。応援席の八戸聖ウルスラ学院高の選手たちから、OGの溝江香澄に声援が飛ぶ。地元・青森出身者を2人擁する日立ソフトウェアは、幸運にも観客を味方につけていた。
しかしソフトは、初回からピンチを迎える。トヨタ自動車の先頭打者・伊藤幸子が初球を右前に落とし、サイドスピンのかかっていた打球を杉山真里奈が後逸。伊藤は二塁まで進出した。その後、送りバントや四球で一、三塁とされるものの、後続を断って無失点で切り抜ける。
現在リーグ6連敗中のトヨタは、流れを変えたいためか、今季初めて露久保望美を先発投手として起用。エース山口綾子は打席にも立たず、ベンチで控える。
やや荒れ気味の速球で勝負するトヨタの21番を、ソフト打線は打ちあぐんだわけではなかった。1回裏の来條美穂の左前安打を初めとして、3回を除き毎回のように安打を放った。しかしトヨタ守備陣のポジショニングが良かったのか、いい当たりも相手の好守に阻まれ、連打や得点に結びつかない。4回に馬渕智子が放った、放っておけば本塁打の当たりも、寺田理香がフェンスを背負いながら余裕でキャッチした。
いっぽうソフトの21番・遠藤有子は、4回表にも先頭打者の藤野遥香に安打を浴びるが、神田多栄の打席で併殺に成功。ともに3番から始まった4回も、両チーム無得点に終わる。
ソフトは5回裏に、一死から溝江が四球。田中亜侑美が初球で送りバントを決めて、二死二塁でトップの西山麗へ。カウント2−1からの5球目は、三塁方向へのファウルフライ。遊撃手の伊藤が必死にダイブするも、あと一歩届かず。結果的にこれが、ソフトにとっては命拾い、トヨタには惜しまれる一球となった。その2球後のチェンジアップを、西山やや泳ぎながらもうまく中前に運び、溝江が二塁から生還。これが決勝点となった。
遠藤は、最終回にも先頭の中西あかねを中前安打で出塁させた。しかし、続く神田を三振、さらに寺田を遊直併殺にしとめ、1点のリードを守りきった。
高崎大会で豊田自動織機が太陽誘電に敗れたため、3敗のソフトが単独首位に立った。
| ローチ完封 スミ1守る |
大鵬 守備のミス響く
2005日本リーグ/第8節/第1日/第1試合/10月8日(土)/青森大会/青森県五所川原市・つがる克雪ドーム
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出場メンバー |
大鵬薬品のスタメンに異変があった。現在打率で首位を走る森本絵美の名がない。負傷でも抱えているのか、ベンチに姿はあるものの、アップをするわけでもなく、バットを手に所在なげに立っているだけだった。
メラニー・ローチを擁するレオパレス21相手に、飛車抜きで戦わなければならない大鵬にとって、初回にミスで失点したのは痛かった。レオパ・藤本索子の平凡な遊ゴロを、川田祐規子が一塁へ悪送球。青森大会初戦での最初のプレーがエラーで始まったことは、地元観衆の印象も悪くしたに違いない。
送りバント、四球で二死一、三塁となり、井上絵里奈の打席で、一塁走者の渡邊潤子が二盗。捕手の村上由香里が慌てて二塁へ送球したため、三塁走者の藤本はすんなりと生還した。
その後は終盤まで淡々と試合は進む。両チームとも、5回にようやく初安打が出るという、投手戦といえば聞こえはいいが、攻撃に工夫がないという印象が強かった。レオパ打線は3回表の攻撃が7球で終わったのをはじめ、打ち急ぎの感があった。逆に大鵬は、粘りはするものの結局は打ち上げて凡退という場面が目立つ。5回表のレオパ二死三塁の場面以外はチャンスらしいチャンスもなく、1−0のまま最終回に入った。
しかし7回裏に、試合は一転して緊迫する。先頭の福原直美の右中間への大飛球が、いったんは渡邊のグラブに収まるもこぼれ落ち、三塁打となった。同点の走者を三塁に背負い、捕逸を恐れてか、以後のローチは直球しか投げなくなる。続く4番の吉岡亜由美に対しては、この力攻めで三振に仕留めたが、まだ一死三塁。8月26日の対戦で、ローチから二塁打を放っている辻本明香を迎える。
初球を狙った辻本の打球は、ほぼ定位置の中飛。福原が三塁からタッチアップを狙ったが、白井沙織から完璧なストライクの送球が返り、捕手のコートニー・スコットに弾き返された。
大鵬は7試合ぶりの完封負け。そのときの相手も、ローチが登板したレオパ戦だった。
| 伊予 3年ぶりの連勝 |
シオノギの反撃及ばず
2005日本リーグ/第8節/第1日/第2試合/10月8日(土)/青森大会/青森県五所川原市・つがる克雪ドーム
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出場メンバー |
ここまで4勝と、昨年の2勝をすでに上回り、降格圏内からの脱出を目指す伊予銀行が、3回裏に先制点を手にする。
一死から、和泉麻依子がうまく中前に落として出塁し、トップの矢野輝美へとつなぐ。矢野の打球は遊撃方向へ弱々しく飛んだが、これがかえって幸い。急いで前進したシオノギ製薬の遊撃手・西村佐弥華が一塁へランニングスローするも間に合わず、幸運な内野安打となった。さらに重盗も決まって一死二、三塁とし、2番の中田麻樹が中堅方向へ大きな打球を放つ。153センチと小柄な中田に対し、前進守備を敷いていた安田真富果の頭上を越え、2走者が生還。シオノギ守備網の逆を突いたような3連打で、伊予がリードを奪った。
さらに2四球などで二死満塁となったが、柚原雅美をリリーフした藤本珠貴が踏んばった。
先発投手が中盤まで持たず、打線の巻き返しに期待せざるを得ないシオノギに対し、伊予は坂田那己子が先発の柱として急成長。この日も本格派らしい速球中心の投球で、6回までに打たれたヒットらしいヒットは、5回表に南ひとみに三遊間を抜かれた1本だけだった。
その後も試合は伊予ペースで進む。4回裏には竹内恵の左越え二塁打を足がかりに二死三塁とし、矢野の二塁への内野安打で貴重な1点を追加した。
しかし、それ以降は、4回の二死満塁、5回の二死一、三塁、6回の一死二、三塁をことごとく逃し、残塁は6回までに11個を数えた。
ペースを握りながら決定的リードを奪えないまま、試合は最終回へ。シオノギは6月の太陽誘電戦で5点差をはね返すなど、何度も逆転勝利を収めているだけに、伊予にとっても油断がならない。
予感は的中。終盤に入って球威の落ちた坂田に対し、シオノギのクリーンナップが襲い掛かる。安田の中前安打、北村武子の死球、澤田由起子の左前安打で、あれよあれよという間に無死満塁。続く代打・南が、あわや走者一掃の長打かと思われた大きな犠飛を放って、シオノギが1点を返す。さらに高木由美子の一ゴロを、増田鮎美が処理に手間取る間に、三塁走者が生還し、1点差に詰め寄った。
しかし、続く西村が遊ゴロに倒れ、伊予が冷や汗の展開ながらも逃げ切って、5勝目をあげた。
■ 出場メンバー
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■ その他の試合結果
| <高崎大会> | ||
| デンソー | 3−0 | ホンダ |
| 日立&ルネサス高崎 | 5−0 | 戸田中央総合病院 |
| 太陽誘電 | 1−0 | 豊田自動織機 |