私的中島みゆきの情景

[0018] 時が過ぎても (2004/01/20)


ゆっくりゆっくり、確かに時が流れている。それを感じる暇もなくあたふたと過ごしていることは幸せなのかそれとも、怠慢なのか。自分でどうすることも出来ないことをどうにかしたいと思う心は焦りを産み、そしてなにも残さない。1年とか、1カ月とか、1日とか、1時間とか・・・区切ってなんでもかんでも整理してしまわねばならないものなのだろうか、それでも時は私を乗せて進んでいく、それに逆らうことは死を意味しているのだろうか。

以前はゆっくりといろんなことを考えてここにも好きな事を書いたり、みゆき節を聞きたくてLPに何度も針を降ろしていたのに、いまはなかなかゆっくりモノを考える時間もLPを聞く時間もない。正確には時間がないのではなくて、時間があっても気持ちを切り替える余裕がないのだろう。

余裕がないと、なにかに追われているようで落ち着かない、そして時間だけが淡々と過ぎてしまう、そして朝が来る。また意にそぐわぬとはいえ、糧のために活動をはじめる。そんな日常に不問を持つことは贅沢とさえいえるのに実際には悲しい気持ちに少しなる。

日本から自衛隊が海外に出て行った。私の些細な不満などこのことの重大さに比べれば取るに足らないことでしかない。そう思うと、もっと悲しい気持ちになっていく。なぜ大きな流れに逆らえない、なぜ自分が正しいと思うことを声を出していえない。私は臆病者だ。

時が過ぎても・・・時とともに歩めない。

<Back|Top|Next>
このシステムはColumn HTMLカスタマイズしたものです。