Exit

日本縦断するのに必要なものは何か






●時間


ただひたすら走るならば、1週間もあればほとんど片道なら日本縦断可能であろう。
出発点から出発点に戻るということなら、ほぼ往復であるから2週間で走破可能だ。
しかし、あくまでも「ひたすら走る」だけである。
じっくり見聞するとなればそれ以上の時間は必要で、
時間が限られるのであれば内容をはしょるか行き先をはしょるかいずれかである。

ただ、「何日何時にはここにいなければいけない」というような予定が過密に存在すると、
初めて行く土地の交通事情など不確定要素が大きいことから、
「急がなきゃ間に合わない」というような余裕のないことになりかねない。
そうなると当然事故やトラブルに見舞われる可能性も高まる。
なにより、焦って旅行しても楽しくない。
予定などは余裕を持って計画し、ルート、行き先、宿泊などは
柔軟に対応するつもりでいたほうがいいだろう。




●費用


これもその旅行の内容によって大きく異なる。
しかし、必ず必要なのは移動に伴う費用である。
計画段階でおよその総移動距離がわかれば、
「移動距離×燃費×ガソリン単価」でガソリン代は推定できる。
高速道路などの有料道路利用箇所も、当初から計画済みであれば事前にわかるであろう。
あとはフェリー代などが移動に伴う費用である。

食費、宿泊費などは旅行の内容によって違うと思われるし、
行き先での遊興費などもあるだろう。
いずれにしても、行き先どこでもカードが使えるわけでもなく、
また緊急なトラブル、故障などもあり得るわけで、
ある程度の現金は常に手元に置いておきたい。







●スキル


走行するルート、目的地などにもよるが、
仮に旅行中にクルマにトラブルが起きたら、その近くにディーラーや整備工場があるとは限らない。
筆者の場合はミニであるから、箇所や内容によってはミニ特有の知識や部品が必要になるわけで、
いよいよJAFにさえ加入していれば安心というわけでもない。

トラブルに備え、JAFなどのレスキューサービスなどに加入しておくのは必須として、
全く知らない土地で必ずしも修理できるところを探せるかといえば難しいだろう。
事前にトラブルの際にはどこに連絡するかなど、予備調査をしておく方がベターであろう。

さて、いちばんおすすめなのは、多少のトラブルなら自分で何とかできるということである。
ウインカーバルブが切れたくらいで修理工場探さなければならないのであれば、それは大事である。
たとえば、オーバーヒートに関する知識がなければ、その予兆があっても気がつかず
エンジンが壊れてしまってからそれに気がつくことになるのである。
部品を交換しなければ治せないような故障まで直せる必要はないが、
せめて、自分の車を始業点検し、コンディションを把握できるくらいのスキルは身につけておきたい。
トラブルの際、整備工場に自身の車の状態を説明するのにも、
何もわからなければ説明のしようもない。







●おすすめのグッヅ


筆者の場合に便利だった車載グッヅなどを紹介すると以下のようなものになる。


カーナビゲーション
北海道内を走るにはあると便利ではあるが、道路地図さえあればほとんど必要ないとも言えるカーナビであるが、
こと日本縦断ということになればこれほど便利なものもない。
実は4回の日本縦断のうち最初の2回はカーナビがなく、道路地図だけでまわったのだから、
ないから無理だというわけでもない。

しかし、最も困ったのは都会の真ん中で道がわからなくなった場合だ。
北海道では路肩にクルマを停めて地図を眺めればよいが、都会では車を停車できる場所もない。
そんなことで、停車できる場所を探して走っているうちに、今自分がどこにいるのかすらわからなくなる。
こうなると、仮に停車して地図を眺められるようになっても、もうにっちもさっちもいかないのである。

ちなみにカーナビがあれば地図はいらないというわけでもない。
特に、大まかなルートを立案したり変更したりする場合は、
カーナビの画面では小さすぎて全体の把握が難しい。
出先で買う手もあるので、必ずしも買ってから行く必要はないが、
買うのが惜しいのなら、高速道路のSAでくれる地図はかなり有効である。
SA,PAの情報も載っているので、○○自動車道ごとに発行されているこの地図はぜひもらっておくことを勧める。


ETC
4回目のときにつけたのだが、高速道路を使い慣れていない者にとっては、これは便利である。
しかもありがたいことに、ETC深夜割引などで高速料金がかなり安くなる。
さらにポイントバックに加入していれば、高速料金に還元できるポイントが帰ってくる。
おまけに筆者の場合は「ミニのくせにETCゲートくぐって行きやがった」というような世間の目に対する優越感が味わえる。


耳栓
車中泊するならおすすめである。
そもそも車中泊する場所はクルマが乗り入れられる場所なのだから、
他のクルマの音があるのは、ある意味当たり前である。
熟睡の助けになるし、睡眠不足では運転は危険だ。


自動車用携帯電話充電器
携帯電話を持っているのは必須として、充電できなければどうにもならない。
1回目のときは充電器がなかったため、行く先々でコンセントを借りては充電した。
これがなかなかたいへんである。
ホテル、旅館などに宿泊するのであればそれでもいけるかもしれないが、
車中泊を予定しているのであればかなり難儀である。

今の携帯はi-modeなどで地図検索をはじめとする情報収集に使えるので、いよいよ使用頻度は高かろう。
そういう意味ではネット接続可能なモバイルPCなんかを車載していると、インターネットからの情報収集も可能である。
筆者の場合はこれも車載していて、携帯充電器というよりはコンセント使用可能なインバーターを装備している。





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