奥秩父、峠から楽々山歩き

山梨県塩山から長野県川上郷(千曲川源流)へ抜ける峯越林道川上、牧丘線の峯を越すところが大弛峠です。ここから歩くと奥秩父の山が、わりと楽に登れます。2002年7月の山行記録です。

7月26日金曜日、横浜を出たのが夜8:30分、途中、武蔵境の学生時代からの山中間、北口氏宅に寄り、中央高速をひた走り勝沼インターを出たのが夜中12::00前、さあ今夜の宿はどこに?と考えつつ塩山を抜け、吸い込まれるように大弛(おおだるみ)峠へ、とうとう標高2000mの峠へ、唐松の香りをブレンドした乾いた空気を吸ったのが夜中2:00、気温15℃の峠は下界の蒸し暑さが恋しくなるほど。

翌、27日土曜日9:00、前日より来ている割にはかなりの人数を見送ってからの歩き始めとなる。
奥秩父の印象といえば唐松の森林帯、そしてあの高山特有の香り、小鳥のさえずり、レオナルドはそんな中を五感を最高感度にして、からだ全体で浴びながら歩く。
しょっぱなからきつい登りだなと振りかえると同行の北口氏もはあはあと荒い息遣い、30年前歩いたときは・・・・・・・・
一時間も歩くと朝日岳、さらに一時間歩くと森林帯を抜け金峰山は目の前、五丈岩も、夏休みの子供によじ登られたり、おじさん、おばさんでにぎわい、なんだかうさん臭そう。
帰りもほぼ同じ時間で大弛峠まで、宿は明日の国師岳登頂のため、大弛峠「ホテルワーゲン」泊まりとなる。

翌28日日曜日、ぐっすり眠れた朝は早い、レオナルドの毎朝6:30分の起床アラームがチッチッと鳴ったのが歩き始めて30分の頃、往復約3時間の国師、北奥千畳岳(奥秩父最高峰)の早朝山行を終え下界へ。
帰りはもちろん塩山で一風呂浴びての帰りとなる。


左金峰、右朝日岳


立ち枯れの間から富士山


遙かに南アルプス北岳


金峰頂上の五丈岩


この先は瑞がき山へと続く

金峰山頂上にて

夏を彩る花たち、シャクナゲがまだ咲いていたのは以外でした、そして気の早いリンドウが秋の訪れを。


       山梨県側

        県境

       長野県側

大弛峠までは500mくらい未舗装があるものの快適な林道、但し山梨県側の話で長野県側は四駆でないと走れない悪路

    

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