私の住む町「綱島温泉」?あまり全国版ではありません、しかし関東では知ってる方も多いです、東京と神奈川の境、多摩川の丸子橋を渡って15分、ひところは東京からの遊び客で一世を風靡した温泉町です、変化の激しい都会の波に乗ろうと時代とともに、あるときは桃の産地として、あるときは温泉町遊郭の町として変遷してきましたが、温泉のにおいの残る施設はここ「東京園」のみです、横浜にあって東京園とは、やはり花の東京、東京が一番という時代の名残りでしょうか。一世代前に活躍した演歌歌手の「三橋美智也」が無名のころ風呂焚きをしていたと聞かされています。
今の温泉施設は近代的になっていますが今でもお年寄りが訪れ、広い休憩場でのんびりくつろぎ、温泉の雰囲気をかすかに残しています。
泉質はラジウム鉱泉で黒いコカコーラのような質で南関東に多い泉質です、冬の寒い夜など体の芯まで温まります。
ちなみに私は自分の家の庭を掘り、ラジウム鉱泉をくみ出して温泉を楽しもうと10年前から考え「上総堀」の勉強をしてきました。最近、温泉関係の仕事をするようになったこともあり、かなり具体的になってきたので近い将来、我が家に「上総堀」で汲み出した温泉が誕生することでしょう。

 
東京五反田と横浜間を結ぶ綱島街道沿いにあります

  
左は昔ながらのかやぶきが残る飯田家、右は駅の近くの綱島公園にあるログハウスです、私が綱島に住むきっかけになったのは、この公園のもみじの紅葉が見事でここを通って通勤するならと、新妻と小さなアパートで生活しはじめました、今でも時々古妻と散歩します、もちろん私も古なりました。

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