ウィーン市の祝典曲
Festmusik der Stadt Wien AV133


◎ 作曲年

1943年

◎ 初演

1943年4月9日,ウィーン,シュトラウス指揮, Wiener Trompeterchor

◎ 楽器編成

第一グループ:トランペット5,トロンボーン3,テューバ1,
第二グループ:トランペット5,トロンボーン4,テューバ1,
ティンパニ

◎ 内容

金管アンサンブルのために書かれた祝典曲。導入部は華やかなファンファーレで始められ、一旦静まってから落ち着いた雰囲気の主部が奏される。最初はそのゆるやかなテンポの旋律が主導権を取るものの、やがて速いテンポの部分をも織り混ぜながら緩急自在の音楽が展開される。

◎ メモ

演奏者に高い技術と表現能力を要求する文字通りの難曲です。テンポの速い部分はシャープなリズムに裏打ちされており、ブラスアンサンブルを聴く醍醐味を味わうことができます。祝典にふさわしい華やかさと風格を兼ね備えた楽曲です。なお、どういうわけかこの曲にはシュトラウスの大好きなはずのホルンが使用されていません。本来はトランペットのアンサンブルのために書かれた曲ですから当然と言えば当然なのですが、シュトラウスはそのかわりに補助楽器としてトロンボーンとテューバを導入して音に厚みを持たせています。

なお、この曲を改作したいわば 2nd Version として、『ウィーン市のファンファーレ』 Fanfare der Stadt Wien AV134 という曲もあるようです。多少演奏時間も短めにされています。



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