日本のローマ字社 2014 年のお知らせ

漢字かなまじり文とローマ字文を並べる作業完了

右左見開きで, 漢字かなまじり文とローマ字文を並べる作業が完了しました。 (古いお知らせなどは除きます。) (2014 年 12 月 27 日)

    

Nippon-no-Rômazi-Sya 2014 nen no osirase

kanzi-kana-maziri-bun to rômazi-bun o naraberu sagyô kanryô

migi-hidari mihiraki de, kanzi-kana-maziri-bun to rômazi-bun o naraberu sagyô ga kanryô simasita. (hurui osirase nado wa nozokimasu.) (2014-12-27)

ローマ字書きの入り口ページを作りました

Google などに "Nippon-no-Rômazi-Sya" という見出しを表示してもらうためです。 (2014 年 12 月 22 日)

Rômazigaki no iriguti pêzi o tukurimasita

Google nado ni "Nippon-no-Rômazi-Sya" to iu midasi o hyôzi site morau tame desu. (2014-12-22)

「公式ホームページ」ということばを削りました

要らないと考えたからです。 (2014 年 12 月 22 日)

"Kôsiki Hômupêzi" to iu kotoba o kezurimasita

iranai to kangaeta kara desu. (2014-12-22)

ホームページにローマ字書きも

ホームページに,ローマ字書きもあわせて載せることにしました。 (2014 年 12 月 09 日)

Hômupêzi ni Rômazi gaki mo

Hômuêzi ni, Rômazi gaki mo awasete noseru koto ni simasita. (2014-12-09)

11月の研究会 報告

なかやま のりひろ San wa,B5判8ページのレジュメを配り,それにもとづいて話をされました. 以下に,その見出しだけ書き出して,ご紹介に代えます.

はじめに 1.戦前からあった表記の工夫:明治の表記の歴史を振り返る 2.明治時代から学ぶ  3.歴史を語る上での態度 4.「落語」の言葉と「速記文字」 5.「点字」が生まれたころ  6.表記の歴史を振り返って 7.「ローマ字運動の団体」そして「カタカナの団体」  8.「文字情報の伝達」 9.漢字の「発音問題」解決のため  10.「国語国字問題」という言葉について 11.日本語破壊そして西洋かぶれの歴史だったのか  12.「漢字の封建性」 13.戦後から語る「漢字制限」の歴史  14.パソコンのおかげで「問題」はどうなったか 15.「ひらがな たんか かい」の「テープ版」  最後に:国語国字運動の意味

*レジュメのほしい方は,NRSにご連絡ください.あまりきれいでないコピーなので,ただでお届けします.

Zyûitigatu no kenkyûkai hôkoku

Nakayama Norihiro San wa, B5-ban 8 pêzi no rezyume o kubari, sore ni motozuite hanasi o saremasita. Ika ni, sono midasi dake kakidasite, gosyôkai ni kaemasu.

Hazime ni 1. Senzen kara atta hyôki no kuhû : Meizi no hyôki no rekisi o hurikaeru 2. Meizi-zidai kara manabu 3. Rekisi o kataru ue de no taido 4. “Rakugo” no kotoba to “sokki mozi” 5. “Tenzi” ga umareta koro 6. Hyôki no rekisi o hurikaettu 7. “Rômazi undô no dantai” sosite “Katakana no dantai” 8. “Mozi zyôhô no dentatu” 9. Kanzi no “hatuon mondai” kaiketu no tame 10. “Kokugo kokuzi mondai” to iu kotoba ni tuite 11. Nippongo hakai sosite seiyô kabure no rekisi datta no ka 12. “Kanzi no hôkensei” 13. Sengo kara kataru “kanzi seigen” no rekisi 14. Pasokon no okage de “mondai” wa dô natta ka 15. “Hiragana Tankai Kai” no “têpu-ban” Saigo ni: Kokugo kokuzi undô no imi

*Rezyume no hosii kata wa, NRS ni gorenraku kudasai. Amari kirei de nai kopî na no de, tada de otodoke simasu.

11月の研究会 お知らせ / Zyûitigatu no kenkyûkai osirase

ポスター(pdf ファイル) / Posutâ (pdf fairu)

2014 年 10 月 25 日(土曜日)のシンポジウム

10月25日(土曜日)午後に, シンポジウム「日本語表記と漢字の功罪」を開きます。 くわしくは こちら をご覧ください。

報告

NRS主催・くろしお出版共催による「シンポジウム:日本語表記と漢字の功罪」 が10月25日午後,東京・文京シビックセンターで開かれました。 冒頭,報告者代表としてあいさつに立った ましこ・ひでのり先生は, 「この4人はふだん,雑誌『社会言語学』の編集会議などで顔を合わせることは多いが, こうして4人一緒に登壇して一つのテーマで報告するのは初めてだ。 しかも今日の会は市民対象。良いチャンスをいただいた」と語りました。

続けて行なわれた報告と討論は,どれも鋭い問題意識に支えられた興味深いものでした。 その内容は,来春,本法人発行の雑誌『ことばと文字』第3号に採録される予定ですが, 当日の配布資料をご覧になりたい方は,eメールでご請求くだされば無料でお届けします。

写真1 会場風景 は会場風景。 以下は報告する あべ・やすし先生(写真2) あべ・やすし先生, なかの・まき先生(写真3), なかの・まき先生, かどや・ひでのり先生(写真4), かどや・ひでのり先生, ましこ先生(写真5)  ましこ先生。 (いずれもクリックすると拡大します。)

単行本「ことばと文字」第2号

創刊号が好評を博した「ことばと文字」 第2号が2014年10月に発行されました。 全国の書店でお求めになれます。 会員の方には zika ni お送りします。

第2号では日本語教育史を特集しました。 前田均,金沢朱美,小川誉子美,酒井順一郎,祝利,宋群,伊藤孝行,河路由佳,田中祐輔の各氏が執筆しています。 ほかに「日本語の学習と教育 最新情報」(西原鈴子氏「日本語学習と文字表記」など), 「研究最前線」 (松田結貴氏「メディアに埋め込まれる文化的アイデンティティ:音楽タイトルにおけるローマ字標記についての考察」など), 「日本語教育の現場から」(浜田盛男氏「誤用の用」など)も。 詳しくはこちら 【http://www.9640.jp/xoops/modules/bmc/detail.php?book_id=96721&prev=released】 をご覧ください。 発行:公益財団法人日本のローマ字社。発売:くろしお出版。 定価 1000 円+税です。

    

Tankôbon "Kotoba to Mozi" dai 2-gô

Sôkangô ga kôhyô o hakusita "Kotoba to Mozi" dai 2 gô ga 2014 nen 10 gatu ni hakkô saremasita. Zenkoku no syoten de omotome ni naremasu. Kaiin no kata ni wa zika ni ookuri simasu.

Dai 2 gô de wa nippongo kyôiku-si o tokusyû simasita. 前田均,金沢朱美,小川誉子美,酒井順一郎,祝利,宋群,伊藤孝行,河路由佳,田中祐輔 no kaku-si ga sippitu site imasu. Hoka ni「日本語の学習と教育 最新情報」(西原鈴子氏「日本語学習と文字表記」nado), "Kenkyû saizensen" (松田結貴氏「メディアに埋め込まれる文化的アイデンティティ:音楽タイトルにおけるローマ字標記についての考察」nado), 「日本語教育の現場から」(浜田盛男氏「誤用の用」nado)mo. Kuwasiku wa kotira 【http://www.9640.jp/xoops/modules/bmc/detail.php?book_id=96721&prev=released】 o goran kudasai. Hakkô: Kôeki zaidan hôzin Nippon-no-Rômazi-Sya. Hatubai: Kurosio Syuppan. teika 1000 En + zei desu.

2014 年 07 月 27 日(日曜日)の研究会

おはなし 「ウイルヘルム・ロプシャイトの魅力を語る」  照山 直子先生(亜細亜大学講師)

ドイツ生まれの Wilhelm Lobscheid(1822-1893)は, 宣教師として中国に派遣されたが, 当時の民衆運動「太平天国」を支持して宣教師仲間から忌避されるなど, 型にはまらない人物であった。 一方,語学の才を生かし, 日米和親条約の締結にあたってはアメリカ側の通訳として来日したり, 大部の『英華字典』を著すなど, 幅広く活躍した人でもあった。 にもかかわらず、 日本ではあまり知られていないロプシャイトの研究を進める照山先生から、 彼の人間像に迫るお話をうかがいます。

どなたでも参加できます。どうぞおいでください。

報告

講師の照山直子先生は,ハンドアウトのほかにも, いろいろな資料を持参され,それをみんなに見せながらのお話。 小さな会場ならではのアットホームな雰囲気の会でした。 ロプシャイトはすぐれた宣教師で語学にも秀でた人だったのに, なぜか歴史の表面から消されている。その理由は何だったのか, それがよく分からないだけに調べがいがある――という照山先生の語りは, 静かな中に気迫がこもり,一同引き込まれました。 この日は暑い晴天でしたが,お話の途中で突然雷鳴がとどろき,大雨に。 「照山先生の気迫が雷様を呼んだのでは?」という一参加者のつぶやきが, 大方の賛成を得ました。 終了後,近くの居酒屋で開かれた二次会は,照山先生を囲んで談論風発。 楽しい夕べを過ごしました。

2014 年 05 月 18 日(日曜日)「ローマ字の日」記念のつどい

5月には,毎年「ローマ字の日」を記念する tudoi を開いています。 今年は Rômazi Aiueo(http://green.adam.ne.jp/roomazi/) という素晴らしいウェブサイトを主宰しておられる Mizoguti Hiroya さんをお招きして, 下記のとおりお話をうかがうことにしました。 サイトはいつでも見られるけれど、運営している人の顔を見,声を聴くのは至難のわざ。 したがってこの tudoi は,究極の「オフ会」と申せましょう。どうぞふるってご参加ください。

Tudoi の あらまし

報告

「ローマ字の日記念のつどい」では, 「ローマ字あいうえお」主宰の溝口裕也(Mizoguti Hiroya) さんと木村一郎の対談 "Rômazi: sore ga mondai da" がありました. 溝口さんの話が面白く,みなさんに楽しんでいただきました. 二次会も9名が参加して盛会でした.

話し合う Mizoguti さん(左)と Kimura 話し合う Mizoguti さん(左)と Kimura

2014 年 04 月 01 日 --- 雑誌「ことばと文字」第1号

2014 年春に第 1 号が出ました。 好評発売中,全国の書店でお求めになれます。 年2回,4月1日と10月1日に発行の予定です。 会員の方にはお送りします。

「ことばと文字 1号」 国際化時代に「日本語の未来と文字を考える」新雑誌の創刊号。 発行公益財団法人日本のローマ字社。総発売元くろしお出版。 アメリカの日本語教育最新事情ほか、有益な情報が満載。田中克彦氏ほか豪華執筆陣20名。 定価 1000 円+税です。

画像をクリックすると拡大します。

ことばと文字 創刊号

2014 nen haru ni dai 1 gô (teika 1000 En + zei) ga demasita. Maitosi, haru to aki ni deru yotei desu. Hanbaisyo wa Kabusiki Kaisya Kurosio Syuppan desu. Kaiin no kata ni wa ookurisimasu. Ippan no syoten de mo omotome ni naremasu.


日本のローマ字社 / Nippon-no-Rômazi-Sya