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彼の愛情表現 |
彼は、基本的にちょっと出っ張ったものが好き。 まぁ、猫全般、ちょっと懐かしい漫画
"What's Michael" にもあった様に指差した指先とか出っ張りものをクンクンするけれど、彼の場合、愛するモノの出っ張りをかじらずにはいられないらしく、しかも、お気に入りの噛み応えは肘・膝・鼻らしい。
それが手近に無い場合はふくらはぎも対象になる。 彼が噛みたそうにしているのに気づいた時は、一番痛さを感じない肘を提供するが、気づかないうちに『愛してるよ』モードに入ると、思わぬ時にかぶりとやられる。
ある日昼寝をしていた私は急激な痛みに目を覚ました。 覚ました目に飛び込んできたものは、私の鼻にうっとりとかじりつく彼のアップ。 さすがに訳のわからないまま彼を投げ飛ばしてしまいました。 ごめんね、ちびさん。 でも痛かったの。 |
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私は見た! |
我が家の間取りは、キッチンを挟んで片端に玄関、反対側に風呂場があって、奥の部屋は全てキッチンを通る。 風呂を沸かそうと奥から風呂場へ行って風呂釜を点けていると、ちびさんは遅れて私の後を追って、キッチンに私の姿がなかった為か、私が出かけてしまったと思い込んだらしく玄関の外に向かって悲しそうに鳴きはじめた。
『ここにいるよ!』と声をかけると、勘違いしたことが照れくさかったのか奥に急いで引き返していった。
普段私のいない時の彼の様子なんて見れないから、やっぱりいないと寂しいんだなって、可愛そうだけどちょっと愛しい気分になりました。でも最近私が帰宅しても迎えにも来ないでどこにいるのかと思うと、一人で布団にもぐり込んで眠りこけてたりしてちょっと憎らしかったりもするんだけどね。 まぁ、寒いからしょうがないか。 |
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猫と犬の感動巨編(?!) |
私とちびさんがまだ実家にいた頃、弟が拾ってきたちびさんと同い年の<犬もいた(昨年逝去)。 犬と猫連中とは中が悪く(というより一方的に猫連中が犬を嫌っていた。)、犬の鎖の伸びるぎりぎりのラインに座って仲良しになりたがる犬の鼻面を引っ掻く毎日だった。
そんなある日、庭に一匹のノラがやって来た。 近所の団地のボスになる迄の力を誇るちびさんはちびママとちび弟を守るべく必死に戦いを挑んだが、珍しく苦戦。 あまりの声に普段猫同士の揉め事には首を突っ込まない私も庭に出ようとしたその時!!! なんと普段いじめられ続けている犬が鎖を引きちぎり応戦に! もう私は感動に胸打たれてしまいました。 犬も自分の『家族』猫と他人・・・じゃなくて他猫ってちゃんと分ってるんだよね。
一方当の猫達は助けられたとも思っていないので、その後も彼らの関係は進展せずに終わりました。
格言:『犬の心、猫知らず』(犬を飼主にしてもよい。) |
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