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病院選び |
いざ何かあった時に一番困るのは病院選び。 やはり深刻な病気になる前に蚤取りの薬買いに行く程度でもいいので、何箇所かの病院のリサーチをしておいた方が安心。 何かあってからだと、選択する余裕がないからあわてて手近の病院に連れて行ったりします。
でも、悲しいかな、本当に動物病院はピンきり。 当りと外れとでは、しゃれにならないくらいの天国と地獄です。 門構えや看板の美しさじゃ絶対分りません。 広告の大きさでもね。 基本的には今はちびさんはとてもいい獣医さんに出会えたのでよっぽどのことがなければその先生に診てもらえば大丈夫。
(・・・と安心したのもつかの間、それでも彼を不幸が襲った! 「病院選びの大失敗例」に続く) |
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病院選びの大失敗例 |
私がちびさんと実家を出て1年が経とうとした頃。 ・・・といっても現在住んでいる場所も実家からそう遠くない所ということもあり、懸り付けの獣医さんもちょっと遠くはなったけど通えない距離ではないので、特に改めて獣医さんチェックはしなかった。 これがこんな事になるとは・・・!
ちびさんが急に具合を悪くして(お得意の結石による排尿困難でした)、獣医さんに電話をしたら、よっぽど運が悪いのか、休みの日だろうが夜中だろうが診察してくれる獣医さんが留守! そうなると実家周辺の獣医さんなら第3候補位までは分るのだけれども、この辺だと全く見当がつかない。
おろおろした挙句、近所にあるトリマー屋さんに走り、周辺の獣医さんを教えてもらう。 もう選択の余地もないので、とにかく教えてもらった所へちびさんを連れて行った。 こんな状況で心配しながらも、『又きっと入院覚悟だろうから2万、いや、3万、う〜ん多めにみて4万くらいで考えておこう』なんてことも頭をぐるぐる駆け巡ってしまうのはしょうがない。
で、着いた獣医さんは、う〜ん、なんて言えばいいんだろう。 来ている動物とその飼主からして大した事のない状態でもお金持ちが惜しみなくペットにお金を注ぎ込んでいる・・・と言えばいいのかな。 第一印象でそういう感じがした。 けど、気のせいかもしれないし、何より藁をもすがる思いだったので診てもらうと、まず普段懸り付けの所で必ず検査するべきものも検査せずに、又、飼主である私に具体的な病状説明もせずにただただ、『これは大変です。すぐ入院して、あれをやってこれをやって、こうします。 それでは。』と脅かしの言葉とたたみかける様な一方的な治療方針の説明だけ。 金額の説明も勿論ない。
きっと今回が初めての病気だったら、他の治療法などの素人知識もなく、あの剣幕で言われたら、言われるがまま『お願いします!』となっているだろう。 私は各治療方針が必要な具体的な病状の説明と各料金を事前に明示してほしい旨伝えると、やっとえらく大雑把な必要な薬品リストとその他治療にかかる金額を手書きで持ってきて、びっくり。 なんと13万と書いてある!!! いくらなんでも同じ病気でこんなにかかったことはないと言うと、『じゃぁ、今回に限り10万でやってあげましょう。 それより安くは出来ないから、それがいやなら他に行ってもらうしかないねぇ』 ・・・ちょうどお盆前後のしかも日曜日で他を探すなんてほとんど無理。 仕方がないので差し迫った状況を抜け次第最短で転院させることにしてそこに頼むしかなかった。 金額に関して文句を言ったからかわからないが、『○月○日迄に全額支払います』なんて念書まで書かされた。
でもお金だけじゃなくもっと恐ろしいことがまだまだ待ち構えているのであった。(「院内感染」に続く)←なんだか安物の連続サスペンス小説みたいだなぁ。
念のため注意:
私は病院名を特定して非難するのを目的で書いているのではなく、でも、ただ、こんな目にあう可能性もあるから気をつけてって言いたくて書きました。 大袈裟でも何でもない実際にあった事だから。
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