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"REGGAE
Japansplash 2000" その2 |
Jul
30 2000 |
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Maxi のハプニングの収集をつけるので間が空いてしまい、MC
が、次は Monica だって事を告げて、去年当たってたのに行けなかった壮健美茶のこともあって、ちょっとわくわくはしたものの、その後も
Monica はなかなか出てこないで、改めてステージに上がって来ないように、ってアナウンスがしつこく流れるばかり。 (もしかして前の
Maxi を舞台の袖で見守っていた Monica ちゃん、ごねてるのかな〜とか思ったり…。) やっと出てきたけど、ごめん
Monica 、変な間が空いた時にしっとり R&B だもんでまったりしちゃったよ。 タイミング悪かったなぁ〜。 でも懐かしのナマ
"before you walk out of my life" はちょっと嬉しかった。 その後は滞りなく進行し、今まであんまり聴いたことのなかった
Morgan Heritage 、なかなかいーなー、次は誰ぇ? とでれでれしながら待ってたら、………ん? カバー曲の多いレゲエだけど、私の好きな
en Vogue のカバー? ふーん… ぇぇえ!? 本物だぁぁ! キャー!!! Monica
は出演するの事前に知ってたのもあって、『待ち構える』体勢で見れたのでまぁ感激もそれなりで終わってしまったけど、かなり好きなアーティストを思いもかけず見ることになった感動・感激って、すごいもんだと初めて知ったよ。 「う”そ”〜〜」「う”そ”〜〜〜!」と、大騒ぎ。 自分のブースを抜け出して、前の方でじっくり見てしまいました。
でも、Monica の時もそうだけど、きゃーきゃー喜びの声をあげる中、「きゃー」5回に1回くらいの割合で「…でも何故あなたがここ(ジャパスプ)に?!?!」と思わずにはいられなかった。 だって、どっちかっていうと
reggae も好きだけど Hip-Hop/R&B の方がどっちかっていうと聴く私は
Monica や en Vogue でも立ちっぱなしできゃーきゃー言ってるけど、それまでうるさすぎるくらい騒いで盛り上がってた同じブースのワカモノグループも他のブースでも、大半が彼女達のパフォーマンスになると、正直、急に座り込んで「休憩モード」に入ってしまってる。 そういえば私も含め、Hip-Hop/R&B
をメインにに好きな友人達は reggae も聴くけど、reggae
がメインで好きな人って「 R&B も」とか「
Hip-Hop も」ってことあんまりなかったりする。 私にとっては両方好きなモノっていうカテゴリーに入ってるからほとんど同じモノとして認識してたけど、誰にでもそういうもんじゃないんだな〜って思った。 だからって線を引く必要はないんだろうけど、見えない半透明の薄い壁がこんなところにもあるんだなーって思ったりしちゃったよ。
ま、何はともあれ私にとっては一粒で二度おいしい一日でした。 |
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"REGGAE
Japansplash 2000" その1 |
Jul
30 2000 |
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この週末は、前がいつだったかわからない位久しぶりにβ派の出ることをした。 ジャパスプだぁぁ! …とはいえ、チケット取りから何から友人に任せっきりで、当日も寝坊で待ち合わせ時間に電話をもらうというていたらくだったけど、ぎりぎり開演に間に合い、ひたすら『ぼぉぉぉぉぉ』っとできた。 情けないことに、私自身は誰が出演するのかもよく知らず、友人の「なんだか今回はヒップホップ系の人も来るらしいよ」という言葉を聞いたような聞かなかったようないい加減な情報のみで、それでも楽しみにしてはいたものの前日の仕事の疲れも抜けず、眉毛も書かず会場へ行った。
はじめは Big Mountain 、そして、きゃ〜〜〜
Thriller U !(でも最近の曲はとんと知らないのよね。)お次は
Maxi Priest …と、ここでちょっくらハプニング。 ちょっと席が遠かったので細かいディテールは分からないものの、気づくとステージ上がどんどん込み合っていく。 ん? なんか観客ステージに上がりこんでないかい? なんて話してるうちにステージ上が黒山の人だかり。 あれ〜? Maxi
は? ああ、いたいた。 ステージの端っこに派手な黄色いパンツが。 …そのうち音は途切れ、でもよく聴くと遠〜〜〜くの方を大音量の車が走ってるような、そんな感じでステージでは演奏進行中なのがなんとなく分かる。 それから大分たって、MC
の Bro 達かどうかよく分からないけど、怪しい日本語で「チョトマテクダサーイ」「チョトマテクダサーイ」「オリテクダサーイ」と、やっと事態を収拾させる努力が始まった。 なんとか収まり次の曲へ、…ってあ〜あ、ちょうどハプニングのあった時に始まりかけてた
"Closer to you" 、久しぶりだしじっくり聴きたかったのにぃ。 |
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またまた屁理屈こねてしまう Brown
Eyes ですが、自分でも前々からちょっと気にはなっていた。 なってはいたものの、明確なようで明確でないこの音楽ジャンル。 Brown
Eyes でも先日までこのカテゴリーは『 Black Music
』としていた。 日本ではとりあえずそれでジャンルとして成立している。 でも、当の『
Black Music 』発祥のお国では『 Black Music
』なんて総称はないらしい。 うすうすそんな気はしていて、正直便宜上『
Black Music 』なる総称を使ってはいたものの、なんとなく収まりの悪さを感じてはいた。 そんなある日、アメリカ人の友人にこの
WebPage を見られた際、『…あのさぁ、Black Music
なんて言葉はこっちにはないよ。 これ、変。』と遂に言われてしまった。 言われた私は、『うん…、そうなんだよねぇ』と力なく言うのみ。 まぁ、前から自分でも気にはなってたし、これを期に…という訳でタイトルを変更する事に。
で、タイトルを変更するに当ってどうしたもんか又、悩んでしまった。 そもそも抽象的なのや、本当に『その筋』の人にしか分らないような言葉は付けるべきではないと思っていたので、分りやすく短い言葉でそれを表すには…。 …と、あれこれ悩んだ挙句に『
Hip-Hip-Hop 』に落ち着いた。 語呂もまあまあだし、hip
な hip-hop ってことで…ね。 (ちぃとも
hip 『=進んだ、最先端の』じゃないんだけどぉ (^_^;) )
で、これまた hip-hop を総称として持ってくる事にあたって、hip-hop
と rap の違いは何ぞや、という命題にぶつかった。 これって前から私的には、『宇宙の果てはあるのか、あるとしたらその先は?』ぐらい眠れなくなる(大袈裟だってば)命題だった…ので、前述の友人に聞いてみた。 彼の言い分が当りか外れかは分らないけど、なんとなく納得出来てしまったので、これは改めて次回。
【補足:Nov.25.2000】「次回の語り」をはじめるより先にこのカテゴリーのタイトルを『
Cultural Hip-Hop 』に再度改めました。 だってちっとも
hip ぢゃないんですものぉ(笑)。 ま、冗談はさておき、今流行ってるオンガクを求める本当に
hip な人たちがタイトルに惹かれてやってきても申し訳ないので…。 っつーか、オンガク掘り下げページっていうより、日本の『(ヒップホップ)カルチャーセンター』目指したいので…。(←それにしたって情報少ねーぞ、おい!) |
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Mumia Abu-Jamal |
spring
2000 |
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(ところで最近カタい話しが続いてる? そりゃ失礼)
最近たまたまいろいろなソースで人種偏見による理不尽な出来事を耳にすることが続いた。 そんな時期にひょんな事から、そんな理不尽な出来事のひとつを支援している日本語ページに出会った。 日々、激貧生活に加速度のついている私に出来ることなんて殆どないんだけれども、私自身、まだまだきちんとは人種偏見の現状を判り切ってはいないと思うけど、私よりもっと知る機会がない人って多い気して、それを知る機会の窓口くらいになれれば、と思い、リンクさせてもらうことにした。 このサイトで支援している
Mumia Abu-Jamal の事件の実情・内容に関しては、是非、そちらを一度見てもらえば判ってもらえると思うし、こういった事件は彼だけじゃなくて、沢山あるってことも知って欲しい。
私自身が事実関係をきちんと知らないまま無責任にリンクすることはできないと思ったので、私はこのサイトをリンクするにあたり、アメリカの友人にも
Mumia 氏に関しての現地での情報を聞いてみた。 すると、Mumia
が殺人を犯していないであろう事は明々白々だし、たまたま彼自身も、昨年末に行われたらしい
"Free Mumia" のパレードにも参加していた。 そしてこの話しの最後に「また、つい2週間位前にも、同じ様な事件があったよ」って残念そうに言っていた。
・・・こんなこと書くと私もどっちかに偏ってるって思われるのかなぁ。
→ Free Mumia Abu-Jamal (日本語サイト)へのリンクはこちらから
※ Mumia 氏の支援サイトは他にも沢山あります(英語ですが)。 英語サイトへは上記URLからのリンクを辿って下さい。 |
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Rest in
Peace Y'all |
winter
2000 |
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Jan.23.2000
NFL 、Kansas City Chiefs のスター
linebacker 、Derrick Thomas 、交通事故。 首を骨折、胸から下は麻痺してしまうだろう、というニュース。
私が NFL 狂いになるきっかけだった選手なので、聞いた時は、大泣き。
Feb.5.2000
Big Pun 、心臓発作で死去。 特別大ファンではないにしろ、彼の
rhyming は結構好きだったので、非常に残念。 太り過ぎによる、というちょっと何とも言えない原因らしいけど。 銃抗争で命を落とすことがが多い
hip-hop 界、そうではなかったのは不幸中の幸い(…?)。
Feb.8.2000
先に書いた Derrick Thomas 、様態急変で死亡。 事故の一報の後、選手としての復帰は絶望的だが、時間をかければ何とか社会復帰は出来る様になるだろうと聞いて安心していたのに。
事故のニュースを聞いた時は大泣きだったけど、涙も出なかった。
それ以外にも、スヌーピーの作者のシュルツ氏とか、惜しい人が次々に世を去っていくここ数週です。
皆さんのご冥福をお祈りします。 |
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Martin Luther
King, Jr. |
Jan.17.2000 |
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I
still have a dream. It is a dream deeply rooted in the American
dream.
I have a dream that one day this nation will rise up and live
out the true meaning of its creed: We hold these truths to
be self-evident: that all men are created equal.
I have a dream that one day on the red hills of Geogia the
sons of former slaves and the sons of former slaveowners will
be able to sit down together at the table of brotherhood.
I have a dream that my four little children will one day live
in a nation where they will not be judged by the color of
their skin but by the content of their character. |
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DIREC
TV 座談会(99年、夏) |
winter
2000 |
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タイトル通りこれも半年前くらいの事なんだけど、最近その時の事が活かされてきてる様で嬉しいので書いちゃおう。
昨年の夏頃、DIREC TV からのお知らせがあって、『初の視聴者の意見を聞く座談会』をやるというので、軽い気持ちで応募してみたら『来てね』のお知らせが来ちゃったので参加したのです。 各ジャンル別にやってた様ですが、私は音楽ジャンルで呼ばれました。 実は結構ひとみしり屋さんの私は応募したものの知らない人達と話なんか出来ないよぉ、とか思ってたけどいざ行ってみると言いたい事ひととおり言って来れたので気持ちよかったです。 DIREC
の音楽チャンネルって結構洋モノに力入ってるだけあって、計10名の視聴者代表の一人を除いてそれぞれ洋楽好きでした。 Black
Music 派3人、ヨーロッパ系ポップス派1人、カントリーウエスタン派1名、その他洋モノオールジャンル派などなど。
で、編成側として知りたいいろいろなテーマについて一人一人順番に意見を聞いて来るんだけど、音楽ジャンルは違っても不満は同じだったりして、私、疑問点みたいなテーマの時に
BET on JAZZ の番組内容について「何で向こうで流れてる
RAP CITY そのものじゃなくて RAP CITY 日本になっちゃうの? なんか日本向けにされて、日本人の好みに合わされるんなら衛星放送なんて意味が半減しちゃうじゃない。 余計にコストもかかるだろうし」的な事を言ってみたら、DIREC
の音楽番組担当者が「だって BET サイドがわざわざ作ってくれてるのに・・・。 原語じゃ分らないだろうし」って言うから「大きなお世話」と言い返したら「他の皆さんはどうですか?」って全員に挙手を求めたの。 一瞬どきどきしたけどほぼ全員が「は〜い」って手、挙げてくれて、私の意見が変わった意見じゃなくてほっとした。
そんな感じでその日は編成サイドと視聴者との間ってやっぱり開きがあるのね〜ってちょっと残念に思ってたんだけど、秋頃から徐々に番組内容が良くなってきて、RAP
CITY without 日本も流れる様になりました。 なんか視聴者の意見を聞くだけじゃなくってちゃんと結果も出してくれてる気がして嬉しい。 DIREC
の関係者の人、万が一ここを読んでたらこの場を借りてありがとうございます (^o^) 。 でもまだまだ
100% 満足なんかしないからもっと頑張って下さぁい!
【補足】
ま、この補足を書いている今現在、DIREC すらなくなっちゃってるけど(笑)、RAP
CITY without 日本が流れたのは、放送局側のミスで、ある日1日、すっかり現地の
BET を流してしまったらしい。 そんなミスなら一年中やってくれい!
あ〜あ。 私もタダだったので DIREC →スカパー移行したけど、スカパーは
BET 、何故そのまま引き継がなかったのだろう…。 NFL
シーズンチケットはありがたいが…。 |
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アンチ季節モノイベントの私だが・・・ |
winter
1999 |
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年々季節モノイベント、特に今だと
Xmas とかすごくて、テレビからさびれた商店街まで企業・消費者双方の盛り上がりが激しくなる中、あまのじゃくな私は、ソレ系の音楽が至る所から流れるたびに結構うんざりしてたんだけど(そのくせ
TOP PAGE 、Xmas モードでデコレートしてたりして)、BET
on Jazz のインフォマーシャルで流れる TAKE 6
のアカペラはとても心が和みます。 どうせこの時期何見ても Xmas
絡みなら BET のゴスペル番組でも見よっかなぁ。
・・・これも Black ものネタから外れちゃうけど、宗教と日本について。
一時期、muslim の人達と遊んでた時期があったんだけど、当時、彼らのうちの1人が来ていたベンチコートを見て、その娘(日本人との間に生まれて日本で育った子供)に『わぁ、パパ、サンタさんみたーい!』と言われたことで、日本で自分の子供を育てることに大きな危惧を抱いていた。 幼稚園にも安心して通わせられないくらいの勢い。 日本が宗教無法地帯が故の、日本人には計り知れない弊害もあるんだなぁ。 まぁ家庭でしっかり先読みして教育しなきゃ駄目なんだろうね。
え? そういう私?
高校:カトリック → 大学:仏教系。
本人は一貫して無宗教なんだけどね。 あっはっは、超日本人的でしょ?
でも日本で盛り上がる海外もの宗教イベントってキリスト教もの限定だね。 しかもおいしいとこだけ。 クリスマスの1週間後には神社で初詣だし。 やっぱへーんなの。 |
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またまた WU-TANG ネタなんですが、
SOURCE 誌を読んでいたらすごいものが載っていた。 プレステの格闘モノソフトで
"WU-TANG
: SHAOLIN STYLE" と言うのが出ているらしい。 登場人物も
WU の皆さんで、それぞれにスペシャル武器も持っているらしい。 私、格闘系ゲームは好きじゃないけど、ちょっとこれはやってみたい。 いや、やってるのを見るだけでもいいや。 ・・・でも売れるのかなぁ、こんなゲーム。
【補足1】その後、ホントにやってるのを見る機会があった。(いや、自分は格闘ゲームやらないので、「やるぅ?」って言われたけど断った。) まぁ、キャラが
Wu Fam ってだけでありがちな格闘ゲームなんだけどね。 見た環境が悪かったのかもしれないけど、もーちょっと音楽とかにこだわって欲しかったよ。
【補足2】またまたその後、弟の持ってたゲーム誌を珍しくパラパラめくっていたら、なんと! 2000
年夏頃、『 "WU-TANG SHAOLIN STYLE"
日本上陸』だそうな! ボーナストラックもあり、とのこと。 …でも、それってプレステでしか聴けないのか? とにもかくにも嫌いな格闘ゲームなので購入は…迷うところ。 |
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WU-TANG にはまっている我が家の目覚ましタイマーは長い間
TRIUMPH だった。
ある日ふと、『あの曲のベースって、単調だよなぁ、ちょっとお寺の鐘に通じたりして・・・』(ぼ〜んぼんぼんぼんぼん、以下同文)と思った。 待てよ、毎朝きっちり同じ時間にアレが結構な音量で流れるウチって、ご近所さんからあやしい宗教みたいに思われてるかも。 外って低音ばっかり地を這って伝わりそうだし・・・(ある意味
WU-TANG 教と言われればそうだけど)。 その日以来 TRIUMPH
目覚ましは NAUGHTY BY NATURE の
JAMBOREE 目覚ましに取って代わられ気持ちのよい朝になりましたとさ。
(現在は JOHN LEE HOOKER じい様の
GET BACK HOME IN THE USA で渋い目覚め(ちょっと寝起き悪い)。 |
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・・・という訳でもないけど、下の事があった後、たまたま寄った本屋さんで、ちょっと変わった本を発見、購入してしまった。 『アフリカン・アメリカンスラング辞典』。 最近『スラング辞典』なる本は巷でもよく見かけて、『けっ』とか思ってました(自分自身、基本の英語をもっと勉強するのがまず先だと戒めていたので)。 でもこの本かなり大真面目に全てのスラングの語源を究明しようとしているし、そういう言いまわしをする社会的・文化的背景も追っかけていたり、巻末付録も歴史・文献もろもろすごい勉強になる(
AFRO-AMERICAN 史の年表の最後が 2PAC と
BIGGY の死になっていてちょっと悲しい)。 内容も既に死語になっちゃってるものから
97 年頃に使われているもの位迄入ってて、まぁ、それでも日々進化するスラングには追いつける本なんてないと思うけど、最近の曲でも結構参考になる言葉も入ってるので重宝してる。 |
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大分以前の事だけど、小用があってとある米軍基地に行った。 ウォークマンが音楽のジャンルが判る位音漏れしていたのか、ゲートガードの日本人のお兄さんに、
『ねぇ、あんた、そんな曲、意味わかって聴いてんの? 俺向こうに1年留学して、こういう仕事もしてるから英語が解らない訳じゃないけど、それでもそういうラップってのは意味わかんないよ。 わかんないのに聴いてて楽しい?』
って言われた。
確かに RAP , HIP-HOP はかなりスラングが入るので、100%
理解するのは難しい。 けど、彼の言葉の裏に『全く解らないくせに格好だけで変なもの聴きやがって』っていう勝手な憶測・決め付けによる偏見が感じられたのが何よりうんざり。 そもそも何で私が『全くわかんないくせに』って思い込まれるんだ? ま、アッタマ悪そーな風貌では確かにあるし(笑)、確かに私自身、自分の英語力もまだまだなのは分ってるけど、好き→もっと知りたい→語彙・表現力(スラングばかりでなく普通の口語表現)の増加に、ありがちな映画やドラマも然ることながら
R&B やら Hip-Hop やら
rap までもが貢献してくれてる事を彼は一生分らないだろう。
『聴いてて楽しけりゃそれでいいじゃん』というスタンスの人もいるのは知ってるけど、私の知人の女の子で、ネイティブの男の子を前にして、絶対普通の女の子が歌っちゃまずい歌詞だけで出来上がってるような曲のサビを意味も解らず公共の場で繰り返し大声で歌っていた、なんていう現実も確かにある。 その場にいた男の子が、ただ、眉をひそめて立ち去るようないい人なら幸せだけど、そんな時ばかりじゃないしね。 確かに聴いている側にも問題、なくはないのかな。 別に『
Hip-Hop の正しい聴き方』なんぞを声高に訴える気はさらさらないし、オンガクなんて楽しむべきものだと思うけど、それでも自分の分かっている範囲を越えてる部分(例えば英語だからって理由で
lyric ちゃんと分かってないのであれば)に関しては、他人に『英語を勉強しろ!』なんて押しつけないけど、それを自分がどう扱ってるのかって事は、自己責任だよね。 |
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先日古本屋で100円コーナーに並んでいた。 映画『遠い夜明け
(Cry Freedom) 』の小説版。
よく小説が映画化されることはあるけど、これは、映画の脚本を小説化したらしい。 映画も何度見てもぷるぷる憤りを感じるけど、小説になってもやっぱりぷるぷるする。
あらすじは南アの黒人意識運動を南アの白人新聞記者の目を通して見たもの。 映画では
Densel Washington が指導者スティーブ・ビコを好演。 彼って指導者役多いよね。 世間の理想の黒人象なのかしら。
余談ですが、古本屋の100円コーナーって結構掘り出せる。 以前も
Malcolm X ものの本とかルーツ全巻(文庫)とかゲットした。 でも『お買い得ぅ!』って喜ぶ反面、こういった本、日本でもブームになってはただの一過性ブームのままで終わって100円コーナーに行き着いてるのかな…とちょっと寂しかったり…(考えすぎ? であればよいなぁ。) |
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