創作論 LOG 001

創作論の1996年09月29日から1998年11月10日までのログです。


98年11月10日:21時18分44秒
わーお。白熱ぅ。 / 品崎
 みなさん小説を書くということに熱意とこだわりがあるのですねえ。
 感心、感心(笑)。
 だからこそ白熱するワケで、向上心というものは素晴らしいです。(アレ、皮肉に聞こえるな……)
 わたし的には単にみなさんのテクニックとかこだわりが聞きたかったわけで、
 最初からいろんな人の意見が聞きたかったわけです。
 その点、ゆみさん。先走っちゃいましたか(笑)。
 でもわたしもヌケサクさんの言うとおり、あずまさんもゆみさんも意見が一緒だと見ておりますので、
 まあ問題ないでしょ。
 
 話を戻して……と。
 ヌケサクさん、
 いろいろ参考文献を教えていただきありがとうございます。
 でも、ホントごめんなさいね。
 わたしはああいう本は絶対に読まないことにしているから役に立ちそうにないです。
 自分はデビューしたいとか売れる小説を書こうという気がほぼないので、あのテの本を読むとイライラする。
 自分の個性が奪われてしまいそうな気がするのです。
 みなさんはそうは思わないのかなあ。
 わたしはああいうプロのテクニックじゃなくて、
 ここに書きこむようなみなさんの、こだわりとかが聞きたかったのです。
 普遍的な事柄を目指して答えを見つけようとしないで、
 みんなでいろんな意見を書き散らして、パーティみたいに楽しみたい。
 ……わたしはそう思ってます。
 だいたい書く小説のジャンルとかもバラバラでしょうし。
 
 まこさん。
 あのう、私信に近いですが、あなた様の小説は拝見したことがあります。
 多く書いて多く削るということはわたしも前にはよくやっていたんですが、けっこう指示語のミスが多かったり、自分的には気にいってるシーンを削らなければならないときに、泣くほど苦労したので、やめてしまいました。
 単なる逃げかな?(笑)
 
 他のみなさんもぜひこだわりやテクニックを聞かせてください。いじめないから(笑)。
98年11月10日:20時40分09秒
よみやすさとないよう。 / 寺田大典
 あずまさんの文章は、小説としても文章としての「基本としての読みやすい文章の技法」に関しての
 ちょっとしたアドバイスを書いていると思います。

 で、ゆみさんの文章は、「ある程度の文章技法を備えた上での内容によっての読み易さの違い」に関
 してのゆみさんの考えを書いてあったと思いました。

 別にゆみさんの書き込みがあずまさんの書き込みへのレスとは何処にも書いてないけど、「読みやす
 さの話」はそれ以前に書いてないからレスでなくとも「あずまさんの書き込みを踏まえての書き込み」
 に読んでいる人は捉えると思うのです。

 すると、ゆみさんの文章からは「ある程度の技法を備えた人同士では小説の内容によって表現形態が
 読みにくくなる」という意見が読み取れるものの、「一般論としての読みにくさ、読み易さ」という
 のは、正に「ある程度の技法(ぶっちゃけた話、句読点の使い方とかね)」の話だからそれを否定す
 ると前提を自分でひっくり返しながらあずまさんへのちゃちゃにもなり兼ねないと思うのです(^_^;)。

 私は、自分の意見を伝える方法として文章を書く人間だけど(みんなそうか・・・)、小説を書く人
 間ではないので、テクニックみたいのは書けないんですけど、そうしたテクニック論は、知らない人
 にとっては有効なものだと思います。知っている人は「別にいいよ、そんなの」かもしれないですけどね。
98年11月10日:19時59分15秒
「読みやすさと内容」 / ヌケサク
あずまさんにせよ、ゆみさんにせよ、少なからぬ誤解があるように見えるんです。

ゆみさんの場合は、題名こそ「読みやすさと内容は別物」と書いていらっしゃるんですが、論旨からすれば、「読みやすさと内容は対応する」でなければならないようですよね。というのもテーマで読みやすさ指向が定まるという主旨ではありませんか(違ったらごめんなさい)。ですから、品崎さんにせよ、あずまさんにせよ、読みやすくなるべきテーマの作品について、論じていらっしゃる以上、正しい論を展開なさっているようなんですが、いかがでしょう。

あずまさんの場合、あえて、でしょうか、すべての小説で読みやすさが目指されなければならないように書いていらっしゃいますが、それはただの見かけ上のことですよね。文脈を補う(という書き方が正しいか怪しいとも思いますが)読み方をすれば、あずまさんは、「読みやすいほうがよい作品というものがある」とおっしゃっているだけですよね。そして、あずまさんも「読みやすくないけど、おもしろく、感動でき、印象に残る小説」はあることに同意してはいただけると勝手ながら推測しているのですがいかがですか。「ゴーメンガースト城」なんていかがですか(ぼくが半文盲だからかな、なあんて)。もし同意していただけるなら、それはゆみさんの論旨と大いに重なるはずだと思います。読みやすく、かつ安っぽい文章・表現に対する警報として、ゆみさんは書いたようです。あずまさんもそういう表現は実在しそうだし、つまんない、と思ってくださるんじゃないでしょうか。

sfさん、リンクし間違い、訂正してくださってありがとうございます m( )m


98年11月10日:15時39分23秒
論点がずれています / まこ

まあ、他人の論争の論点がずれていることなど、
どうでもいいことなんですが……。

●品崎さん
>みなさんは自分のテクニックで気になるところは
>ありませんか?
>あと、書くときにこだわるテクニックとかさ。

自分自身はものかきなのですが、小説家ではなく
文字数に縛られた文章を書くことがほとんどです。
そのため「多めに書いて、多めに削る」という
方法をよく使っています。この方法だと、
無駄のない、よくまとまった文章が書けます。
小説でこの方法論を使うとおもしろみが欠けて
しまうのでは、と心配ですけどね。
98年11月10日:10時02分03秒
Re:読みやすさと中味は別物 / ゆみ / 東涙香(あずま・るいか)

ども、あずまです。

散々うんざりしていますが、もう一度だけ、書き込みます。
批判されるのは結構ですが、他人の文章を批判して「終わり」というのでは、
私としてはいかんともしがたいです。
『「〜」というのはどうでしょう?』という提案をしているつもりなのに、
「人それぞれだから」で終わってしまったり、「ダメ」とか言われていては、
話の続けようも無いし、新たな提案をする気も起きません。

もう一度私の文章を良く読んで下さい

私はその前の書き込み、「ねえ、テクニックの話しましょうよ。 / 品崎」の書き込みに対応して、
テクニックの一つ、「読みやすくするための工夫」として三点リーダやダッシュを取り上げました。
それを、「読みやすい文章を考えるのは無駄」というのであれば、何か提案をして下さい。
少なくとも、あなたの書き込みは読みにくいです。

あなたが「読みにくい文章を書くことが平気な人達の擁護派」というなら、理解しました。
「読みやすい文章を書く気がさらさら無い」とういうなら難しい文章で誰にも読んで貰えない、
寂しい文章書きになって下さい。
私としてはちっとも構いません。


98年11月10日:00時37分39秒
戦慄の『書きたがる人々』 / ヌケサク
SFオンライン』の< 初級編「原稿の書き方、送り方」 新人賞応募のためのFAQ
(回答:S賞担当編集者)
>や< 中級編「小説の書き方」 久美沙織インタビュー
「小説を書くということ」(聞き手・構成:三村美衣/イラスト:めるへんめーかー)
>をお読みいただいてから
 
『小説を書きたがる人々』(久美沙織・著/角川書店・刊)
 
『新人賞の獲り方おしえます』(久美沙織・著/徳間書店・刊)
 
『もう一度だけ新人賞の獲り方おしえます』(久美沙織・著/徳間書店・刊)

『これがトドメの新人賞の獲り方おしえます』(久美沙織・著/徳間書店・刊)

  ここらへんをもとくとお読みいただいて、戦慄をお感じになってからなら(などと諫言してしまうと、みなさんの意気がまるっきり挫けてしまうかもしれませんが、戦慄をおぼえていただけなければそもそもぜんぜんダメとあえていわせていただきましょうか)、あとは、テクニックなど『ミステリーの書き方』(アメリカ探偵作家クラブ・著/L.トリート・編/大出健・訳/講談社文庫)をごらんになるといいかもしれません。むろん、たくさん小説を読むしかないことは言うまでもなく、また、できるだけたくさんの習作に「完」をつけてやるのも大切です。
そりゃ、ブラッドベリはハタチでデビューできたんだけど、10歳のときにタイプライターを買ってもらってから毎日1000語(400字詰め原稿用紙換算で約10枚?)書いてたらしいし。誰でも400字×1万枚書けばプロになれる、というのはオレの持論だが(1日10枚で3年、ですね)、それを大変と考えるか、そうでないか、って段階でも、プロになれるか否か、ってのはあると思う。(細田均氏の文。ここの細田氏のサイトに収められた文章から抜粋。細田氏は編集者だが、公私の別を守るため……あと、このプライベートな場に投稿してくる人を免れるため……職場の名を秘しておいでです)

 ぼくはこれは比較的至言だと思います。友人が第一次選考担当の編集者でして、グチられまくるのです。

(sf:URLが変だったものを修正しました)


98年11月09日:23時34分51秒
読みやすさと中味は別物 / ゆみ
いわゆる文芸作品とか純文学とか呼ばれる小説が読みにくい(と一般的にはよく言われる)理由の一つは、
分かりやすい文章では簡単に伝えられないものだからだと思います。 作者が単に頭が悪いために読みにくい文章というのは別にすると、他人とはなかなか共有しにくい感情なり体験なり思想なりを文章で表現しようと望むなら、 読みにくい文になるのは当然といえるでしょう。他の誰もが共有する感情とか物語などでも、突き詰めていけば、 個人個人微妙に違うのですし、その微妙さを表現しようとすれば、その人独自の言いまわし、ことば遣いが出てきましょうし、そうなれば それを読みにくいと感じる人も出てくるでしょう。 でもその読み難さに丁寧につきあい、頭脳と想像力を駆使して理解なり共感なりを得られるなら、 読みやすく筋を追っていくだけの小説よりも楽しみも得るものも大きいのではないでしょうか。 要は、小説が文体を選ぶのであり、内容を離れて一般論として読みやすい文章、読みにくい文章といった論議はあまり意味が無いと思うのですが。
98年11月09日:20時51分21秒
ダッシュ / sf
 音引きは『ー』ですね。『―』はダッシュと呼ぶのが正しい。なお、これらと『−』マイナスとを混用するのは良くありますけど、検索するにも音声読み上げにも問題を生じるので、きちんと使い分けて欲しいところであります。
98年11月09日:20時49分06秒
三点リーダと音引き / sf
 いちおう書いときますと。
 文字コードとしては規格上、三点リーダには……を、音引きには――を使って欲しいところであります。(;^^)
 これが守れて無いと、音声読み上げにも困るし。
 なお、これらを安易に多用すると、読みにくくなりやすいというのは同感であります。便利なんですけどね。
 あとはまあ、指示語(これとかあれとか)も使用には気をつけたほうがいいとか、かな漢字変換にたよって漢字ばかりの文章にならないように、送りがななどを平仮名にひらいてやるとかも、読みやすさには重要ですね。
98年11月09日:19時00分40秒
文章で気を付けること / 東涙香(あずま・るいか)

ども、あずまです。

テクニックというか、読んで貰う文章で気を付けることをいくつか。
まず、大前提として、小説は人が読む物です。従って、或る程度読みやすく書くのが基本。
「・・・・(中点)」や、「----(棒)」は読みにくさを煽ります。

コバルト系の影響でしょうか?同人創作文芸等ではこういった表現が多く、読みにくいです。
生理学的に言えば、「・」(中点)は人間の呼吸を整えるということで、点が多ければ多いほど、
一息ついてしまう。つまり、読むのを中断してしまう効果があります。
「--」(棒)は、視線の流れを遮ってしまい、これも読むのを中断してしまいます。

文章の書き方ですが、この「・」と「--」を無くすだけで、段違いになります。
同時に、今までこの二つで誤魔化していた部分を明瞭にしなくてはいけないので、
更なる文章力が必要とされるわけです。

あずまはこの注意事項を新聞の割付の仕方から学びました。他にも、論文の書き方とかね。
だから、「小説の書き方は違う!」というのなら、それはそれで正しいでしょう。
但し、上記の二つは、「ここで使えば効果的だ!」と言うときにこそ、使って欲しいテクニックでもあります。

これらの参考文献は家に帰ってからUpします。


98年11月09日:18時22分04秒
ねえ、テクニックの話しましょうよ。 / 品崎
 所詮、小説を書く理由は人それぞれなのだから、そろそろテクニックについての話をしませんか?
 
 かくいうわたしも、最近自分がとみにテクニックにうといことに気がつき、何とか修行をつもうと思っているところなのです。
 わたしの弱点はどうやら「こそあど言葉を多用してしまう」ところにあるようです。
 文章のつながりをつけようと思って、接続詞とか「こそあど」をとにかくたくさん付けてしまう。
 気をつけてはいるんだけど、よく読むとウザいことこの上ないんすよね(笑)。
  みなさんは自分のテクニックで気になるところはありませんか?
 あと、書くときにこだわるテクニックとかさ。
 実用的な話しましょうよ。ね?

(sf:重複削除しました)


98年10月12日:21時07分13秒
はじめまして。 / 桐原
はじめまして、桐原克也という字書きです。 創作小説を書き始めて今年で四年目になるのですが、わたしの
「なぜ小説を書くのか」という持論を少し語らせてもらいます。 なぜ、小説なのかというと、わたしの場合は表現したい物をあらわすのに もっとも適したメディアだったからです。 わたしが表現したいのは「けなげさ」です。その本質がなんであるかは 未だ結論に達していませんが、小説を書きながら考えています。 漫画などでもよいのですが、映像を用いずに「けなげさ」を、自分の中で 感じてもらいたかったんです。 小説の上達というのは多くの本を読む、批判してもらう、というのも大事 なことだと思いますが、私が思う上達の方法は泣くことだと思います。 悲しくて泣く、嬉しくて泣く、いろいろありますよね? そのたびに、人って のは少しづつ成長していくんじゃないでしょうか? 小説の上達=作家の心の成長、と私は考えています。 つまらない小説なんて、この世にはないと思います。
98年10月01日:15時21分50秒
そうですね / サトル
僕もやっぱり中崎さんと同じ結論に至ったのですが、 残念ながら、うちのPCはモデムにつながってなくて メールも大学のを使っている状況なのでできないんですよね(苦笑あんど泣)。
また、公募も出したいんですが、自分で納得行かないものを出すのに気後れを感じています。プロの作家でさえ自分の作品に、100%の自信を持つ人はいないのでしょうが、なぜか描いているうちにいろんな結末が出来上がってしまいマルチエンディングになってしまいます。

ま、要するに欲張りなんでしょうね。
いろいろ参考になる言葉ありがとうございました。
98年10月01日:12時09分41秒
内面性 / 中崎実
>僕の作品はどうも自分の内面が表に出過ぎてて、自分を
>知っている誰かに読ませるのに抵抗があります。

たしかに難しい問題ですね。
ただ、自分で『これは自分の内面性を良く出している』と思っているものでも、よほど相手が自分について詳しい人でない限りは、他人が読めば単なるフィクションと受けとられることの方が多いのではないでしょうか?
まあ、このあたりは私見になりますが。

で、解決方法ですが‥感想批評取り混ぜて返ってくることになるとは思いますが、どこかのメーリングリストに参加するなどはいかがでしょうか。

#私は怠けものなのでどのようなMLがあるかリサーチしていないのですが(苦笑)

ネットの人間なら自分のことをそんなに知りませんし、これも方法の一つではないかと思います。

# 私個人は『書いたら書きっぱなし』(いやまあ、推敲は致しますが)、商業誌の公募に出して毎回落選しています。編集からコメントがいただけるまでのレベルまで、なんとかたどり着こうと苦戦していますよ(^-^;)


98年09月30日:13時35分07秒
中崎実さんへ / サトル
中崎さんお返事ありがとうございます。

ですが、ちょっと、僕の書き方が悪かったようです。
ニュアンスとしては、僕も中崎さんと同じように単純に読んでどうだったかの感想を聞きたいのですが、僕の作品はどうも自分の内面が表に出過ぎてて、自分を知っている誰かに読ませるのに抵抗があります。無論、そうではない作品もありますが、こちらはどうもリアリティにかけ納得がいかず読ませる域ではありません。それで悩んでいます。
98年09月29日:20時42分27秒
受けるかどうかも結構問題。 / 中崎実
ゆみさんと大体同じ意見の中崎です。

#「小説」であるためには、読み手も意識せねばならないという辺りが同じ。細かい違いはどこかにあるだろう。

それはさておき、サトルさんは書かれました:

>とりあえず、今の僕にとって必要なのは読まれることにより
>批判してもらうことでしょう。みなさんは御自分の創作を誰
>かに読んでもらっていますか?是非、聞かせて下さい。

読んでもらっていますが、私は「批評してくれ」とはあまり言いません。
というのも、素人の批評はあまり役に立たない&批評してくれと言うと引かれてしまうから、というのが理由です。
それでも批評してもらうなら、とにかく数を読んでいるが自分の書いたものに無闇に共感しない人を選びたいですね。冷静に見てもらえますので。

素人同士でものを読む時は、「感想」をもらう程度にとどめるのがベターではないでしょうか。
それにしたり顔で『批評』されるより、正直に『ここがつまらなかった』『ここは面白かった』と言ってもらうだけの方がよほど役に立つように思われますが、いかがでしょうか?


98年09月28日:16時44分48秒
はじめまして / リル
はじめまして! あたしは、最近、読む本がなくって困ってます。 ジャンルは今はホラーにはまってるんですけど、誰かおもしろい作家さんや、作品があったら教えてください。 また、お邪魔しても良いですか?
98年09月28日:01時02分44秒
あっ。 / 田村清次郎
ひさしぶりに見たら書き込みがいっぱい入ってる。 良かった良かった。
98年09月24日:14時16分22秒
ありがとう!! / サトル
いろいろなお返事ありがとうございます。特にゆみさんのお話は核心を突かれ、恥ずかしい限りです。
もし本当に、読者を自分の世界の虜にできればと、ほぼ全ての書き手が感じていることでしょう。そのためのテクニックが自分に欠けていることは感じています。その一因として今のところ僕の話に読者がいないことがあるように思われます。いくら創っても読者が自分一人ではマスターべ−ションと、言われてもそのとおりでしょう。
とりあえず、今の僕にとって必要なのは読まれることにより批判してもらうことでしょう。みなさんは御自分の創作を誰かに読んでもらっていますか?是非、聞かせて下さい。
98年09月23日:16時46分23秒
「書きたいから書く」と「小説を書く」 / 理音
 私事でしかない悩み事にいろいろな意見をいただくことができて、とても感謝しております。
 さて、「小説を書くこと」が手段ではなく目的そのものとなってしまっている、という前回の文章について、詳しい説明が必要なようなので補足します。

 まず、「小説を書くことが手段である」というのは、

 >「小説を書くこと」が手段だというとき、なにか表現したいものがあって、絵画とか映画とかいろいろ手段はあるが、その中で小説を選んだ、という事なのでしょうか。

 という、ゆみ様の見解でほぼ問題ありません。ただ、「なにか表現したいもの」ということに関しては、必ずしも意識しているものではないでしょうし、意識する必要もないのかもしれません。皆様のなかには「書きたいから書く」もしくは「書くのが楽しいから書く」という方が多くいらっしゃるようにお見受けしますが、彼らにしても、その文章の前に「〜が」もしくは「〜を」という語を抜かしているだけであって、「小説を書くことが手段」なのだと思います。私も小説を書きはじめた頃は、まさに書きたいから書いたのですから。

 次に、「小説を書くことが目的そのものになってしまっている」というのは、言いなおすと「小説を書くこと自体を、むりやり目的にしてしまっている」ということです。

 私は小説を書く以上、必ず読者がいることを意識して書いてきたつもりですし、またそうでなければならないと思います(ただ自分だけのために書いた小説は、小説ではなくて日記です)。当然、うまい文章を書くためのテクニックも必要です。どうすればそのようなテクニックが身につくのか、ということについて私はいろいろなことを試みましたが、結局のところ、ひたすら書きつづける、という方法に落ち着きました。こうして小説を書きつづけてきた私の思考は、いつの頃からか「書きたいから書く」から、まず「小説を書く」という大前提があり、じゃあ何を書こうか、という方向へと変わってしまっていました。重要なのは「何を書く」ではなく、「小説を書く」なのです。
 それでいいじゃないか、とその時は思いました。でも、それでも書きつづけていくうちに、小説を書くことに魅力を感じなくなってしまいました。せっかく書きあげても、なんだか否定的な見方しかできなくなり、そのうち書くことからも離れてしまいました。
 「小説を書くことが手段ではなく、目的そのものになっている」ことが、書けないことの一番の原因だと思ったのは、上記のような経緯があったからだと考えています。

 でも、皆様の意見を拝見していて、私は「小説を書く」ということに、あまりにポーズをとりすぎていたのかもしれない、とふと思いました。以前のようにもっと気楽に「小説を書くこと」と接することができれば、あるいはまた書けるようになるのかもしれません。
98年09月22日:23時48分06秒
Res.元気が出る作文の秘密 / ゆみ
 鍼原氏推薦の言語表現法講座を読んでみることにします。加藤典洋の『敗戦後論』にはなぜか無性に腹が立って、 あまり好きな書き手ではないのですが。
 おそらく岩波の同じシリーズだと思いますけど、金井美恵子の『小説論』をお薦め致します。
 わたしがここに書き込むのは、あくまで「小説」に関しての意見ですので、その辺はご了承ください。

 >サトル様
 小説を書く動機などなんでもよいと思います。不平不満というのも当然ありです。でも、読者が読むのは出来あがった「作品」だけなのです。
 あなたのことをなんにも知らない人、あなたの個人的な不平や悲しみや喜びには何の興味もない人が、あなたの小説を読むのですから、もし単なる鬱憤晴らしで書くとしたら 読む人は途中で投げ出したくなるかもしれません。少なくともそういうものは小説とは呼びません。ただ自分のためだけの「マスターベーション」です。
 
あと、リアリティーについて言えば、本当にありそうなことを書けばリアリティーを感じるというものではないと思います。 あなたが実際に体験したことをどれほど実感を込めて書いても、書き方がまずかったら全くリアリティーなど無くなってしまうし、 逆に、幽霊やお化けの話でもうまく書けば、読者を不眠症にすることも可能かもしれません。つまり、小説における「リアリティー」とは、 ほぼすべてテクニックであるとわたしは考えています。
 小説(あるいは創作)というのは、作者のマスターベーションではなくて、読者をマスターベーションさせる力を持つもの、ではないでしょうか?
 
98年09月22日:20時40分08秒
ううううーん…… / ぶい子
 ここにいらっしゃる方は考えることが多すぎるのでは?
 わたしは小説を書くのが楽しいから、書きます。でも、あまりに自分の好みで書くと他人ウケしないかな、と思うので、大抵は書き始める前に、「自分が書きたいこと」と「何で他人にウケをとるか」をリストアップして、両者に折り合いをつけてやります。
 よく途中で飽きてやめてしまうこともありますが、そういう場合は、もう一度コンセプトを練り直して、「自分がどうして書くのに飽きたのか」とか、「どうしたらまた書くのが面白くなるか」ということをリストアップします。
 
 こういう小説の書き方とかに限らず、迷ったり、悩んだりしたら、何でも書き出してみるとよいですよ。論理的な思考を試みることができますし、問題点が分かりやすくなります。
 てなわけで、おじゃましました。
98年09月22日:15時37分00秒
書きたい!! / サトル
自分を表現する方法として、僕には文章しかなかった。僕の書こうとする話にはいつも、不平不満が詰まっている。 書きたいから書くと言った動機ではなく、書く事で自分の気持ちをはっきりと自覚し、うやむやの内に忘れたくなかったのだと自分で思っています。自らの創る話は例えフィクションであっても、書く内容やキャラの発する言葉の一つ一つは自分が内包しているもう一人の自分だと自覚していれば話しは自然に成り立っていくのではないでしょうか。決して自分で「こんなことないだろう」と思うような方向に進まなければ自ずとリアリティのあるストーリーにできると思います。荒唐無稽なだらだらした話になってしまいすみませんでした。では、また・・・
98年09月22日:00時03分37秒
元気が出る作文のヒミツ / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>ALL、こんにちわぁ。
こちらのボードははじめてです(礼)。
ゆみさんのお名前を、「簡易ボード群の新着情報」で見かけたので読みに来ました。
僭越ですけれど、「作文をすることについて」、アタシが書いた作文を、友人のHP、に置いてもらっています。
『言語表現法講義』〜 元気がでる作文のヒミツ 〜」 って題のブックレヴューで、、文芸批評家、加藤典洋の著作、、

加藤典洋,1996,『言語表現法講義』,岩波書店,
Tokyo. ISBN4-00-026003-0 C3381

、、を紹介したものです。
必ずしも創作の話しではないのですけれど、よろしかったら、読んでやってくださいまし(宣伝、宣伝;笑)。
いじょぉ、で〜す
98年09月21日:23時35分39秒
書くことの意味 / ゆみ
 小説を書くことが手段ではなく、目的そのものになっているとはどういうことでしょうか、 いま一つわからないのですが、わたしはどっちでもいいのではないかと思います。「小説を書くこと」が 手段だというとき、なにか表現したいものがあって、絵画とか映画とかいろいろ手段はあるが、その中で小説を選んだ、という事なのでしょうか、 小説を書くことの目的なんていうお題目はどうでもいいと思います。書くことなんか何もない、という前提で小説を書くこと、それを引き受けて書くことがいま求められていることではないでしょうか。
98年09月21日:00時13分43秒
はじめまして&書くことの意味 / 理音
 はじめまして。理音と書いてり・おんと読みます。
 皆様の話の内容を興味深く拝見しました。誰もが小説を書くことに真剣で、このようなHPを見つけることができたことを幸運に思っています。
 私も実は、小説を書くことに意欲を燃やしていた者で、これまでにもいくつかの短編や長編を書いてきました。ですが、ここ2、3年はまったく小説が書けないという状態が続いています。原因はひとつだけではなく、いろいろな要素が重なった結果なのですが、一番の理由は「小説を書くこと」が手段ではなく、目的そのものになっていることに気づいてしまったからです。
 何か表現したい物事があって、はじめて小説は生まれてくるものなのに、「小説を書くこと」自体が目的となってしまった私の小説は、書いた自分でもくだらない、と思うような出来にしかならず、なんだか袋小路に迷い込んでしまったかのようです。
 なかなかうまく言い表すことができませんが、皆様は「小説を書くこと」の目的を見失うようなことはないのですか。またそうなったときは、どうしていますか。小説を書くという行為はそもそも、こんな理屈で語るようなものではないのかもしれませんが、何か意見を送ってくだされば幸いです。
98年08月21日:00時34分00秒
はじめまして&Queston / たつのうた
こちらには初めてお邪魔します、たつのうたと申します。
以後、よろしくお願いいたします。

さてさて、前々から「スチームパンク」の小説を書きたいなと思って、ちょこちょこメモを貯めています。
が、なかなか揃わないのが、資料なのです。「スチームパンク」というジャンル自体、そもそも固まっていませんが。
スチームパンクと呼ばれるもの、および、産業革命期から第一次大戦までの歴史資料で、「これはいいよ〜」というのがあったら、ぜひ教えてくだ さいませ。

にしても、周囲に聞くと「戦車はOKだけど、飛行機はダメ」ってみんな言うんですよね。
歴史的には、飛行機の方が登場が先なんだけどなー。

(こういう話題はここに書いた方がいいんでしょうか? もうひとつの掲示板にも書いちゃったんですけど)
98年08月03日:23時14分30秒
一次審査通過について / 露筆綾王
お初にお目にかかります。露筆綾王です。>ジュブナイルでの一次審査通過ってだいたい、どういった点に気をつければ可能なのでしょうか? 私が一次通過したのは少年サンデーの原作大賞というもので、ジュブナイルとは関係ありませんが、ここでひとつ重要なのは、それが新設されたばかりの、できたての賞だったということ。ジュブナイル系は最近の流行のようですし、そういった新設の賞に狙いをさだめると、わりと一次審査を突破しやすいみたいです。公募ガイドはもちろん、ふつうの漫画雑誌とかも、よく見てみるとけっこうあちこちで応募していますよ。 あと付け加えるとすれば、これもジュブナイルでなくても言えることですが、何かひとつ、これだけはぜったいに他人には負けないぜ、という得意分野があって、それを生かした小説やシナリオを書いたほうが、審査員のウケは良いようです。 参考になれば幸いです。
98年07月29日:14時29分44秒
またまた質問なのです! / ナシオ
質問にさっそくお答えいただき、嬉しいです。ありがとうございます。削るのも推敲のうちですよね!がんばります。
 またまた質問で恐縮なのですが、私が書くものはジュブナイル向けのもので、そちらの方面へ応募しようと思っていますが、ジュブナイルでの一次審査通過ってだいたい、どういった点に気を付ければ可能なのでしょうか?
 ジュブナイルでという点で、お考え、経験のある方いらっしゃいましたら、ご意見参考にさせていただけると嬉しいです。
98年07月28日:17時57分46秒
規定枚数ですが / 中崎
>小説を書いたりする際、規定枚数ってありますよね?
>それとの折り合いはどのようにつけてらっしゃいますか?

規定枚数をオーバーしてしまいますと、審査の対象から外されるものと考えた方がよろしいです。
というわけで、私はなんとか規定枚数に収めるようにしています。
書いたものに愛着があるのは確かですが、しかし削って見ると以外に冗長な部分であったとわかることもよくあるので、一度さっくり削ってみることも試されてはいかがでしょうか。


98年07月28日:14時33分56秒
ストーリーと規定枚数について / ナシオ
今年に入ってから本格的に小説を書こうと意識しだした、(かき出した)者です。
 一つ質問があるのですが、みなさんは投稿しようと思って、小説を書いたりする際、規定枚数ってありますよね?それとの折り合いはどのようにつけてらっしゃいますか? それとも、枚数にとらわれるなんて邪道ですか?私は話が長くなりがちで、枚数が足りないことが多いのです。必然的に削られる部分が出てきてしまい、大変迷っています。
 どなたかアドバイスをいただけると、大変ありがたいのですが…
98年06月26日:05時53分09秒
とても感激です / 無名人
 sfさん
 「本気で作家になりたければ漱石に学べ」を読んでくれたそうで、感激です。 前編の「それでも作家になりたい人のためのガイドブック」から読むのが、無論 よいと思います。渡部氏が言いたいのは、音楽家は和声法や対位法、画家は遠近法やデッサン を知らなければ作品が創れないのに、小説に関しては、日本語の読み書きが出来れば誰でも書けると思っている人が多すぎるということですよね。
 まともな小説を書こうと本気で考えているのなら、小説の方法や技術にもっと意識的でなくてはならないのだと 日々勉強しているこのごろです。
98年06月24日:23時08分50秒
本気で作家になりたければ漱石に学べ / sf
 じつは注文して購入、読みました。……んが私にはその前編(まだ注文中)のほうがお似合いでありましたようで。
 テーマに合わせて文体をつくり、描写の内容と描写のテクニックと心理とを重ね合わせたほうが良いであろうことは理解できますが……実践するのはえらい難儀ですわな。
 
98年06月24日:22時45分30秒
おや。 / 田村清次郎
誰も書き込みしませんねえ。
98年05月17日:01時18分43秒
お薦めマニュアル本 / 無名人
  渡部直己の「本気で作家になりたければ漱石に学べ」(大田出版)はとてもよい本だと思います。目からうろこというか、 とにかく自分の書いた小説が、如何にくだらないガキの作文だったかと思い知らされました。小説のテクニックを学びたいならぜひ一読を。
98年05月05日:00時44分16秒
どなたでも / とくさん
大いなる野心を持って小説を書こうと考えている人いないんですか?
98年04月23日:01時34分56秒
Re: / とくさん
>ポコペンさん
  おおよそのことはご理解いただけたかと思います。ただ、なぜ「重みのある」純文学系 という言い方になるのかちょっと引っかかります。私はむしろ、軽い「非文学的」小説 を書きたいと考えています。また、純文学とエンターテインメントというようなわけ方はもう古いですよ。 どんな小説であれ、あらゆる小説は同じ土俵で評価されるべきだと思います。内容が「重い」とか「軽い」とかで 小説をジャンル分けすることを私は好みません。それから、ごみ以外の何物でもない「純文学」を気取った 小説も数多くあれば、いわゆるエンターテインメント系といわれる小説でも、 いいものはやはりいいのです。
  ひとつはっきりしているのは、あらゆる物語はもうすでに書かれてしまっている、ということです。 どんなに奇抜な物語、またはどんなに感動的なお話を書いたとしても、それはもう誰かに書かれてしまった物語の 反復でしかないのだと、私は認識しています。もちろん私の書く「物語」もです。
  
98年04月20日:23時44分03秒
ふぅむ / ポコペン
>とくさん
># 私自身は、描写こそ小説の命と考えております。というか描写を読むことがすきなんです。
なるほどぉ。とくさんと僕の「小説」の読み方は違うのかも知れませんね……というか違いますね、思いっきり。
僕は赤川次郎系のアッサリとした描写の方が好きだったりします。つまり、長々とした描写をされるよりは、さっさと物語を進行させて欲しいというか。
それと、とくさんの例え話は的を射ているかも。「〜の『それ』とは何を表しているか」など、そういうテスト的なことは好きじゃないんです。
だから、僕の書こうとしているモノは軽い「ビジュアル系小説」(笑)。対して、とくさんは重みのある「純文学系小説」なんですね……たぶん。

……こんな感じですか?
98年04月19日:01時27分42秒
描写は大切! / とくさん
# 私自身は、描写こそ小説の命と考えております。というか描写を読むことがすきなんです。たとえばアパートの間取りなんかを何ページにもわたって延々と描写した作家がいます。これがまた舌を巻くようなうまさ。そしてその描写はストーリーとは関係ないのです。というよりその小説にはたいしてストーリーらしきものはないのです。 話の筋は別にどうでもよくて、ただその文章を読むこと自体が快楽といったらいいでしょうか。英語の長文読解と似ていて、ひとつの文章を後ろから読んだり、挿入句を括弧でくくってみたり、この形容詞はどこへかかるのか、などといったふうに、舐めるようにして読んでいきます。お話がどんどん進んで行くのとはまったく別の喜びがこういった読書にはあります。 ポコペンさん、私の言いたいこと、わかっていただけたでしょうか・・・
98年04月12日:23時51分54秒
ケンカじゃなくてよかった……。 / ポコペン
>とくさん
“長い”梗概の“長い”の部分に面白いセリフや、カッコイイ場面を入れることは、やっぱりあります。ていうか、そういう場面を描くことこそ小説を書く楽しみというか。言葉が悪かったようです。ぼくが最初から放棄しているのは「美しい文章を書こう」ということなのです。物語を装飾するセリフや、一発ギャグ(笑)には、むしろ力を入れていますが、描写とかは簡単に済ませちゃってます。

98年04月10日:02時39分17秒
喧嘩はしませんが・・・ / とくさん
ほんとにくだらないストーリーでも、漫画には絵、映画には映像と音があるからストーリーの貧困さをカバーできたり、ことによったら名作になる可能性すらあると、とりあえずいえると思います。でも小説には絵も音もありません。だからといってストーリーを面白くすればいい小説がかけるとは思いません。同じ原作で も違う監督がとれば違う映画になります。たとえ原作(脚本)はまったく同じ、せりふもまったく同じでも、監督が違えば、駄作にもなるし名作にもなるはずです。小説では原作が同じというのはないにしても、よく似たストーリーを書いてしまうということはあるはずです。その場合でも書く人によって、同じストーリーでも、駄作にも名作にもなりうると思うのですが、 その違いが何かということを私は考えていて、それはストーリー以外の細部だと思うのです。また映画で例えると、同じ話、同じせりふでも、役者の微妙な表情、せりふとせりふの間のとりかた、風景、カメラアングルやカメラの移動の仕方、などなどです。私も読んでいて楽しい小説、観ていて楽しい映画とは、そういうストーリー自体とはあまり関係ないところで書かれたり撮られたりしている、細部が充実した小説や映画なのです。ストーリーを面白くすることにだけとらわれていると、そういう細部が貧しくなって、一度読んで話がわかったらそれでおしまい、二度とは読まれない ということになってしまうでしょう。
#長くなってごめんなさい。
98年04月09日:23時33分26秒
ケンカ売ってるみたいですが…… / ポコペン
僕の場合、小説の文章は「物語を伝達してりゃいいや」くらいにしか思っていません。要するに、「梗概の長いやつ」ってところですね。
さらに非道いことを言ってしまいますが、僕がどうして小説を書くかというと(前にも書きましたが、その補足とでも思って下さい)、「もっとも簡単に物語を作れるメディア」だと思っているからです。
漫画は絵が描けないといけないし、映画は一人では作れない上にお金がかかります。その点、小説だと紙とペン……パソコンやワープロがあれば、もっと簡単に作れる。

……ここの掲示板からは思いっきり反した姿勢かも知れませんが。
98年04月07日:03時02分07秒
書く理由 / とくさん
私の場合、物語の否定と物語への回帰との解決しがたい拮抗みたいなものが書く理由であり、かつエネルギーのような気がします。小説と物語は明確に区別しなくてはならないでしょう。あと、描写のなんたるかを知りたければ、具体例として、金井美恵子や中上健次の小説を読めばよいでしょう。小説の名を借りた物語と、金井や中上(別にこの二人だけではありませんが)の物語批判としての小説との違いを身をもって体験できるでしょう。私は、物語から逃れるために小説を書いています。
98年04月06日:20時22分56秒
書く理由 / 稚也
 初めてお目にかかります。今後ともよろしく。
 書く理由について皆さんの書き込みを読ませていただきました。
 僕の書く理由を、ちょっと考えてみたんですが、一言で言うのは難しいですね。強いて言えば、誰かに「そうだね、そういう考え方もあるよね」と相づちを打ってもらいたいんですよ。
 ただ、それをストレートに人へ押し付けるわけにもいかないので、小説に仕立て上げて、遠回しに提示してみるわけです。
 言いたいことは山ほどあるわけで、それを一つの作品に詰め込むわけにも行かないからいくつかの話を書きたくなる。そうすると、一つも書きあがらなかったりして全然だめだったりします。
 せめて一つ作品を書き上げてから、ここへ来るべきだったような気もします。この文章で自分に喝を入れて、がんばることにします。
 それでは、また。
98年04月04日:15時04分35秒
書きたいからだよね / 秋月
 どうも、皆さんはじめまして。秋月といいます。以後お見知りおきを。
 この辺をうろついているあいだに見つけたので、楽しく読ませていただきました。で、どうせなら一言ぐらい残していきたいな、と思ったので、今書いてます。 
 何故文章を書くのか、何てことについて色々と皆さんおっしゃってますが、結局、書きたいから、ということだと思うんですよ。何の答えにもなってないんですけど。
 僕の場合、どうにも自分の思うところと他人の主張が食い違うことが多くて、そうじゃないだろう、みたいな動機があったりもしますが。
 ちょっと話は変わりますが、十年経てばどんなことも良い思い出っていう考えが僕にはあって、十年後の自分に向けたメッセージのつもりで書いてることも多いかな。他人には見せられませんけど。
 それではまた。今日はこの辺で。
98年03月18日:15時18分22秒
なぜ書く、どう書く、いつ捨てる?(笑) / マックライド
 なぜ書くかという点では、わたしの場合、「面白い話しを思い付いたから」という単純な理由になるんですが、
困ったことに、書いてるうちに「思ったほど面白くねぇや」と思いはじめて、結局尻切れトンボになってしまうことが多いですねぇ。
 どう処分するか、という点では、「いつのまにかゴミ扱いされている」というのが一番多いかな?(笑)
 たまに、大昔に書いたもの(非電子原稿)が出てきたりすると、つい読みふけったりしますけど(笑)
 「おお、結構おもしろいじゃん」などと思ったりして(笑)
 そういう奴は、捨てることもできなくなって、またどこかに紛れ込んだりしますね。

>膝にのせて小説書いてみたい。
 わたしは一応、デスクトップ、ノート、リブレットと、3つの大きさのパソコン持ってますけど、結局デスクトップを使うことが一番多いですよ。
 たまに、ベッドにねっころがってリブレット入力することもありますが、そういうのって、後から読むとなんだかふに落ちない文章になってることが多い。
 どこがどう変、ってわけじゃないんですけど・・・・
 わたしとしては、歩きながら文書化できる装置があるといいなぁ、と思ってるんですが(笑)
 そういうの、ありません?(笑)
98年03月18日:00時28分43秒
処理 / ポコペン
非電子原稿は僕もかなりありますが、絶対に残しておくつもりでいます。メモは全てパソコンに移す作業をしました(イガイトタイヘン)。
なんか「意外と後になってから役に立つかも」って気がするんですよね。ううむ、アイデアの貧乏性。

>使用マシンがEPSON386ARノート(DX2換装)では、
>いまさら設備投資すべきかどうか(笑)

MOは外付けだったら、新しいパソコンを買った後でも付け替えられるじゃないですか。いや、内蔵でも付け替えられますが……。
ていうか、それ以前にMOが古くなっている可能性も(笑)。ああ、MOとかノートとか欲しいなぁ。膝にのせて小説書いてみたい。

98年03月17日:12時21分38秒
質問:古原稿の処理 / ナカザキ
話のスレッドがずれて申し訳ありませんが、皆さんは昔から書き溜めてきたメモ/非電子原稿類などはどのように処理されておられますか?
私はこれで10年以上、未発表原稿ばかり(笑)書いてきているために量が膨大なものになりまして、初期の原稿は処分するはめになりました。

# 電子原稿もかなりの数になったので、そろそろMOでも導入した方がいいのかも知れないのですが‥‥‥使用マシンがEPSON386ARノート(DX2換装)では、いまさら設備投資すべきかどうか(笑)
98年03月16日:16時38分21秒
なぜに書くのか / KoZ

そう問われれば、「故に」答えるしか…って、これではボトムズだわ。(^_^;)

ポコペンさんの、
>>ゲームしてる気分で書いてます。
この意見と同様です。ゲームマスターと複数プレイヤーが頭の中で勝手にセッションを開いてるって感じです。 かなり、ご都合に走ってるところもありますけどね。(^_^;)

少なくとも、そのときの自分にとっての最適解。んで、もっと違う解やエレガントな解法を求めて、ゲームマスターやったり するんだよね。うん。


98年03月14日:02時05分00秒
細かきサウンドノベルだから(笑) / ポコペン
ゲームしてる気分で書いてます。
一文字ごとに選択肢のあるサウンドノベルみたいなモノだと……。ただ、「構想」という名の複雑な攻略法を研究しないといけない、難しいゲーム。
でも、そういう物語創作を楽しめるだけで人生観変わったような気がする……。

98年03月12日:23時37分54秒
楽しいからだよん / 田村清次郎
やっぱり書くことが、一番楽しいのです。 生みの苦しみこそあれど、創作しているという瞬間に充実感があり、とてつもなく面白くて仕方がないものなのです。
98年03月11日:11時46分36秒
突然ですが、なぜに書くのだろうか? / 今西
最初はものすごーくやましい考え方だった…。 賞金であります。 恥ずかしい。 しかし、何時ぞやから賞金よりも先に私は書きたいなと思った。 そしてどうせ書くのならば、遊び半分とはいえ、カッコイイ、 ウツクシイ文章が書きたくなった。そして、はまった。
…この2年、まったく書いていなかったけれども、ホームページを作ったら、 書きたいと思った。ウォー!!と叫んでから4ヶ月。 ようやく2つ小さな作品ができた。 私はそれをよんで、やっぱりまた書きたいなと思い、今日もまた、 書くのです。
98年03月04日:04時12分03秒
れす / ポコペン
kozさん>

「あなたも流行作家になれる」は僕も読みました。学校の図書室で借りたんですが、あんまり面白かったので三回も借り直しましたよ。

マックライドさん>
梗概かぁ……。テキトーに書いちゃった気がする(苦笑)。

「小説の書き方」系のHPは好きなので今すぐのぞきに行きます〜。

98年03月02日:23時19分46秒
梗概について / マックライド

はじめまして。通りすがりのマックライドという者です。
わたしも以前は小説を書いていたんですが、最近は全然書いてなくて。
それでも、書店で「小説の書き方」みたいな本を見つけると
つい買ってしまう、半ば「小説の書き方オタク」になってますが(笑)
「小説のようなモノの書き方」などというホームページを作って 遊んでおります。
まあ、こちらにいらっしゃってるような方々には、大笑いの内容ですので、
一度笑いに来てやってください(笑)

で、梗概に関して、誰が書いた何という本に書いてあったのか忘れましたが、
本編の記述が一人称でも、梗概は三人称で書いた方がいい、というのがありました。
それから、本編がコメディタッチでも、梗概は冷静な感じで書いた方がいい、
というようなことも書かれていました。
とりあえず、参考までに。

98年03月02日:17時48分33秒
原稿用紙の書き方 / KoZ

れーせーに考えると、ここ10年ばかりは原稿用紙を使っていない気もするんですが(^_^;)

ポコペンさん
>>応募作品のタイトルはどこに書けばよいのでしょうか?
>>ちなみに前に送ったモノは住所や名前の隣(つまり一番上に来る紙)に記述しておいたのですが、コレで良いのかなぁ?

それで、問題ないと思いますよ。


「乱調文学大辞典」(筒井康隆)に「あなたも流行作家になれる」っつうのが収録されとりまして、これが結構、役にたったりします。 目を通しておいて、損はないかと。

で、原稿用紙の書き方からは外れますが、応募規定には「粗筋を原稿用紙2枚程度で添付」ってのが、よくありますよね?
1次選考を突破するには、この粗筋も重要なようです。
きちんと粗筋になっていること。予告編みたいに「以下、本編!」ってのは、マズいみたいです。

田村清次郎さんもおっしゃっておられますが、応募要綱を護るっつうのは最重要課題でしょう。
規定のフォーマットを無視した作品が選考に残る可能性は、中身のデキに関係なく低くなります。

あと、1作品として、ちゃんと完結してるってのも大事ですね。
壮大な物語の序章だけってのは、嫌われる傾向にあるようです。

(私も未完の作品は、ごぉろごろ(^_^;)


98年02月28日:00時24分53秒
うんうん / ポコペン
田村さん>
いつもいつもありがとうございます。お互い、頑張りましょう。
なんだか最近は意欲が沸かなかったのですが、これで今夜は書けるぞ!

で、僕は音楽を聴きながら書くといい感じです。みなさんはどのような環境で書いていますか?

98年02月27日:03時09分10秒
久々ですねえ、ポコペン様へ / 田村 清次郎


 お久しぶりです。
 それはただの偶然ですので、気にされる必要はありません。
 応募作品のタイトルはどこに書くか。
 明記がない場合、投稿先の審査員の人の見やすくするような配慮を想定し、
あなたの指摘にもあったように、住所や名前の隣(つまり一番上に来る表紙)に記述されたものに併記するのがベターです。
 大凡は投稿先に応募要領に関する規定が ある為、それを優先して参考とする事。
 但し、これでも判らない場合は、とりあえず、投稿先の電話番号を控えておくこと。要領についての不明瞭な範囲のものには、ちゃんと応えてくれるはずです。
 連作ものを対象とした賞についてはよく判りません。ご容赦下さい。
 あと穴について。あれはパンチか何かであけるんじゃないかなあと思います。
 比較的大きな文房具屋さんへ行けば、ほぼ入手可能です(これはちょっと自信ないですが)。
 穴開けるだけなら、私は錐で強引にあけて紐で綴った事があります。でも、ちゃんと要領を得ないと見た目(穴の部分ね)がきれいじゃないので、外見に神経質な方だと余りお薦めはできませんが。
 つらい逆境にめげず、がんばって下さい。
 地道な努力を繰り返していけば、道は必ず開けます。
98年02月25日:02時31分19秒
苦笑 / ポコペン
どうも僕の発言で先が続かなくなった状況というのは気分悪いので、質問を変えます。

応募作品のタイトルはどこに書けばよいのでしょうか?
ちなみに前に送ったモノは住所や名前の隣(つまり一番上に来る紙)に記述しておいたのですが、コレで良いのかなぁ?

では、滑り止めにもう一つ質問。
最初から連作短編集として応募できる賞などはあるのでしょうか? 「メフィスト大賞」には「六枚のとんかつ」というのがありましたが……。

98年02月04日:23時59分25秒
/ ポコペン
そういえば、二百枚ほどプリントアウトしてわかったのですが、あれでも一時間くらいはかかりますよね。
それに穴を開けるのも大変! 千枚通しを使ったのですが、とても手間がかかりましたよ。
これで二百枚なのですから、よくある三百枚とか四百枚なんかの場合はどうするんでしょうか?
経験のある方の答えを待っています。

98年01月28日:23時30分43秒
なるほど / ポコペン
>また、これに関して、話の暗い(ひょっとしてシリアス物のことでしょうか?)明るいはあまり関係ないですから、気にしないでください。明るい内容でも、良いものはいっぱいあるのですから。

ううむ、迂闊でした。そういえば僕は明るい小説をいっぱい読んでいたはずなのですが……そのことを忘れていました。
説明が下手なんてとんでもありません。十分巧いと思いますよ。てなわけで(どういうわけで?)がんばります。
ps今日、小説を送りました。「これ……中身は本ですか?」と聞かれるのがとてもドキドキしますね。
98年01月26日:02時00分39秒
説明が下手で恐縮です。 / 田村 清次郎
「何を伝えたいか」というのは、いわばお話の「背骨」のようなもので、書き手にも読み手にとっても重要な部分であることは確です。
 でも、そんな襟を正すように難しく考えなくてもいいんです。
 むしろ単純に、自分が感じたかたちをそのまま描けばいいので。

 また、これに関して、話の暗い(ひょっとしてシリアス物のことでしょうか?)明るいはあまり関係ないですから、気にしないでください。明るい内容でも、良いものはいっぱいあるのですから。
説明が下手ですみません。
 
98年01月25日:02時31分49秒
ほうほう…… / ポコペン
その構想って僕のやってるのと同じですよ。なるほど、あれでいいんですね。とても納得しました。

でも「何を伝えたいか」というのは難しいですね(僕だけ?)。ギャグミステリが書いてみたいんですけど、笑いが絡むと巧く伝わらない気がしますね。だから小説は基本的に暗い話が多いのでしょうか?

98年01月25日:02時03分05秒
構想はこんな感じ / 田村 清次郎

 一概に「こうだ」という決まった方法は特になく、人それぞれに練り方も異なると思われます。
 だから、自己流といえども自分が現状でやりやすい方法が既にあるのであれば、さほどに意識する必要もないとも感じますが、どうでしょうか。

しかしながら、どうしても気になるのであれば、構想を練る、いくつかの例をあげてみます。

・小規模でいいから、一定のテーマを決めて物語をつくる。
・書いてみたい内容の概要(あらすじ。メモ程度の小さなものでもいいので)をとりあえず作ってみる。
・もっと具体的な構想があれば、大まかな程度を字コンテ形式で書いてみる。

※以下は構想の質問とはちょっと趣旨が外れますが。
 執筆に欠かせない情報(記録や考証など)をメディアを問わず、できるかぎり蓄積・吸収していくこと。
 日頃より様々な書籍(新聞含む)を読む習慣をつける(一般教養は無論、自分が得意でない分野にも目を通すこと)。

 お話を書く上で、最も忘れてはならないのは「何を伝えたいか」ということ。
 これにつきます。
 言いたい事好き勝手に書きましたが、人間いっぺんに何でもできるわけではないので、自分ができそうなところから少しづつでも試してみてはどうでしょうか。構想を練るのには、いちおう邪魔にはならないものばかりと思いますので(笑)。

 それでは頑張って下さい。
98年01月25日:01時13分47秒
ちょっと… / moni
あ、物書きが趣味のmoniってもんです。
ルビは、使い方次第で、色んな可能性を秘めてるテクニックだと思いますよ。
縦書きと、ルビの使えるブラウザ、欲しいですねえ。
…どなたか、プログラムの技術がある方、ネット小説界の標準になるような、 小説リーダーを作ってくれないかなぁ。
縦書き表示、しおり機能に、作者別のファイル管理が出来るようなヤツ…
98年01月23日:00時08分58秒
なるほど / ポコペン
では、穴を開けて封筒を二枚重ねにして送ろうと思います。

まぁ、もともと目標が一次審査通過なので、それほど気にすることでもないかもしれませんがね。もう次の作品の構想を練り始めているところです。小説を書くのって楽しいですよね。

ところで構想を練るとき、どういう感じでまとめていますか? ぼくは自己流で、とにかく思いついたことを書いています。
それと推敲ですが、「一太郎」についている機能で「一文を**文字以内」とか設定する物がありました。これは小説の場合、どのようにすればよいのですか?

質問ばかりですみません。
98年01月22日:02時25分09秒
その辺はやっておいたほうが良いのでは。 / 蒼
 原稿に通しで番号を振っておくのはもちろんですが、
 隅に穴を空けて、紐で括っておくといいらしいです。
 雨対策としては厚手の封筒を二重にして入れておけば、通常のものは平気と思われます。
 ・・・・あコレ、雑誌に載ってた投稿の注意から拾ったものです。
 探してみると、割と載ってますよ。
98年01月22日:01時14分07秒
みなさんありがとうございます!! / ポコペン
非常に参考になりました。さっそくつけて、応募しようと思います。 それと、やっぱり原稿がバラバラにならないように&雨などの対策としてクリップでとめるとか、ビニール袋とかに入れるなどはした方がいいのでしょうか?
#すみません。投稿初めてなので緊張しています。

>私の意見も、まさしく「僕は特にデメリットがないと思う」ですね。

あと「どうせかかるのは送料程度だし、もしかしたら賞金が手にはいるかも」というのもあります。実際、入賞したところでイキナリ、プロになれるわけでもないんですよ。
98年01月21日:10時51分42秒
どこで線を引くかということですね。 / ナカザキ
> 異論はあるかもしれませんが、ルビは基本的には付けた方が良いです。
> 初出の固有名詞と難読の漢字は基本でしょうが、あとはつけたいところにつければいいんじゃないんですか? 

同人誌や一部投稿作品にみられる、際限なくルビをふりまくった文章は悪しき例ではないかと思いますね。
正直なところ、ルビを振った漢字ばかりの作品は非常に読みにくく、読んでいても疲れます。
また、投稿ものに関してですが、読んでいただく編集部の方はプロです。初出の固有名詞や難読漢字・紛らわしい漢字(それこそ「友子」などというようなものですね)にルビを振るのは良いかと思いますが、そうでない漢字にまでルビを振るのは行き過ぎでしょう。

#いくら書き手が難しいと感じていても、新聞に出てくる程度の漢字にまでルビを振るのは、書き手の常識が疑われかねません。

また、固有名詞がいくら特殊でも、その漢字が出てくるたびにルビを振る必要はないのではないでしょうか。たまに振る程度に押えた方が良いかと思います。


> やはり人様に読んでいただく事を考えれば、つけるのが妥当と思います。

読みにくいものに最低限つけるべき、という御意見であれば、全くその通りだと思います。


98年01月21日:00時22分02秒
ルビ / きつね
 初出の固有名詞と難読の漢字は基本でしょうが、あとはつけたいところにつければいいんじゃないんですか? 極端な話、「友子」が「ゆうこ」か「ともこ」かはふりがながないとわからないわけですし。ある意図をもってルビをふらない、というのでもないかぎり、固有名詞にはルビは必要でしょう。
 あと、「新天地」に「テラ・ノーヴァ」とルビをふりたい! とかいうのは趣味の問題だと思います。じっさい、SFや翻訳ものなどで、字面から意味のとりにくいカタカナの氾濫を避けるためにも、「漢字+ルビ」が効果をあげることもあるわけで。
98年01月21日:00時04分39秒
ルビと応募 / 田村 清次郎

 異論はあるかもしれませんが、ルビは基本的には付けた方が良いです。
 やはり人様に読んでいただく事を考えれば、つけるのが妥当と思います。
 応募(投稿)は創作歴の長短にかかわらず、どんどんやった方が良いです。無論文章づくりはうまいにこした事はないですが、そうでない場合でも応募を幾たびか続けていくうちにじょじょに自然とうまくなっていくものなので(というか、それなりに力もついてきますので)さほど心配はないと思います(いちおう個人差はありますが)。
  
98年01月20日:20時57分02秒
デメリット / 陽陰
>>ポコペン氏
 >応募は大それているんですかぁ。
 
 いえ、私にとってですよ。
 書き始めたのが最近ですし、そんなに良い物がいきなり書けるほど天才的だと思ってませんので。
 というわけで、秀作を書いているわけですわ。
98年01月20日:20時35分09秒
RE:ルビ / ナカザキ
>「ダメなら没になるだけだ」と私は思うのですよ。相手は迷惑でしょうが。

良いものが書けていれば売れそうな新人、ヘボだったら良くいる投稿マニア、で終るから、どっちにしても迷惑と言うことはないのでは?

ところで、ルビの話ですが。


>>登場人物などへのふりがなは必要なのでしょうか?
>私は素人なんで本当のところは知らないですけど、生テキストで打ってる場合はダ
>メですが、ワード等ならルビ振ってしまえばいいんじゃないですかね(たぶん)。

あまりルビだらけでも読みにくいので迷惑でしょうが(これ、同人誌に多いですね)、必要最低限のルビ(読みにくい名前とか)につけるのは構わないのでは?
ただし、できるだけ不要なルビは振らない方が読み易いとは思いますけれどね。


#それともう一つ、ごく普通の言葉で書けることがら/カタカナで書けば十分な言葉を、わざわざルビが必要な自作語に直すのもどうかと思います。読みにくいばかりか、語彙力の低さが伺える文章になりがちですので。


98年01月20日:13時28分15秒
ルビをつければいいのでは? / 安藤さん
まぁ、プロ目指してるってのなら話は別でしょうけど、 応募すること自体は結構面白いですよ。今はちょっとやってませんが。
私の意見も、まさしく「僕は特にデメリットがないと思う」ですね。

「ダメなら没になるだけだ」と私は思うのですよ。相手は迷惑でしょうが。


> 登場人物などへのふりがなは必要なのでしょうか?
私は素人なんで本当のところは知らないですけど、 生テキストで打ってる場合はダメですが、 ワード等ならルビ振ってしまえばいいんじゃないですかね(たぶん)。
現代物や、ファンタジーならルビなくても大丈夫だけど、 SF ではルビ振れないとかなりきつい気がするのですが。
例えば、「地球」に「セカンテラ」ってルビをどうしても振りたいときとか、
「馬鹿」に「オーニユ」ってルビをどうしても振りたいときとか、、、、
< マイナーネタですまないです。
問題はその後落選(?)して
「じゃぁ html にして公開でもしよっか」 ってなった時なんですよ。
ルビ専用タグとかないものですかねぇ。
98年01月20日:01時55分20秒
ふりがな / ポコペン
応募は大それているんですかぁ。 僕は特にデメリットがないと思うので応募するだけです。 それを目的にした方が意欲がわく、と言うのもありますが。 で、その応募について再び質問です。 登場人物などへのふりがなは必要なのでしょうか? 教えてください、お願いします。
98年01月14日:02時27分02秒
創作論は特になし / 田村清次郎(29・おっさん)
 何故書くのか…。
 ひとつは、生まれつき言語障害を持って生まれ、このことによって「人は皆同じように生まれてくる」筈だと錯覚している人々によって虐げられ、ひどい差別を受けて育ったから。現在のように先天的な障害を持つ者に理解のある時代ではなく、ましてや受け入れてもらえる環境でもなかった。 
 こんな訳だからまあ、やむをえないことだった。それに過去の境遇そのものに対しては、別にうらみはない。ものごとの至らなさは皆誰しもあるからだ。私も例外ではない。 
 但し、今でも悔やまれることがひとつだけある。
 ときとして、虐げられ、罵倒される言葉を通して、活字なり言論というものが実際には暴力とまったく同等の効果を持つという事を、児童の時分に悟ってしまったことだ(←今振り返るとすげーヤなガキだ、私は)。
 
 二つ目は先に書いた障害と差別を経た事で、いく通りの角度で物事をある程度まで見極められるようになったから。
 今思えば貴重な体験だったと思う。おかげで変に想像力が豊かになっちまったい。事実、未だ「下手の横好き」の域を出ないが、今日に至ってものを書く原動力になっているのは確かだ。
そうした事情があった為、私自身の中に創作論などという上品ものは存在しない。
仮りにあったとすればこんな感じだろうか。

 ようは世の中の動きを見定め、その社会状況の中で何が欠けているか、 あるいは何を必要とされなければならないか。
 そして今、何を最も大切にしなければならないのか。
 これらを日常の中で常に自答自問することが重要だと感じている(←なんかエラそーでむかつく感じになった。すみません)。
                                        田村 清次郎(29)
98年01月11日:14時25分41秒
RE:原稿 / 陽陰
 sfさん、どうもです。
 まだ、応募なんて大それた事をする気はないのですが、何処で終わるかってのを決めるのの参考というのと、ちょうどいい量というのの参考に使いたかったので。
98年01月11日:04時42分24秒
文庫の原稿枚数 / sf
 だいたい、350枚から400枚あたりが標準的だったと思います。長編の賞の公募枚数を見ると、200枚くらいからというのが普通ですから、組みかたによってはそれで良いのかも。
 チャレンジ! 公募という場所も見つけました。同名の月刊誌のサイトのようです。ここの1998 文芸・小説新人賞カレンダーに色々あるんで見てみてください。
#ティーンズハートだと、180〜250枚なんですね。
98年01月11日:00時59分14秒
文庫の枚数 / 陽陰
 ごく一般的な文庫における小説の原稿用紙の枚数ってどれくらいなんでしょうか。
 ご存知の方、教えてください。
 
 どれくらい書いて終わらせればいいのかっていうのの参考にしたいので。
 数えればいいんでしょうけど、此処で聞いた方が早そうなので。
97年12月30日:00時01分47秒
ありゃ / ぽこぺん
なんか改行をミスってしまった……。
97年12月30日:00時01分04秒
ナカザキさんありがとうございます! / ぽこぺん
>そこまで見て評価を決めているかどうかは知りませんが、あった方が礼儀正しくて良いかと。 と、いうことは「〜」係御中ですかね?
>トリック/犯人を明らかにすることになって当然だそうです。編集部の方は仕事で読んでおられるわけですし、ネタばらしするとつまらなくなる、という考えは捨てるようにとのことでした。 それは意外でした。書いてもいいんですね。
>あ、それと、自分のキャラクターのイラストを添付するだけの暇があったら、文章を推敲して下さい。 いるんですか(笑)。ぼくは絵が下手なのでまんがを諦めて小説を書いているわけで、やりたくてもやれませんね。推敲がんばります。
97年12月29日:14時15分42秒
RE:公募 / ナカザキ
>新人賞などに応募する際の、宛先は〜係、ではなく、御中をつけるべきでしょうか?

つけた方が良いですよ。
そこまで見て評価を決めているかどうかは知りませんが、あった方が礼儀正しくて良いかと。

>梗概などはどうかいたら

えー、まず
1)規定枚数通りにまとめること。
オーバーする人もいないとは思いますが、気をつけるようにとのことです。

それから
2)筋を最後までちゃんと紹介すること
いくら謎ときものでも、梗概では最後まできちんと書くこと。
トリック/犯人を明らかにすることになって当然だそうです。編集部の方は仕事で読んでおられるわけですし、ネタばらしするとつまらなくなる、という考えは捨てるようにとのことでした。

あ、それと、自分のキャラクターのイラストを添付するだけの暇があったら、文章を推敲して下さい。
結構いるらしいですよ、読むに耐えない文章を書きながら「これキャラクターイメージです」と言ってイラストをつけてくる人が(^^;

下手な文章にどれだけ上手な絵がくっついていても無駄、ということのようですね。極論すると。


97年12月27日:00時43分01秒
公募 / pokopen
新人賞などに応募する際の、宛先は
〜係、ではなく、御中をつけるべきでしょうか? あと、梗概などはどうかいたらよいのでしょう? 教えてくださいませ。
97年12月08日:02時01分47秒
RE:人称 / 蒼
 これが初めてにして今の所唯一の自作
 蒼です。
 あれを書いたときはなんとなく「俺」で統一していましたが。
 こないだ読み返してみたら視点の位置で決めてたのかなと思いまして。
 あくまで主人公の視点のみで話が進んで行く。
 心理描写も主人公のみ。
 これだったら「俺」で良い訳です。
 でも、「俺」がいない情景を描写する場合。もしくは知りようが無かった場合俺では不都合があります。
 その時はたぶんナレーター口調で、「彼ら」とするでしょうね。
 えーとようするに描写の中心をどこに持って行くかによって人称を使い分ける訳です。
 カメラのレンズを被写体に合わせて取り替えるような感じで。
 で、被写体が同じならなるべく同じレンズでとらないと見る人は誰だか解かりづらく混乱するということです。
 しかし、一作あげただけでこんな事言えるのか、俺。
 他人に言う前に自分を直さなきゃね。 
97年12月08日:00時52分49秒
RE:人称 / 陽陰
 小説は、ホンの少ししか書いていませんが・・・
 
 人称は、キャラの基本的事項の一つだと思っておりますので、最初に決めます。
 二通り以上使うという場合も、どんな状況でどんな人称を使用するかを決めます。
 
 そして、なるたけ、メインキャラの人称は重ならないようにしてます。
 
 使い分けの方法は、キャライメージですね。
97年12月08日:00時32分05秒
人称 / 田中久志
お邪魔します。最近小説が書きたくてしょう がない病にかかってる者です。 突然、質問ですが。小説を書いていて、人称 の使い分けって皆さんどうしているでしょう? 今まで、いくつか小説を書いて来ましたが、 友人の感想で、人称がハッキリしていないと いう指摘を受けましたので。みなさんはどん な風に使い分けているでしょうか?
97年12月05日:19時46分38秒
なぜ小説を書くのか / sf
 復刊なりました文芸広報にて、「なぜ小説を書くのか」を募集・掲載することにしました。
 今後、ここに書いて頂きました「小説を書くこと」については、文芸広報に掲載させて頂きます。以前書かれたかたで掲載してよいというかたが居られましたら、ご連絡くださいませ。
 長さは一文から四百字程度まで、投稿者名は匿名希望やペンネーム・ハンドルでも歓迎です。簡潔に書きますと、
投稿者名(匿名可):
内容(20〜400字程度):
ということになります。この掲示板でしたら、送信者を投稿者名として、本文内容を内容として掲載することになります。
97年10月17日:22時11分32秒
どうして書くのか? / 無苦庵
わたしの場合、書いていないと精神的にマズい状況になります。 書くこと=治癒(メンタルヒール)でございます。
97年09月16日:03時58分35秒
なぜ物を書くのか、そして懺悔 / Fujiyan
 はじめまして。
 理由。今のところは、未だ単なる欲求。でも昨日、いつも作品を挙げているネットで、自分のイメージ戦略的作品を挙げてしまった。作品に罪はないが、今になって感じる後悔。かといって、それを消去するのは、自分の作品に責任を持たねばならぬ者の、もっとも恥ずべき行為。だから、戒めとして残しておく。二度とこんな事はしたくない。
 でも、イメージ戦略もまた、欲求。欲求で物書きする内は、永遠に自分の作品に後悔する事になるのだろう。
97年09月09日:15時35分28秒
RE:文章のこと / ナカザキ
流琢弥>内容から離れて文章の上手下手をあげつらうことは意味がないでしょう流琢弥>内容から離れて文章の上手下手をあげつらうことは意味がないでしょう

そうでもないのでは?
読める文章になっていなければ、どれだけ内容が素晴らしくても意味がないですからね。

>投稿作品のほとんどは、まず文章自体が読めたものでないとの話もありますし、

屑が大半だそうです。

文章的にも、内容的にも。
ああそうだ、それから「自分の作品にキャラクターのイラストをつけてくる奴は、 たいていロクなものを書いていない」らしいですよ。
ある程度、キャラクターに対し冷淡にならないとまずいということかも知れません。


97年09月09日:00時27分31秒
文章のこと / 流琢弥
内容から離れて文章の上手下手をあげつらうことは意味がないでしょう。誰かに読んでもらうために書くのなら読者を説得できるだけのリアリティが必要であるし、論文を書くのなら正確に明晰に書くべきであるし。破格を言うのなら、まず前提としての格調を知っていなければ、ただでたらめというだけだし。どうすれば文章にリアリティを持たせられるかということなら、それは書き手が自分自身の経験を重ねる他にないと言えます。面白い体験を豊富に持つ人が、面白い文章を書けるのであって、その逆も成り立つはずです。 ところで、言葉というものは貨幣に似たところがあって、現に流通しているものを使わなければ通用しないために、詩を書くときにはいつも悩みます。誰もが手にすることのできる要素を使って、自分だけにしかできない表現が可能なのか?しかし、僕はやって見ます。あるいは、もしかしたら、それに近いものができるかも知れないからです。
97年09月05日:22時38分41秒
下手な文章 / sf
 うまい文章についての見解は人それぞれだとしても、文章として最低限の要件を満たさない、意味不明などの『下手な文章』なら定式化できるかも知れませんね。
 投稿作品のほとんどは、まず文章自体が読めたものでないとの話もありますし、最低限読んでもらえるための文章作法について考えておくのもいいかも知れません。
#芸術としては、破格も必要なんでしょうけどね。
97年09月05日:19時00分15秒
RE:うまい文章 / 虚影庵
はじめまして。お邪魔します。 上手い文章、の定義は個人差があります。 誰かが上手いと思う文章が、自分も必ず上手いと感じられるか、というわけではありませんから。 それでいて、小説世界を支える要のひとつが「うまい文章」…むつかしすぎる問題です。
97年09月03日:19時19分02秒
疑問 / 夏
私小説って、どこまでが私小説なんででしょうか。 身近な題材をつかって書くことはとても いい訓練になると言われていますけど、だれか定義を 教えてください。 それから文章で生計を立てている方、 契約者と接する時は何に一番気を使いますか。
97年08月26日:23時02分26秒
何故ファンタジー小説を書くか / 吉陵るひ子
生きていく糧を得るため。 生きていくきっかけを得るため。 誰かに楽しんでもらいたいから。 誰かに日常のなかの非日常を見つけてもらいたいから。 目下は以上。
97年07月05日:06時35分47秒
ウケ / 志麻 ケイイチ
誰も読んでくれなくてもいい、書きたいから書く。という姿勢もあるでしょう。でも想いを自分の外に出して、他者に理解できる形に留める以上、その他者を意識した書き方をするべきであると考えます。読み手が読みたいことを書く必要は必ずしもありませんが、読み手にサービスする精神を持たずに書くことはいけないのではないでしょうか
97年06月14日:12時40分13秒
RE:うまい文章 / 伽耶野響千
 これは、どんなことにでもいえると思うのですが、人の心を動かすほど、「うまい」とか思わせるのには、どれだけそれに対して心をかけているかが問題となると思います。
 表現したいものをどれだけ思っているか、どれだけ伝えたいと思っているか。そしてその手段に対してどれだけ考察しているか。
 どうしてもこうでないといけないライン、それがそのときどきのその人を表しているのだと思います。
 そして、それだけ表現したいと切実に思うようなことというのは、結局は誰もが思うようなものでありながら、それぞれ具体的な事情と言う枝葉によって、思うように他人と共有できない思いのことではないだろうかと思います。
 だからあらゆる手段を用いて表現しなければならないのではないでしょうか。
 そしてそれがたまたまより多くの人の心をとらえたとき、名作と言われるのではないでしょうか。
 簡単にいってしまいましたが、私はこう愚考する次第です。
97年05月13日:07時35分09秒
うまい文章 / sf
 なにが言いたいのかをかいてあるだけではなくて、読み進めたくなったり、感動を受けたりするようなのがうまい文章だと思います。
#テスト兼用
97年04月20日:20時05分30秒
ちょっとした疑問 / ZED
 読みやすい文章と“うまい”文章とはどう違うのでしょうか? 理学系の論文は誰にでも解るように、読みやすくしなくてはいけない。 と聞きます。では、うまい文章とどのようなものでしょうか。 作者の言いたいことが読者が伝わったところにあるのでしょうか? 何でも、人に評価されると優劣がつくが、文章の“うまさ”は はっきりと解りません。他人の感性以外に何か要素があるのか? ボクが勉強不足なのでしょうか?
 余談ながら、自分読んだ文は、恥ずかしくなるほど直したくなる。
97年03月26日:08時09分16秒
なぜ書くか / NAGAO AGI(永生)
 ひどく個人的な理由。
 誰かに読んで欲しいから。形にして残しておきたいから。
 読みたいもの、というだけだったら既成のものにずっと面白くていいものがある。なのにあえて書くのは、「自分が書いた」という事実が愉しいから。
 我ながら実に情けない理由ではあります。実は文章を書くなんて大っ嫌い(笑)。
97年03月11日:16時41分48秒
Re;書く理由 / 小田牧央
 「鶏が先か、玉子が先か」みたいな話ですけど、作品を発表できる媒体があるから物語ができるのでしょうか。物語があるから媒体が生まれるのでしょうか。
 僕の場合はストーリーを練っているときは媒体のことまで考えないのですが。言い換えると、小説として(文章として)ではなく純粋な空想としての「物語」がまずできて、それから「みせる」ことを考えてます。
 と、いうことは僕の場合他人に自分の考えた物語を共有してほしいというのは2次的なことになるわけです。一番最初の物語創作の動機の原点はなんだったのかといわれると、ウーン、なんだったんでしょうね。
97年02月13日:16時39分52秒
書く理由 / sf
 自分の考えている物語を他人に共有して欲しいからというのが一番強いのかな。私の場合も。
 別に物語に限らなくても、こうして掲示板なりWWWなりで発言しているってのは、自分の考えていることを他の人にも知ってもらいたいというのが大きいんだと思うし。
 
97年02月11日:21時11分13秒
なぜ小説を書くのか、私の場合 / 菜摘
 お邪魔します。なぜ、小説を書くのか、私の場合。
 自分の読みたいものを書きたいから。自分の趣味は自分がよく知っている(^^;)。
 だけど、読まされる方はたまったものじゃないかもしれません(汗)。
97年02月06日:18時42分07秒
Re:Re:何故小説を書くのか / いー・あーる
>ナガサキさん
1.とにかく書きたいから
2.うまく書きたいので、人の批評が欲しいから
3.自己顕示欲
そう言えば、3の要素はおおいにありますね。自分の思っていること、 見ているものを話し言葉で示せない時に話って浮かんでくるものですから。
97年02月05日:13時37分59秒
作戦行動の組み立て / ナカザキ
小説を書く時に、ジャンルによっては軍事行動がストーリーの大半を占めることがあるわけですが、皆さんはこれをどのように決定していますか?
つまり、敵味方に分かれた両軍(あるいは3つでも4つでも)の行動方針をどのように決定し、どのような作戦を実行させるか、をどのように決定しているか、ということですが。

#史実まるごと引き写し、というのも芸がないと思うので。

ちなみに、個人的には

などを考えてから書くようにしていますが(パロディは置いておくとして)。
97年02月05日:13時28分36秒
Re:何故小説を書くのか / ナカザキ
いー・あーるさん>相手は「上手くなりたいから」と言うんだけれど
も、 私は今まで、上手くなりたいから、という理由で書いたことはありません
書く動機は ただひたすら書きたいから、なのです。

いろいろあると思いますが、突き詰めれば

  1. とにかく書きたいから
  2. うまく書きたいので、人の批評が欲しいから
  3. 自己顕示欲
のどれか(の組合せ)じゃないんですか?

#ちなみに私は1番と3番との組合せです。
#将来これでご飯が食べられるとは(冷静に考えて)思っていませんけどね。
97年02月05日:13時12分40秒
何故小説を書くのか / いー・あーる
この前この事で、友人と議論になったんですが。 何故、小説を同人誌に出して書くのか、(人目にさらすのか) ということに対して、相手は「上手くなりたいから」と言うんだけれども、 私は今まで、上手くなりたいから、という理由で書いたことはありません。 書いている最中には「何でこんなに下手なんだよ」七転八倒しますけれどもね。でも、書く動機は ただひたすら書きたいから、なのです。(だから読み手が無くっても書く。) 皆さんは、どうなのかな、と思いました。
短い話を奇麗にまとめる方法・・自分でもよく、5pぐらいの話を書きますが、 世界設定をしないで済む話、ですね。今現在いる世界はそのまま、 人間もそのまま、で、出てくる人はせいぜい2人か3人だと、まとまりやすいと 思いますが。
96年11月15日:16時09分04秒
プロット上の意味のある描写 / sf
 たんに世界設定を知らしめるだけの描写ではなくて、プロット場必要な分だけ描写するように、きちんと押さえておかないとまずいなぁ、ということだったんです。
 歴史や地勢をとくに伏線や人物・感情描写などに必要もないのに書きまくるってのは、昔良くやったミスなんで。(;^^)
96年11月15日:15時54分38秒
描写の過不足・その2 / ナカザキ
sfさんの『単なる風景や歴史の解説や描写を入れすぎてしまうのはまずいんだろうなぁ』という意見について、多少フォロー。

問題は『どんな読者を想定して』いるか、にもよりますよね。例えば角川スニーカーから出ているものなどのように、サクサク読める、ほとんど漫画のようなノリの小説の場合、じっくりと心理描写する必要はないし(書いてもどうせ読んでもらえないでしょうね)、純文学系統の場合は細かい書き込みをしても読者は読んでくれるでしょう。推理小説で情景描写を怠った場合、ヒントが隠されてしまうこともあるし。
要するに、『誰に読ませるか』がまず問題にされるべきなのではないかな、と思うわけです。


96年11月08日:05時36分34秒
描写の過不足 / sf
 描写はテーマや人物・情景表現に必要なだけ行わないと駄目だけど、単なる風景や歴史の解説や描写を入れすぎてしまうのはまずいんだろうなぁ、と思う今日この頃。
まあ、今のところ必要な描写すら十分に書けていない状況ですが。
96年11月04日:07時19分06秒
説明と描写の違い / sf
 小説に置いては説明は「何が起こったのか」とか「それは○○である」ということを表現するもので、描写は「どのように起こったか」とか「」を表現するものだと考えています、私は。 人物であれば、「有能な官吏であった」と書くのが説明であり、どのように有能なのかを状況と行動を通じて表現していくのが描写になるんだと思います。
96年11月03日:15時56分31秒
描写と説明 / 小田牧央
 名文かそうでないかという批評で、よく「説明と描写は違うんだ」と言われます。具体的にどういうことでしょうか?説明できる人、教えて下さい。
96年10月25日:19時15分14秒
描写よりプロット / sf
 描写力はあるにこしたことはありませんが、結局のところプロットのほうが重要だと思います。
 物語が盛り上がるかどうかは、プロットの必然性、テーマ性、ドラマ的構成に依存するでしょう。エンターテイメントならプロットがまず優先して欲しいですね。
96年10月25日:18時17分19秒
物語の作りの甘さの遺憾。悲しみの憤怒の中で / アリオッチ
もっと情景描写と心理描写を大切にして下さい。最近のアニメはつまらない。作りが甘い! 物語を真剣に作った方が良い。
96年10月24日:23時49分02秒
消えちゃった。テスト / 伽耶野響千
だが紛れもなく第二王朝初期の文様が浮き彫りにされている玄関の上には、壮麗な扇形の窓を持つ露台があり、それに施されている彫刻は、明らかに古代エルゼイ風の特徴を表した神々の絵巻で、箱形の居館の背後に小尖塔を幾つも配した全体の形から言っても、建築様式は、壮麗な第二王朝中期のイシュソリューブ期に先立つ、古代エルゼイ復興期初期の最も実験的な形態で、しかも第一王朝末期のリテアファリッド時代の規模や外観を多少なりとも持ち越している。黒暦二三〇年代に建てられたものらしかった。
96年10月17日:07時08分08秒
短くまとめるテクニック / sf
 小説を短めにまとめるテクニックとして、なにが起きたかのみを記述してどのように怒ったのかを記述しないという手があります。会話などもはぶく。
 ただまあ、これを徹底すると単なるプロットの記述にしかならないので、重要なシーンはきちんと書き込まないと小説にならないでしょうけどね。
96年10月5日:3時54分24秒
『ベストセラー小説の書き方』 / sf
 読んで面白い小説の書き方講座というのはさして多くはなかったが、こいつ は傑作だ。読んでいてわくわくする。
 朝日文庫『ベストセラー小説の書き方』ディーン・R・クーンツ ISBN4-02-261156-1
 一部で話題になっていたので買ってみたが、大正解。面白い小説を書きたい 人間にはもちろん、ゲームマスターにも必読である。さらには、ストーリー主 導型のゲームシステムを考えるうえでの貴重な示唆も得られた。
 TRPGは娯楽であり、徹頭徹尾娯楽である必要がある一般小説との接点が大い にある。そしてこの『ベストセラー小説の書き方』は、娯楽小説、ジャンルに 囚われない「面白い小説」の書き方について示した本なのである。ゲームマス ターの役に立たないはずもなかろう。
96年9月29日:4時31分50秒
短編小説の書き方 / sf
短い話をきれいにまとめるための技法などについて習得したいと思ってるんですが、なにかコツのようなものがあるんでしょうか?
96年9月29日:2時27分35秒
創作論 / sfこと古谷俊一
なぜ小説を書きたいのかということをちょろっと書いてみてもいいですし、小説を書くうえで心掛けていることなどを書いていただければいろいろと参考になるかと思います。
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