「はじめての夏」

  人は人 そんなふうに 思っていたけど
  なぜかしら 君の声が 胸の中残るの
* きっと 初めての恋 終わらない夏
  そっと 触れた手に ああ 心はじける *

  波の音 風のにおい ふと気づけば
  そばにいる あなたの瞳に わたしが写ってた
  それは 初めてのKISS 何も言えずに
  腕に抱かれて ああ 空を見てる

  あなたに会えたときめきを そっと伝えたい

  そうよ 初めての恋 私たちの
  想い こがれてた ああ あの夏の日
    *印くりかえし
  あの夏の日

    (注) 瞳>め  抱かれて>いだかれて

---------- Copyright (C) 1997  ひさぼん ----------  










「天井のシミ」                         [Real Audioを聴く]

砂が吹かれてドクロが見えた
昨日どこかで見てた人
思い出せずに天井見つめ
朝はいつしか静かにやってくる

フラッシュバック
やつれてゆく 埋もれてゆく
俺にはフラッシュバック
時は過ぎて行く 去って行く
フラッシュバック フラッシュバック
今日も昨日と同じフラッシュバック

朝に髪を濡らし鏡に顔を映し
夜見た景色を思い出す
天井のシミがやたらと気になる

砂が吹かれてドクロが見えた
遠くどこかで見てた自分
寂れた世界と偽りの日々
いつしか再び嵐の中

フラッシュバック
誤解におぼれ 夢を求め
俺にはフラッシュバック
時は踊ってる からみつく
フラッシュバック フラッシュバック
フラッシュバック フラッシュバック

砂が吹かれてドクロが見えた
乾いた冬枯れにろくでもない
フラッシュバックはいつでも同じ
冷たい過去を黙って残して行く

フラッシュバック
すさんでゆく現実(いま)を生きてる
俺にはフラッシュバック
時は過ぎて行く 待つこともなく

目を覚ましたのはいつのことか
忘れてしまった
眠れぬ夜を堪え忍んでいたのか
覚えていない
フラッシュバック フラッシュバック
フラッシュバック フラッシュバック
今もフラッシュバック
消えることなく残ってる

---------- Copyright (C) 1997  あき ----------  















僕はいつでも影踏みゲーム
朝日と夕日の下で 違った思い出を追い求めてる

…そう…もうあの頃の君じゃない もうあの頃の僕じゃない…
もう一度会えても どうにもならない そんな事は百も承知

…そう…もうあの初恋の君はいない もうあの制服は小さすぎる…
でも、会いたい…会いたい…そして今日も君を探してる…

----- Copyright (C) 1997  あき&歌人 -----  













「我が家とその親父」

親父は左手に小さな鞄を持ち
右手にはお気に入りのハイライト
白い息を吐きながら 背中を丸めながら
我が家の門を開けた

おふくろは洗い物を終えた後の
一時の貴重なくつろぎの時間
だが親父の足音を聞きつけると
こたつから素早くすり抜けて
我が家の主を迎えた

 1
我が家の居間にはテレビとこたつと
四枚(しまい)の座布団の横にはストーブ
小一時間前から赤い火が天井の
電気(あかり)より明るく
我が家と家族の心を温めてた

幸せは何処にでもあるわけではないが
ちょっとした隙間に隠れているもので
それを見つけるのはその人の役目で
心は誰の中にもあるはず
それに気付くのはその人の責任で
気付かぬは親不孝でしょう
子供として

 2
兄貴はテレビの金田一耕助にくぎ付けで
その推理とユーモアは全く彼のもの
周りを寄せつけぬ熱中集中力
でも自分を育ててくれた
親父の帰りには気付いた

今夜のおかずは別段特別でもなく
カボチャのにものに丸なすの漬け物
でも育ち盛りの子供のこと忘れず
千切りキャベツの横には
堂々とキツネ色のトンカツ

なにぶん親父の帰りは夜遅いので
みんなは先に飯を済ませてた
親父は不平も言わず晩酌一人酒
寂しそうに飯もろくに食わず
でも親父は只の酒好きか

幸せは何処にでもあるわけではないが
ちょっとした隙間に隠れているもので
それを見つけるのはその人の役目で
心は誰の中にもあるはず
それに気付くのはその人の責任で
気付かぬは罰当たりでしょう
息子として

 3
世の中というのは実に薄情なもので
精一杯働く主につらいもの
せっかく稼いだお金も
子供にとられ
朝から晩まで重労働

おまけに通勤電車の混雑さ
親父の時間はいったい何処にあるのか
親父はここでも愚痴をこぼさず
一家のために働いた
きっと親父の家族への愛情

幸せは何処にでもあるわけではないが
ちょっとした隙間に隠れているもので
それを見つけるのはその人の役目で
たいていの親父は誰でも
自分の人生の重さを犠牲に
子供に背中で語るのでしょう
男として

 4
僕は兄貴を持っている
親父とおふくろもいる
それだけでも十分幸せ
こんな理想の家庭に宿った
僕の幸せな心は
いつもみんなの心に魅せられてた

優しいがしつけの厳しいおふくろと
見てないようでも見守ってくれてる兄貴と
そしてやっぱり我が家の
立派な無口の
頼れる僕の親父と

幸せは何処にでもあるわけではないが
ちょっとした隙間に隠れているもので
それを見つけるのはその人の役目で
心は誰の中にもあるはず
それに気付くのはその人の責任で
気付かぬは失格でしょう
家族として

 親父の誕生日に  尊敬するさだまさしさんの思い出を借りて・・・

---------- Copyright (C) 1997  あき ----------  









「鉤十字」

 第一章
時代が生んだ悪魔は
爪跡を過々(まがまが)しく残し
ひたすら狂気の橋を築く
まるで積木遊びの様に

彼の歩いた跡には
子供の声もかすれて
聞こえるのは
ただひたすら祈りの声

涙の粒は枯れはてる
血の叫びを残して
痛みの音もかすかに
ただ、残るのは黒い灰

 第二章
大切な物はなんだろう?
そこには何も残らないのに
慟哭(どうこく)の声が聞こえる
救いの場所を探して

過(まが)つの神はいるのか
救いの神はいるのか
全ての物を呑みつくし
かいじん灰塵にき帰す時代

人々は言った
何故(なぜ)?と
もう一度、何故(なぜ)?と
答えは見つからないのに

 第三章
風が吹きわたり
ラッパの音がなる
炎の嵐がやってきて
彼は燃え尽くされる

焦げついた指に残る思いは
何を求めていたのか
時代(とき)が全てを洗い流しても
苦しみの記憶は残る

希望の鳥が羽ばたく
燃え尽きた旗の上から
数多(あまた)の命を呑みつくし
過ぎ去った時を運び去る

 終章
帰る場所はあるのか
旅はまだ続くのか
永遠の流れは何処(いずこ)へ
人々を運んでいくのだろう

何処(いずこ)へ?
何処(いずこ)へ?
何処(いずこ)へ?
何処(いずこ)へ?
................

詞の投稿です。詞というよりも詩です。BGMをバックに朗読する事を想定しました。
----- Copyright (C) 1997  大嶽 譲治(たら) -----  









「ホワイト・クリスマス」

 白い君が降りてくる頃
 僕は一人 君を想い
 赤と緑の街を歩いてる

 冬の夕暮れはあまりに早く
 背を向ける 君を想う
 目の前で君が笑ってる

 ホワイトメモリー
 黄色い街灯(あかり)に褪せてしまわぬように
 ホワイトメモリー
 僕が守って上げよう
 冷たく甘いこの日の記憶は朝を待たずに
 はかなく消えてしまうから
 ホワイトメモリー
 そっと抱きしめて上げるから

---------- Copyright (C) 1997  あき ----------  












「 fitful sleep (浅い眠り)」
ぽっかり空いた時だけは本当の僕
恋人との電話も
雨の降る朝も
僕のような物が過ごす

ふと気づくといつもそう
僕は楽しんでる
僕らしき僕を
他人の中の僕のような物

夢を見ているような時は僕だけの時
他はすべて贋作(フェイク)
君と会うとき
それも僕のような物

涙を流して
テレビの中の僕を見て
活字の中の僕を読み
ラジオの中の僕を聞き
いつもの僕を眺めながら

ふと気づくといつもそう
僕らは眺めてる
自分のような物を
憎しみと悲しみの瞳で

夢だったならさめてほしかった
現実だったらなら夢を見たかった
夢を見ていたかった
ここに戻りたい

----- Copyright (C) 1998 栃木の TOMO ----- 












「 in the garden of moony darkness 」
月の裏を見れば明日はわかるだろう
どんなものだか知らないけど
ひれ伏すよりはましさ
しゃがみ込むよりも得さ

looking up at the skies
But, I could not look on a back of the moon
I had no idea why I had to look on it
It's the way the world is

君の指に触れたときからわかってたんだろう
ただ、君のその妖しさで
惑わされていたのさ
形なんてなかったのさ
終わってから気づくなんてのは嘘だろう
HBの芯が折れて
シャーペンの芯がないなら
答案を破り捨てるまでさ
今すぐそこから飛び出すだけさ

I was looking up at the skies
Is she jealous of me like that?
She can't have done a such thing
It's the way the world is

呼吸から逃れたときにわかるんだろう
自分の息苦しさを
もしそこがいやでも
どこか行ける場所があるさ
ほんとにやりたいことがあるさ

ただ、わかっていてほしいんだ
君に迷いがないかを
逃げるだけなら簡単
how do you do after that?
It's all your decision
Do as you like

It's the way the world is
It's the way the world is

----- Copyright (C) 1998 栃木の TOMO ----- 

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