池上本門寺(2003.04.01)


日蓮宗大本山、大田区の池上本門寺に初めて行きました。 池上本門寺は、日蓮聖人が入滅した場所。池上の郷主・池上宗仲公が7万坪の寺域を寄進して作られたお寺。
学習会、講演会、文化、スポーツクラブの案内と活動の盛んさが感じられるお寺です。

4月1日、東京は気温がどんどん上がり、池上あたりは今日を逃すと花は終ると、午後からあわてて電車を乗り継いで池上まで。露店が出ていますが、境内の中は飲食禁止。カメラを抱えた人、年配のご夫婦、うららかな花見模様でした。

境内の周りの墓所は桜で覆われていました。
足場の関係で三重までしか撮影できませんでしたが、五重塔。
お墓の間の桜。桜切るバカといいますが、かなり強い剪定がしてありました。桜はバラ科の植物、基本的には強い剪定ができるそうです。ただ、切り口から病気になりやすいので消毒が肝要。
桜の名所はたくさんありますが、瀕死の桜も多いようです。桜は同じ土地に植えることを嫌うので、枯れたら、また植えればいいと言うわけにはいかないらしい。桜の名所に出かけると、そのことが少し心配になります。お寺に桜、最も日本らしい風景の一つのように感じます。