新宿御苑(2010.04.20)

 恒例の園遊会も終わって新宿御苑は人出も一段落ですが、御苑には色々な種類の桜があり、八重や遅咲きの桜はちょうど見ごろです。桜の時期に御苑には何度も出かけていますが、何度行っても、手入れが行き届いた花を見ることができ、満足の花見になります。
 
新宿御苑 関山と普賢象
濃いピンクは関山(カンザン)。薄いピンクは普賢象。

新宿御苑普賢象アップ
普賢象。室町時代からあったと言われている古い品種。

新宿御苑 嵐山
嵐山という品種です。嵐山の名前ですが、元は荒川堤に栽培されていた品種。

新宿御苑 イチヨウ
水辺に一葉(イチヨウ)の大木がありました。

新宿御苑 桜
目に染みる景色です。

新宿御苑 駿河台匂
駿河台匂(スルガダイニオイ)。かつて、駿河台の庭園にあったため、この名前がついたと言われているそうです。

新宿御苑 白妙
もう終わりに近いですが、白妙(しろたえ)

新宿御苑 琴平
琴平(コトヒラ)。香川県琴平町の金毘羅宮にあった原木から接ぎ木によって繁殖したもので、黒い果実ができるそうです。

新宿御苑 虎の尾
手前の白い花は市原虎の尾(イチハラトラノオ)。京都左京区の市原にあった桜。奥は関山。

梅護寺数珠掛桜
梅護寺数珠掛桜(バイゴジジュズカケザクラ)。基準木は新潟県北蒲原郡の梅護寺にあり、天然記念物に指定されています。

新宿御苑の桜
剪定したような姿です。

新宿御苑の桜
枝が地面まで降りてきて傍を通ると花に包まれている感じがします。

新宿御苑の桜
たくさんの品種があり、御苑は桜の品種保存公園の感があります。