盛岡(2011.05.09)

 9日は、予定を変更して盛岡で途中下車しました。盛岡の桜は、もうすっかり終わっているとは思ったのですが、有名な石割桜の木を見ておきたいと思ったからです。駅の観光案内所でパンフレットを貰い、盛岡中心街を走る「でんでんむし」バスの1日乗車券を買って、盛岡中心街をぐるりと観光しました。バスを待っていると、隣の人に話しかけられ、お昼がまだだったら、有名なわんこそば屋さんが近くにあるからと、お店まで連れて行ってくれました。盛岡名物も食べたし、盛岡に途中下車して得した気分になりました。
 
石割桜
現在は裁判所になっていますが、この場所は、盛岡藩の家老、北家の屋敷跡、庭石の割れ目に種が飛んで芽を出し、成長と共に割れ目を押し広げていったものといわれているそうです。石は周囲21mの花崗岩、桜は、エドヒガンで樹齢、350〜400年。国の天然記念物に指定されています。

盛岡城跡の桜
明治39年に開園した盛岡城跡公園にも桜はたくさんあり、ソメイヨシノはすっかり葉桜でしたが、この八重のベニシダレは満開でした。

盛岡城跡
盛岡城跡公園では、近所の方や小学生の野外勉強グループなど見かけましたが、観光客らしい人はあまりいませんでした。 季節の良い時、桜もこんなにきれいなのに。

ミクルマガエシ
花名の表示はありませんでしたが、若木のミクルマガエシ(御車返)だと思います。別名、ヒトエヤエ(一重八重)、キリガヤ(桐ヶ谷)とも呼ばれます。オシベの先が花弁化して、一重でも八重でもない珍しい桜です。

岩手銀行
桜ではありませんが。。。。明治44年竣工の岩手銀行旧本店本館。現在は、中ノ橋支店、現役です。設計者は、日本銀行本店や東京駅を手掛けた辰野金吾博士と盛岡出身の葛西萬司工学士で、重要文化財に指定されている建物です。