仙台堀川公園(2016.04.03)

都心の桜は満開です。曇り空にもかかわらず、花見の名所はどこも人で一杯。用事のついでに江東区の仙台堀川公園に出かけました。総延長3700メートルもある細長い公園で、アクセス方法はいくつかあるようですが、東西線の南砂町から20分ほどの出入り口から入りました。
 

仙台堀川公園案内図
仙台堀川は江戸時代に旧中川と隅田川を結ぶために掘削された運河です。横十間川より上流を明治以降に延長しましたが、地下水くみ上げによるで地盤沈下で洪水が頻発するようになり、1982年に小名木川から大横川に交差するまでの区間を埋め立てて仙台堀川親水公園ができました。
運河の名前には開削した藩の名前が残っているところあり、仙台藩が担当したお茶の水付近の神田川も「仙台堀」と呼ばれていたそうですが、ここの名前の由来は、北岸の清澄公園の西隣に仙台藩の深川蔵屋敷があったことによります。

仙台堀川
仙台堀川は0メートル地帯の水害対策のための治水目的もありますが、きれいな水環境にして水に親しむことができるよういろいろな植物も植えられています。。

仙台堀川
ソメイヨシノが300本ほど。トンネルを作っていて、夜はちょうちんに灯がともります。

仙台堀川
広場は日本的な花見風景。雨の心配もあったのでテント持ち込みのつわものもいました。

仙台堀川
水のないところでは、川に降りてシートを広げている人もたくさん。

仙台堀川
ここの桜はほとんどソメイヨシノですが、この木は葉も一緒に出ているので、違う品種?

仙台堀川
定かには見えませんが、カルガモが泳いでいます。

仙台堀川
公園の外の道路からも、このあたりのマンションからも今の時期は良い景色です。