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■2002年11月までの日記■
■個人的偏愛ポッド■

  あかいくつのかかとを。

仕事中、夕方のおやつにマネケンのベルギーワッフルを食べていたらば、パッケージに「ベルギー産パールシュガーをたっぷりと!」…とか書いてあった。…そういう砂糖なのか。ベルギーで食ってた時は、「なに食べても砂糖じゃりじゃりするよじゃりじゃりするのが好きだなあおい!」とか思ってました。…うんそれはそれで美味しいんだけどチョコとかかけられると歯が痛いほど甘いよね。

とどのつまり「夕方にワッフル」という真似ができるほど、体はまともになってきたとゆーことだ。長らく日記を書かなかった中、なんかほんとに一時は「がんでも患ったのか」と思うような痩せ方だったので(全体重の9%を二ヶ月で失うのはやめましょう)、この夏の暑さに負け負けだった今年。……ああ人生でこんなに暑いのが辛いと思ったのははじめてさ!立てねーんだもんな!日差しの強さに押しつぶされてさあ!(涙)
「ねっちゅうしょう」とかにもかかってみました。…そうかこうなるのか…ほんとに熱が下がらないんだな…!(いや知ってるけどなってみるとどうにもこうにも。)

そのいろいろあった夏も、セミの声と共にぐっばいですが、その間にいっこ歳を取り、誕生日には新しいお客様からも古いお客様からも、お祝いのお言葉をいただきました。…お元気でしたかご無沙汰しています!!(滂沱)
そして古いお客様方は、夏が来てさぞ榊が「なつなつここなっつ状態」になっているかと思いきやきゅうきゅうしゃで運ばれてダウン、という状況に怒っていかれました。…いくつになっても自分の体に監督不行き届きですみません…いやマジで…!(ぺこぺこ)

それでもとりあえず、榊は(本当に)元気になりました。

――なのでここに是非記しておきたい、「心身の状態が落ちているときに読んでいい本とまずい本」。
かつて榊は肺炎を患って入院一歩手前で逃げ出した体調不良の際、ベッドで小林泰三の「酔歩する男」(角川「玩具修理者」収録)を読んで酔ったという苦い経験がある。…内容をご存知の方は「馬鹿な選択を」と笑ってくださって超おっけー。ていうか笑うとこ。
そのあとにミヒャエル・エンデに飛んでよりによって「迷宮」を読み酔ったのが追加される。…なんで「果てしない物語」とかにしなかったのか自分が分からない。
この手のものはいけない。んでもって、今回いけない!と思ったのはアレだね、伊坂の「グラス・ホッパー」だね!(涙)なんでこんな目に遭わないといけないんだ!(涙)死んじゃう死んじゃう!あたしが!(悲鳴)

オススメ…というか自分的にとても楽になったのが「クラウド・コレクター〈手帖版〉 雲をつかむような話」(筑摩)。文庫版なのでベッドでも可。ハード版も持っているのにこっちも持っていて、改めて読み直してみて、ふんわりと力を貰いました。
「テーブルの上のファーブル」よりは、しっかり読んで「あちら側」にいける本。

で、思い出したのだけど、そもそも榊は本を読んでるとき、「あちら側」に行きたいんですよ。なんかこう、遠くて遠くて、届かない、ここじゃない場所にさあ。
そんな時にアメリカがハリケーンで騒いでいたので、思わず頭に「オズの魔法使い」が過ぎったのは許されたい。いいよねえ、ああいう話。大好きだオズの魔法使い。ときめくよ。
…しかし今、もしドロシーみたく飛ばされたら榊は、あの赤い靴のかかとを鳴らすかな。…ほんとに??

2008/09/03(Wed)


  なんだろういったい。

そんなこんなの生活の中で、「いきなり卒倒・救急車で搬送」という人生におけるユニークな経験をしてしまった榊。でも無事に生還。あーびっくりしたびっくりした。
軽く検査の後ストレッチャーの上で身もだえ(院内を「救急患者さんです!」とか言われてストレッチャーで疾走するのはものすご恥ずかしかった。「や、やめてやめてだいじょうぶー!」みたいな。いややめてもなにもないですが!だいじょうぶでもないから救急なんですが!)。処置室は携帯OKというので、職場に連絡してとにかく謝り倒し、次に義妹に連絡。
…手術はないとしても、入院だと肉親に連絡いくし…「でもあいつ(弟)は仕事忙しいからまだ連絡しなくていいよ!夜にでももっかい連絡できればいいな!心配しないでね!」くらいを言い含めて切った。したら
でもCTで癒着が確認されたら手術しますよ」と医者にさくっと言われてちょっと泣いた。そ、そうですか…。
でも結局、弟たちは二人ともさっさと仕事を放棄し、家で必要なものをかき集め昼に病院に現れてくれた。結果的に大変助かった。…あ、ありがとう…でも
「ようなにしてんだよ?」「(点滴中)…え、君こそなんでだよ!なにしにきたんだよ!仕事はどうしたあ!」とかうるさくてすまない。誰かに迎えに来てもらうとか全然頭に無くて、一人タクシーで帰る気まんまんですまない。
「それで姉ちゃんは一人で帰ってどうやってメシとかする気だったんだ一体…?」「……ごはんとか炊けばいいじゃん」「ばっかじゃねーの!
ってわけで山盛りのレトルト家に入れてもらって、お金払おうとしたんだけど殴られた。う、ううんここは、榊が謝るトコじゃないと思う。君たちは君たちの生活をしっかり守るべきだと思う。治療費もすぐ返すからな!みてろよ!(?)
「はっそうだそれより猫は!? 猫は!?」「猫缶ならやってきたから!」
…そこはどうもありがとう。あとりんごジュースもありがとう…兄弟だ…(熱が出ると二人とも飲みたがる。石田のぷりんみたいな。)

結局のところこの件のオチはというと、そんなにひどくないと思われたのに急遽家に飛んで帰ってきた母親が開口一番「疲れてたんじゃない!?あんた疲れてたんじゃない…!?」とほざいたのを皮切りに、仕事場の人間が「原因はやはりお疲れですか…?」ときて、事情をちみっと口にせざるをえなかった友人も、「なんだ急病って?疲労とか??」とメールを打ってきたってことかなあ。
なんだ俺どんな人間だと思われてんだよ。違うよ。それじゃ猫のせいみたいだろ。そうじゃねーよ。……たぶん。

そして榊本人はめんどうくさいからいろんな人にこの話をしないままで、榊のブラコン対象はめんどうくさいから「なんか奥さんが入院したんだって?」というデマに「はいそうです」と答えているそうな。
…別にいいけど。

2008/07/03(Thu)


  動物(に)虐待(される)経緯

ちょっとなんというか、いきなり駅のホームで突如ありえない心臓の動悸と膝の震えに動けなくなるっていうのは、やっぱり力技でなんともならない分怖いものがある。…低血糖か低血糖ですか!…ってついさっき食べたじゃんかよう。あさごはん…。
…こういっちゃなんだが(どうせ動けないのでよっこらしょとベンチに座ってみる)、こういう血圧が下がっているであろう状況下で、一番てっとりばやいのってタバコなんだけどなあ(脳貧血でない限り)。一時的に血圧上げてくれてさあ…なのにもう一服できるすべての場所がないに等しいんだよねだから動けないまま私は何本上り列車を見送ればいいのさべんちで!ちっくしょう!
冷や汗が寒い。

……なんていう約一ヶ月前の事態を受け、その日のうちになにを考えていたのか榊は漢方薬局に飛び込んで、「かくかくしかじかだから助けて」と処方を願ったわけですが、うん、一ヶ月でだいぶ元に戻ってきたかな!生物(なまものでない。せいぶつ。)っぽくなったかな!…ていうかコレ薬のおかげだといいなあ、なんかシゴトがひと段落ついたおかげだったら榊のお財布が可哀想。
ちなみに榊は、症状は似ていても某石田と違って心電図にも血液にも問題が無いので、おそらく自律神経レベルでこんがらがっちゃったんだろうと推測。季節もの季節もの。…そういえば瞬間的な記憶力と持続力と集中力が全部無かったや。えへ(えへでない)。
(※集中力の欠如、一時的な物忘れのひどさは、よくうつ症状だとか言いやがりますがどっちかと言うと失調症までいかずとも自律神経のバランスがこけたときにもよく起こったりすると思うのですよな、でもまあ「うつですよ!うつかもね!」…とかってやるのが流行だというのならそれはそれか。)
そしてだいぶ元に戻ったとは言え、……そもそもその自律神経がこけた元凶は未だ健在、ああもうなんで家に帰るとこんなに中が散らかってるんだよ!なにもまとめた新聞雑誌を全部床にとっちらかさなくてもよくないかうちの猫二匹!?…あっ水ひっくり返し…!(悲鳴)
「……ばっ…ばか!(涙)」「にゃあ(おかえりなさいごはんを!)」「ごはん残ってんだろ!ほら!」「ぎゅー(それはもうおふるだから!)」「みゅー(あたらしいのをおねがいします!)」「――死ねばか!」「(じゃあおふろおふろ!)」「(あそべ!マメとあそべ!)」「(まろんもまろんもー!)」「……!!」

榊の家にはいま、榊しかいない。それが元凶だ。…月の三分の二ほどは、この状況だ。よって「こども二人を抱えてフルタイム勤務のおかあさん、走って帰ってはたと気づけば自分のメシを食ってません」…みたいなことになる。…無理!一人暮らしで猫二匹飼うのは無理…!(がくっ)
思わず虐待してやろうかと思って尻尾をえい、と踏んだら、二匹にかぷかぷかまれてストッキングが死にました。ほっぺひきのばしたら喉鳴らされたので悔しくて投げました。…寝るとどうしてか二匹とも榊の上なので寝苦しくて暑いです。土日に六時半に起こされると三味線になりたいのかと聞かずにいられない、なにこの猫による榊の虐待!原稿書いてると自動的に膝の上に猫!腰痛い…!
………ああ、なんかもうどうしていいのかよくわかんないなあ、最近…(やっぱまだ治ってねえんじゃねえのか、頭)

追記
ちなみにべるべるもちゃちゃもいなくなった今、我が家にいるのは「道にミニたわしが落ちている?」…と思って思わず榊が拾っちゃったまろん嬢と、この春まろん嬢にプロポーズしに来て、そのままいついてしまった馬鹿男マメの二匹です。…何故いつもいつも、我が家には猫が二匹いるんだ…ふしぎだ…。

2008/05/23(Fri)


  久しぶりに書くことがそれか。

なんかもう一日が72時間になればいーのに(※48時間じゃ足りないらしい)、と思うこの日々、ちょっとタバコを吸いながら発想の転換をはかってみる。

そもそも一日を72時間にする実践的方法は、地球の自転速度を1/3にするしかない。これをやらないで「72時間で1日とする」なーんて設定にするとみんな1/3日で今までの1日分働くだけだからね!実質変わらないからね!
…でもまあ、時間体感速度が変わるわけではないので、1年スパンで考えればやっぱりトータルは変わらず、仕事量と締切の関係も変わらないしなにより無理だ。
…だからどうすればいいかというと、一日が72時間になるより、自分が三人になるほうが簡単じゃないのか。フィジカルよりバイオロジカル。自分だけが三倍働けたらいいんだから、自分だけ三倍になればよくね? 地球の自転速度より現実的じゃね?

で、次の実践的課題は三人にする方法なんだけども(※もうこのへんで頭は疲弊して自分の中のなにものも自分を止めない)。
おおざっぱな方法論としてはふたつで、こう、他人の体を犠牲にして思考および脳内制御を九守に引き渡してもらうか、もしくは九守自身が分裂するかだ。
…やっぱり前者は倫理的にどうかと思う上、考え方が尸魂界っぽいので断固却下し、後者を検討してみましょう。人間は酵母分裂みたいにみょんみょん生えないから、クローン的な発生なんだろう、きっと。
……なんだけど、初心に戻ってみると九守は単に原稿が三倍早く進むといいのに、とか、物書く時間が三倍取れればいいのに、というのが望みなのであって、けっして人より三倍働いてお金を稼ぎたいとかゆってるわけでない。
てことは、私オリジナルのみが原稿を書いて、コピーには働いてきてね、という形式になる。やっぱり会社に私が何人もいるわけにはいかないし、だいたい今抱えている原稿プロットをコピーにやらせるなんて、んなの楽しみを減らす行為でしかねーじゃねえか。
でも九守のコピーが「私は論文さえ書けたら満足です!」…なんて言うわけがないし、どっちかというと「なんで原稿も書かないであたしだけいつまでも分子計算ばっかしてんだふっざけんな!」…って、結局いう気がする。…九守のコピーだから気持ちは分かる。手に取るように。
…そして最終的に原稿の取り合いを三人でする羽目になる気がする。ああ今気づいたけど、コピーがあと二人居たら飯代は三倍か。

だったら自分をあと二人作るより、普通の人二人を雇った方がまだ現実的じゃなかろうか。…と九守が気づくまで、約7分、この妄想は続いた。大変だ俺。大丈夫か俺。
(※要するに頭がおかしくなる前に人はだらっとせねばならない、というのが今回の帰結。…久しぶりの日記がこれか…?)←具体的に書くと愚痴があふれてしまうゆえな。

2008/05/12(Mon)


  空に知られぬ雪

昨日のお台場は、傘を持ってなど一歩たりとも歩けぬ嵐。
朝から動けないまま「…どうしたらいいの?(※傘持ったままビルの前で立ち往生。ドアが風で手前に開かない。傘が怖くて手が離せない)」なんて泣きだす春雷。

……と、いうわけで今日もやや風は強いけども、もうどこにも花の影は無くなっちゃった春だ。しかしてちょびっと、肌寒い。ああ、雪柳もいなくなってしまわれた……。
でもなんのかんのと言いながら、四日の夜には一味と浜離宮で夜桜、五日には知人どもと国立でさくら祭って感じで、桜を満喫した春でした。正直言えばもうちょい花が遅かったら嬉しかったけど、自宅の周囲は桜だらけなので(…神田川沿いに住んでいて何故どこかへ花を見に行くのかと言われればそうなんですが…)、まあよし!もうよし!
五日の夜は家飲みでうっかりそのまま飲み明かし、雑魚寝を経て六日になってから帰宅。ぽかぽかと暖かい陽気で、ああ不思議だなこうやって文にするとなんかものすげー優雅な春の週末っぽいけど結構ばたばたしたよねみんな?(事故はやめれJR。あと花見してるときに「仕事をやめようかと思ってご相談を」とか電話かけてくんな同輩も。知るか。)
何故か浜離宮では「変な色にライトアップされて陳列された夜桜」を見る羽目になったけど(アレ不味いよ浜離宮。気色悪い。何故ブルー。…虫除け??)、「夜菜の花」がほんと綺麗で、そのときは、ぼんやりしあわせでした。
三年くらい前、昼の浜離宮でなのはななのはな言ってたのも日記に書いたかな。…書いたな。覚えがある。今回思い浮かべたのは山村暮鳥でなく、夜だから朧月夜。朧月夜好きです。榊が道歩きながら口ずさむのは、夜なら「朧月夜」昼なら「浜辺の歌」夕方だと「椰子の実」と決まっている。
(※でもみんな曲調が似ているのでよく間違える。絶対に間違わないのは「荒城の月」だけだあれは間違えない!)

嵐が来ても、思うよりすべてが激しくても。春はそれでも、麗しい。
――さてそれで今年の気分で恒例、春の句を思い起こそうとしたらば頭に勝手に

「風誘う花よりも尚我はまた 春の名残を如何にとかせん」

………って出てきたんだけども、歴代思い起こしたすべての花の句の中でも今年はダントツに不味いな!なんでだろうな!!助けて紀貫之!!!(そんなわけで本日のタイトルは紀貫之です。桜のこと)

(…とと。知らないヒトって結構いるのかなこの句?さすがに聞いたことくらいあると思うんですが…)

2008/04/09(Wed)


  四月四日という日。

……たとえばの話、榊が今歩くことままならず、かといって這っているわけでなく最近全部小走り的馬鹿っぽい慌ただしさの中にいようとも、それはまあ、気が乗っていてすべての余裕を文章書きに費やした、とゆー自業自得のわけですよ。全部年度末および年度初めのせいだ!…とは言いがたく。
…で、自分の業なので(本当に業だ…)えいや、と全部背負ってまたものを書いたり読んだり(恩田陸の「図書室の海」はいいですね!「春よ、こい」みたいなの大好きだ!あ、重松清の「きよしこ」も良かったな…)する中、
「榊(九守)さんは相変わらず忙しそう」…と言わせてしまってすみません…。いつまでも余裕のない小学生みたいなのですみません…。
そしてメールの返信が出来ていない方々、ごめんなさいあとちょっと!(走れそのあとちょっとを!)

そんなこんなで滞っておりました日記ですが(嵐を抜けたので嵐についてはそのうち(※ジャニーズに非ず))、どんなことがあろうと今日は真剣に言わねばならないことがあって、

恭介誕生日おめでとうな!

…ってなことです今年は言えたよわーいわーい!あっ雹兄ちゃんもだな!去年遅れたからな!…ケーキ食っちゃえ(シゴトをしろ……。)

ところで食後にコンビニケーキ食いながら(ほんとう)ふと思いましたが、今桐野師匠に会いたくてたまりません。ジジイに会いたい…。「全自動で不出来な弟子を助けに行くからはい全部排除排除」みたいな(ところで桐野師匠は「桐野真咲」って名前なんだ実は)←一生使わないだめな豆知識。
Bleachってないすジジイいないんだもんなー…。優しい宗弦じーちゃんはいるけどもよ…(あの人も師匠だけどもエライ違いだな恭介…)雫さんポジションには今に卯ノ花さんに立って貰うけどジジイが…ジジイ萌えが足り……な…い…(ぱた)←どんな萌だ…。

2008/04/04(Fri)


  あそぶとすぐしわよせがくる。

事前予定通りの確定申告あんど本文入稿のための午後半休、それでも尚時間がいつもより早かったので、うきうきと渋谷で「L Change the world」観てきた。…ぐ、今週末のレイトで、見損ねちゃった「クワイエットルームへようこそ」やるんだよなっ…いけるかなっ…。

「L」を中田監督が撮った意味がなんとなく分かる内容。…映画の内容自体は二の次(いい映画、のわけがない)ですが、こういうの撮らせると中田監督上手いなー。さすが特撮畑。(あ、いやでも特撮系でない映画「ラストシーン」が榊はいちばんいちばん、好きですよv)
なんか、こういう研究施設の場面って「…見たことあるな…あ、うち(本館)だ。」…ってことに最近よくなりますが、今回もなりました。またそこか。その階段か。
(ぱっと見近未来的!ぴっかぴかの研究施設!機械のためのスペースはとことん広く廊下はワイド、研究員は少なくて廊下はセキュリティだらけで私物一切なくて「わあ、撮りやすーい!」…っていう施設は冬が寒くてたまりません。…何故こんなにガラス張りにして外気温並みにしたんだ。いつかでんこちゃんに怒られんぞ。)

それはそれとしても。(以下ほんのちょびっとのネタバレを含みます)
もうそろそろ一般的な啓蒙レベルとして、この世に細菌がうようよいるのよv…ってのと同じ程度にウィルスについてもやってもいいと思うの。抗ウィルス薬は、ウィルスを殺さない。…ていうかウィルスは死なない。……いや違うウィルスは生きてませんって、別に小中学校で習ってもよくないか??
映画ディテールの細かい点については「怪奇大作戦」みたいに楽しめばいいんだから突っ込む気はないけど(※譬えがマニアック)、…でもなんか、抗ウィルス薬が抗菌剤と同じ効能を持っていると一般に思われたら、それはなんだか、まずいことなんじゃないかと思うのだ。だからタミフルでインフルエンザが治ると誤解しちゃうんじゃないか…?
(そういやタミフルで劇症肝炎!…とかってリードがYahooニュースにあったなあ。…もともと普通の市販風邪薬でも取説に書いてあるよ、劇症肝炎。へんなの。)

さても楽しく半日休暇がすぎた後、だけども。
…なんでこんな時に榊のRAIDはいかれるんだ!(泣き伏し)…いやHD一個がいかれただけだから復旧可能なはずだけど!そのためのRAIDだけど!(…ふ、復旧しなかったらどうしよう…っ(蒼白))
なんかこう、「で、データサルベージ、サルベージ!(滝汗)」…とか言いながらも、真面目な復旧などこの年度末にできっこないじゃありませんか!(年度内予算は締め切られました) ああだからせめて生きている間にサルベージ、と思いつつ明日は研究会で本土出張か。
ち、ちっくしょう正直「酵素の詳細な機能予測」とかなんとかゆったって、データぶっこわれたらじ・えんどなんだぞうー!(じたばた)

2008/03/05(Wed)


  時間はそもそも光のごとくに見えません。

梅は咲いたし、沈丁花のつぼみも膨らんできた春の気配のころですが、ここ(※うみのこっち)に勤める限り、風からは逃げられないでしょうか…(バスに乗るまでにあたまぼさぼさ。大崎につくとそんなでもなくてびっくり。)

普段携帯メールなんか無視に等しく使用しない榊ですが、昨日は思わず小野不由美の十二国記の新作のせいで五人の人間にメール発信してみましただってびっくりしたんだもん新潮だったからさ…。
神林の「敵は海賊」シリーズ新刊の時にもびびりましたが、あれはびびったのは榊くらいだろうと思って誰にも言わずに一人でびびってました、なので今回は一緒にびびってねみたいな(迷惑)
それにしても、だ。
今回の「丕緒の鳥」は、「ファン待望、(華胥の幽夢から)六年半ぶりの新作!」…とヨムヨムのポスターにでかでかと書いてあったわけですよ。
…………六年、半か。そうだろうな。だってこの日記のどっかしらに、六年半前に「華胥の幽夢」読んだときの記述があるはずなのだよ書いた記憶がある。そんで「華胥の幽夢」と「黄昏の岸 暁の天」の発行はほぼ同じ頃なんだけど、それが「図南の翼」 以来五年ぶりであって、たしかどっかに「図南の翼」が出たときの帯にも五年ぶりって書いてあったじゃん!…みたいな記述が残っていると思われます探して(誰も探しません!(私も探せない))
…そういう意味では、スパンとしてはもうこれがデフォルトということでいいと思うのですが(しかしあと十冊あったらもう作家の寿命的に無理…?)、あの「風の万里-」を読み終えたときから、既にして十六年経ってるってことなんだよね。…誰かFSSのファンの人が「おれ最後まで読めずに死んじゃうかも」と言ってたりアルスラーン好きな子が「書かないなら書かないと言ってくれないと死に切れない」とか言っていたのが、なんともリアルな感じです。
十六年だって。…そう。そうだな、明日は知人と飲みだけど、知り合って二十年になろうってんだもんな。気がつけば一味とも十年近いよ、ああ光陰矢のごとしってこういうこと言うのかなあ…(遠い目)

とりあえず、Yomuyomuはゲットしたので週末に…(週末の何処で読むんだ)
いえ乃南アサも読みました北森鴻の那智ちゃんシリーズも新刊読みました、今更ですが読み損ねた村上春樹の「レキシントンの幽霊」のまっただ中ですちょっと待ってね私の週末(そんなことしてるから矢の如しなんだよ二月終わっちゃうじゃないか!)←ご、ごもっとも…。

2008/02/29(Fri)


  わりと綺麗な内蔵なんだそうですよ私のは。

結局のところ、先週末は一味とモツ鍋は叶わず、なぜかハイチ料理になった(本当に何故)わけであり、その内臓リベンジはまた来月。
今週末は知人どもと吉祥寺にて「焼き鳥で一杯」の予定。しかし何故かそのメールが「内臓と焼酎が美味しいの。」…と来た。……なんか内臓づいてるなあ。好きだからいいんだけど。
(それにしてもその飲みの直前の時間でなんとか、映画「L」観てこないとほんとまた時間がないよう!中田監督ー!(「L」観て内臓かよ…)←関係ないだろ!)

春コミの表紙は入稿済み、本文原稿もあがってるし、入稿は確定申告と一緒にして午後半休を取ろう!…などというふざけた心の予定はともあれ。
(※いや私は一切原稿の進捗とか書きませんが、それなりやってました。焦ると書けない馬鹿野郎なので。)
このへんでいろいろと体をメンテナンスしておこうねvとばかり会社帰りにマッサージ。30分コースで、といくら言っても、店員さんが空いている限りの長時間「もうちょっと!もうちょっとだけやらせて!」…と言ってくださるのも相変わらずですいつもすみません…。30分でほぐれなくて…。
「いや、確かに30分じゃ無理ですけど、榊さんの体はきちんとほぐすと筋肉が柔らかさを取り戻すので。固まって矯正が必要、とかではないし楽ですよ?」「そ、そうですか。あいててて」
…確かに柔らかくなるし、揉み返しとか未経験だけど、ほぐれてくれば痛いもんは痛い。
「…僕は昔、柔道をやっていたんですが」「は、はあ(上手いけど痛いよう)」「ああいうスポーツって結局、筋肉の質で動いた後の状態が決まってしまってですね…」
な、なんだろう。どんな語りなんだろうこれ、と思いつつ、ああきっとそうですよね、とか和やかに返す。
「……柔らかい筋肉って、作ろうとしても作れないんですよ。生まれつきだから」「な、なるほど」「しなやかで柔らかい筋肉はメンテナンスも楽なんです」「…………」「……いいなあ(ぼそっ)」
…ご、ご、…ごめんなさい…!(←柔らかかろうとしなやかだろうとスポーツしない+メンテもしないほかりっぱなしの人間の精一杯の言える言葉。)

鉄板みたいな肩のわりに揉み返しがないのは、そういうことだったんでしょうか。…し、しかしなあ。筋肉の質は自分の管轄外だからなー…。でも感謝はしよう自分の体に。えいえい(感謝の祈り)
ちなみに終了したのは60分後でした。…ほんといろいろすみません…。

あ、この時期限定のおともだち、ルピシアの「レモングラス甜茶」と、花園饅頭の「ぬれ甘ちょこっと」。なんかひたすら食べてます。また今日買い増した。うまい…。
「ローズヒップ甜茶」と「ミント甜茶」も揃って勤務先デスクを占拠している上チョコレートはお得パックであとカロリーメイト、…なんかぎゅうぎゅうになってきたなあひきだし(シゴトしようぜ…)。

2008/02/26(Tue)


  内蔵は好きだけど腎臓(キドニー)はちょっと。

「蟲師」は買うとして、「もやしもん」が出たり「Dear Boys」が出たりしているので、はやいとこ漫画喫茶に行って消化したい今週です。(「Dear-」は、やはりどうも布施が出てなければいいっぽい。漫画としてはイマイチと思うので。…そういや石田じゃねーが布施も人のフルネーム連呼するの好きだったなあ。タカシナ限定だけど。……そんなトコがツボでもしょうがないな(まったくだ。))

が、とりあえずはシゴト、ってことで21日は午後丸々所属学会主催の研究会だった。…それにしても場所を言うとき「本土」とか「海の向こう」とか言うのが定着しつつあるのはどうだ。(※海の向こう→臨海エリア 本土→区内)…今回は、本土。
で。
もとより生物情報科学系は学術者の数が少ないってのは前々から言ってる通り、榊もイマイチ門外漢の気持ちが拭えなかったわけだけど。わけだけど!研究会行ったら、みんなが
「私はケミカル(化学)のほうはシロウトでして…」「バイオロジカル(生物)な側面に検討が足りない部分はご容赦いただきたく」「おそらくこの場はコンピューティングが生業の方が多いと思いますが…」「僕は古典的な生物物理が主でして」云々。…あれですか、みんながそんな前置きをしないといけないくらいここはマージナルエリアなんですか。
…ソレどうなんだろうどんなんだろう。榊自身、ほんとのフィールドはバイオロジーだし、バイオロジーつっても更に医科学なわけだし遺伝子だけが好きなんだし(いいけどとことん仲間いねえな…(今更にして凹む))、みんなが専門でなくてもいいと思うけど。国家プロジェクト単位で金も科学も動くとき、こんなにも全体を俯瞰できる研究者がいないって、なんかもうライフサイエンス自体が曖昧模糊とした妖怪っぽい気がしてならないよ。ほんとの全貌は誰も知りません!…みたいな。魍魎? まさに魍魎??
…ちなみにこの「曖昧模糊とした妖怪」を、一味の一人は「壮大なファンタジー」…と称してくれた。…うん、まあ正しい、と思う。
(そういや西日本はK大メインで「クリニカルゲノムインフォマティクス」…などというわけのわかんない言葉と分野を作ってますが(※ほんとに勝手に作った証拠にぐぐってみてもこの単語は君たちのサイトにしかヒットしません…。)それに該当する専門技術者も学術者もほんとに日本にはいないんだってことを榊が声を大にして言うよ会いたいけど会えやしねえ!(募集ポスター見かけて珈琲吹いた))

ファンタジーにも妖怪にも疲れた。…リアリスティックな臨床現場の実験に戻りたい気もするけど、これはないものねだりかなあ、やっぱ。

さても日本のライフサイエンス学術界を憂いつつシゴトが終わったら、銀座で一味と鍋食うの。モツ鍋。もう内臓は食べるに限るよ。分子ターゲットなんかにしてる場合でない。

2008/02/23(Sat)


  あたまわるくない人は好きです。

日々、新聞コラムに目を通すことは前述のとおりですが、本日読売を除くメジャー紙「朝日」「日経」「毎日」のコラムが、すべて同じ書き出しをしたわけですよ。…要は「イージスの語源はゼウスの娘、女神アテナの持つ盾アイギスである。」…ってやつです。
…読んでいてとても恥ずかしかった。ありがとう「編集手帳」は違うのね。
そういえば「ルビコンの対岸」が天声人語で語られたことをサイトmemoのほうに書いたのは結構前のことなんだけど、この前与党がブリッジ法案を通そうというとき「春秋」は「緊急避難」の意をこめ「カルネアデスの(舟)板」を持ち出した。………合ってねえ。
この手のギリシャ・ローマ時代に端を欲する言い回しや格言、神話は、50代以上のお偉いさんが大喜びでこじつけて、なにかにつけ使いたがる!…らしい。なにで読んだ話か忘れたが、いやもう本当かもしれないとさすがに思う。頭はあくまで導入で、本論とまったく重ならないなんてどうなのソレ。こんな天声人語読んでたら、作文が下手になっちゃうんじゃ(いや、読むと作文が上手くなるってのはウソだけど。)

閑話休題(えっ閑話なの!?)←こんなの本題だったら我ながら日々がつまんなすぎる…。

さてもざらざらと相変わらず本を読む中、朱川湊人の「都市伝説セピア」が猛烈にいいなあと。文章は真摯で簡潔なのに色があるよねー。「フクロウ男」好きだ。…いや、乱歩が好きというのを差し引いても好きだ。最後が!(どうでもいいけど、スェーデンボルグってそんなマニアック…??)
あと久しぶりに伊坂幸太郎も「陽気なギャング-」をようやく読んで。
えー…それで「死神の精度」はまだなのだけども。
知人が「あんたは絶対に好きだって言うに決まっている」…などという突っ込みを榊に入れたんですがそれはどう取ればいいの。伊坂は好きだ。それ以上にアレか、死神が榊好みと言いたいのか。…「ギャング」では成瀬さんが格好いいです。
……そんなこんなで振り返れば月曜日。
すごい久しぶりに8時前に自宅に帰れて、コナンの最後のみ垣間見えたんだけど(いっつも最後ばっかりだ…そして被害者も事件も知らないのに犯人だけ見て来週はなし、みたいな意味のなさよ…!)。
なんか見知らぬ人が映っていて、思わずコナンをけして欠かさない母に「ねーこの前髪がぴろぴろしてる格好いいおにーさん誰??」って聞いたところ、「ここんとこ出てくるFBIの人」という簡潔なおへんじ。…ふーん。でも来週は会えないよね。ざんねん。ってとこで
「あんたの好きそーな、タイプ」…という注釈が入る。

…榊の好きそうな人ってどういうの?というのが気になるので、やっぱりここは「死神の精度」みたいなんですよ。(うえ、新刊なんか滅多に買わないのになー…。 ほとんど図書館なのになー…。)
ちなみに「榊が好き」=「メガネ」じゃない。…FBIの人はメガネでない。私は一体なにが好きそう? いや、恭介と石田はパーツが似てるが(パーツだけね!)

2008/02/20(Wed)


  きれいなのは一瞬

昨日の雪がものすごい勢いで溶ける中、綺麗に晴れたのでぱたぱたぱたってあっちこっちから滴る水が光ってすごい綺麗なんだよねー。バスが走る間とか、うっとりしちゃった。…夏の夕立みたい。

それで、だ。ま、万が一昨日の日記を誰か榊の周辺の人間が読んでいたらアレだ、その、…別に私は君たちと会う時間を作れないと言いながら吉祥寺でおひとりさまを楽しんでましたv…とかでなく、先週から家が空っぽだったから(家族不在)猫残して酒を飲みにいけない、とこーゆー事情が……!
(浮気の言い訳のような見苦しい言い訳。でもほんと)

…なんか最近知り合い諸氏と都合が折り合わず、誘ってもらっても「悪いまたな!」…と言ったきりになっている相手がけっこういる。む、それでも一応、数人とはデートしてんだけどもなあ。一度駄目になると一ヵ月半後、とかになってしまうので(今ならもれなく三月下旬でお願いします)なんとかしたいところですが…。
……あ、そういや諸氏で思い出した昨日の喫茶店で話していた美術系の姉ちゃんたちが「美術館も展覧会も、誰かと一緒だとペースが会わなくて苦しくて駄目なの」「…一人にこしたことはないけど、一緒なら置いていっちゃ駄目かしら?」「……駄目じゃない相手の方が、少なそうじゃない?」「うーん」
とか話してくれましたえっとうんっと
そうなのか――てことで、その手の場所で一緒の確率がやや高い一味の皆様宛てに今更だけど勝手気ままで悪い。(謝ってもなあ…)←でも聞きながら「うわ、悪リ」って思ったのだよ!(どーせ治らないじゃん)←治らないから謝ってるんじゃん!

>ジャスサイトよりにょーさま
遅ればせながら。昨年にも丁度この頃合いにご挨拶を頂戴しましたよね?…うわーなんか、癒しになりますでしょうかあのサイト…。まだ当面、彼らは私の心の泉です(笑)可愛がって頂けると嬉しい…(ほんと嬉しい)

>蒼崎さま
うっわ、蒼崎さまだ!お久しぶりですお久しぶりです!!(ひしっ)
なんか嬉しい、そうですか…まだあの本たちは現役ですか、きっとコピーだからもうボロボロだあ(泣笑)
こちらこそ、まだよろしければ今年も宜しくお願いいたします!ほんと、ありがとうございます…!

2008/02/04(Mon)


  白は希望か絶望か。

お察しの方もおられるでしょうが、東京で雪が「ちゃんと」降った三日、榊はうっきうきしながら朝からおでかけでした。わあい。
「おまえ初体験だよな!」とか猫を庭の雪がいっぱい詰まったところに放り出したら、尻尾をぴるぴるさせて驚愕の表情で固まってしまったので(このやろう…)、さくっと中に入れて榊はおでかけです。うおーゆきだー。雪だるま作ってるぞガキが。こうでなきゃなー。
…なお「降り止まないうちにブランコを」と思ってブランコしてから電車に乗ったら、なんか雪まみれの人になっててそこだけはどうにもこうにも。や、帰りはもう殆どやんでいたので、やっぱり行きに乗ったのは間違いではない…と思う……たぶん…。
(ええと、ちなみに「交通機関に影響が!」とかニュースでは馬鹿みたいに真剣な顔してキャスターが言ってましたが、都心部の私鉄は時刻表どおりにさくさく動いていてなーんの問題もありません。都心部の「中」を動く限り、実に普通に過ごせます)

吉祥寺で本屋に行ってたらふく本買ってー(やっとこさ光原百合と…「今日の早川さん」とーうっわ久しぶりに漫画ちゃんと買ったなあ…?三原ミツカズと「PLUTO」なら買ってもいい)、それ抱えて喫茶店めぐりですよ、窓辺に座って「お客様、本日窓辺は冷えますので奥の席はどうですか…?」「どうもありがとう、でもここでいいんですー」みたいなやりとりをしつつ、目の前が降りしきる雪で真っ白な光景を額縁みたいにして、こっちがわで白い紙の本を読むわけですよ、榊気に入りのなんの装飾もないチョコレートブラウンのカウンターテーブルの上に真っ白なカップのアールグレイときいちごのケーキですよ、し、至福…!(思い返すだけで至福)
ちなみにどうしてか、読んでいるのが真っ白いブックカバーかけた、吉田篤弘の「フィンガーボウルの話のつづき」だから、それがまた。(あ、ええとコレ文庫が出たのでまた買いました…。)

こういう場合チェーンの喫茶店なんか死んでも用はなく。エレベータもないビルの四階、そこは床の擦り切れた喫茶店なのです。たいした装飾もない店内に、そそと美術書や画集だけがラックに入って何箇所にも置いてあり、ほのかに明るいから本も読める。
その客層はどうも店主のせいかいつも美術系の人が多くて、若い女の子が二人で座ってる背後のテーブル席、美大生なのかずっとラリックの話とかしてて、なんかひどく落ち着いた。ボストンの浮世絵が来るわね、なーんて言われれば「そうなんです東京は10月ですよねっ!春信見られるんですよね!」などと(しかし春信春信うるせえなおまえ…?(春信の線が一番好きだ))、胸のうちで返事をしてしまうというものだ!
で、美味しくケーキを食べたら、いつも手放さない手帳出してプロットの書き出しだようわー楽しいー!
………読んだ後に書けるのは健康な証拠。しかし手帳10ページも草稿を書きとめてすみません店。客は途中から私だけだったので許してください…。
二、三軒はしごしてから帰って来る家路は、雪だるまが増えている。かわいい。

まあ、この雪で迷惑した人だって、世の中にはそりゃいると思います。
しかし、滅多につけないTVをつけるとニュースキャスターが「雪が雪が」と大問題のよーに騒いでいたので即効オフ。…この人たちはもうじき花粉が花粉が、と言い、その次に猛暑が猛暑が地球が、と眉を顰め、秋になったら台風が多いとか少ないとかいちゃもんをつけて騒ぐわけで、…そんな気に食わないことばっかりの一年、大変だ。いいんだ今は冬なんだから!
あ、「ここが東京だと信じられないような雪」とか言った人をニュースで二人くらい見ました。いったいあの人たちは何処から来たんでしょうか。東京にずっと住んでて二月と三月に雪が降ることわきまえなかったら馬鹿です。それともたかだか去年雪が降らなかっただけで、一昨年のことはもう忘れたんでしょうか。そういえば去年は「暖冬!暖冬が!温暖化が!」とキチ○イみたいに繰り返してました頭大丈夫ですかって大丈夫じゃなさそうだ。

2008/02/04(Mon)


  えーとえーと。

来週も再来週も土曜日をシゴトで取られちゃう上、それがまた横浜まで出張となるんだから(…いや横浜そんな遠くないといえばそうですが!)、明日には病院行っておかなきゃいけないですかそうですか。…爆睡したかったなあ。
…むうなんか微妙に慌しくなってきたぞさすが年度末!…えっおいなんでこんな年度末に研究会やるんだよ学会はー!そこ絶対原稿だってばさー!
(みんな忙しい上にそろそろどこも研究費の締めの時期で参加費も旅費も出しづらいっつーか、もうちびっとみんなでお互いに優しくなりあうというのはどうかなあ。いいよなあ…。)
…どこで行こうか確定申告?

しかし思い返せば去年の十一月末ごろは、冬の入稿やら某資格試験の受験日やら土曜会議と企画書の提出締切が続けざまで泣いた覚えがあるんですが(時間がない、というのは結構痛い)、それでもほとんど時間割けなかった試験は無事受かってて、なんか「ごうかくしょう」みたいなのが届きました。
………なんとなく、あんなに原稿原稿言っててちっとも勉強してない気がするのに、受かってしまうと釈然としないっつーか。なんかこう、「ああ私の馬鹿!だからちゃんと勉強しろってあんなに言ったのに!」…みたいな展開が「世の正しさ」だと思うの。そして原稿が遅れて割増料金になって、自業自得なので次回は頑張る!…ああしかも会社に出した企画書のほうも「全然ダメだあ!」「すみません時間が…!(がくっ)」…ってことになってたら、さぞや私は反省しただろうに、うっかり企画書は社長賞とかゆって年末に金一封もらってしまったので、反省する隙間もないよ。
…もうちょっと世の中が厳しいといいなあ。「いい企画書でした!」とか言われても、賞金目当て(For 印刷代)ですみません、原稿の片手間ですみません、と胸で呟くのもどうかと思う。

きっと今回もなんのかんので、クリアするんだ。…ほらほらそういう甘ちゃんな考えがいかんのじゃないですか!人それを慢心と呼びますよ!…と良い子の榊が自らに突っ込みを入れると、悪い子榊が「じゃあ実際甘い考えでどうにもならなかったことなんかあんのかよ!学会だって論文だってぜーんぶクリアしたじゃねえか!」とやさぐれる、と。
……榊は、良い子の榊を応援します。榊をつまはじく「世の正しさ」を求めてやまない。どうぞ榊にばちがあたりますように…!!

あ、でももしかしてあれなのかな? 小人閑居して不善を為すと言うではないですか。で、榊が小人だから、不善をさせないようにどうでもいいから閑居なっしんぐにしてしまえ!という神様の(ないない)

2008/02/02(Sat)


  だってかわいかったんだもんそのマウンテンパーカーっぽいのが。

うー眠い、なんで週の半ばってこんな眠いかな…。

で、先日は法事でした。…なんか近頃法事とか葬式とかそんなんばっかだな…と思いつつも、でも13回忌くらいなら、納得もできようと。…33回忌とか言われると「誰!?」みたいな感じですが…!
…冬のお寺は寒いので、できれば榊が葬式に出る人はみんな、春の彼岸を過ぎてお盆が来る前あたりに照準を……(どういう照準)

で。
この朝はすぐふたつ下った駅(…っていうと普通はそこそこ離れている気がしますが歩ける距離なのがびっくり)に住んでいる弟夫妻も法事行きだったので、ターミナルになるふたつ上った駅のホームで待ち合わせ、だったんだけど。どうも同じ電車に居合わせたらしい(まあきちんと時間を守ればそうなるよね)。
…らしいというのは榊がまるっきり気づかなかったゆえ。なんか電車に乗るなり母親が車両の中で移動するので、「なにしてんだこら迷惑な」とか思ったら、その先にいた弟にいの一番に
「……姉ちゃん今俺たちに気づかずに『迷惑だななにしてんだこの親』って思ってただろう…?」
………まんますぎてなにも言えない。…おはようございます。
「えっウソ、気づかなかったのあなた!?」「…う、うん」「私たちすぐ気づきましたよお義姉さんに」「…あ、そう…」
「今しみじみ思ったけど姉ちゃんってほんっとに、まるっきり、人間見てねえな…?」
見て、ません……。車内空間を…見ています……。混んでるな、とか…すいてるな、とか…。だから人っていうか、みたいな…。流れみたいな…。なんかこう物理的な…?
それであの、それはもう直らないと思うので三人で榊を取り囲んでため息つくのやめませんか。
「…で、でも、そこにいるって分かってれば、知ってる人を探すくらいはできるんだよ…?」「あたりまえだろ
………………そ、そか。でもまあ、それができれば日常生活はなんとか…?(と思うんだけど…)
「それより電車乗る前になにごそごそしてたのよ」「…携帯電源切ってたんだよ」「…………」
……なにその沈黙ー……。
壁にしか思ってないのに車内マナーへの気遣いはするのか
――それとこれとは別だろ!…っていうか榊と違って人が人に見えている上日本語も読めるのにOFF圏内で携帯持ってるほうがどうかと思うよ!?ほらそのへんの!そのへんの女っ!(うるさい)

ところで一ヶ月ぶりに会っていきなりですが、その弟に「今月号のIn Redにプレスコメント付きで載ってた君んとこの会社の春
のパーカージャケットが欲しい!」…と要求したらほっぺた引き伸ばされた。…くっ…(でも半額になるならほっぺくらいゆるす)。
榊は仕事が変わってから、もうタダでお薬もらえなくなっちゃったので、人の会社の恩恵に与るばかりですゴメン今ないのさ特典…!…福利厚生系の特典って実はつまんないよね。

2008/01/29(Tue)


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