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■2002年11月までの日記■
■個人的偏愛ポッド■

  そういやここんとこ。

あんまり本を読んでる記述がないんだが、そりゃ行き帰りに「脳の中の幽霊」Byラマチャンドラン博士を読んでいたからである模様。あれボリュームあったよなあ…しかしそれを鞄に詰めて持ち歩いていた我が身と、読み終えて軽くなった鞄にかんぱい。
(でもずーっと「脳の中の幽霊」だと神経がささげてしまうので、ここんとこの合間はブラッドベリ回帰なのvらう゛)

「脳の中の幽霊」って科学書の中では有名だと思う本で(かなりレビュー出たしな)、脳神経科学+症例解説による「脳がいかにラブリーか」……って内容ですが、確かに楽しかったでーす。脳の断面図とにらめこしてるより、読みながらだと脳の構造も頭に入ろうってもんさ!
(…今書きながら思ったが、脳の構造や機能が「頭に入る」って、考えてみるとものすげえ逆説的だな……。)
今回のナイス一文は「あの、イギリスという国にさえ料理はある」に捧げますが(ほんっとに、…ほんっとにイギリスってけちょんけちょんに言われるよな料理に関して!)、しかししみじみと、また沸き上がるあの感情。こんにちわワトソン君、の感情。
繰りかえされる「我々が見て信じている我々というものの、己という幻うんぬん」。
……………そうなの?ねえほんとにそうですか?アメリカ人がそうなのイギリス人がそうなのインド人がそうなの?むしろ真剣に明日のオレなど信用ならねえと思いませんか!手も足も信用などからっきしできませんよ歩いているつもりでコケたりオチたり落としたり、果てに中身にびりーみりがん子ちゃん住まわせてるよーなこのあやふやな生き物の明日など、いっそ「榊には明日があるもの。」…とか言って眠ってなにもかも失ってしまうそうです(死んでしまえ!)。

もしも自分というものを、そんなにも強く信じていられるのなら、世界は綺麗な色をしてるのかなあ。眠って起きた時の自分が正しい自信なんかほとんどないよ。
人というのは、結局人のものではないんじゃないかと、いつもふと思うのですが。

2005/05/16(Mon)


  そりゃあもうドリフのよーに。

久しぶりに銀座に出て、ぶらぶらと。ああ楽しいv
予約しておいたサロン行って、んで改装してから初めてのプランタン銀座。ロキシタンのお気に入りクリームと夏の帽子を見て回って、茶店で珈琲――と思ったらば、本日の東京4時頃は、Yahooニュースになるようなすっげえ雨と雷でした。
喫茶店から誰も客が出て行かない20分!看板を仕舞いながら悲鳴をあげる店員、追加注文の声!あんなバケツをひっくり返したような雨、久しぶりだったなあ…。いっそすがすがしいや。
なおこの雨を、プランタンの店員さんは「すっごい雨でしたね!ドリフみたいな!」…と仰った。
東京以外の方はどんな雨だったか、察して下さい……。

昨日から榊にメールを下さっている皆様、ありがとうございました!幾人かの匿名希望の方々には、こちらこそお付き合い下さいましてありがとうございますと、ここで御礼申し上げます。
ぱちさま、一番乗りメールです(笑)ご一読ありがとうございました。CLOWNさま、あんな朝早くからあんな話を!(笑)すいません、過分なお言葉どうもです〜エンディングも頑張りますv
さてそろそろ、締め方考えなきゃいかんかなあ……。

……………ところで、榊も世の慣例にならって一言メッセージにはここで返信をしておりますが、嫌な方はメッセージにお書き添え下さいませ。あと、メールフォームからきた分は、メール返信させていただいておりますので、そちらでも。

2005/05/15(Sun)


  遡り、遡り。

朝イチ、階下に降りたらTVが谷間時間でショップチャンネルになっていて、春のカットソーを紹介していたんだが「このブランドは布地がほんとによくて、イタリアで展開している有名ブランドと同じ布地を使っているんです!」…などとよくわかんない紹介をしていた。…ので
「この猫は感触がほんとにふにゃふにゃで、フランスのせれぶりてぃが飼っている血統書付きの猫と同じ肌触りなんです!ただの雑種ですが!」と紹介しながらベルベルを振り回したら、ぶびーとか変な音出されて怒られました。…洒落のわかんないやつだなあ。
ところでべるべるとちゃちゃはうちの猫です。昔日記が一時終了したとき、多くの方が「べるべるとちゃちゃは元気ですか」とお訊ねでしたが、今も元気でーす。変な音出しまーす(にゃあとか鳴いて欲しいなあたまには…びーとかぶぎゅーとか音はもういいよ音は)。

今日(いやもう日付では昨日だけど)、長い付き合いだった「Blue Rose, Blue Heaven」本編脱稿。…はー終わったかあ…改めて長い話だったなあ…(お茶啜り)
結局、最後のシーンを書くためだけにあった話のような気も。でもこれ、4年近く昔に「こういう話でシメかな?」…と構想持ったときには、恭介帰ってこないはずだったんだから、進歩といえば進歩だよな!帰ってきたものな故郷に戻るシャケのよーに!(シャケの譬えはもういい)
「朝のうた」とか「春来る雪」とか補完編とか、いろいろ他のシリーズ書いて、それでも「裏窓本編」とはなんとなく違うなーと思ってはいたけど、ああやっぱり違うんだなー。伐が助けに行ったんじゃなくて、恭介自分で帰ってきたもんなー。偉い偉い。
サブキャラや敵さんを掘り下げるわけにもいかず、書き方が難しかった話ではあったし、今回ばかりは人様の反応も気になるけれど
今ちょっと、一仕事を終えた気分になってもいいかなあ。

2005/05/15(Sun)


  体感温度差、2℃

金曜日ってのはどうもこう、9to21で12時間フル稼動しちゃう気がする…。くそう、かつて金曜日は花金と呼ばれたころも!(いつの話か)
「あしたおやすみー」とかゆって夜更かししたいのにまったくままなりませんつーか帰ってきて10時前なのに6時に起きるって無理だよなやっぱし。(ふ、三日坊主にも至らなかったぜ…)

京王線は女性専用車が動いていると聞いちゃいたが、本日初めて乗車。今まで夜23時以降の電車だけだったから、飲んだ帰りに乗ったことはあるんだけど…むむ、21時台に女性専用。なんとなく空いている!
一両目、「ここから先は女性専用となりまーす」と叫んでいる駅員さんの横を「はーい!」と元気にすり抜けて乗車。
…………………………おう。いつもと温度ちがくないですか?

あれはなんだろう。気温差。むっとする空気のなさ。…いや男の人って確かにあったかいけどさ。気温変わるほど違うのか??所詮人間の体温だろう?女の人は体脂肪で熱キープ??
ふしぎ、とつらつら考えていたらば、「あんたなんか頭の先から足の先まで肌冷たいんだから、あったかい殿方同伴車両に乗りなさいよ」とマザーに突っ込まれた。……榊が冷たいのは榊のせいじゃありません。
低体温でもなく、むくむような冷え性でなし。ただ37℃の体温があっても頭の先から足の先までたしかにひんやり。
人の温度って、なんだろう。誰かに触れて暖かい時、この熱はなんだろうと思う。触れて冷たい犬とか、冷たい猫とかって触ったことないしな。
男女差はほんとにあるかな。個人温度差は人間だけかな。機能の問題なのかな。
少なくとも誰かにぬくもりをあげるには、不便。ちょっと「不足」なのか、それとも一枚、なにかが余分に「覆って」いるものやら。

2005/05/13(Fri)


  ひとそれを教育と呼ぶ。

「自分で選んで好きでやっている事で時間が無くなる場合、忙しいと称さない。」…言語定義だ。と、親に教わっている。
…………………と、いうことは榊がやっていることっつーか人生一から十までてめえで選んで好きでやっていることと言って間違いないので、忙しくなんかないんだ!なるほどー!
……ついでに榊は怠け者なので、実はやってそうなフリして休んでますえへへっv>匿名希望さん

家に帰ったら今月号の「Vingtaine」が届いていたので、ざらざら読んだ。今月の特集「服を買っても着る服がないのはあなたのワードローブに問題が!」 …いやあ、榊にセンスがないからではなかろうか…。
んで、巻末。
ステキでできるひとはみんな早起き!朝方になろう!
……………………ステキでできるひとはともかくも、朝ゆっくり寝るのなんて極上の贅沢じゃないかよう!えー!……と思いつつも、朝方に切り替えると体調が良いのは事実。そして単純な榊は、ふんふん、へーと記事を読んでいるうちに、明日の朝は6時に起きてみようかといらん決意を抱いています。多分挫折しますが、心根だけでも立派かなあとか(全然立派でないとの突っ込みは榊のびりーみりがん子ちゃんも勿論しています!)

とはいえ、こんなに眠いなら、原稿だけでも朝に持っていこうか。昔やったことあるなそういえば…。若かったな……。

2005/05/10(Tue)


  寝る前。

今年の榊はがんばった。
なにがと言うなら、胃腸風邪でダウン(上から下からもう大騒ぎで体からっぽ、みたいなやつ←品のない解説はやめろ)したたった一日を除き、からっきし風邪をひいてない!うおー頑張った!! さんざ覚悟した「インフルエンザ院内で猛威を奮う患者さんこないほうがいいわだって医者がかかってるもん医局大混乱よってきっと榊も!!」…という展開さえ逃げ延びたえらい榊も、いやあやっと風邪ひきました。はっはっは。
GW明けだから絶対休めませんね寝ましょう。(遊びすぎ。)

つーところだが、しかしまあ仕事は仕事、授業は授業。
運の悪いとこで論文のデータまとめのオシゴトが入ってるので、ぱつぱつだ。どうでもいいが、ルチーンワークならともかくも研究的オシゴトとおべんきょうの両立はちっともままなりません。榊のあたまはハマると一個のことでいっぱいです。(時々恭伐のことでいっぱいになって他のなにも考えられません!)←駄目野郎!!
「どうしてだろう、どうしてさっきあのスクリプトは動かなかったんだろう。…一個のスクリプト迂回して、まとめてコマンドかけたらどうかなあ。…そうだよ榊の馬鹿!迂回すれば超短縮だよきっと!ほいで」とか頭で考えていた間に、さっきまで冠状動脈だったスライドが腹部大動脈に変わっている恐怖!おーのー!
………冠状動脈の話はどこにいったんだろう。つかなんの話だったのかさえ不明です。おしえておじいさん。
ついでに冠状動脈で動揺したので作製中スクリプトは動きませんでした吃驚します。

寝ようか……。(寝ようよ)←おお珍しく意見が一致だ!

2005/05/09(Mon)


  びりーみりがん子ちゃんの素性。

大変日記が久しぶり。…なのはどうしてかと言えば、まあGWはそれなりみんなで飲みに行ったり映画観たり、空いた都内で楽しく過ごしたわけですが、TVがやかましかったからの気もする。

ひとつのなにかをしようとか、言おうとしたりする時に、それが普通「どんなふうに」用いられるものなのかは、なんとなく知識として分かってる。でもって、それがさらりとできる他の人にいいなあ、と思って、じゃあ榊もやろうと思うと、どうも自分でやる分に座りが悪い。
……どうもお悔やみも言えないけれど、口を開くと、TVで真面目な顔してキ○ガイみたいな事ゆってる人になにかほざきそうな感じですよ自分!…とか思えば黙っているのが花というもんです。ここは日記だけど一応自分の心の中でないからな…。

榊のびりーみりがん子ちゃんは正論突っ込み担当なので、どうも嘘がつけません。白い巨塔におもねろうとなどしようものなら、びりーみりがん子ちゃんがアイスピック投げるかんぢです。さくっと。
でもびりーみりがん子ちゃんは榊が曖昧に正直にいようとするのもきにくわなさそうです。人間がそんなきれい事で通るか!…とかバールを投げつけるかんぢです。
びりーみりがん子ちゃんは多分、俗に良心と呼ばれるものだと思うのだが、どうだろう。違うかな。

2005/05/08(Sun)


  夜の目も寝ずに勉強する

……ってことが自分には必要なんじゃないかと思ったことも今までたびたびあるが、朝四時に起きて勉強してから学校に行く、なんて日々を続けても、やっぱり本は読んだしマンガ喫茶は行ったしおでかけだってしたもんね!(つまり普通に寝て本読まない人といっしょ。)
だからまあいいや、と(よくない)先週中にレポートはあげたからのびのびと(のびるな)渋谷、文化村で開催中のベルギー象徴派展へれっつごー。あなステキ、榊ったら学生料金ー!
楽しみにしてたベルギー象徴派展、クノップフよりはロップスが好き。だいたい印象派が嫌いな榊にとって、印象派が一枚もないとこはそれだけで天国だ!(大笑)
象徴派や幻想主義の画があれば、うっとり一時間くらいは楽しめるけど、惜しむらくは今回の最後、レオン・スピリアールトで随分占められてたことかなあ。スピリアールト、個展行ってるんだよう…。と、いうわけでカタログは諦めておいた。スピリアールト持っててダブってるのは悲しいから。
しかし最近、猛烈にヒット!…っていう画家いないなあ。レメディオス・バロ観てハート鷲づかみにされたのを最後に、もう6年経っちゃったよう…。(その前はキリコで7年遡るんだよね…)次のギュスターヴ・モロー展楽しみにしようっと。「出現」来るらしいし。

それにつけても、榊の中の誰かはいつも突っ込むが真面目だ。この誰かさえいなかったら榊はもっと自由になれるのでは!…とか思うけど、いなけりゃもっと駄目な人になってるだろう…と思うと、出て行けとも言えません。(その前に誰かって誰なんだよ)←なんか時々、榊ってなかみに三人くらいいそうと思うの。びりーみりがん子ちゃんみたいなのが。

2005/04/24(Sun)


  なんで他のゲームが進まないかといえば

それは姉弟で「サカつく」で張りあっているせいだと思われる。

正月休みのあたり、我が家のPS2は我が「DQ8」と母の「桃鉄USA」と弟の「サカつく」により24時間フル稼動だった。…DQも終わった。USAもももたろ社長が買い占めた今、しかしサカつく現役続行中!くっそ長いんだよこのゲーム!終わらねえ!!
……サカつく歴も長い弟のゲームは非道い。悪逆非道の限りと言って良い。金の鬼だ。巨大スポンサーから金をせしめ、国内・海外からばんばん金にものをいわせ選手を総取りし、ものにならない地元選手など即クビだ!そんなチームが世界屈指のクラブだってことにまた腹が立つー!
「馬鹿!鬼!あんたには人の心ってもんがないのかー!」「…じゃあ姉ちゃんやってみろよ。一年で破産したくせに」「……!!」
……ああ確かに破産したともさ。サターン版の初代サカつくでな!!あっさり破産だったともさ!!
以来一度も触っていなかったサカつくに、榊、触る。…いいもん。ユースからあがってきた選手を大事に育てて、地元密着で奥様方に優しいチケット料金にするんだ。小学生相手に文房具セットとかのグッズ作ろ。月イチでファンのイベント開いて、地元の施設慰問とかすんのよ。ほいで外人選手なんか取らないの。純和風。一生懸命練習する選手に声かけてさ。お金安いから。勝利プレミアムも付かないけど勝ったら一緒に喜ぶオーナーになるー!!!(そんなオーナーどうよ……)

――そんなわけでしたが、本日榊クラブがある某県某郡は、土地が安いド田舎だったにもかかわらず、チームは破産もせず、100万人経済都市となった。
…かなたの山が見えません。人と自然に優しく、とか言ってきたのにじゃんじゃん人口は増えて窓からビルしか見えません。選手は億単位の契約金を要求です。……オーナーは悲しいです!!(悲鳴)
「なあ姉ちゃん、そろそろ世界レベルのFWでもスカウトに連れてきてもらえよ!」「五月蠅い五月蠅い!!やり方を変えるものか!!」
人間と経済と労働意欲とスポーツ精神について深く考え、ああマルクスもきっと大変だった事だろう…とかなんとか馬鹿な事を考え一日が終わっていく…。
もしかしたら今日、ゲームとパックくらいしかしてなくないかと思うものの、いい加減サカつくにケリつけないと次のサクラができません。すみれちゃんに会いたいです。

2005/04/23(Sat)


  いろいろ。

日記の正しい更新反映をして以来、ちゃんと表玄関から入ってチェックする榊。…いい子いい子、はじめからそうしておけば良かったのよ!(撲殺)

馬鹿な子榊を、長い間訪いながら「忙しいのであろう」とおもんばかって下さっていた方々に、ここで伏してありがとうごめんなさいと(>CLOWN様、一条様)…メールありがとうございましたv 
ラボに行く道々、満開だった雪柳は終わり。その代わりミズキが咲き始めたぞ、と。今年はちょっと早い感じもするけど、やっぱりハナミズキよりミズキが好きだなあ。葉っぱと一緒に出てくる、あの萌え出でる感じ。
ところで「うーす紅いろのー可愛いきみーのねー」はいいけど、薄紅色のハナミズキってアメリカハナミズキっつわない?一緒のもんなのかな。

花に、自然に、世界の声に耳を傾け、その生命に神秘に云々…とレイチェル・カーソンは「センス・オブ・ワンダー」で仰る。読了。
…榊はレイチェル・カーソンは大好きだ。「沈黙の春」は勿論だけど、「我らを巡る海」も好きですよ!だけど、星を見ようが海を見ようが山を見ようが、日記のログファイル間違えるようなおばかさんv…になることもあるよねとか思えば大困惑です。世界って厳しいな。

おっとメールの続きで、夏香様。
三田のキャンパスからは春日神社が見えますし、もしも田町駅から大学名の入った商店街を通ったことがあれば、私は夏香さんの後輩だと思います(笑)

2005/04/18(Mon)


  それは比較の問題である。

先週の一味と花見、に引き続き、今日は知人と花見です。(※知人→ほんっとーに長い付き合いの仲間内。自分たちを「友だち」と称するのがなんとなく気持ち悪い感じがするものの、人に紹介するときに困るので「昔からの知人です」と言っている)
今回の心からの突っ込み:もうほんっとーにいい歳なんだから、15年も昔のネタで互いをイジメあうのはいかがなものか。(「そんな15年も昔のネタをまだ言う!?」「……うわっ15年か!?」「15年だよ」「ステキ、息の長いネタだわまだ可笑しい、うわーげらげらー」…的会話が、自虐以外のなんだろう)

東京も都心はすっかり桜が散ったが、都下まで降りれば多少は残る。しかもオオシマザクラは今が見頃。
昭和記念公園はちゅーりっぷが満開です。ああもう山吹も雪柳も終わりだねえ。でも今回も天気がよくてよかったですばんざい日頃の行い。
さて。
そんな長い付き合いの知人だって、「おい!」と突っ込みたくなるような人生の岐路に立つときもある。…一味は酒飲みでないが、知人は酒飲みなので、ここは目を瞑りレジャーシートで酒盛り。酒の席の人生の岐路。
……そりゃあまあ、女○○年も生きていりゃいろんなことがあらあな。話を聞いて、うわショックーとか驚いたーとか、衝撃を受けることはあるけれどあなしかし。
「…でもその話より、この女(隣)が会社帰りにラーメンの替え玉3玉おかわりして四玉食ったって話のほうが榊的衝撃度は高かったなー」
ものすご怒られた。

自分の人生がラーメンの替え玉に負ける、という事実に知人はうち沈んだらしい。ごめんごめん(悪いなんて思ってないけど言わないよりマシだから言ってみよう)←マシなのか本当に。
でもやっぱり、女○○年も生きてりゃいろんなことが(略)…の衝撃より、人として胃拡張でもないのにラーメン四玉のほうが信じられない感じはするよね。衝撃!あなたはラーメン四玉食べますか!?…っていうテロップが似合う衝撃。食うなよマジで。
「…つーわけで信じられない度合いの問題としてラーメン四玉に軍配を上げました」「説明されれば説明されるほど腹が立つ!」………それはそうかも。ごめんごめ(略)

ほのかにも鬼は居るなりさくら花 咲き行く日々の花の麓に
馬場あき子だな。そんなところですか?(じゃあ一体今回の鬼は誰なのさ)

2005/04/17(Sun)


  戦慄の瞬間

吃驚した吃驚した、なにが吃驚したって
全然日記が更新されていなかったことに!

…いえ、榊は書いていたんです、日記。ほんでもって単に、こないだログファイル名を書き換えたのをすっかり忘れていたもんで、全然反映されてなくてですね!!(泣)
そんなこんなで、ログファイルを正しくひっぱりだしました。改めてこの一ヶ月分の日記がここに追加されているわけですが、別に読む必要はこれっぽっちも、芥子粒ほどもありません本読んでるだけだから。
(どんな人だよ)

2005/04/16(Sat)


  プラネタリウムより遙か、地上より永遠に

仕事帰りに用があって、渋谷のほうを通って帰ってくる。そんなに距離は違わないけど、普段は新宿経由です。その、用があったほうに足を向ければ当然、今は空白地の東急文化村跡。…あそこに見えていたのが五島プラネタリウムのドームだったなあ、と…。
榊は所謂、天文ファンではない。ただ間違いなくあの場所は特別で、サンシャインプラネタリウムとは全然違うところだった。…それがなにかと言われれば困るし、ものすごくよく通った、とかいうわけじゃないけど、……まるで故郷に近い場所。遠くにありて思うものー。
あそこにいて、星を見て、…それでなんていうか、あの時もしも星に思いを向けていたなら、榊は天文ファンだったろう。だけど榊のなにかは、星に向かわずに地上に向かったんだ、多分。
――あの遠いひかりを、地べたに足を付けて見上げるものの、ほうを。

私たちはどこへ行くんだろう。…ああゴーギャンだなあこれ。ちなみにゴーギャン、高名すぎるほど高名な「我ら何処より来たり、何処に在り、何処に行くや?」は、「我々は何処からきたのか。我々は何者なのか。我々は何処へ行くのか」…とも訳されるけど、榊的訳文は、最初に聞いた以下の訳文のみがOKです。印象が全然違うもん。
「我ら何処(いずこ)から来たるや、我ら何者なるや、我ら何処へ去らんとするや」
……「何処」に心が向くのがプラネタリウムなら、「我ら」に心を向けたとき、榊は今こんなことをしている自分が、決まってしまったのかもしれないと思うんだ。
それに全然、悔いはないけど。自分の、中に、強烈に根付いているなにかは、…なんて小さい時に決まっているのかと思うと、少し可笑しいや。

2005/04/14(Thu)


  未来はなんて、素晴らしいのだろう。

瀬名秀明という作家を、榊は作家としてそう高い評価をしていない。だからパラサイト・イヴもブレイン・バレーも却下です。ただ、この人の中にある胸の片隅が暖かくなる風景を、どうやら少し、共有してはいるらしいのだ。
と、いうわけで瀬名「虹の天象儀」読了。(……いや、これ薄いから。行き帰りの電車で充分だから!)
舞台は五島プラネタリウムというわけで。東京出身で東京で幼年期を過ごした人ならきっと足を踏み入れたことのあるあの渋谷五島プラネタリウム。
…無論榊も散々行った。だけど閉鎖が決まった投影の時はあまりの天文ファンの数にちょっと入れずに切ない思いをして、だから東急文化村が閉館する際の、あの一年半前の五島プラネタリウムリバイバル投影の時には、38度の熱を解熱剤で下げて整理券貰って観に行った思い出も鮮やかに!読んでると泣いちゃうかもしれない!!危険だこの本!

……小説としてどうかと言われたら、静かに「丙」スタンプを押しますが。

だけど時に小説は、読んでいる人の中にある風景と、重なったときだけ意味を成す、そんなシーンがあるのです。ああさすが藤子ファンよね瀬名、そうよ未来はね、未来は「ああ未来はなんて素敵なんだろう」と思い馳せた時に胸が鼓動を打つ、そんなものであって欲しいのです。「あしたのロボット」を読んだときにも思いました。あした、ロボットはともだちであってくれたなら。
榊の中で「夏への扉」がものすごく評価が高いのは、立派にSFでありながら、社会派発言も挟まずに、「未来はすてきだ。私たちは間違いなく進んでいる」と言うからなんだろう。きっと。星新一先生が好きだったのも、そうだろう。
甘いっちゃ甘いが、それがないなら本当に子供が踏み出す足の意味もない。

…いいけど、榊はちゃんと勉強もしているはずです。仕事もやりました。ええ、日記を付けるのは正解だったかもしれません、さすがに読み過ぎだよなあ、最近……。

2005/04/13(Wed)


  初蝶(はつてふ)のそれより上を天といふ

今日の朝日「折々のうた」から。……いいねこれ。この時期の天は低く、澄まず、霞んで、
遠いです。
――いや今日は寒いけどね!!(泣)ほんっとーに寒いです!(大泣)傘を持つ手もかじがむほどにいったい何でいくら花寒っつってあなた限度ってもんが(五月蠅い)

ところでここを読んでいる方で、榊は本ばっかり読んでいて原稿を書かねえ…と思っていらっしゃる方はさぞ多いと思います。が、別に今までも本は読んでいたわけで、今更のことといいますか、これでも原稿を書いているとしたら一体いつ勉強して更に仕事もしているのかと、いや謎の多いことですね。榊本人にもよく分かりません。きっとこびとさんが(こびとさんの話はいいから)
だから今日、榊が仕事帰りに電車の中でF.ブラウンの「火星人ゴーホーム」を読み終わったとしてもそれは不思議でもなんでも(不思議だよ我ながら)

つか、それなりSF読む方なら「なんで今更それなんだ!」…って感じかもしれないけど、どうしてか読んでなかった「火星人ゴーホーム」。…確かに「火星年代記」と並ぶほどに古典だ……でも「夏への扉」とは並ばない。榊的に。ハインライン「夏への扉」は榊の心のオアシスだから!(笑)
一応ユーモアSFで、ブラウンらしい形而上学的SF側面もコミ、愉快に一冊読み終わったけど、それより意外だったのは初めて読んだ稲葉明雄氏訳があまりに綺麗だったことですか。外してないよユーモアが!すげえ!
海外ものは訳者が命です。ねえそう思いますよね福島正実さん!(※福島さんは立派な翻訳者です)
ところでこの「聾」だの「唖」だの「つんぼ」だの「盲」だの「精神異常者」だのその手の病院てんこもりのこの小説、未だにこの訳のままなのか非常に心配です。……いやこの本、それ書き直したらもう一冊丸々改訂だけど(火星人ゴーホーム、舞台は1950年代です)

2005/04/12(Tue)


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