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■2002年11月までの日記■
■個人的偏愛ポッド■

  なんでクルルなのかは未だに分かりません。

我が所属研究室では、もうずーっとケロロ軍曹が大流行。…ラボの研究員が三人揃って白衣の襟にコミックおまけのピンバッジを付けているあたり、おかしさ満載。(※榊の襟にはクルルが付いている。「さあ榊さんはこれを!」…とかピンバッジ所有者に渡されて逆らえなかった。…ドロロよこせ!(喚き))
しかも榊専用ラボ最重要データ入りマシンのデスクトップには、デスクトップマスコット軍曹がいる始末で、逐一ケロロ軍曹再診データを教えてくれるって寸法だ!(仕事しろよ!!)
んでもってやっと今日、最新刊の10巻を借りる。「榊さん、面白かったですか?」「うん、窓が。」「…シリアスなのにそこ!?」…みたいな。

んで。
ケロロ軍曹のガンダムネタに懐かしさを覚えている方々はいっぱいいるんだろうと思うのだが。…そこよりもうひとつディープなネタがあそこには満載なのに、榊とわかちあってくれる人がいないのがいかんせん惜しまれます!!(叫び)
というわけで、もし万が一10巻を読んで西沢製菓がつくる「来るべきお菓子」の元ネタが分かった人は榊に連絡を!(いなさそー…)←でももんっのすごく有名な元のことは確かじゃねえか!(涙)
あるいはコミックス1巻の最後のレポート冒頭「おしょうさんはなれていてくだちいな、これから真っ赤な皿が」の元ネタでもいい!!(五月蠅い!!)

………元ネタ分かる人を求めているはずなのに、どうもディープすぎるところのみ指定している気がなきにしもあらずです。(しかし本当に分かる人がいたらとりあえず抱きつきたい。)←抱きつくな挙手してもらえないから。

2005/03/02(Wed)


  長らくこの電脳世界にいますれば。

電脳世界には流行廃りがある。…猛烈にある。
榊がWebでぴっかぴか一年生だったあな昔、サイトに付属するシステムで流行っていたのは「ゆいちゃ」だった。(※ゆいちゃ→「ゆいちゃっと」)
……改造ゆいちゃが置いてあるファン系サイトなんて、なんて輝かしく見えたことだろう!CGIマスターっていうか!てゆーか実は榊もゆいちゃ恭介出迎え仕様版を作って持っている!しかし一回もお披露目したことはなかった。びこーず廃れたから。(遅い!)←恭介ボイスで

この後、多分電脳世界は多くの流行りものを出してきた。「ポストペットはこちらのアドレスへ」もよく見た。「宙」もあった。「はーぼっと」もそうだ。「同盟」もよく流行った。みんなみんな、榊は訪れるサイトさんにそれを見て、自分でほとんど手をつけず遊ぶだけ遊んだわけだ。

そして榊は今、「Web拍手はつけないんですか」と聞かれている。……すいません、今度もきっとつけません。ていうか榊、拍手って聞くと猛烈に照れてしまうのでそもそも不向きなんだ!お礼もできねえし!(それが一番の問題だろう…)

2005/02/28(Mon)


  しかしこの日記…。

なんというか、この日記「出かけてしまうと書くのがオロソカになり書けません」…という理由により、出かけた記述が全然ないなあ!うわー!(転げ)…一応友人とライブに行ったりカラオケに行ったり食事に出たりしてるんだが…。
まるでヒッキーのやうな日記も変なので、お出かけ編。買い物に出る前に図書館に寄って、借りた本を駅のロッカーに預けて、ちょいと代官山まで。

なんで代官山といえばパンツがすんごい合う体にショップがあるからで、そこのジーンズを榊は大変愛しちゃったのだ。ゆえ、春パンツも覗いておこうとこういう次第だったんだけども。
「このルーズなパンツ可愛いですよね!」…などと店員から出された新作、ええ可愛いけど。…でも多分大きいよ。榊さんうぇすとないからさ……ほらがばがばじゃん!!(泣)
「……あの、前にこう…かくかくしかじかで細身のジーンズがすごくぴったりで…もうちょっと細いパンツをば…」「なるほど!…でも実は今、うちのパンツは細身の方にしか合わなかったもので、ラインを変更しまして」
………………………。
じゃあ用無しだ!…とか榊の顔には書いてあったのかもしれない。姉さんはいろいろ出してくれた。…いいけど、榊に合うパンツが全部店頭にないのはどういうことだ仕舞うな。奥に。

…ええと、ショップがコレド日本橋にあるそうな。また覗きに行くかもしれんが、頼むから消えないでがばがばじゃないパンツ…。もういい加減「あっ可愛い!SSあります?」「ありません」…っていう問答はたくさんだ!!

2005/02/26(Sat)


  透明と、静かと、青いもの。

「透明」という言葉をよく文中で使う。
それは「色がない」という意味では無論なく、透き通るというよりももっと語感として静かだ。一切が希薄な様でいて、それは「ない」んじゃなく、「真空」のようになにもかもを拒む冷たさも、ない。
この言葉を聞くときの一般との微妙な齟齬には気づいていたけど、どこから自分が「透明」なイメージを得ているのかよく分からなかったわけだ。

なんだか売れたらしい小川洋子「博士の愛した数式」を読んだときに、この「透明」を思い出した。
博士の使う「なんて静かなんだ」という感嘆符は、音がないことじゃない。自分の中の、しんという音とその光景を、静かだと身をおもねる感覚は、榊自身の中では「透明」に近い。透明に、澄む。

本日、池澤夏樹「言葉の流星群」読了。
この本は宮沢賢治の詩を、注釈や史実とは切り離してテクストを俯瞰する、という趣旨の本なんだけど、それでふと思い至った。
この、透明であるもの、静かであるもの、――青く透き通る自分のイメージは、宮沢賢治から貰っていると。
鉱物の中に眠る結晶のような静かも
思考さえ重く霧散するような、一切が希薄な透明さも
氷によく似た、冷たい青も。

……………人間ってさあ、なんだろう。生きている間のなにかとの間で、どれほどのものを自分の身の内に育てるんだろう。
静けさひとつ、棄てずに胸に凝るものでしか持たないのかなあ。

2005/02/21(Fri)


  ゆびさきに触れる程度の。

河出書房ばんざい、ってなわけで、「奇想シリーズ」で再版された「フェッセンデンの宇宙」エドモンド・ハミルトンを借りた。ばんざーい!
やっぱしSFの匂いはこのころがいいよねえ…次はアルフレッド・ベスターで「願い星、叶い星」いってみよう!ないす、杉並!

SFはやっぱり、藤子先生のが好きだけど、…ものすごーくディテールに拘った科学的裏付けばっちりのSFより、ちゃんとこの指先が触れられるSFがいい。ホラーもな。
空を仰ぐときに、道で振り返るときに、ふと気づく時々に、根付く話がやっぱりいい。
スペースファンタジーでもサイエンスフィクションでもなくて、すこしふしぎなSFが、一番好きだ。……いやそういう意味では、海外物だとジャック・フィニィがいいよなあ。「ゲイルズバーグの春を愛す」なんて好き好きだ!邦題がすてきー!

ここんとこミステリ流行でしたが、SFに古巣帰りの気配。それはやっぱり、「未来」という言葉が、現実に胸ふるわせないからなのでしょうか。

2005/02/16(Sun)


  魔法使いの弟子

図書館で借りていた創元推理文庫 、光原 百合の「遠い約束」読了。
……………榊はなんでこんなに、魔法使いみたいなステキじじいにときめくんだろう!ステキだ!ナイスじーさん!
そしていつもステキじーさんが書きたくてしょうがないのに、どうして榊が書くと我が儘なジジイになるんだろうかのう…。桐野師匠…。

ミステリとしては榊が初見で暗号が解けてしまうこのライトさ加減はいかがなものかとも思うけどさ。…そして挿絵を描いているのがミステリ繋がりで野間美由紀ってのもこてこてだと思うけどさ…(「パズルゲーム☆はいすくーる」的ミステリって、ほんとにパズルちっくであんま好みでない)
でもじじいがいかすだけでもういい!泣くかと思った!(泣いたじゃないか!)
おっと、海野弘「江戸妖かし草子」読了。さらっと読めたので、江戸シリーズは続行しようっと。

2005/02/14(Mon)


  それはいったいどんな育てられ方だったんだろう。

うちの秘書さんには、お子さんがいらっしゃる。受験生だ。
ほう、と溜息をつかれた本日の秘書さんは、お悩み中であるらしく、珈琲を飲んでる榊に向かってこう仰った。
「ねえ榊さんって、どうやって育てられたらそんなふうになったの
…………………………ど、どうだろう……。そんなふうってどんなふうだろう……。

今の職場は間違いなく理系だし、榊は研究員なんだから理系でいいんだけど、でももともと文学部だから頭文系だし、じゃあすっげえ勉強したのかっつーとなんか正月休み明けから「ドラクエ8はバウムレンに泣きました!」…とかうるせえし、朝から「すいません、昨日は○○さんお薦め深夜アニメ(※巌窟王)観ちゃって眠いんです」とかふざけやがるし、研究員のはずがウィルス駆除に奔走するし、果てにいきなり「今夜は寄席に行くから帰りますーいえー!」…などといいやがるしで、なんかもうよくわかんないんだって言われたけどすごくよく分かられるのもつまんないからいいか別に。(よくねえよ。)

2005/02/10(Tue)


  さても金額にうちひしがれるの由。

さて、あなたがオフィスにあるその機械を触った時から、その機械は上手く作動せず、以降まったくいうことをきかなくなり、しかもその機械が1000万円近かったら、あなたは青くなりますか。

………研究室にある実験機器は高価い。洒落になんない。そしてナイーブだ。
なので普段は「愛」でメンテをする榊だが、榊は根がずぼらで、「私は今持っていた精製水をどこにおいてきたんだろう。…おおっ本棚に!?」…なんてこともするから(本当にどうしてそんなことをするんでしょうねえ…)、己に過ちがないなどとはとても言えない。
ゆえにたとえば自分の実験がうまくいかず全滅しても「俺か。…くっ俺馬鹿!」…とか思っていたんだけども、以降ラボ全員失敗すれば話は別だ!たすけてえ、あんぱんまーん!!(泣)

助けてくれたのはあんぱんまんでもドラえもんでもポパイでもなく、メーカー技術者さんだった。
「部品が寿命きてますね」「…じゅみょう。寿命ってことは、私がこの子になにかをしたわけではないんでしょうか!」「……寿命です」「あ、そうですか…」
よかった。えへへ。(えへへじゃねえ!)
そうなの、えへへじゃなくて、修理が終わるまで実験進まないんだよね、はははー!…………ぐっ(頽れ)
いいけど、高価い解析機械だとどきどきするものの、たとえ部品交換っつったって100万下らない。これって国民の血税ってやつだよね……とも思うものの、税金を取られている榊の懐はちっともあったかくありません。ちえ。

2005/02/07(Mon)


  杉並区にも世田谷区にもばかって言いたいけど新宿区まで行きたくない。

近年できた榊んちの一番近い、杉並区の図書館は、なかなか雑誌閲覧スペースが綺麗で広く、二階の子供用エリアも見やすくていい図書館。ついでに住宅街に奥まっているので近所の人しか利用せず。おかげさまで年がら年中利用しているわけですが、たまに「何故これがない?」…と眉を顰めることもある。
…北村薫って超メジャーだと思うが(「街の灯」入れてよう…)。貫井徳郎もメジャーだよねえ。つか「慟哭」入ってないってどうゆうことか。
この際、スタニスワフ・レムの「虚数」が入ってないのは横に置くとしても(でも仮にもノーベル文学賞候補作くらいあってもよくないか?)「新宿少年探偵団」に至ってはシリーズの最終巻のみあるってなんなのさ!(二冊抜けちまったぜ…マッドサイエンティストはどうした、14歳のマッドサイエンティストは!)←そこかよ気になるの。

と、いうわけで久しく行かなかった次に近い世田谷区の図書館まで歩く。…あるねえ、「虚数」も。貫井も!っつーわけで小池昌代の「感光生活」まで借りて帰ってくる。……ただ惜しむらくは
新宿少年探偵団シリーズ、7作目だけ蔵書にないってことですかね。ははは。
………………ふざけんなー!!(ちゃぶ台返し)

一体どうしてシリーズの真ん中を購入しないなんてことを…どういうつもりか世田谷。そして杉並!!
あれか!?シリーズ名をちゃんと冠さない講談社が悪いわけか!? 創竜伝みたく「1〜12」…って背表紙に書けってか!…いや書くべきか…(書くべきでしょう…)←でも田中のお涼ちゃんシリーズなんかシリーズなのに別出版社から出しても揃ってるじゃねえか!(あれはひどいですね。)

新宿図書館はあんま行きたくありません。(買えよ)←おお、珍しく正しいつっこみだ。

2005/02/02(Wed)


  貴方にはおそらく私を傷つけた自覚はないのね。

それはきっと悲しくも、お褒めの言葉だったのだ。

働くタイプはおよそ二種類の人間がいる。ひとつに自分に課された仕事を自分の範疇で正しく仕上げるタイプ、もうひとつに出された仕事を出した人間のお好みに合うようこねくりまわすタイプ。
…どっちもどっちで良い悪いはあるんだろうが、どっちかっつーと榊は後者だ。ゆえ仕事のやり方は上司による。…時々私は研究員じゃなくて秘書なんじゃないかと思う(つか、研究員が仕事こねくりまわしてどうするんだ…)。
こういっちゃ、なんだが。
別段榊は自分のボスが人間的に不味くてもいっこうに構わない!あなたがはずかしー人でも私は恥ずかしくないから!!だからボスが「あんた…!」とか皆に目を剥かれてもいい!仕事もしよう!!嫌いなわけじゃない、喧嘩も売らない!でも!!
「すごい榊さん、このデータいいねー!すごいそれっぽいよねー!」
※それっぽい→改竄でも捏造でもない。立派に見えるっつーだけ。
「…ははは、そうですか。ええ、…こうするとさらにそれっぽくなりますよ」「いいね!いやあ榊さんだんだん、俺に似てきた感じー!

…………………………今私は猛烈に傷つきました。ボス。

…雇用者の思考パターンが分かった以上、雇用者のお望みに近いかたちで仕事を取りまとめてあげようとゆーのは、「やさしさ」とか称して貰えないだろうか!…いや、せめて「器用さ」でもいい!!
「かっこつけしーなんだから!じゃあ全部まとめて無駄に格好つけてやる!えいえい!(かたかた)」…とかやって、上司として不味さいっぱいの相手に似てしまう不幸。少なくとも「似てきた」と発言される不幸。切なさいっぱいだけど相手は褒めたつもりという不幸。
………でも一人で傷ついていてもつまんないので、開き直ってやると決断するまでの五分、ちょっと痛かったこの小さな胸の話。

2005/01/24(Mon)


  豪華客船の旅に出ることはないと思いますけど。

さても昨日図書館で借りてきたシロモノに目を通す。いいけど、図書館で借りる本って、その時の気分を露骨に反映するもんで、ふと借りた期間内に落ち込むと「すまないが今そんな気分では…」などと相成って、しかし期限は刻々と近付く厄介なもんである。ゆえにその気分のうちに読むのが良い。(ちなみに前回借りてた森のVシリーズは、途中で「もう誰が犯人でこのあと誰が殺されても良い!」…とかいう退廃的な気分に陥ることにより中途返却となった。すまんのう紅子ちゃん)←退廃的になったのは一緒に借りた澁澤龍彦の「都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト」…のせいではないかと…(一緒に借りるチョイスも難しいってことですね。)
そして今回のチョイス。Jay Ingram「脳のなかのワンダーランド」は科学書として楽しそうなのでまあゆっくり読むとして横に置き(置くないきなり)。…どうしてか、はやみねかおるの怪盗クイーンシリーズと田中芳樹の お涼サマシリーズだったあたりで、自分自身が猛烈に現実逃避をしている気がしてしまいます(気のせいじゃないよしてるんだよ)。

どうしてでしょう。この二冊は発行時期も違います。意図していたわけでもないのです。しかし二冊とも豪華客船でれっつごーという話でした。…私は船酔いするので、おくまんちょううじゃになっても船に乗ることはないでしょう。残念ですクイーン。
中途までの感想:怪盗はやっぱり素敵です。ちなみに榊は白を基調にした怪盗が好きです(キッドはもういい)←でも「銀翼の奇術師」は観ておくべきでした…。
そしてお涼ちゃんが可愛いかったです。

…今ふと、こんな小学生みたいな感想なら別に書かなくともいいのにという気持ちでいっぱいになりました。最近自己突っ込みを入れる榊の中の誰かが冷静すぎて困ります。

2005/01/16(Sun)


 

要するに日本語は書かないと駄目なのである。

日ごと目を通すのは英論文、日ごとキーを叩くのが病理報告、こんなていたらくじゃあいっくら小説を読んだところで指はどんどんりりかるな日本語を忘れる。大変に不味い傾向である。
文章を書いている途中の「二項目同列表記になっておりませーん!」…的脳味噌のアラームなどぶちきりたい。んなもん気にしてホモ話が書けるか馬鹿野郎!!…しかし「りりかるろまんてぃっくな病理報告」なんてどこのボスが見たいだろう。あり得ない。
「同項目並列表記のホモ」もいかんが「りりかるDNA」も不味いとなれば、あとは「榊の切り替え機能が高性能になる」以外に多分抜け道はないだろう。「りりかるもーど」と「論文モード」のスイッチを好きにできる機能だ!すてきー!

ええと、そういうわけで日記が復活しています。

2005/01/6(Thu)


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