1022 振り逃げ打者の走塁放棄について |
こんにちは。またご指導お願いいたします。 2死一塁で「振らず逃げ」をした選手が一塁到達後、二塁をうかがいました。 当然「振らず逃げ」成立ですが、投手や捕手が「見逃しで振り逃げはできない」と 文句を言いながら引き揚げたことで、打者走者も自分が勘違いしたと 恥ずかしくなってベンチに帰りかけました。 完全にファウル地域に出、かなり歩きましたが(10メートル弱) ベンチには達していません。 しかし監督やベースコーチに怒鳴られて再び走塁を再開。 このプレーの判定についてです。 まず野球規則7.08(a)(2)【原注】では、走塁放棄について 「ベースラインを離れた」「ダッグアウトに向かった」 「審判が走塁放棄と判断した」の要件でアウトになるとしています。 しかし、これは走者の規定で、振り逃げ選手は打者走者です。 また、同じ【原注】で、走者と振り逃げの打者走者は区別しろとあり、 打者走者は「ベンチに達したとき」が走塁放棄の要件となっています。 ただしこれは、一塁に達していない打者走者についてのようです。 ここで疑問に思うのは、一塁を越えた振り逃げ打者の扱いです。 規則の精神として、振り逃げ打者は気づかずにベンチに戻りかけることもあるので 走者よりは大目に扱ってやろう、という思惑が読み取れます。 となりますと、一塁を越えた振り逃げ打者を保護してやる理由はありません。 この場合、走者の方の規定が準用されると考えてよろしいのでしょうか? また、走塁放棄の規定にある「審判が走塁放棄と判断した」の要件ですが これは何をもって走塁放棄と判断するのでしょうか? 判断の基準がありましたら、ぜひお教えください。 この2点についてよろしくお願いいたします。
〔ツリー構成〕
【1022】 振り逃げ打者の走塁放棄について 2003/4/29(火)01:30 Tinker |
┣【1023】 審判員が走塁放棄と判断するタイミング 2003/4/29(火)08:30 久間(くま) |
┣【1024】 ありがとうございました。 2003/4/29(火)11:44 Tinker |
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