| 1161 原則的にインプレイです |
草審判の久間です。 例えば，遊撃手が捕球に失敗した後のゴロの 打球がそばを通過した二塁走者に触れたとし ます。この場合，原則的にその走者はアウト を宣告されません。インプレイの状態が続き ます。要するにフリーということです。 (公認野球規則 7.09ｍなど) ライナーのような地面に触れていない打球が 遊撃手のグラブに当たって進路が変わり，そ ばを通過した二塁走者に当たったとします。 そしてこの後，遊撃手がこの打球を地面に落 とす前に捕球したとします。 この場合，打者はキャッチ・アウトの宣告を 受けません。走者に触れた時点でその打球は 地面に触れたとみなすのです。 ですから打者走者をアウトにするためには， 打者走者が一塁へ到着する前に一塁に送球し なければなりません。 (同規則 5.09ｆ【原注】など) >走者に当った場合は、その走者はアウトに >なり、記録はヒットという風に覚えている >のですが・・・。 内野手に触れる前の打球に走者が当たってし まった場合の処置法としましては，原則的に は貴方のご記憶どおりで構いません。 (同規則 5.09ｄなど) 失礼致しました。
〔ツリー構成〕
※ 『クリックポイント』とは一覧上から読み始めた地点を指し、ツリー上の記事を巡回しても、その位置に戻ることができます.