1816 走者がいるときは身体を投手へ向けます |
草審判の久間です。 くまの穴をご利用いただき感謝します。 このコーナーを発表して以来,わが国の審判 技術の変更には目覚しいものがあります。 くまの穴の内容もそれらに合わせて改定して いかなければならないのですが,それらの変 更の中には,私たち草野球人が試合の合間に 行う"当番制審判"には負担が重過ぎる,難し いと思えるものもあるのです。 そのような内容の変更については,このコー ナーでは取り上げないこともあるということ はご了承ください。 現在紹介されている技術としましては,塁審 はファウルラインの外側に両足を置いて立ち ます。 走者がいないときは身体を本塁に向け,投手 の動作は目だけで追います。 走者がいないときはボークを宣告することは ないのですが,反則投球(投手板に正しく触 れない)には注意しなければなりません。 そして,投球後は打者のハーフスイングに注 意します。球審から打者がバットを振ったか 否かの問い合わせがあったときにそれに対応 するためです。 走者がいるときはファウルラインの外側に両 足を置いた状態で身体をやや投手側へ向け, 投手のけん制球に備えます。また,走者がい るときはボークの宣告を行わなければなりま せん。特に一塁と三塁の塁審は投手の動作を 横から見ることのできる位置にいます。セッ トポジション時の静止(肩が動いていないか), 両足の交差などを確認するには絶好の場所に 立っているのですから,くれぐれも見落とし のないように気を配ってください。 なお自分の受け持ち塁に走者がいない場合で も,どこかの塁に走者がいるときは一塁と三 塁の塁審は身体を投手側へ向けて彼の動作に 気をつけてください。 失礼致しました。
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