590 選手から信頼していただける審判員を目指して… |
草審判の久間です。 ご返信ありがとうございます。 > ゴルフで言うホールインワンみたいなものですね! そう! まさしくホールインワン。この場合どなたに 賞金を出せばよろしいでしょう? やはり,投球をはじいた捕手さんですよね。 > 審判さんの体とその大きい奴?の間に入った事件が > 有りました。 昔ほとんどの球審が使っていた,アウトサイドプロテクター ですね。バルーンともいいます。 貴方の際の球審さんはきちんとテイク・ワンを宣告 してくれたのでしょうか。 実は昔々私にも同一の経験があります。 身体とバルーンの間に投球がはさまったこと。 そのとき私は何と宣告したのだっけ…。 そうだ。思い出した…。 あああああ! (;O;) 過去を思い出させないで〜。 みんな私が悪いのよ〜。 > 謝罪なんて聞いた事有りません。 いやいや。規則適用の誤りについては言い訳できっこ ありません。まして今回の場合は,投球がボール袋に 入ったことを全選手が目撃したのですからね。 誤審をはっきり確信したら,謝罪するのは当然と 私は思います。それにより,この次こそ正確な判定 を行うぞという決心が生まれるのです。 選手は一生懸命プレイしているのだから,こちらは それに答えなければなりません。 威張っている審判員のお話をときどき聞きますが, 私から言わせれば審判員なんてちっとも偉くありません。 選手が球場に来てくれるから審判できるんだ。 試合をしてくれるからジャッジできるんですよ。 野球大会を企画したって,参加してくれるチームが いなけりゃ,審判員は失業ですよ。 特に私みたいな草野球審判員なんて,極端な例です。 「攻撃側審判で行うので,審判員は必要ないです」 この一言で私はお役ごめんです。 > 恐らくプレーを継続しながらでも心の中に葛藤が > 有ったのではないか?とお察し致します。 感謝感謝です。 「ああ,早く試合おわってくれぇ」 「先攻チーム,負けないでくれ」 「交通費なんていらないから,帰宅させてくれ〜」 なんて考えが次々と浮かんできました。 穴があったら入りたい。これにつきますね。 後攻チームには申し訳ないのですが,先攻チームが 勝利したとき,何回私は「よかった」を心の中で 叫んだことか。 ある特定のチームの勝利を喜ぶことは審判員には よくないことです。でも私はそのとき本当に そう思ったのでした。 おっと,誤審の被害者である先攻チームが勝ちました けれど,その後,そのチームに有利になるような判定は 決してしていませんからね。 それを行うと,誤審を重ねることになるので,自分で 自分の首を絞めるようなものです。 > これからも楽しい?お話を聞かせてください。 ええ。草審判の笑い話,投稿させていただきますので, よろしかったらお付き合いくださいませ。 今回のご返信と励ましのお言葉,感謝申し上げます。 これからも選手の皆様に信頼していただけるジャッジを 心がけます。 失礼致しました。
〔ツリー構成〕
【587】 テイク・ワンが言えませんでした−草審判の誤審− 2002/9/22(日)07:58 久間(くま) |
┣【589】 re(1):テイク・ワンが言えませんでした−草審判の誤審− 2002/9/23(月)10:33 生涯1捕手 |
┣【590】 選手から信頼していただける審判員を目指して… 2002/9/23(月)11:57 久間(くま) |
┣【618】 当事者チームのメンバーです! 2002/10/1(火)16:55 berger |
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