659 指名打者(DH)の決まりごと |
草審判の久間です。 指名打者制度につきましては 軟式野球においては現在採用されて いません。 ソフトボールでは古くから認められて いる規則です。 草野球では「DH」と称して,10番以上の 打者を採用する機会が多いのですが, いわゆる「全員打ち」とはまったく別個 の規則です。 公認野球規則に記載されている指名打者制 について,ご質問に沿って述べさせて いただきます。 指名打者は必ず投手に代わって打撃を行 わなければなりません。 捕手や右翼手に対して指名打者を設ける ことはできません。 ソフトボールではどの守備位置の選手に 対しても指名打者を採用することが認め られています。 投手が投手以外の守備位置についたときは 指名打者は消滅することになります。 投手は指名打者の打順を受け継ぐのです。 指名打者も守備につくことは許されています。 守備についた指名打者の打順は変わりません。 この場合,指名打者の役割は消滅し,投手も それ以降打撃を行うことになりますが, 投手の打順は指名打者と交代してダッグアウトに 退いた選手の打順を受け継ぐことになります。 なお,守備についている選手が指名打者になる ことはできません。 失礼致しました。
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