草審判の久間です。

野手に触れた打球がフェアであるか
ファウルボールであるかの決定は，野手が
最初に打球に触れた場所によって行われます。
打球に触れた野手の立っている場所は
問題ではありません。
野手の両足がフェア地域にあっても，打球
に触れたグラブがファウル地域にあった
ときはファウルボールです。
その逆で，野手がファウル地域に立って
いても，フェア地域で打球に触れたときは
フェアの宣告が行われます。

ご質問のケースでは，捕手のミットが飛球に
触れた場所はファウル地域であった様子です。
飛球がミットからこぼれてその後フェア地域で
静止しても，打球に最初に触れた場所が
ファウル地域であったという理由でファウル
ボールが宣告されます。

打球が手やグラブに触れるのは瞬間のこと
がありますので，判定に当たって審判員は細心の
注意が必要と言えるでしょう。

失礼致しました。

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【662】 久間さん教えてください。 2002/10/15(火)12:07 RS3

┣【663】 打球がミットに触れた場所が問題です 2002/10/15(火)13:13 久間(くま) ≪

┣【666】 re(1):打球がミットに触れた場所が問題です 2002/10/15(火)16:01 RS3