| 1819 もうすっかり「ノーボイス」は定着しました |
草審判の久間です。 くまの穴を隅々までお読みくださっているご 様子，誠に感謝します。 私がくまの穴の中でフェアの宣告の仕方につ いて記述したころは，「ノーボイス」が紹介 されてまだ浅いころでした。 よってフェアの宣告はジェスチュアだけで行 い，発声はしない(ノーボイス)と変更になっ た事実を知らないでいる草野球チームも多か ったのです。 事情を知らないチームの場合，審判員が無声 でフェアの宣告を行ったとき，審判員が何も 言わないのだからボールデッドでファウルな んだと勝手に判定を解釈することもありまし た。 私の場合など，無声でフェア地域を指差すこ とによってフェアを宣告したのに，守備側は ファウル，攻撃側も今の打球はファウルと信 じ込んで試合がそこでストップしたというこ とを経験しました。 こんなこともありまして，私の先輩の審判員 から助言をもらい，"何が何でもノーボ イス"という書き方をくまの穴では避けたの でした。 しかし年月が過ぎ，フェアの宣告は無声でジ ェスチュアのみで行うということが広く知ら れるようになりました。 ですので，私も今では「フェアの宣告は必ず ノーボイスで行う」と皆さまに堂々とお伝え できるかと思っております。 ご質問ありがとうございました。
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