1934 通常成り行きに任されます |
草審判の久間です。 守備妨害かもしくは走塁妨害か。審判員も判 断に迷うところです。 打球を処理しようとしている野手と走者(打 者走者)との絡みでしたら守備優先です。 けれどもご質問の例は,送球を処理しようと している野手と打者走者との関係になります。 一塁手は送球を捕ろうと一生懸命。打者走者 は一塁に触塁しようと一生懸命。 これは野手と走者のどちらかに故意の妨害が ない限り成り行きに任されるケースと言える でしょう。 送球が逸れて一塁手が打者走者の走路に立ち はだかったが,結局送球は一塁手を通過して 転がっていってしまった。その後も一塁手は その場に立っていたため,打者走者は一塁の 触塁の妨げとなった。 このような場合は走塁妨害です。送球の処理 に失敗してしまった野手はもはや送球を処理 している最中とは言えません。野手はすぐさ ま打者走者のために走路を空けなければなら ないのです。 失礼致しました。
〔ツリー構成〕
【1933】 守備優先だから走塁妨害にならない? 2003/10/3(金)13:13 ソリマティ |
┣【1934】 通常成り行きに任されます 2003/10/3(金)14:36 久間(くま) |
┣【1953】 ありがとうございました 2003/10/7(火)23:11 ソリマティ |
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