ハーフスィングに関しては無いです。
　規則上の話で言えば「監督」または「捕手」と有りますので、攻撃側
にはないと考えるのが妥当だと思います。
　じゃあ、この時の「監督」や「捕手」は攻撃側の「監督」や「捕手」
には無いのかと考えると、規則上には明確に記載されていませんが、自
ら不利な裁定を申告する事はないとすれば、攻撃側の「監督」や「捕手」
にはアピール権はないと考えます。
　もし、攻撃側が行うとしたら「抗議」になるのではないかと思います
が、そうなるとストライク、ボールに対する抗議になるので、九・〇二
ａ【原注】が適用されることとなり、後味の悪い試合になることと思い
ます。
　ですが、主審が攻撃側の「抗議」を受け入れてリクエストをアピール
しているのですから、九・〇二ｂ、九・〇二ｃをそのまま適用して、ス
ィング、ノースィングの判定をしてもよろしかったのではないかと思い
ます。
　この時は、打者がハーフスィングをしたかしないかではなく、ハーフ
スィングの適用に関しての裁定に対する相談と考えれば、新米審判さん
がハーフスィングの裁定の仕方に対して変更を求めたり、意義を申し立
てたりしても、何ら問題ないと考えます。

　こんなところで如何でしょうか。

〔ツリー構成〕

【277】 そんなことこっちに振らないで! 2002/5/28(火)13:11 新米審判 ≪

┣【279】 re(1):攻撃側のアピール権 2002/5/28(火)20:15 伊勢　美剣

┣【280】 規則は守らなきゃ… 2002/5/28(火)20:23 久間(くま)