31 走塁妨害に気をつけて |
草審判の久間です。 結論から先に申し上げまして, 本塁だけではなく,すべての塁で 野手はいわゆるブロックを行うことが できます。 注意していただきたいのは,野手はボールを 持っていないときは走者の走路をふさぐ 権利がないということです。 野手が走路をブロックして走者の進塁を 食い止めることができるのは, @実際にボールを保持しているとき A送球をまさに捕球しようとしているとき B送球が直接野手に向かってきていて,この送球を 受け止めるためにふさわしい位置をしめなければ ならなくなったとき 以上の状態のときに限られます。 野手がまさにこの状態にあったか否かは 審判員の判断に任されます。 送球捕球時の走塁妨害については各アマチュア 野球団体でもかなりきびしく判定される傾向 にあるようです。 野手(特に捕手)のブロックの仕方次第では積極的に 走塁妨害を宣告するような取り決めをしている団体 もあるようです。 せっかく美技を決めたと思ったのに,審判員から 野手による妨害を宣告されては実に悔いが残ります。 走者との接触による怪我には十二分にご注意 くださって,ハッスルプレイに努めてください。 失礼致しました。
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【30】 走塁妨害か正当なブロックか? 2001/12/15(土)10:34 突放禁止 |
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