388 やがて軟式野球も「ボールワン・ストライクツー」 |
草審判の久間です。 わが国の軟式野球では打者のボールカウントを 明示するとき,ストライクカウントを先に 示してその後にボールカウントを告げます。 米国に合わせて軟式野球でもボールカウントを 先に示そうか…という検討も全日本軟式野球連盟 ではされたようですが,馴染みがないという ことで今日現在その採用は見送られています。 しかし,日本高等学校野球連盟では選手が国際 大会へ出場することを考慮に入れて,国内の 試合でも諸外国と同じようにストライクカウントを 後に示すようにしています。 その際の方法ですが,例えばストライク二つにボール 一つを「ワン・ツー」と発音すると選手がワン ストライク・ツーボールと勘違いするかもしれません ので,「ボールワン・ストライクツー」と省略しないで 告げることが必要です。 将来この米国流が国内にもしっかり根を下ろすことに なりますと省略した「ワン・ツー」が当然となること でしょう。 そのときは軟式野球でも米国流にカウントの明示を 実施することになると思います。 明治神宮外苑審判協会はその審判技術を米国から 取り入れていますので,ボールカウントの明示も 米国流であることはうなづけます。 日本の野球界も選手や審判員が国際大会で活躍 しやすいように,国際標準とされる米国式審判技術 を少しずつ導入しています。 わが国の審判法が米国式で統一される日もさほど 遠い未来のお話とは思えません。 どうぞ今からアメリカンスタイルに少しずつ慣れて いってください。 失礼致しました。
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【387】 アメリカ式にボールを先にカウントする審判! 2002/7/15(月)14:16 福本世界一 |
┣【388】 やがて軟式野球も「ボールワン・ストライクツー」 2002/7/15(月)15:12 久間(くま) |
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┣【400】 日本の審判技術が国際標準に到達する日 2002/7/16(火)09:05 久間(くま) |
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