54 ひさしを後ろにしていると注意を受けるでしょう |
草審判の久間です。 練習試合では特に問題視されませんでしょうし, 私設リーグの試合につきましても,試合規定等で 定めがない限りは,帽子のかぶり方について是正を 求められることはまずないであろうと思われます。 ただ,マナーに関する問題として,「帽子は正しくかぶれ」 とリーグ管理者など,指導される方はおられるかも しれません。 ですので,ここでは全日本軟式野球連盟の公式戦に おいて…ということでお話させていただきます。 全軟連の大会規定などでは,帽子はチーム全員同色,同形, 同意匠のものを着用しなければならない と明文化 されているだけで,その着用の仕方については 規定されておりません。 では,帽子のひさしの部分を後ろにして試合に挑んでも よいのか,となりますと,それはユニフォームを正しく 着用していないと判断されて,捕手以外の選手はひさしを 前に向けるように改善を求められることになります。 野手が打球の処理の妨げになるなどの理由で,プレイ中に 脱帽することについては問題はありません。 ですから安心して帽子をはずして打球を追いかけてください。 ただし,脱帽した帽子が走者の走塁の妨げにならないように だけは注意してください。 帽子を踏みつけるなどして走者がつまづいたり転倒することに なりますと,走塁妨害となってしまいます。 失礼致しました。
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