8027 投球当時の占有塁問題 |
「投球当時の占有塁」がどこであるかを論ずることは、野球規則の様々なところに影響します。 とりあえず思いつく限り列記してみたのですが、まだまだありそうな気がします。 これらのことが、オン・ザ・ラバーから、「投球動作を起こしたとき」に変わるわけで、大きな改正になりますね。 投球当時の占有塁への帰塁(7章補足を参考に) ・ファウルボールのとき ・反則打球があったとき ・投球が打者に触れたとき(死球とは限らない) ・故意落球があったとき ・フェアボールが内野で、投手を含む内野手に触れるか、投手を除く内野手を通過する前に走者や審判員に触れたとき ・打球の処理(内野手の最初の守備)に対しての守備妨害があったとき ・飛球が捕らえられて、リタッチの義務が発生したとき(ボールインプレイ!) 4.投球当時の占有塁から安全進塁権を与える場合 ・投球が捕手や球審のマスクにはまって止まったとき ・投球がボールデッドとなる箇所に入ったとき ・いわゆる、エンタイトル二塁打のとき 送球が野手の手を離れたときの占有塁 (=帰塁義務のある塁=投球当時の占有塁)から安全進塁権を与える場合 ・飛球がとらえられた後、走者が帰塁義務のある塁へ戻ろうとしているときに、 野手の送球がボールデッドとなる箇所に入ったとき (帰塁義務のある塁まで正規の逆走を行って帰塁をしてから、2個の安全進塁権を行使する)
〔ツリー構成〕
【8027】 投球当時の占有塁問題 2015/7/22(水)23:57 沼 |
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