かなり出遅れ気味ですが、あえてSPコーチさんと違う視点でコメントしてみます。

> 無死三塁で打球はライン上（フェア）のゴロの打球。三塁走者は本塁へ。
> この打球を捕球した一塁手と打者走者がライン上でぶつかりそうになりましたが、
> 打者走者がスピードを緩めたためお互い軽く接触した感じでした。

無死三塁から、守備側はこの状況で併殺をねらいにいったのでしょうか。
併殺を明らかに阻止しようとした守備妨害に対して、7.09(g)は適用するものです。

この状況から考えられる併殺となると・・・

一塁手が打者走者を避けながら、フェアテリトリで捕球して本塁に送球。
捕手が三塁走者に触球したあと一塁に転送して併殺。（３−２−４）

かなり難しいです。学童であることを考えるとなおさら、できただろうかと思ってしまいます。


今回の球審の処置が7.09(g)を適用したものだとして、行われた併殺は

一塁手がフェアテリトリで捕球して、付近を走っている打者走者に触球し、
その後本塁に転送して、捕手と三塁走者のタッグプレイで併殺。（３−３−２）

ということになります。３−２−４よりもさらに難しいプレイです。

当該審判員の判定を尊重すべきと思いますが、
本件に対して妥当な処置だったかどうか、悩むところです。


私だったら7.08(b)の適用で、
打者走者に守備妨害を宣告して、打者走者のみをアウト、
ボールデッドにして三塁走者を三塁に戻し、一死三塁で再開という処置を執るかなぁ、と考えます。

〔ツリー構成〕

【7974】 守備妨害？ 2015/3/14(土)19:28 智樹

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